大白川駅

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この記事は、最終更新日よりおよそ 3 年 9 ヶ月経過しています。 公式サイトなどで最新情報を確認してください。(最終更新:2020年7月)
只見線
大白川
おおしらかわ Ōshirakawa
新潟県魚沼市
只見 (20.8km) (6.4km) 入広瀬

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管轄 JR東日本.pngJR東日本 新潟支社
配線 1面2線
有人駅 ×
出札窓口・券売機 △ 簡易自動券売機あり(現金のみ)
待合室 △ 駅舎内 通年利用可(暖房無し)
路線バス 入広瀬コミュニティバス(月火水金のみ、一部要予約)
タクシー ×
シェアサイクル・レンタサイクル ×
コインロッカー ×
トイレ 駅舎脇(冬季閉鎖)
飲料自動販売機
喫茶・軽食 そば処 平石亭(駅舎2階、夏季の土休日を中心に営業)
売店 ×
携帯電話圏内 ドコモ SB(2019年11月)
みどころ
紅葉(車窓から見える景色)
雪
大白川駅 どこトレ


大白川駅(おおしらかわえき)は、新潟県魚沼市にある、JR只見線

ここから新潟県に入り、当駅から小出方面へ折り返す列車が設定されている。 また当駅は豪雪地帯の中にあるため、冬は除雪の最前線となる。

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六十里越

只見駅を出た列車は六十里越の長いトンネルを抜け、さらに末沢川沿いの無人地帯をしばらく走って当駅に到着する。この間は豪雪地の無人地帯で、冬は数メートルの雪が積もり、並行道路は半年ほど雪に閉ざされるが、雪に強い鉄道は冬季もほぼ走っている。

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ただし雪が降り続いて除雪が追いつかない時や、春の雪解け期になると雪崩警戒で運休することもあるので、利用する際は運行情報に注意したい。

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ちなみに「六十里越」とは、六里(約24km)の道程があまりに長く感じられたために付けられたのだとか[1]。今でも発電所がある以外はほぼ無人で、携帯電話も全キャリア圏外になる。

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駅周辺

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駅前には山と道路しかない。駅付近には民家が数軒あるくらいで、破間川と末沢川が合流する付近に小さな集落がある。

夏の週末には駅舎の2階で蕎麦処「平石亭」が営業しているが、他に飲食店や商店は無い。春と秋には大白川集落内の山菜会館が営業していることがあるが、不定休で、飲食メニューは原則要予約となっている。

只見線は末沢川に沿って只見へ向かうが、前述の通り末沢川沿いの六十里越は大白川駅付近を除いてほぼ無人地帯になっている。

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駅名にもなっている大白川の集落は、破間川の上流方面へ歩いて10分ほどの所にある。かつては小出から南越後観光バス(路線バス)が乗り入れていたが、2018年頃に入広瀬(穴沢)までに短縮され、大白川までは来なくなった。代替として「入広瀬コミュニティバス」が運行している。

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この辺りは「山菜共和国」と呼んで山菜を村おこしに使っており、駅から15分ほどの所にある「山菜会館」では、時季になると山菜の直売が行われていたりもする。

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春は山菜を、夏は登山や渓流釣りを、秋にはキノコを目当てに訪れる人がぼちぼち見られるが、冬は大雪に閉ざされる。集落の道路は除雪されていて普通の運動靴でも歩けるが、長靴で行くと歩きやすい。歩いて集落へ行くと周囲は3m以上の雪の壁になっており圧巻。通年人が住んでいる地域では指折りの豪雪地域へ、駅から歩いて訪ねることができる。


冬の大白川集落

魚沼・大白川 Oshirakawa


参考リンク

雪国観光パス(2019年版)
  • そば処 平石亭 新潟県魚沼市
  • 入広瀬地区(魚沼市観光協会)
  • 雪国観光パス - 新潟県南部のJR、北越急行、一部バス路線が乗り放題になるフリーきっぷ。2日間有効で大人2,620円・小人930円。只見線は当駅より新潟県側を利用できる。南は水上(新幹線は上毛高原)から北は長岡まで利用できる。ただし季節販売で、例年、春から秋まで設定されるが、2020年は新型ウィルスの影響か、今のところ設定無し。

大白川
おおしらかわ
只見 入広瀬
Tadami Ōshirakawa Irihirose