郡上八幡駅

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長良川鉄道越美南線の駅。岐阜県郡上市の中心市街地の最寄り駅。美濃太田駅から46.9km、1時間半ほど。

(本稿は2014年 3月27日時点の状況に基づく。)#写真

有人駅。自動券売機が設置されている。窓口では回数券・定期券の発売、硬券入場券・グッズの販売と、白鳥交通バスの定期券・回数券を取り扱っている。 長良川鉄道は全ての駅で車内精算を行っており、駅員は改札を行わない。

駅舎内には「ふるさとの鉄道館」が設置されており、国鉄時代に越美南線の鉄道業務で使われた品などが保管・展示されている。無料、9:00~17:20。駅スタンプ(当駅、郡上大和駅、美並苅安駅)が設置されている。

駅前

駅前には店や施設がほとんど無い。酒屋兼土産物店は営業していない様子で、自販機のみが稼働している。その並びに旅館が1軒ある。

タクシーは駅前に1台待機していた。

鉄道利用者用駐輪場は、学校が春休み中の割りに利用されていた。または、ここまで列車で来て、駅から自転車で行くのだろうか?

駅から中心市街地まで

駅待合室に「郡上八幡ガイドマップ」が置いてあるので、もらっておくと良い。

城の周囲に開ける中心市街地までは駅から1~2km。駅を出て左手(北)道なりに数分歩いた「城南」交差点が中心市街地の入口。ただし駅前から城が見えず、歩いている人もほとんどいないので、不安なら100円バスの利用がおすすめ。(帰りは駅まで歩いても良い。往路に後述の100円バス「赤ルート」に乗って中心街へ出た場合、駅までは同じ道を歩いてくるのが最短経路。)

コンビニは駅を出て左手(北、白鳥方面)徒歩数分の場所(「城南」交差点前)にあるローソンが近い。他は、中心市街地の外れにある市役所・図書館の向かいにサークルKがある。

「まめバス」(100円バス)

郡上市「まめバス(運賃1回100円、車内で購入できる一日乗車券は200円)が、駅からは日中毎時15・45分に出る。市街地観光なら、「赤ルート」(毎時15分発)が来たら「旧庁舎記念館前」で、「青ルート」(毎時45分発)が来たら「城下町プラザ」で降りると良いかも。

駅前のバス停は共通になっており、時刻・路線案内はバス停柱ではなく、すぐ裏の掲示板に掲出してある。いろんなバス(相生方面、美並方面、高速バス岐阜駅行きなど)が来るので、発車時間の数分前までは駅の待合室で待つようにし、どこへ行くか確認してから乗ると良い。

徒歩

駅から旧庁舎記念館(観光案内所兼土産物店)まではずっと緩やかな坂道で2~30分。

そこから吉田川を渡って短い急坂を登ると数分で城下町プラザ。ここは路線バス・高速バスの結節点になっている。

駅から城内まで歩くと4~50分くらいだが、道中で街並み観光ができるので歩くのがお勧め。

筆者は行きはバスに乗り、帰りは歩いたが、旧庁舎記念館から、途中撮影しながら、さらに郵便局やら和菓子屋やらコンビニやらに寄りながら歩いて、駅まで25分。街から駅まではずっと緩やかな下りなので、健脚の人なら30分見ておけば余裕かと。

レンタサイクル

駅にレンタサイクルがある(1回1000円)[1]

もっとも、市街地は(駅前の徒歩数分を除き)歩くのによい距離感だし、バスも両方向あわせて毎時2本あるので、観光なら「まめバス」で中心市街地まで行って、歩くのがお勧めかな。時間をかけてあちこち回りたい時には自転車もいいけど、次の列車までの1~3時間で中心市街地だけを見るつもりなら、自転車はあまり活躍しない(自動車は論外)と思う。

郡上八幡市街

かつて郡上藩のあった郡上八幡城の城下町。今は「郡上おどり」で知られる。実際歩いてみると、同じく夜通し盆踊りの「おわら風の盆」で知られる越中八尾と街の構造が(最寄り駅からの距離も)似ているなぁと思ったり。(当然、中心市街地の大きさは違うけどね。)

建物も江戸時代からの市街地を思わせる造りで、おそらく意図的に残している部分も多いのだろうが、歩いて楽しいまちになっていると思う。

筆者が訪ねた時は「郡上八幡城下町のおひなめぐり」期間中だったらしく、各所にひな人形が展示されていた。旧庁舎記念館は雛人形だらけになっていた。こういうイベントが企画・実施されているのも好評価。

由緒ある街なので、基本的に歩くのに適したコンパクトな町割りになっているが、残念なのは狭い市街地をクルマが我が物顔に走っていること。ここに限った事ではないが、バイパスを造ったのなら中心市街地に自家用車を入れない工夫をすればいいのに、そういう基本的なことが出来ていない。それが出来れば街の印象ががらっと良くなるだろうに、残念。

筆者は時間の都合で訪れなかったが、城(有料)からの景色はとても良いらしい。城から駅まで歩くと40分程度だと思うが、その間は商店街および銀行等が立地する旧官庁街になっている(ただし駅付近の徒歩5分程度は殺風景な国道)ので、せっかく訪れたら往復どちらかはバスに乗らず、歩いて城下町観光すると良いと思う。

筆者が訪れたのは平日で、桜が咲く前でありながら、中心市街地では開けている店が多く、それなりに頑張っている印象だった。しかし人の回遊が少なく、人は施設内に留まってしまっている印象。これでは観光客が幾らか来た所で街の賑わいが出ない(逆にたくさん来ればすぐ渋滞を起こして麻痺する)。せっかく街並みに魅力が残っているのだから、中心市街地からクルマを締め出し(路線バスなどの公共車両と域内物流に限って減速して通す)公共交通との結節を図ってやれば、もっと回遊する人が増えるだろうに。

ドクターヘリ

余談ながら、筆者が駅から「まめバス」に乗る時に上空を通過した救急用ヘリコプターが、バスが郡上市民病院を通った頃には離陸している所だった。向かいの公園が着陸場を兼ねているらしい。もの凄い風と騒音の中で、周りの人が平然としているのに驚いた。やはり自動車が不便で病院が遠い山間部では出動が多いのかしらと。

しかしこのヘリコプター、岐阜市内に駐機していて、飛騨神岡まで行くと40分かかるのね。北側の山間部で利用が多いような気がするけど、もう少し山間部に寄せた所に基地を設置すればいいのにと思ったり。

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参考

写真