「ESIM」の版間の差分

提供: きまぐれ手記 Kimagurenote
移動先: 案内検索
(ty)
(ln)
(同じ利用者による、間の1版が非表示)
1行目: 1行目:
 
[[Image:IIJmio_eSIMbeta_iPhone11_networkname.jpg|thumb|right|IIJmio eSIM ベータ版 を [[iPhone 11]] で利用]]
 
[[Image:IIJmio_eSIMbeta_iPhone11_networkname.jpg|thumb|right|IIJmio eSIM ベータ版 を [[iPhone 11]] で利用]]
{{小文字}}'''eSIM'''(イーシム)は、'''Embedded-SIM'''(エンベデッド シム)の略称。つまり[[w:SIMカード|SIMカード]]の[[w:組み込みシステム|組込]]版。本稿では Ubigi や IIJmio の [[iPhone 11]](iPhone XS/XS Max/XR, 11 Pro/Pro Max でも同様)での使い方を解説。
+
{{小文字}}'''eSIM'''(イーシム)は、'''Embedded-SIM'''(エンベデッド シム)の略称。つまり[[w:SIMカード|SIMカード]]の[[w:組み込みシステム|組込]]版。本稿では [[#Ubigi|Ubigi]] [[#IIJmio eSIMプラン ベータ版|IIJmio]] の [[iPhone 11]](iPhone XS/XS Max/XR, 11 Pro/Pro Max でも同様)での使い方を解説。
  
 
==概要==
 
==概要==
 
eSIMは契約情報を[[w:en:Over-the-air programming|OTA]](モバイルネットワーク経由)で書き込む仕組みになっており、物理的なSIMカードの差し替えが不要になることから、主にSIMカードの差し替え等の手間をかけづらい[[w:マシンツーマシン|M2M]]等の用途で使われてきた。
 
eSIMは契約情報を[[w:en:Over-the-air programming|OTA]](モバイルネットワーク経由)で書き込む仕組みになっており、物理的なSIMカードの差し替えが不要になることから、主にSIMカードの差し替え等の手間をかけづらい[[w:マシンツーマシン|M2M]]等の用途で使われてきた。
  
同様の仕組みは、例えば[[w:ウィルコム|DDIポケット(後のWILLCOM)]]が[[PHS]](2G)向けに開発した「[[PHS#AIR発番|AIR発番]]」や、[https://www.uqwimax.jp/wimax/support/procedure/2nd_personal/ UQ WiMAX](現在使われている WiMAX2+ よりも前の規格)などでも実用化されていた。
+
同様の仕組みは、例えば[[w:ウィルコム|DDIポケット(後のWILLCOM)]]が[[PHS]](2G)向けに開発した「[[PHS#AIR発番|AIR発番]]」や、[https://www.uqwimax.jp/wimax/support/procedure/2nd_personal/ UQ WiMAX](現在使われている WiMAX2+ よりも前の規格)などでも実用化されていた。また、[[w:アップル (企業)|Apple]] は iPad 向けに独自の「[https://www.apple.com/jp/ipad/cellular/ Apple SIM]」を提供していたが、いずれも独自規格で、自社内の利用に閉じていた。
また、[[w:アップル (企業)|Apple]] は iPad 向けに独自の「[https://www.apple.com/jp/ipad/cellular/ Apple SIM]」を提供していた。
 
  
現在主流の3G([[w:W-CDMA|W-CDMA]])・4G([[w:Long_Term_Evolution|LTE]])向けには、民間の標準化団体[https://www.gsma.com/esim/ GSMA]が2013年12月に[https://www.gsma.com/connectedliving/wp-content/uploads/2014/01/1.-GSMA-Embedded-SIM-Remote-Provisioning-Architecture-Version-1.1.pdf 標準仕様]を策定した。
+
現在主流の3G([[w:W-CDMA|W-CDMA]])・4G([[w:Long_Term_Evolution|LTE]])向けには、民間の標準化団体[https://www.gsma.com/esim/ GSMA]が2013年12月に[https://www.gsma.com/connectedliving/wp-content/uploads/2014/01/1.-GSMA-Embedded-SIM-Remote-Provisioning-Architecture-Version-1.1.pdf 標準仕様]を策定し、OSやキャリアをまたいだ利用が可能になった。
  
 
以下本稿では、GSMA仕様に準拠する物のうち、4G[[w:スマートフォン|スマートフォン]]や[[w:ノートパソコン|ノートパソコン]]などの民生機器で使われる物を扱う。
 
以下本稿では、GSMA仕様に準拠する物のうち、4G[[w:スマートフォン|スマートフォン]]や[[w:ノートパソコン|ノートパソコン]]などの民生機器で使われる物を扱う。
28行目: 27行目:
 
===eSIM対応サービス===
 
===eSIM対応サービス===
 
(2019年 9月現在、個人で、日本国内で使える主なもの)
 
(2019年 9月現在、個人で、日本国内で使える主なもの)
*[[#IIJmio eSIMプラン ベータ版|IIJmio eSIMプラン ベータ版]] - 以下本稿で解説
+
*[[#IIJmio eSIMプラン ベータ版|IIJmio eSIMプラン ベータ版]] - [[MVNO]]大手のIIJmioが提供するeSIMサービス。現状、国内のキャリアでは唯一。初期費用がかかり、月額プランのみで、データ専用(通話・SMS不可)なので、副回線向け。本稿で詳説。
 +
*[[#Ubigi|Ubigi]] - フランスTransatelが提供する国際ローミングプラン。日本向けは1日500MBまでで4ドル。支払いはクレジットカード(VISA/Master)かPayPal。日本国内のローミング先はau網になる。[https://www.au.com/mobile/area/4glte/800mhz/oze-national-park/ auしか使えない尾瀬]などで一時的に使いたいときや、ちょっとeSIMを試してみたいだけならばお得。本稿で詳説。
 
*[https://apps.apple.com/jp/app/gigsky-global-mobile-data/id590458648?at=10lrwk&mt=8 GigSky] - 世界中で使えるローミングプラン。日本は Asia Pacific エリアに含まれており、1日800MBまでで1,200円、15日1GBまでで2,400円など。専用アプリから購入する。支払いはクレジットカードかPayPal。エリア内で周遊しながら使えるので、海外旅行に最適。
 
*[https://apps.apple.com/jp/app/gigsky-global-mobile-data/id590458648?at=10lrwk&mt=8 GigSky] - 世界中で使えるローミングプラン。日本は Asia Pacific エリアに含まれており、1日800MBまでで1,200円、15日1GBまでで2,400円など。専用アプリから購入する。支払いはクレジットカードかPayPal。エリア内で周遊しながら使えるので、海外旅行に最適。
*[https://apps.apple.com/jp/app/ubigi/id1375857674?at=10lrwk&mt=8 Ubigi] - フランスTransatelが提供する国際ローミングプラン。日本向けは1日500MBまでで4ドル。支払いはクレジットカード(VISA/Master)かPayPal。日本国内のローミング先はau網になる。[https://www.au.com/mobile/area/4glte/800mhz/oze-national-park/ auしか使えない尾瀬]などで一時的に使いたいときや、ちょっとeSIMを試してみたいだけならばお得。
 
  
 
国内で継続的に使うなら IIJmio が安いが、一時的に使ってみたいなら Ubigi や GigSky が良い。いずれもデータ通信プランのみの提供で、通話は付帯しない(050番号を使うIP電話アプリ等は使えるが)。
 
国内で継続的に使うなら IIJmio が安いが、一時的に使ってみたいなら Ubigi や GigSky が良い。いずれもデータ通信プランのみの提供で、通話は付帯しない(050番号を使うIP電話アプリ等は使えるが)。
68行目: 67行目:
 
#数分から15分程度でメールが届くので、届いたメールを'''iPhone以外で'''開く。QRコードが表示されていれば、次の手順へ。<br />メール本文にHTMLが表示される場合は、本文全文をコピーしてテキストエディタ(Windowsの「メモ帳」でも可)に貼り付け、拡張子を.htmlに、文字コードをUTF-8にして保存してから、Webブラウザで開いて、QRコードが表示されればOK。<br />QRコードを表示できないときは、[https://cellulardata.ubigi.com/ja/faq/ FAQ]に書かれている「iOS端末でQRコードの代わりにアクティベーションコードを使用してインストールする方法」を試してみる。
 
#数分から15分程度でメールが届くので、届いたメールを'''iPhone以外で'''開く。QRコードが表示されていれば、次の手順へ。<br />メール本文にHTMLが表示される場合は、本文全文をコピーしてテキストエディタ(Windowsの「メモ帳」でも可)に貼り付け、拡張子を.htmlに、文字コードをUTF-8にして保存してから、Webブラウザで開いて、QRコードが表示されればOK。<br />QRコードを表示できないときは、[https://cellulardata.ubigi.com/ja/faq/ FAQ]に書かれている「iOS端末でQRコードの代わりにアクティベーションコードを使用してインストールする方法」を試してみる。
 
#Ubigiを日本で使うときは国際ローミング扱いになるので、iPhone 11 の【設定→モバイル通信→'''データローミング'''】をONにしておく必要がある('''右図''')
 
#Ubigiを日本で使うときは国際ローミング扱いになるので、iPhone 11 の【設定→モバイル通信→'''データローミング'''】をONにしておく必要がある('''右図''')
#【設定→モバイル通信→'''モバイル通信プランを追加'''】を開き、QRコードを読み取る
+
#【設定→モバイル通信→'''モバイル通信プランを追加'''】を開き、QRコードを読み取る。→[[:Image:Ubigi_iPhone11_ICCID.jpg|参考イメージ]]
 
#以降の手順はIIJmioと同様。画面の指示に従いeSIMへのインストールを完了させる。
 
#以降の手順はIIJmioと同様。画面の指示に従いeSIMへのインストールを完了させる。
 
#【設定→モバイル通信→'''モバイル通信プラン'''】からUbigiを選んで「この回線をオンにする」をONにする。<br />アンテナピクトは立たないが、キャリア名にUbigiと表示されていれば、以降の手順に進む。
 
#【設定→モバイル通信→'''モバイル通信プラン'''】からUbigiを選んで「この回線をオンにする」をONにする。<br />アンテナピクトは立たないが、キャリア名にUbigiと表示されていれば、以降の手順に進む。
80行目: 79行目:
  
 
====使用感など====
 
====使用感など====
実効伝送レート(いわゆる速度)やRTT(遅延)にはあまり期待しない方が良さそう。海外ローミング扱いで、Ubigiの場合は一旦フランスを経由することになるので、まあ仕方ない。旅行など1日単位でも気軽に使える非常用と割り切ればまあ良いのでは。
+
実効伝送レート(いわゆる速度)やRTT(遅延)にはあまり期待しない方が良さそう。海外ローミング扱いで、Ubigiの場合は一旦[[w:フランス|フランス]]を経由することになるので、まあ仕方ない。旅行など1日単位でも気軽に使える非常用と割り切ればまあ良いのでは。
  
 
他のeSIMプラン([[#IIJmio eSIMプラン ベータ版|IIJmio]]など)も使っているときは、「'''モバイル通信プラン'''」を切り替えて使うことができる。'''他の「モバイル通信プラン」を誤って削除しないように'''注意しよう。
 
他のeSIMプラン([[#IIJmio eSIMプラン ベータ版|IIJmio]]など)も使っているときは、「'''モバイル通信プラン'''」を切り替えて使うことができる。'''他の「モバイル通信プラン」を誤って削除しないように'''注意しよう。
148行目: 147行目:
  
 
[[iPhone 11]] はドコモの全バンドに対応しているし、[https://www.nttdocomo.co.jp/area/premium_4g/index.html 下り理論値最大 844Mbps の PREMIUM 4G]に対応。[[#Ubigi|海外キャリアの国際ローミング]]と違って国内[[w:インターネットエクスチェンジ|IX]]に接続しているので遅延も少なめ。混雑時間帯にはどのみち重くなるが、深夜などの閑散時間帯は快適そのもの。
 
[[iPhone 11]] はドコモの全バンドに対応しているし、[https://www.nttdocomo.co.jp/area/premium_4g/index.html 下り理論値最大 844Mbps の PREMIUM 4G]に対応。[[#Ubigi|海外キャリアの国際ローミング]]と違って国内[[w:インターネットエクスチェンジ|IX]]に接続しているので遅延も少なめ。混雑時間帯にはどのみち重くなるが、深夜などの閑散時間帯は快適そのもの。
[[Image:IIJmio_eSIMbeta_iPhone11_radish_0247.jpg|300px]]
+
<center>[[Image:IIJmio_eSIMbeta_iPhone11_radish_0247.jpg|300px]]</center>
 
{{adb}}
 
{{adb}}
 
==関連・参考==
 
==関連・参考==

2019年10月12日 (土) 00:32時点における版

IIJmio eSIM ベータ版 を iPhone 11 で利用

eSIM(イーシム)は、Embedded-SIM(エンベデッド シム)の略称。つまりSIMカード組込版。本稿では UbigiIIJmioiPhone 11(iPhone XS/XS Max/XR, 11 Pro/Pro Max でも同様)での使い方を解説。

概要

eSIMは契約情報をOTA(モバイルネットワーク経由)で書き込む仕組みになっており、物理的なSIMカードの差し替えが不要になることから、主にSIMカードの差し替え等の手間をかけづらいM2M等の用途で使われてきた。

同様の仕組みは、例えばDDIポケット(後のWILLCOM)PHS(2G)向けに開発した「AIR発番」や、UQ WiMAX(現在使われている WiMAX2+ よりも前の規格)などでも実用化されていた。また、Apple は iPad 向けに独自の「Apple SIM」を提供していたが、いずれも独自規格で、自社内の利用に閉じていた。

現在主流の3G(W-CDMA)・4G(LTE)向けには、民間の標準化団体GSMAが2013年12月に標準仕様を策定し、OSやキャリアをまたいだ利用が可能になった。

以下本稿では、GSMA仕様に準拠する物のうち、4Gスマートフォンノートパソコンなどの民生機器で使われる物を扱う。

特徴

  • 契約情報はインターネット(モバイルネットワークやWi-Fiなど)経由で書き込まれる。書き込むまでは使えないので、登録の際には他のインターネット接続(他のSIMカードやWi-Fiなど)が必要。(組込用ではeSIMのみで使えるように、予め書き込み用のプロファイルを持っていることがある。)
  • eSIMに書き込まれる契約情報は「eUICCプロファイル」と呼ばれる。
  • 1つの端末(1つのeSIM)に複数の契約を入れて、選んで使うことができる。(複数を同時には使えない。)
  • 逆に、1つの契約を複数のeSIMに入れることはできない。(他のeSIMに入れると、その前のeSIMに入っている契約情報は無効化される。)

eSIM対応端末

  • 2018年以降に発売された Apple iPhone シリーズ(iPhone XS, XS Max, XR, 11, 11 Pro, 11 Pro Max)※中国・香港など一部地域向けのモデルを除く
  • 2018年11月に発売された Apple iPad Pro 11インチと12.9インチ(第3世代)のCelluarモデル
  • 2019年に発売された Apple iPad シリーズ(iPad mini (第5世代)iPad Air (第3世代))のCellularモデル
  • Google Pixel 3a/3a XL 海外版 ※日本版はeSIM未対応
  • Microsoft Surface Pro (第5世代) LTE Advanced
  • ASUS TransBook の一部機種 ※不具合があり、IIJmio(本稿で解説する方法)では使えない

eSIM対応サービス

(2019年 9月現在、個人で、日本国内で使える主なもの)

  • IIJmio eSIMプラン ベータ版 - MVNO大手のIIJmioが提供するeSIMサービス。現状、国内のキャリアでは唯一。初期費用がかかり、月額プランのみで、データ専用(通話・SMS不可)なので、副回線向け。本稿で詳説。
  • Ubigi - フランスTransatelが提供する国際ローミングプラン。日本向けは1日500MBまでで4ドル。支払いはクレジットカード(VISA/Master)かPayPal。日本国内のローミング先はau網になる。auしか使えない尾瀬などで一時的に使いたいときや、ちょっとeSIMを試してみたいだけならばお得。本稿で詳説。
  • GigSky - 世界中で使えるローミングプラン。日本は Asia Pacific エリアに含まれており、1日800MBまでで1,200円、15日1GBまでで2,400円など。専用アプリから購入する。支払いはクレジットカードかPayPal。エリア内で周遊しながら使えるので、海外旅行に最適。

国内で継続的に使うなら IIJmio が安いが、一時的に使ってみたいなら Ubigi や GigSky が良い。いずれもデータ通信プランのみの提供で、通話は付帯しない(050番号を使うIP電話アプリ等は使えるが)。

使いたい地域とデータ量・期間で料金プランを選ぶ

Ubigi

必要なもの

料金プラン

(2019年10月現在)

  • データプランのみ
  • 1回限りと自動更新付きのいずれも可
  • 料金は地域・容量・有効期間により異なるが、国内短期利用であれば日本国内で有効期間1日・500MBまでのプランが4ドル(約450円)、有効期間30日・3GBまでのプランが19ドル(約2,100円)。
  • 日本国内でのサービスエリアは au 4G LTE と同等。
  • 通話・SMSは使えない。ユニバーサルサービス料はかからない(電話番号は割り当てられない)。
  • 初期費用・QRコード発行費用は無料。
  • 支払いはクレジットカード(VISA・Master)またはPayPalのみ。
  • 一回限りのデータプランであれば解約手続き不要。

手順

Ubigiのホームページを開くと、まずはeSIMを使いたい機器の種類を尋ねられる
Ubigiは国際ローミング扱いになるので、設定→モバイルネットワーク→データローミングをONにしておく必要がある
支払いを済ませるとすぐにデータプランが有効になる。残りデータ量と有効期限はアプリで確認できる
キャリアは「Ubigi LTE」と表示される。データ通信できる状態でもアンテナピクトが表示されないのが地味に不便
通話はできないが、auのエリアで使え(2019年10月時点)、他のキャリアが全て圏外になる尾瀬などでも留守電の確認ができるのは助かる

(2019年10月現在。iPhone 11 に登録する例)

モバイル通信プランのインストール(QRコードの読み込み)までは費用はかからないので、1~11の手順は予め進めておくと良い。データプランは支払いを済ませるとすぐに有効になるので、12~の手順は使う間際に購入すると良い。

  1. App Store で Ubigi アプリをインストール(使うのは後だが、先にインストールしておく方が手っ取り早い)
  2. UbigiのeSIMホームページを開く(パソコンでもiPhoneでもOK)
  3. Apple, Windows, Android のロゴが出るので、Appleを選択(右図
  4. 画面の指示に従い、氏名(名、姓の順で半角英字で入力)、メールアドレス(iPhone以外で開けるものが良い)などを入力
  5. 数分から15分程度でメールが届くので、届いたメールをiPhone以外で開く。QRコードが表示されていれば、次の手順へ。
    メール本文にHTMLが表示される場合は、本文全文をコピーしてテキストエディタ(Windowsの「メモ帳」でも可)に貼り付け、拡張子を.htmlに、文字コードをUTF-8にして保存してから、Webブラウザで開いて、QRコードが表示されればOK。
    QRコードを表示できないときは、FAQに書かれている「iOS端末でQRコードの代わりにアクティベーションコードを使用してインストールする方法」を試してみる。
  6. Ubigiを日本で使うときは国際ローミング扱いになるので、iPhone 11 の【設定→モバイル通信→データローミング】をONにしておく必要がある(右図
  7. 【設定→モバイル通信→モバイル通信プランを追加】を開き、QRコードを読み取る。→参考イメージ
  8. 以降の手順はIIJmioと同様。画面の指示に従いeSIMへのインストールを完了させる。
  9. 【設定→モバイル通信→モバイル通信プラン】からUbigiを選んで「この回線をオンにする」をONにする。
    アンテナピクトは立たないが、キャリア名にUbigiと表示されていれば、以降の手順に進む。
  10. Ubigiアプリを起動
  11. 初めてのときは会員登録を促す画面が出るので、画面の指示通り会員登録を済ませる。
  12. データプランの購入画面に入る。「一回限りのデータプラン」と「自動更新付データプラン」があるので、使いたい方を選ぶ。お試しや一時的な旅行等で使いたいときは「一回限り」が使いやすい。
  13. 地域・容量・価格を選べるので、使いたい地域・容量を選ぶ。お試しならば「日本国内 500MB 有効期間 1日」が4ドル、450円ほど。→2019年10月時点の一回限りデータプラン一覧
  14. 支払い画面に進む。クレジットカードは VISA, Master が使える。ジャパンネット銀行のVISAデビットは使えた。
  15. 支払いが終わるとすぐにデータプランが有効になる。残りデータ量や有効期限はアプリで確認できる(右上図)。アンテナピクトが立たない(右下図)ので通信状態を掴みにくいが(ただし圏外に行けば「圏外」表示になる)、データ通信できるようになっている。
  16. APNは自動設定されるが、テザリングを使いたい場合はAPNの手動設定(全てのAPN欄に「mbb」と記述、他は空欄にしておく)が必要。→FAQ

使用感など

実効伝送レート(いわゆる速度)やRTT(遅延)にはあまり期待しない方が良さそう。海外ローミング扱いで、Ubigiの場合は一旦フランスを経由することになるので、まあ仕方ない。旅行など1日単位でも気軽に使える非常用と割り切ればまあ良いのでは。

他のeSIMプラン(IIJmioなど)も使っているときは、「モバイル通信プラン」を切り替えて使うことができる。他の「モバイル通信プラン」を誤って削除しないように注意しよう。

Ubigiの有効期限が切れた後も、「モバイル通信プラン」は削除しなくて良い(「一回限りのデータプラン」であれば継続課金されない。自動更新付データプランであればアプリから解除が必要)。また次の旅行等の際にプランを購入してそのまま使うことができる。

機種変更や端末リセットなどで消えたときは、再度新しいQRコードを発行して読み込んで使う(Ubigiでは初期費用はかからない、ただしデータプランが残っていても引き継がれない)。データプランが残っていて他の機種に引き継ぎたいときはUbigiのサポート窓口に問い合わせが必要。

参考

IIJmio eSIMプラン ベータ版

必要なもの

料金プラン

手順

(2019年9月現在。iPhone 11 に登録する例)

お申し込み内容確認 eSIMプランを選んでいることと、実施中のキャンペーンが適用されていることも確認しよう
「ご利用開始のお知らせ」メールに記載されたアクティベーションコードURLは、eSIMを登録する端末以外で開く必要がある
アクティベーションコード(QRコード)が表示されたらiPhoneのカメラで読み取る
カメラで自動認識されない場合は、設定 → モバイル通信 → モバイル通信プランを追加 から追加できる
モバイル通信プランには名前を付けられる
主回線が圏外になると自動で副回線に切り替わるが、設定 → モバイル通信 → モバイルデータ通信 から手動で切り替えられる
  1. IIJmio eSIMプラン ベータ版 ホームページを開く
  2. 過去にIIJmioを使ったことがある場合は、mioID とパスワードを入力してログイン。初めての場合は、会員登録に進む。
  3. サービス要項と個人情報保護ポリシーを確認して「同意する」にチェックして「次へ」。
  4. 紹介コードの入力。IIJmioを使っている知人がいれば紹介コードを聞いておくと、キャンペーン特典を受けられてお得。いなければ筆者の紹介コード「150 7590 3515 3867」を入れていただくと、データ増量特典を受けられる。特典が不要ならば空欄のまま進めてもOK。
  5. サービス選択。と言ってもeSIMベータ版はデータ専用(SMSも使えない)で、月間6GBのライトスタートプラン一択なので、選択できるのは「大容量オプション」追加の有無くらい。
  6. 他の追加オプションは必要ならば付けてもいいが、基本不要なので飛ばして「次へ」。
  7. 基本登録情報で契約者名などの個人情報を入力。メールアドレスまで入力したら「認証コードをメール送信」を押してしばらく待つとメールが届くので、届いたメールに記された認証コードをコピーし、フォームに戻って次の欄に入力。
  8. (新規の場合)mioパスワードと、支払いに使うクレジットカード情報を入力して「次へ」。
  9. お客様情報の確認で入力内容が正しいことを確認して「次へ」。
  10. SIMカード1枚目が「eSIM ベータ版」になっていることを確認。利用者情報は本人が使う場合は「契約者本人」を選択。家族が使う場合は利用者情報を入力して「次へ」。
  11. お申し込み内容を確認してくださいで、申込内容が一覧で表示されるので確認。料金はキャンペーン適用前の価格が表示されるが、適用されるキャンペーン情報も表示されるので、あわせて確認。約款等を確認し、チェックを入れて、「この内容で申し込む」を押す。
  12. お申し込みが完了しました。」と表示される。
  13. 数分から15分ほど待っているとご利用開始のお知らせ」がメールで届くので、eSIMを登録する端末以外のパソコンなどでメールを開き、記載されているアクティベーションコード」URLを開く。
    【注意】eSIMを登録する端末のカメラで画面を撮影する必要があるので、例えばiPhoneに登録する場合は、iPhone以外の端末で開く必要がある。また、表示されるQRコードをカメラで撮影する都合から、パソコンなどの大きな画面で開く方が良い。
  14. 通信プランを登録するeSIM内蔵のSIMフリー端末を用意する。Wi-Fiまたは他社のモバイルネットワークに接続している必要がある。(右図は iPhone 11 の例)
  15. アクティベーションコードの確認画面が表示されたら、サービスコードを選んで(通常は1つ)「決定」を押すと、QRコードが表示される。
    【注意】この画面でうっかりブラウザを閉じたり再読込したりするとQRコードが消えてしまい、再表示には再発行費用を請求される通信が安定している所で表示し、表示したら速やかに登録しよう。登録完了後はこのQRコードは不要だ。
  16. iPhone に登録する場合は、【設定 → モバイル通信 → モバイル通信プランを追加】を開く、または iPhone のカメラを起動してQRコードを写すと右図のように自動認識されて、追加画面に誘導される。
  17. QRコードの認識に成功すると、モバイル通信プランを追加確認画面に移るので、画面の指示通りに進む。途中で通信プランに名前を付けられる。「仕事」「モバイルデータ通信」「個人」「主回線」「副回線」「旅行」から選択。後から変更もできるので、好きな名前を選んでおけば良い。
  18. 登録完了。アンテナピクトが2つ表示されるようになる。APN構成プロファイルは不要。通常APNは自動で設定される(APN自動選択機能あり)。
    ただしテザリングを使う場合は手動で設定が必要。【設定 → モバイル通信 → モバイル通信プラン → モバイルデータ通信ネットワーク → インターネット共有】に設定する。


これで、IIJmio のタイプDと同様に使える。ただしネットワーク名は docomo ではなく「IIJ」になる。 また、なぜか IPv6 が使えない(IPv4のみ使える)。

データ通信に使っている回線が圏外になると自動で切り替わるが、手動で切り替えたいときは、【設定 → モバイル通信 → (一番上の)モバイルデータ通信】で切り替えられる。ネットワークの切り替えは再起動不要で、10秒ほど。ドコモ(IIJ)と他のキャリア(従来のSIMカード利用)を簡単に切り替えて使い分けられるので、登山秘境駅などによく行く人には便利かも:)

iPhone 11 はドコモの全バンドに対応しているし、下り理論値最大 844Mbps の PREMIUM 4Gに対応。海外キャリアの国際ローミングと違って国内IXに接続しているので遅延も少なめ。混雑時間帯にはどのみち重くなるが、深夜などの閑散時間帯は快適そのもの。

IIJmio eSIMbeta iPhone11 radish 0247.jpg

関連・参考

一般情報

iPhone

Surface