305ZT

提供: きまぐれ手記 Kimagurenote
2015年10月31日 (土) 01:42時点におけるCory (トーク | 投稿記録)による版 (伝送量上限(いわゆる速度制限)問題: Y!mobileの「Pocket WiFiプラン2」、通信制限が「3日で3GB」に(ケータイWatch))
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Y!mobileから発売されているデータ通信用端末。いわゆるモバイルルータ(Wi-Fiルータ)。ZTE製、2014年秋モデル。非公式SIMロック解除に対応したことで、中古(白ロム)の利用価値が幾分高まった。

SoftBankからも同系機 303ZT が発売されているが、本稿では305ZT(Y!mobile版)について記す。

ちなみに本稿執筆時点の中古(いわゆる白ロム)価格相場は5千円台からのよう(筆者は4千円以下で買ったが、その後値上がりしたのだろうか?)。

仕様

細かいことは公式情報を見てもらうとして…

  • 携帯用には大きくて重い。
  • SIMロック。しかもワイモバイル(旧イーモバイル)の Pocket Wi-Fi 契約のUSIMしか使えない(同社のスマートフォン向け契約やシェアプランのUSIMですら、そのままでは使えない)。

など、見るからに非常に使いづらそうな(実際に使いづらい)端末。 普段FS010Wを使っている筆者から見ると、少なくとも携帯用には辛いよね。

しかし「DC-Unlocker」が対応したことで、少しは利用価値が出てきたようだ…

通信方式

の3方式に対応。画面には、

  • FD-LTE = 「Y!mobile LTE」
  • AXGP (TD-LTE) = 「Y!mobile 4G」

と表示される。

AXGP に加え、FD-LTE band 1, 3, 8 の主要国際バンドに対応しているのが利点。ただしSIMロックorz

SIMロック解除

SIMロック解除することで au 4G LTE + WiMAX2+ でも使うことができる。ただしauのSIMを入れると起動後に電波を掴むまでにやたら時間がかかるなど、SIMフリー端末としての使い勝手はあまり良くない。(海外SIMでの挙動は未確認。)

ドコモ網で使うのならば他にもたくさん選択肢があるし、au網で使う目的ならば素直に HWD14 などを買った方が良いと思うが、本機は WiMAX 2+ のキャリアアグリゲーション(CA)に対応しているらしく(筆者は試していない)、それで注目を集めたようだ。

筆者はSIMロック解除後にY!mobileのシェアプランSIMで使っているが、その場合は電波を掴むまで時間がかかる不具合はなく、ほぼ本来の仕様通りに快適に使える。

DC-Unlocker

SIMロック解除時の注意点として、

  • Windowsパソコンが必要。
  • 「DC-Unlocker」でロック解除するには費用(2015年9月現在、1台のみ解除する場合で 7クレジット=7ユーロ≒約1000円)がかかる。
  • ZTEの他機種用モデムドライバを用意し、本機をUSB接続で認識させないといけない。

最後のがちょっと面倒かもしれない。

詳しくは#参考リンク先に解説があるので、そちらを参照されたい。

(筆者は未確認だが、ソフトバンクの303ZTも同様にSIMロック解除できたという報告があるようだ。)

APN設定

Y!mobileのシェアプランで使う場合に設定すべき項目は、これと同様。設定箇所が2つあるが、両方に同じ値を設定しておけば良い。

au網で使う場合は、契約に応じたAPN設定が必要。mineoの場合は公式の解説にある通りだが、au直接契約の場合のAPN設定は自分の契約に合った物を探す必要がある。

ファームウェア

筆者はソフトウェアバージョン 1.3.4 で使っていて特に不具合は無かった(au網を掴みづらい件を除く)が、1.4.3 へのアップデートを適用してみた。その後も、SIMロック解除は有効のようだ。

1.4.3 にしてから、なぜか電話番号が表示されなくなったが、通信は出来ている。見て分かる変更点は、アドバンスモード(AXGP固定)で通信できるようになったくらい。従来(標準モード)では自動で状態の良い電波に切り替わるので、普通の用途には固定をする必要は無いと思うが…

モバイルネットワークでソフトウェア更新をするためには、Pocket Wi-Fi 契約の回線(USIM)が必要。無い場合は、本機の「インターネットWi-Fi」機能を使って他の無線LANに接続すると、更新できるようになる。


伝送量上限(いわゆる速度制限)問題

Yahoo!では「月間データ容量上限なし!」と謳って販売しているが、実際には3日間で1GBまでという制限があり、つまり毎日333MBずつきっちり使ったとしても30日で10GBが上限になるので、「上限なし」ではない。 同社は騙される方が悪いと考えているのかもしれないが、たしかに胡散臭い売り方だなと思える。

これは端末機とは本来関係のない話だが、この「Yahoo! Wi-Fi 4G/LTEデータプランL」(名称は様々あるようだが)を使うための端末として 305ZT がばら撒かれているので、プランと端末を混同した記述が散見されるようだ。

また、このプランの使い勝手の悪さに解約した人が多く、使い道を失った本機が中古市場に安く出回っているという構造のようだ…

2015年10月30日、この3日間1GB制限が、一部プランで3日間3GBに変更されたようだ。この場合は30日で30GBが上限になるのでやはり「上限なし」と呼ぶのは不適切だろうが、幾分マシになるかもしれない。

参考リンク