個人用ツール
User menu
Microsoft Store (}CN\tgXgA)

スマート留守電

提供: きまぐれ手記

移動先: 案内, 検索

スマート留守電という留守番電話サービスを試してみた。

概要

ソースネクストが2016年5月に始めた留守番電話サービス。音声を自動認識で文字にするのが特徴。

Android または iOS の専用アプリが必要で、月々料金(Android版は月額310円、iOS版は月額360円)がかかる。Google play store、iTunes store を通じて毎月自動的に支払う(Android版はクレジットカードかキャリア決済が必要)。

留守電は専用アプリを入れた端末にプッシュ通知される。また、留守電メッセージ(自動で起こされた文字と音声の添付ファイル)を E-mailで受け取ることもできる。ただし、利用開始や設定変更にはアプリが必要。

Google play や iTunes store で使っているアカウントが同じであれば、アプリは複数の端末にインストールして同時に通知を受けられる。

使用感

定期購入の手続きを済ませると、この画面に。自分に割り当てられた専用電話番号と、今使っている携帯電話からの転送設定の方法が案内される。
着信があると専用アプリにプッシュ配信され、通知領域にも表示される。
アプリを開くと自動認識されたメッセージを見られる。誤認識が多い(例:申しまして→思ってまして、書店です→ステンレス、など)が、話の流れ(注文した本が入荷したこと)は判る。

フュージョン基盤の050番号が割り当てられる

アプリで支払いをし、利用手続きをすると、専用の050番号が1つ割り当てられる。

利用者は、普段使っている電話の操作をし、その050番号に転送されるように設定しておく。

筆者に割り当てられた050番号は、フュージョン(楽天コミュニケーションズ)の番号だった(※)。よって、FUSION IP-Phone SMARTLaLa Call から転送すると通話料がかからない。

ただし、運営会社はどこの番号を割り当てるとは公表していないので、告知なく変更されるかもしれない。

※どこの番号かは、番号取得後に総務省の公開資料を見れば判る。

現在利用中の電話の転送サービスを確認しておく

「スマート留守電」の利用料とは別途に、現在利用している電話からの転送料がかかる。

固定電話の着信転送サービスは有料(NTT東日本で住宅向け契約の場合は月額540円)のオプションサービスだが、PHS・携帯電話の転送サービスは無料(転送先への通話料は別途かかる)の標準サービスが多い。

PHS・携帯電話では、以前の通話パック的な物では転送通話料が含まれることが多かったが、今流行りの短時間かけ放題プランでは転送通話が除外される(高額な通話料が定価で発生)場合が多いので、通話が多い人は要注意。

050IP電話サービスの中では、FUSION IP-Phone SMARTLaLa Call は着信転送に対応しているが、050plus は対応していないよう。

そもそも着信転送サービスが提供されていない電話契約では、本サービスを利用できない。

音声認識の精度には難あり

着信があるとすぐ(早くて数秒後くらい)にプッシュ通知されてくる。

筆者の発音が悪いのかもしれないが、「お世話になります」が「俺と」になる、「ポスター」が「ポスト」になるなど、誤認識は多い。

とはいえ、東京など一部の地名はよく認識されるようだし、とりあえず急ぎかそうでないか判ればいい場合も多いので、使いようによっては良いかもしれないと思う。

課金する前に、自分の声で自動認識を試すことが出来るようになっているが、このサービスがどれだけ使えるかは、実際に使ってみないと(いろんな人の声がどの程度認識されるのか、相手の番号から会社名等への逆引きがどの程度機能するのか、このガイダンスで相手がメッセージを残してくれるか、等)分からないと思う。

とりあえず1ヶ月使ってみて、あまり必要ないと思えば解約しようかと思っている。

細かい所で使いづらい

専用番号につながるとすぐに「スマート留守電に接続します」というガイダンスが流れる。 通信分野に詳しい人には良いが、そうでない一般の人には、妙な所につながったと不審がられて切られるのではという心配もある。普通に「留守番電話サービスに接続します」でいいのにと思う。

応答ガイダンスは 「スマート留守電に接続します」 「発信音の後にメッセージを録音してください」 で固定。短いのは良いが、変更できないのは残念。

定期購入なので、Google play の残高があっても使えず、クレジットカードまたはキャリア決済が必要iOS版(iPhone) では iTunes Card の残高が使えるようだが。

まだ始まって間もないサービスということもあってか、運営会社のホームページにはあまり詳しいことが書かれておらず、情報不足感が否めない。 とりあえず試してみて、使えなかったら1月で解約するという感じだろうか。

解約の仕方も不詳だが、Google play store アプリまたは Google play のホームページから定期購入をキャンセルすることはできる。

宣伝メールがうるさい

利用開始後、ソースネクストのアカウントを作成するように促される。 E-mail通知や複数端末での利用などにはこのアカウント作成が必須だと言われ、渋々登録したが、その数日後から毎日複数の宣伝メールが届くようになった。

https://www.sourcenext.com/sc/mailnews/mailaddr_form このフォームにメールアドレスを入力して、全てを解除することで、宣伝メール が来なくなる(一部のみ解除しても引き続き宣伝メールが来続ける)。

余談:便利な050留守電サービス

筆者の自宅および事務所では、固定電話は早々にFAX専用にしてしまい、別途050電話サービスを複数契約して使っている。E-mailで着信通知が来て、どこでも留守電を聞けるのが便利だが、外出や会議が続くと留守電を聞いてメモを取るという行為そのものが難しいことがままあり、つい先送りにしがちになっていた(もっとも日頃からお世話になっている皆さんはそれをよくご承知なので、最初からメールで連絡して頂けることが多いのだが)。

050plusFUSION IP-Phone SMART などの留守番電話サービスも大変便利で、着信通知がE-mailで来て、しかも発信元電話番号が分かるので、相手が固定電話ならば電話番号をぐぐれば大抵発信元が分かる。その時点で担当者に折り返し電話を依頼することができる。筆者が固定電話をIP電話に切り替えたのは、こうした便利な留守電サービスが標準で使えたからこそ。

今回の「スマート留守電」サービスは、音声認識の精度はあまり期待できそうに無いが、着信のE-mail通知やその番号表示もあるので、便利な留守電サービス+上記のうち電話番号をぐぐる所まで同サービスで代替できそうだ。留守電のためだけに 050plus を契約しているような人には、良いサービスかもしれない。

参考

  • 最終更新日:2016年6月21日 (火)


» Favorites

» @kimagurenote