「Xperia 1」の版間の差分

提供: きまぐれ手記 Kimagurenote
移動先: 案内検索
(電池食いの画像追加など)
((作例準備中))
 
(同じ利用者による、間の1版が非表示)
62行目: 62行目:
 
[https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/catalog2/newproduct/1189002.html 2019年 6月発売]、[https://developer.android.com/about/versions/pie?hl=ja Android 9 Pie] を搭載。2020年1~2月に順次 [http://k-tai.sharp.co.jp/support/osv/lineup.html#os10_m Android 10] へのOTAアップデートが実施された([https://www.au.com/information/notice_mobile/update/update-202001-sov40/ SOV40]、[https://www.softbank.jp/mobile/info/personal/software/20200116-02/ 802SO]、[https://www.nttdocomo.co.jp/support/product_update/so03l/ SO-03L])。
 
[https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/catalog2/newproduct/1189002.html 2019年 6月発売]、[https://developer.android.com/about/versions/pie?hl=ja Android 9 Pie] を搭載。2020年1~2月に順次 [http://k-tai.sharp.co.jp/support/osv/lineup.html#os10_m Android 10] へのOTAアップデートが実施された([https://www.au.com/information/notice_mobile/update/update-202001-sov40/ SOV40]、[https://www.softbank.jp/mobile/info/personal/software/20200116-02/ 802SO]、[https://www.nttdocomo.co.jp/support/product_update/so03l/ SO-03L])。
  
ソニー製スマートフォン [[w:Xperia|Xperia シリーズ]]の2019年[[w:フラグシップ機|フラグシップモデル]]で、発売当初は12万円前後の価格設定になっていたが、翌年5月に後継機種「[https://www.sonymobile.co.jp/xperia/xperia1m2/ Xperia 1 II]」が発売された頃に在庫処分品が出回り、筆者は4万円台で購入した。
+
ソニー製スマートフォン [[w:Xperia|Xperia シリーズ]]の2019年[[w:フラグシップ機|フラグシップモデル]]で、発売当初は12万円前後の価格設定になっていたが、翌年5月に後継機種「[https://www.sonymobile.co.jp/xperia/xperia1m2/ Xperia 1 II]」が発売された頃に[https://amzn.to/3e5QF4e 在庫処分品が出回り]、筆者は4万円台で購入した。
  
 
筆者は実質5万円ほどで購入した [[Huawei nova 5T]] を普段愛用しているので、それとの比較も交えつつ本機を評価してみたい。
 
筆者は実質5万円ほどで購入した [[Huawei nova 5T]] を普段愛用しているので、それとの比較も交えつつ本機を評価してみたい。
99行目: 99行目:
 
カラバリはブラック、ホワイト、グレー、パープルの4色展開。筐体にauのロゴは入っていないが、筐体背面下部に小さく「SOV40」と入っているので判別できる。
 
カラバリはブラック、ホワイト、グレー、パープルの4色展開。筐体にauのロゴは入っていないが、筐体背面下部に小さく「SOV40」と入っているので判別できる。
  
 +
===ソフトバンク(SB)版===
 
[[Image:Xperia1_802SO_netmonitor_ymobile_41+42.jpg|thumb|right|SB版 802SO に[https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3106857&pid=885983523&vcpub=0.443521&vcid=alC5cav0VUhtrDaTXl-ntpjhJbzmnp3veZJyhQZw2zxNUSGr2UcYKIw-bLfsGP9rFNTpwIgzxmugLqhChJzhMnGRerx_bQkhHhCJW3Mz2f4aGiMPX7iwYw&isec=1566180367 ワイモバイル]のSIMを入れて使っている様子。SIMロック解除不要、フルバンド対応で快適に使える]]
 
[[Image:Xperia1_802SO_netmonitor_ymobile_41+42.jpg|thumb|right|SB版 802SO に[https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3106857&pid=885983523&vcpub=0.443521&vcid=alC5cav0VUhtrDaTXl-ntpjhJbzmnp3veZJyhQZw2zxNUSGr2UcYKIw-bLfsGP9rFNTpwIgzxmugLqhChJzhMnGRerx_bQkhHhCJW3Mz2f4aGiMPX7iwYw&isec=1566180367 ワイモバイル]のSIMを入れて使っている様子。SIMロック解除不要、フルバンド対応で快適に使える]]
===ソフトバンク(SB)版===
 
 
'''[https://www.nttdocomo.co.jp/support/product/so03l/index.html Xperia 1 802SO]'''、[https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1906/11/news108.html 2019年 6月14日発売]。'''[[SIMロック]]'''。発売時の価格は13万6320円(8%税込)。
 
'''[https://www.nttdocomo.co.jp/support/product/so03l/index.html Xperia 1 802SO]'''、[https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1906/11/news108.html 2019年 6月14日発売]。'''[[SIMロック]]'''。発売時の価格は13万6320円(8%税込)。
  
147行目: 147行目:
 
大型だが、[[おサイフケータイ]]も付いているので('''[https://www.jreast.co.jp/mobilesuica/index.html/ モバイルSuica]対応''')、普段使いにも申し分ない。
 
大型だが、[[おサイフケータイ]]も付いているので('''[https://www.jreast.co.jp/mobilesuica/index.html/ モバイルSuica]対応''')、普段使いにも申し分ない。
  
ただし、大きくて、3.5mmイヤホンジャックも無いので、通話が多い人には使いにくいかも。
+
ただし、大きくて、φ3.5mmイヤホンジャックも無いので、通話が多い人には使いにくいかも。
  
 
===スクリーンショットは無音にできる===
 
===スクリーンショットは無音にできる===
154行目: 154行目:
  
 
===処分価格はお買い得===
 
===処分価格はお買い得===
フラグシップ機種だけあって発売時価格は10万円超の高価だったが、1年経って後継機の発売を控えた2020年 4月頃から急激に値下がりし、[https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/wakiba/find/1248002.html 中古店で未使用品が税込5万円以下で叩き売られている]。5万円で買えればお買い得な機種だと思う。
+
フラグシップ機種だけあって発売時価格は10万円超の高価だったが、1年経って後継機の発売を控えた2020年 4月頃から急激に値下がりし、[https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/wakiba/find/1248002.html 中古店で未使用品が税込5万円以下で叩き売られている]。5万円以下で買えればお買い得な機種だと思う。
  
筆者の感覚では、[[Huawei nova 5T]](定価は6万円弱だがポイント還元などの施策をうまく使うと実質5万円くらいで買える)も性能面で遜色なく、本機と比べても遜色のない使いやすい機種なので、うまく出物に巡り合えなかった人や、未使用処分品が不安な人、格安SIMに乗り換える予定の人などは、nova 5T も検討すると良いと思う。
+
筆者の感覚では、[[Huawei nova 5T]](定価は6万円弱だがポイント還元などの施策をうまく使うと実質5万円くらいで買える)も性能面で遜色なく、本機と比べても遜色のない使いやすい機種なので、うまく出物に巡り合えなかった人や、未使用処分品が不安な人、格安SIMに乗り換え予定の人などは、[[Huawei nova 5T|nova 5T]] も検討すると良いと思う。
  
5万円で手が出ない場合は、性能は少し落ちるが、[https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3106857&pid=886278599&vc_url=https%3A%2F%2Fshopping.yahoo.co.jp%2Fsearch%3Fcid%3D49331%26p%3DOPPO%2BReno%2BA OPPO Reno A](3万円前後でモバイルSuica対応)、[[OPPO A5 2020]](2万円台で大容量電池)などの大画面機種を検討すると良いだろう。
+
4万円台でも手が出ない場合は、性能は少し落ちるが、[https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3106857&pid=886278599&vc_url=https%3A%2F%2Fshopping.yahoo.co.jp%2Fsearch%3Fcid%3D49331%26p%3DOPPO%2BReno%2BA OPPO Reno A](3万円前後でモバイルSuica対応)、[[OPPO A5 2020]](2万円台で大容量電池)などの大画面機種を検討すると良いだろう。
  
 
逆に、ゲームや動画などは使わず(またはタブレットなどで使い)、通話が多い人や2台持ちしたい人などコンパクトな機種が良い人は、[[AQUOS R2 compact]] や [[Rakuten Mini]] を検討すると良いだろう。
 
逆に、ゲームや動画などは使わず(またはタブレットなどで使い)、通話が多い人や2台持ちしたい人などコンパクトな機種が良い人は、[[AQUOS R2 compact]] や [[Rakuten Mini]] を検討すると良いだろう。
230行目: 230行目:
 
中古店での中古良品の買取価格を見比べても、2019年夏モデルの本機はすでに3万円を下回っているが、2018年秋モデルの [[w:iPhone XR|iPhone XR]] はまだ3万円以上だ(2020年5月中旬時点)。それが率直な市場の評価だと思う。
 
中古店での中古良品の買取価格を見比べても、2019年夏モデルの本機はすでに3万円を下回っているが、2018年秋モデルの [[w:iPhone XR|iPhone XR]] はまだ3万円以上だ(2020年5月中旬時点)。それが率直な市場の評価だと思う。
  
もっとも、本機と比肩する高性能、しかもSIMフリーでDSDVの [[Huawei nova 5T]] は新品価格が6万円弱(販売店施策を加味すると実質5万円ほど、2020年5月時点の中古買取価格は3万円を上回る)なので、キャリア専売で汎用性の低い本機は、おのずと市場での評価が下がってしまうだろう。キャリアショップでの手厚いサポートや [[w:Xperia|Xperiaブランド]]を加味しても、8万円以下がいい所ではなかろうか。というのが筆者の相場観。
+
もっとも、本機と比肩する高性能、しかもSIMフリーでDSDVの [[Huawei nova 5T]] は新品価格が6万円弱(販売店施策を加味すると実質5万円ほど、2020年5月時点の中古買取価格は3万円を上回る)なので、キャリア専売で汎用性の低い本機は、おのずと市場での評価が下がってしまうだろう。キャリアショップでの手厚いサポートや [[w:Xperia|Xperiaブランド]]を加味しても、本機はよくて7万円台が精々ではなかろうか。というのが筆者の相場観。
  
 
国内スマートフォン市場ではソニーもまだある程度のシェアを持っているが、同じ時期、[https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00311/00010/ ミッドレンジの機種に力を入れたシャープがシェアトップになった]という。以前のような通信費を原資とするキャリアの補助金が止められ、健全化した市場にうまく適応できた会社がシェアを伸ばしたのだろう。
 
国内スマートフォン市場ではソニーもまだある程度のシェアを持っているが、同じ時期、[https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00311/00010/ ミッドレンジの機種に力を入れたシャープがシェアトップになった]という。以前のような通信費を原資とするキャリアの補助金が止められ、健全化した市場にうまく適応できた会社がシェアを伸ばしたのだろう。
  
本機は端末自体の完成度はまあまあ高い(ただし指紋センサーやイヤホンマイク端子など詰めの甘さはある)が、キャリア専売で使い勝手の悪いバンド構成や、市場価格との乖離が著しい歪なキャリア主導の価格設定などが、本機の足を引っ張ったように感じる。
+
本機は端末自体の完成度はまあまあ高い(ただし[[#指紋認証の精度はいまいち|指紋センサー]]や[[#イヤホンマイク端子無し|イヤホンマイク端子]]、[[#カメラ|カメラ]]などに詰めの甘さはある)が、キャリア専売で使い勝手の悪いバンド構成や、市場価格との乖離が著しい歪なキャリア主導の価格設定などが、本機の足を引っ張ったように感じる。
 
{{adb}}
 
{{adb}}
 
==プリインアプリ==
 
==プリインアプリ==
290行目: 290行目:
  
 
{{adb}}
 
{{adb}}
 
 
==トラブルシューティング==
 
==トラブルシューティング==
 
===SIMカード・microSDカードがうまく入らない===
 
===SIMカード・microSDカードがうまく入らない===
360行目: 359行目:
 
本機に限らないが、「'''[[おサイフケータイ]]'''」に対応している機種は「セキュア・エレメント」を使う仕組みになっているため、'''本体(OS)を初期化(リセット)する前に、おサイフケータイの消去・機種変更手続きが必要'''。
 
本機に限らないが、「'''[[おサイフケータイ]]'''」に対応している機種は「セキュア・エレメント」を使う仕組みになっているため、'''本体(OS)を初期化(リセット)する前に、おサイフケータイの消去・機種変更手続きが必要'''。
  
「セキュア・エレメント」は Android OS から操作できないので、おサイフケータイを消去する前に本体 (Android OS) をリセットをしてしまうと、「セキュア・エレメント」に残った情報にアクセスできなくなってしまい、チャージ残高が失われたり、再発行手数料が発生したり、中古として譲渡した端末を他の人が使えなくなったりするので、気をつけたい。
+
「セキュア・エレメント」は Android OS とは独立しているので、おサイフケータイを消去する前に本体 (Android OS) をリセットをしてしまうと、「セキュア・エレメント」に残った情報にアクセスできなくなってしまい、チャージ残高が失われたり、再発行手数料が発生したり、中古として譲渡した端末を他の人が使えなくなったりするので、気をつけたい。
  
 
逆に、おサイフケータイ対応の'''中古端末を購入する際は、おサイフケータイのメモリがクリア済みになっていることを確認'''しよう。
 
逆に、おサイフケータイ対応の'''中古端末を購入する際は、おサイフケータイのメモリがクリア済みになっていることを確認'''しよう。
374行目: 373行目:
 
※本機の表示は[[おサイフケータイ|従来の機種]]と違い、ブロック数ではなく、「未利用」または「利用中」と表示される。
 
※本機の表示は[[おサイフケータイ|従来の機種]]と違い、ブロック数ではなく、「未利用」または「利用中」と表示される。
  
個別アプリのクリア方法は、「'''[[おサイフケータイ#メモリクリア(初期化)方法]]'''」を参照。
+
個別のメモリクリア方法は、「'''[[おサイフケータイ#メモリクリア(初期化)方法]]'''」を参照。
  
 
====いろいろ試してもクリアできないときは(最後の手段)====
 
====いろいろ試してもクリアできないときは(最後の手段)====
384行目: 383行目:
 
{{adb}}
 
{{adb}}
 
==参考リンク==
 
==参考リンク==
<!-- {{flickr|title={{BASEPAGENAME}} 作例|url=https://www.flickr.com/photos/kimagurenote/albums/72157713401057651}} -->
+
<!-- {{flickr|title={{BASEPAGENAME}} 作例|url=https://www.flickr.com/photos/kimagurenote/albums/72157713401057651}} --><!-- htmlet>adb_amazon_xperia1_802so_right</htmlet -->
 
*[https://www.sonymobile.co.jp/xperia/xperia1/ Xperia 1]、[https://www.sonymobile.co.jp/xperia/xperia1/spec_docomo.html SO-03L(ドコモ版)主な仕様]、[https://www.sonymobile.co.jp/xperia/xperia1/spec_au.html SOV40(au版)主な仕様]、[https://www.sonymobile.co.jp/xperia/xperia1/spec_softbank.html 802SO(SoftBank版)主な仕様]
 
*[https://www.sonymobile.co.jp/xperia/xperia1/ Xperia 1]、[https://www.sonymobile.co.jp/xperia/xperia1/spec_docomo.html SO-03L(ドコモ版)主な仕様]、[https://www.sonymobile.co.jp/xperia/xperia1/spec_au.html SOV40(au版)主な仕様]、[https://www.sonymobile.co.jp/xperia/xperia1/spec_softbank.html 802SO(SoftBank版)主な仕様]
 
*[https://www.sony.com/electronics/smartphones/xperia-1/specifications Xperia 1 米国版 仕様](英語)
 
*[https://www.sony.com/electronics/smartphones/xperia-1/specifications Xperia 1 米国版 仕様](英語)
400行目: 399行目:
 
*[https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/wakiba/find/1252875.html 1か月で1,200台も販売! Xperia 1のセール品がイオシスに再入荷(AKIBA PC Hotline!、2020年 5月16日)]
 
*[https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/wakiba/find/1252875.html 1か月で1,200台も販売! Xperia 1のセール品がイオシスに再入荷(AKIBA PC Hotline!、2020年 5月16日)]
 
*[https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/wakiba/find/1254291.html 大人気の「Xperia 1」が税込44,800円に値下がり!SIMロック解除済みの未使用品(AKIBA PC Hotline!、2020年 5月23日)]
 
*[https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/wakiba/find/1254291.html 大人気の「Xperia 1」が税込44,800円に値下がり!SIMロック解除済みの未使用品(AKIBA PC Hotline!、2020年 5月23日)]
 +
<amazon>Xperia1 本体</amazon>
  
 
====後継機種====
 
====後継機種====

2020年5月24日 (日) 09:48時点における最新版

Xperia 1
Xperia1 au gray.jpg
グレー (au SOV40)
メーカー SONY
発売日 2019年 6月14日
OS Android 9→10
通信方式 LTE (4G)
SIMタイプ nano
SO-03Lドコモ版SIMロック
NTTドコモ【◎ VoLTE】 au【▲】
SoftBank【▲】 楽天【▲】
SOV40au版SIMロック
NTTドコモ【▲】 au【◎ VoLTE】
SoftBank【▲】 楽天【●】
802SOSB版SIMロック
NTTドコモ【▲】 au【▲】
SoftBank【◎ VoLTE】 楽天【▲】
◎=幅広く対応 ○=主要バンドに対応 △=一部のみ対応(非推奨) ●▲=要SIMロック解除
サイズ <大> 縦167×横72×厚さ8.2 mm / 重さ 178 g
性能 / SoC ◎ / Snapdragon 855
メモリ(RAM) 6GB
内蔵ストレージ 64GB
ストレージ増設 ○ microSD 最大512GB
電池容量 3200mAh
急速充電 USB PD (9V 1.7A)
端子 USB Type-C
USB OTG
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)
Bluetooth 5.0
NFC
FeliCa モバイルSuica対応
GNSS(GPS等) G+A / O
生体認証 ○ 指紋(側面中央)
防水 ○ IPX5/IPX8 IP6X
MHLDP出力 HDMI Alt Mode
ディスプレイ 6.5インチ 有機EL 3,840×1,644px
アウトカメラ
(→詳細
【標準】12.2MP F1.6 26mm相当 OIS対応
【望遠】12.2MP F2.4 52mm相当
【超広角】12.2MP F2.4 16mm相当
インカメラ 8MP F2.0
イヤホン端子 ×
ストラップ ×
本体色 ■ブラック
パープル
□ホワイト (au, SB)
グレー (au)
参考市価 約12万円→5万円
後継機種 Xperia 1 II
Xperia 1ドコモ SO-03Lau SOV40SoftBank 802SO

Xperia 1(エクスペリア ワン)は、ソニーモバイルコミュニケーションズ社製のLTE(4G)対応Androidスマートフォン

2019年 6月発売Android 9 Pie を搭載。2020年1~2月に順次 Android 10 へのOTAアップデートが実施された(SOV40802SOSO-03L)。

ソニー製スマートフォン Xperia シリーズの2019年フラグシップモデルで、発売当初は12万円前後の価格設定になっていたが、翌年5月に後継機種「Xperia 1 II」が発売された頃に在庫処分品が出回り、筆者は4万円台で購入した。

筆者は実質5万円ほどで購入した Huawei nova 5T を普段愛用しているので、それとの比較も交えつつ本機を評価してみたい。

機種

全機種SIMロックおサイフケータイ対応、防水防塵対応。 各機種とも充電器は別売(付属品は USB Type-C-φ3.5mmイヤホンマイク変換ケーブル のみ)。

NTTドコモ版

Xperia 1 SO-03L2019年 6月14日発売SIMロック。発売時の直販価格は10万3032円(8%税込)。

FD-LTE Band 1, 3, 4, 5, 7, 12, 13, 17, 19, 21, 28, TD-LTE Band 38, 39, 40, 41, 42 に対応[1]。 (太字は日本国内で使われているバンド番号)

NTTドコモ網(MVNOを含む)で使う前提ならばフルバンド対応(2019年時点)。通話は VoLTECSFB (W-CDMA) の両方に対応。他社 VoLTE の対応は不明。

SIMロックだが、NTTドコモ網を使うMVNOでは、SIMロック解除不要で使える(APN設定は必要)。

また、SIMロックを解除しても、対応バンドの都合から、本機は国内他社での利用には向かない。

カラバリはブラックとパープルの2色展開。筐体背面下部にドコモのロゴが入っている。

au版

Xperia 1 SOV402019年 6月14日発売SIMロック。発売時の直販価格は11万2320円(8%税込)。

FD-LTE Band 1, 3, 11, 18, 26, 28, TD-LTE Band 41, 42 に対応[2]。 (太字は日本国内で使われているバンド番号)

au網(MVNOを含む)で使う前提ならばフルバンド対応(2019年時点)。 通話は au VoLTE に対応。他社 VoLTE の対応は不明。

SIMロックだが、2017年8月以降の発売機種なので、au網を使うMVNOでは、SIMロック解除不要で使える(APN設定は必要)。

本機はSIMロックを解除しても、対応バンドの都合から、楽天モバイル以外の国内他社での利用には向かない。

カラバリはブラック、ホワイト、グレー、パープルの4色展開。筐体にauのロゴは入っていないが、筐体背面下部に小さく「SOV40」と入っているので判別できる。

ソフトバンク(SB)版

SB版 802SO にワイモバイルのSIMを入れて使っている様子。SIMロック解除不要、フルバンド対応で快適に使える

Xperia 1 802SO2019年 6月14日発売SIMロック。発売時の価格は13万6320円(8%税込)。

FD-LTE Band 1, 2, 3, 4, 8, 11, 12, 17, 28, TD-LTE Band 38, 39, 40, 41, 42 に対応[3][4]。 (太字は日本国内で使われているバンド番号)

ソフトバンク網(ワイモバイルを含む)で使う前提ならばフルバンド対応(2019年時点)。プラチナバンド (Band 8) はもちろん、比較的対応機種が少なくてサービス開始後しばらくは空いていると期待される Band 11 にも対応しているのは魅力。

ソフトバンク・ワイモバイルでの通話は VoLTECSFB (W-CDMA) の両方に対応。他社 VoLTE の対応は不明。

SIMロックだが、2017年8月以降の発売機種なので、ワイモバイルやソフトバンク網のMVNOでは、SIMロック解除不要で使える(APN設定は必要)。

ワイモバイルではテザリングも利用できる。また、SIMロックを解除すれば、MVNOのSIMでも2018年5月以降に発売の機種はテザリングに対応しているという情報があるが、筆者は未確認。

2019年8月21日より中古端末のSIMロック解除が解禁されたため、店頭に持ち込んで手数料(1台あたり3000円税別)を支払えば、中古端末でもSIMロックを解除できるが、本機は対応バンドの都合から、国内他社での利用には向かない。

カラバリはブラック、ホワイト、パープルの3色展開。筐体にキャリアロゴや型番が一切記載されておらず、カメラ脇に小さなFeliCaロゴが入っていればSB版(FeliCaロゴも無い物は海外版)と判別できる。

良いところ

縦長21:9画面

映画とほぼ同じ比率の21:9、4Kディスプレイを搭載したことを前面にアピールしているが、実際には16:9の映像作品が多いので、どうなんだろう。そもそもスマートフォンで映画やゲームをしない人も多いだろうが、WebやSNSなどの縦スクロールして見るコンテンツが見やすいので、悪くはないと思う。

縦長を活かしてマルチウィンドウにも対応しており、YouTubeを見ながらツイートする、Webを見ながらチャットするといった使い方もしやすくなっている。

本機の USB Type-C 端子は HDMI Alt Mode 出力に対応しており、市販の対応ケーブルを使ってHDMIモニタに画面を出力できる。ネット配信の映画をテレビなどに映して観ることもできるし、簡単なプレゼンにも使えて良さそうだが、21:9 の画面がそのまま出力されるため、一般的な16:9のモニタでは上下に無駄な黒縁が生じてしまうのが少し残念。

大きい割りに軽量

今時のフラグシップ機種は200g超えが多いが、本機は重さが178gに抑えられているので、大きい割りに持ちやすい。

筐体は今時流行りの全面光沢仕上げ。フレームは丸みを帯びた金属製(アルミ?)で、縦長なこととカメラの位置を除けば Huawei nova 5T とそっくり。

高級感がある反面、画面も背面もツルツルで滑りやすいのが難だが、両面に保護フィルムを貼ることで、高級感は損なわずに、滑りづらく・使いやすくなる。

通信はしっかり最適化されており、空いている時間に計測するとほぼ理論値が出ている(SB版 802SO+ワイモバイル下り最大112.5Mbpsエリアにて計測)

高性能

Snapdragon の最上位SoC2018年12月発表)を搭載しており、性能は申し分ない。 筆者はゲームはしないので分からないが、性能不足でストレスを感じたことはない。

本機は5Gにこそ対応していないが、4G (LTE) でも実測100Mbps(下り最大112.5Mbpsエリアにて)で快適。 5Gが普及するまでの数年間に使うには良い機種だと思う。

モバイルSuica対応

大型だが、おサイフケータイも付いているので(モバイルSuica対応)、普段使いにも申し分ない。

ただし、大きくて、φ3.5mmイヤホンジャックも無いので、通話が多い人には使いにくいかも。

スクリーンショットは無音にできる

スクリーンショット撮影時に出てくるうざい通知は、通知の設定で非表示にできる。 通知を非表示にすれば、スクリーンショット撮影音も出なくなる(カメラ起動時を除く)ので、スクリーンショットを多用する人でも安心。

処分価格はお買い得

フラグシップ機種だけあって発売時価格は10万円超の高価だったが、1年経って後継機の発売を控えた2020年 4月頃から急激に値下がりし、中古店で未使用品が税込5万円以下で叩き売られている。5万円以下で買えればお買い得な機種だと思う。

筆者の感覚では、Huawei nova 5T(定価は6万円弱だがポイント還元などの施策をうまく使うと実質5万円くらいで買える)も性能面で遜色なく、本機と比べても遜色のない使いやすい機種なので、うまく出物に巡り合えなかった人や、未使用処分品が不安な人、格安SIMに乗り換え予定の人などは、nova 5T も検討すると良いと思う。

4万円台でも手が出ない場合は、性能は少し落ちるが、OPPO Reno A(3万円前後でモバイルSuica対応)、OPPO A5 2020(2万円台で大容量電池)などの大画面機種を検討すると良いだろう。

逆に、ゲームや動画などは使わず(またはタブレットなどで使い)、通話が多い人や2台持ちしたい人などコンパクトな機種が良い人は、AQUOS R2 compactRakuten Mini を検討すると良いだろう。

USB PD&「いたわり充電」

本機は USB PD 対応の充電器・ケーブルを使うと、約15W(9V 1.7A、筆者の実測)で充電される。

近頃は急速充電を売りにした機種が多いが、本機は「いたわり充電」を前面に出し、「2年使っても劣化しにくいバッテリー」を売りにしている。

とはいえ、実用上は15Wで充電できれば充分、短時間で終わる。急速充電規格も汎用的な USB PD に対応しているので、ACアダプタやモバイルバッテリなども市販品を使えて便利だ。

ちなみに本機のUSB端子はキャップレス防水だが、濡れている状態でケーブルを接続すると故障の原因になるので気をつけたい。

本機の仕様に急速充電対応とは書かれていないが、販売元では USB PD 対応充電器を推奨している。ただしキャリアショップで購入すると割高になるので、もし無ければ家電量販店や通販などで購入すると良いだろう。小型で持ち運びに便利な充電器が実売2千円以下で市販されている(ケーブルは別売)。

なお、USB PD 急速充電を使うにはケーブルも対応品が必要になる。無ければセットで購入するとお得になる。

良くないところ

画面がけっこう電池を食う。さらにカメラを使うとみるみる減る…

電池持ちはいまいち

本機はハイエンドSoCを搭載していることもあり、動作は快適だが、省電力機能が弱いのか、または画面の解像度の高さが災いしてか、電池持ちはいまいち。大きい割りに薄型軽量のため、電池容量が大きくないこともあるのだろう。

満充電にして出かけ、通話と時々出先で地図を見たりシェアサイクルを使ったりする程度ならば1日持つが、普通に使うにしても毎日の充電が必要。さらに#カメラを多用したりすると厳しい。

もっとも、電池容量を大きくすれば重量も増えるが、筆者の感覚では気軽に使える重さは180gくらいまでで、200g前後になるとずっしりと重く感じるので(例:iPhone 11Mi Note 10 Pro など)、仮に電池容量を増やして重くなっていたら、本機の評価は下がっていたと思う。 便宜上「良くないところ」に入れたが、考え方によってはむしろ良かったのかもしれない。

対策としては、使わない無駄なアプリプリインアプリを含む)を削除または無効にすることで、使い勝手が向上する。

また、アンビエント表示 (Always-on display) が頻繁に動作して電池を消費するので、不要であればアンビエント表示を無効にすると良い。 【設定 > 外観 > アンビエント表示 > アンビエント表示のタイミング > OFF】

電子書籍やゲームなど、画面を点けっぱなしにするような用途では1日持たなさそう。通勤時間が長い人や、SNSやゲームもする人、または旅行などでカメラをたくさん使うことが予想される時には、USB PD 対応のモバイルバッテリを用意すると良いと思う。

指紋認証の精度はいまいち

本体右側中央の比較的使いやすい場所に指紋センサがあるのは良いが、センサーの精度があまりよろしくないようで、乾燥肌の筆者の指では誤認識が頻発する。

また、電源ボタンと指紋センサーが分かれているため、電源ボタンを押してから指紋センサーに触れる必要があるのも煩わしい。Xperia Z5 Compact のように、または Huawei nova 5T のように、指紋センサー一体型の電源ボタンにしてくれれば良かったのにと思う。

実際、本機の後継機種「Xperia 1 II」は指紋センサー一体型電源ボタンに変わったので、やはり不評だったのだろう。

イヤホンマイク端子無し

本機はイヤホンマイク端子を搭載しておらず、USB Type-C 端子に接続するアダプタが付属している。このアダプタを使えば市販のイヤホンマイクを使える(筆者は 1MORE EO3201MORE E1008 で確認)が、本機は映画の視聴を売りにしているのだから、イヤホンマイク端子は搭載してほしかった。

実際、本機の後継機にあたる「Xperia 1 II」は本機より薄いにもかかわらずイヤホンマイク端子を搭載したので、やはり需要は小さくないのだろう。

GNSSは「みちびき」非対応

本機の位置情報(衛星測位)は、日本版の仕様には明記されていないが、海外版(米国香港)の仕様を見ると、GPSA-GPSGLONASS のみとなっている。

みちびき (QZSS) はおろか、GalileoBeiDou にも対応していないとは、今時のフラグシップ機とは思えない手抜きぶり。

とはいえ、取り立てて測位精度が悪いといったことはなく、まあそこそこ使える。

SIMロックのキャリア版のみ

本機は(もとい、Xperiaのフラグシップは、日本では)SIMフリー版が無い。

キャリアが販売する端末は、各キャリアのバンド構成に最適化して発売されるため、キャリアのネットワークで使う分には快適な反面、SIMロックを解除しても他のキャリアのネットワークでは使いにくいよう対応バンドが制限されており(イヤラシイね)、気軽に乗り換えて使いたい人には不向き。

このご時世にあえてハイエンドの高価な機種を買う人は相応の知識・経験があると思うが、SIMフリーが無かった大昔しか知らない人ならいざ知らず、SIMフリーの自由さ・気軽さを経験した人には、高価な端末を買ってキャリアに縛られ続けるのは苦痛だろう。わざわざ国内他キャリアのバンドを封じて端末の価値を貶め、端末の(残存)価値を毀損する行為は、目先の利益だけを追う愚かな態度だと思うのだが。

また、今時SIMが1枚しか入らないというのも時代遅れ感がある。海外渡航が多い人や、家庭用と仕事用など複数の契約を使い分けたい人には向かない。

割高感のある価格設定

発売当初の価格が10.3~13.6万円(ドコモ版は10万3032円、au版は11万2320円、SoftBank版は13万6320円)だったが、正直、割高感がある。海外版は日本円換算で概ね10万円以下だったので、ドコモの価格設定は海外直販並みで、auとSBはかなり乗せているのだろう。

もっとも、海外メーカーが競ってハイコスパの製品を投入する市場において、本機は10万円でも割高感があったと思う。実際、筆者は5万円以下まで下がったから購入したが、10万円では見向きもしない。

中古店での中古良品の買取価格を見比べても、2019年夏モデルの本機はすでに3万円を下回っているが、2018年秋モデルの iPhone XR はまだ3万円以上だ(2020年5月中旬時点)。それが率直な市場の評価だと思う。

もっとも、本機と比肩する高性能、しかもSIMフリーでDSDVの Huawei nova 5T は新品価格が6万円弱(販売店施策を加味すると実質5万円ほど、2020年5月時点の中古買取価格は3万円を上回る)なので、キャリア専売で汎用性の低い本機は、おのずと市場での評価が下がってしまうだろう。キャリアショップでの手厚いサポートや Xperiaブランドを加味しても、本機はよくて7万円台が精々ではなかろうか。というのが筆者の相場観。

国内スマートフォン市場ではソニーもまだある程度のシェアを持っているが、同じ時期、ミッドレンジの機種に力を入れたシャープがシェアトップになったという。以前のような通信費を原資とするキャリアの補助金が止められ、健全化した市場にうまく適応できた会社がシェアを伸ばしたのだろう。

本機は端末自体の完成度はまあまあ高い(ただし指紋センサーイヤホンマイク端子カメラなどに詰めの甘さはある)が、キャリア専売で使い勝手の悪いバンド構成や、市場価格との乖離が著しい歪なキャリア主導の価格設定などが、本機の足を引っ張ったように感じる。

プリインアプリ

標準搭載ミュージックアプリで音楽再生中のロック画面

キャリアによるプリインアプリは多いが、メーカーによるプリインアプリはあまり多くない。

メーカーアプリは主に、ミュージックCinemaPro(動画撮影アプリ)POBox PlusスポットリストGame enhancer などがプリインされている。

一方、Xperiaの廉価版の機種には、ファイルマネージャに広告を出す File Commander がプリインストールされていたりするが、さすがに本機には入っていなかった(広告が出ないファイルアプリがプリインされている)。

また、What's New のようなウザイ通知を出すものも入っていなかった。

カレンダー時計電卓などはGoogle製アプリを標準搭載。

Facebook は、本体はアンインストールできるが、Facebook App Installer、Facebook App Manager、Facebook Services は削除できないので無効にしている。SONYだけの問題ではないが、必須でも何でもないアプリ、しかも Google play をバイパスしてサイドロードしたり、個人情報を収集したりするような悪質なモジュールをシステム領域に埋め込んで出荷するのはどうなのかと思う。

ちなみに本機を Android 10 にアップデートすると「モバイルセレクト」が追加インストールされるが、「本サービスは2020年9月30日(水)23時59分をもちましてサービスを終了させて頂くこととなりました」という。いったい何をしたいのやら。

ミュージック

ウォークマンのSONYらしく、ミュージックアプリは伝統的にXperiaにプリインストールされてきたが、ご多分に漏れず本機にも入っている。

もちろん、Google play から doubleTwistMusicolet などの音楽プレーヤーをインストールして使うこともできる。

文字入力

昔からXperiaを使っていた人にはお馴染みの、ソニー製のIME(日本語入力)アプリ「POBox Plus」(右図)がプリインストールされている。 近頃は廉価版の Xperia には入っていないこともあるが、本機にはしっかり入っていた。

変な癖がなく、辞書も(地名・駅名がサクサク出る、一方で候補にネットスラングが並ぶようなことはなく)良好。さらに英字(QWERTY)では上スワイプで大文字を入れられるようになっている、ダークテーマが配信されているなど、着実に改善されている。使いやすくて筆者も気に入っている。

フォント

ソニーモバイルUDゴシック(標準)、ベビポップ、万葉行書、ハミング、UD角ゴ コンデンス80 の5種類が入っており(XZ2 あたりから同じ)、切り替えて使うことができる。 【設定 > 画面設定 > フォント変更】

個人的には標準の「ソニーモバイルUDゴシック」が見やすく、違和感もないので良いと思う。

特殊な操作

サイドセンスの練習画面

サイドセンス

本機では、画面の左右端をダブルタップしたりなぞったりする動作で、機能の呼び出しや「戻る」などの操作を行える。

(stub)


21:9マルチウィンドウ

(stub)


カメラ

(作例準備中)

トラブルシューティング

SIMカード・microSDカードがうまく入らない

本機のSIM・microSDトレイには、外れにくいようバネが付いている。 トレイに乗せるだけではなく、少し押し込むようにして入れる必要がある。

SIMカードやmicroSDカードを入れた状態でトレイを裏返しにしてみて、SIMカードやmicroSDカードが落下するようなら、正しく入っていない。

SIMカードやmicroSDカードがツメにうまく嵌まっていない(乗せただけの)状態で無理に入れると、本体内でズレたりして故障の原因にもなるので要注意。

ちなみにSIM・microSDトレイの着脱にピンは不要だが、SIMカードやmicroSDの着脱時には電源を落とす必要がある(電源ON時に取り外すと強制的に再起動される)。SIMの交換を頻繁に行う人には本機は使いにくい(他のDSDV対応機種を選ぶ方が良い)と思う。

また、カメラ等で使っているmicroSDカードの読み書きをしたい場合は、市販の外付けカードリーダを使う方が良いと思う。

通話できない

下記を確認・実施してみる。

  • 通話対応のSIMカードを使っているか、通話対応の契約をしているか
  • SIMカードが正しく入っているか
  • auモデルをauやそのMVNO、または楽天モバイル楽天回線を使う場合は、VoLTE通話を有効にする
    【設定 > ネットワークとインターネット > モバイルネットワーク > 4G回線による通話をON】
  • 上記でうまくいかない場合は、アクセスポイント名(APN)のAPNタイプに「ims」を追加してみる
    【設定 > ネットワークとインターネット > モバイルネットワーク > 詳細設定 > アクセスポイント名

通話確認は、NTTドコモ網は 1111、au網(UQモバイルを含む)と楽天モバイル楽天回線は 111、ソフトバンク網(ワイモバイルを含む)は 11111 に発信してみる(いずれも、MVNOでも利用可)。

データ通信できない

下記を確認・実施してみる。

  • モバイルデータ通信を有効にする
    【設定 > ネットワークとインターネット > モバイルネットワーク > モバイルデータをON】
  • auモデルで楽天モバイル(楽天回線)を使う場合はローミングも有効にする
    【設定 > ネットワークとインターネット > モバイルネットワーク > ローミングをON】
  • アクセスポイント名(APN)が設定・選択されているか、正しいかを確認
    【設定 > ネットワークとインターネット > モバイルネットワーク > 詳細設定 > アクセスポイント名
  • 優先ネットワークタイプが「4G・3G・GSM(自動)」(au網の場合は「4G」)になっているか
    【設定 > ネットワークとインターネット > モバイルネットワーク > 詳細設定 > 優先ネットワークの種類
  • SIMカードは 4G LTE 契約のものか(3G契約の FOMA SIM などは使えない)
  • 一旦電源を切り、SIMカードを入れ直してみる
  • MVNOのSIMには3Gに落ちるとうまく通信できないものがある(IIJmioなど)ので、地下や高層ビルなどは避けて、屋外や窓際の電波状態の良い所で試す
  • 楽天モバイル (MVNO)0simなどの低品質のSIMの場合は、混雑時間帯を避けて試してみる

SIMフリー機種と違い、キャリア機種にはMVNOのAPNがプリセットされていないので、手動で設定する必要がある。設定する値は契約しているMVNOに確認を。

テザリングできない

「NTTドコモ」「au」「ソフトバンク」と直接契約しているSIMでは、テザリングが規制されていることがあるので、契約内容を確認する。 (ワイモバイルMVNOのSIMを使っている場合は、まず問題なく使える。)

アクセスポイント名(APN)の設定を編集し、APNタイプに「hipri,tether」または「hipri,dun」を追加してみる。

※まずは「tether」で試してみて、うまくいかなければ「dun」に変えてみる。

テザリングのON/OFFおよびSSID・パスワードの設定・確認・変更は、【設定 > ネットワークとインターネット > テザリング】から。

ホワイトバランスの設定

画面の色味が気になる

【設定 > 画面設定 > ホワイトバランス】 の設定値を変更すると色味が変わるので、試してみると良い。

あまり使っていないのに画面の点灯時間が長い

初期状態でONになっている「アンビエント表示」機能が頻繁に動作している可能性があるので、【設定 > 外観 > アンビエント表示(Always-on display) > アンビエント表示のタイミングをOFF】にして様子を見てみる。

ダークモードにならない

Android 9 にも設定の中にダークモードの選択肢が入っているが、まだ一部のアプリでしか有効にならない。

Android 10 にアップデートすると、OSを含めてダークモードに対応する。 【設定 > 画面設定 > 詳細設定 > ダークテーマをON】

Googleアシスタントが邪魔なときは

本機に限らず、Androidではホームボタン(本機では画面下端中央の楕円部)を長押しすると「Googleアシスタント」が起動してくるが、誤操作の原因になるなど、使わない人にとっては正直邪魔でしかない。これを無効にするには

  1. Google play から「G.N. のかわり」をインストールして起動
  2. 「デフォルトを設定」をタップして「開く」
  3. 設定の「アシストと音声入力」が開くので、「アシストアプリ」を「なし」にする

「おサイフケータイ」のメモリ確認方法

おサイフケータイのメモリ使用状況(未利用)

本機に限らないが、「おサイフケータイ」に対応している機種は「セキュア・エレメント」を使う仕組みになっているため、本体(OS)を初期化(リセット)する前に、おサイフケータイの消去・機種変更手続きが必要

「セキュア・エレメント」は Android OS とは独立しているので、おサイフケータイを消去する前に本体 (Android OS) をリセットをしてしまうと、「セキュア・エレメント」に残った情報にアクセスできなくなってしまい、チャージ残高が失われたり、再発行手数料が発生したり、中古として譲渡した端末を他の人が使えなくなったりするので、気をつけたい。

逆に、おサイフケータイ対応の中古端末を購入する際は、おサイフケータイのメモリがクリア済みになっていることを確認しよう。

【確認方法】

  1. プリインストールされている「おサイフケータイ」アプリを起動する
  2. 説明が表示された場合は、何度か左にスワイプして終わらせる
  3. 左上の三本線をタップ
  4. 「サポート・規約」をタップ
  5. 「メモリ使用状況」をタップ
  6. 「おサイフケータイのメモリ使用状況」が表示されるので(右図)、「未利用」と表示されればOK。

※本機の表示は従来の機種と違い、ブロック数ではなく、「未利用」または「利用中」と表示される。

個別のメモリクリア方法は、「おサイフケータイ#メモリクリア(初期化)方法」を参照。

いろいろ試してもクリアできないときは(最後の手段)

ドコモ版の場合は、ドコモショップに設置されている「DOCOPY(ドコピー)」を自分で操作して消去できる。

au版、ソフトバンク版の場合は、各キャリアショップに持ち込むと、本人確認を経て消去してもらえる。

ただし、この方法で強制クリアすると、残っているデータを取り戻せない(残高がある場合は失われる)ことがあるので、あくまで最後の手段だと考えよう。

参考リンク

後継機種

関連記事