長野電鉄長野線

提供: きまぐれ手記 Kimagurenote
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📅 筆者の最終訪問時期:2015年夏
本稿は、2015年夏、またはそれ以前の情報です。
長野電鉄へ訪問の際は、予め公式ホームページなどで最新の情報を確認してください。

長野電鉄(ながのでんてつ)長野線(ながのせん)は、長野駅長野県長野市)から湯田中駅(長野県下高井郡山ノ内町)までを結ぶ鉄道路線。一部複線・全線電化。

見どころ

善光寺

創建は飛鳥時代に遡ると伝えられる、言わずと知れた古刹で、多くの参拝客を集める。 長野駅からバスが頻発しており便利だが、本線では善光寺下駅が最寄りとなり、歩いて10分ほど。

蔵の町並み

須坂駅前には大型店などが建ち並んでいるが、駅前の道路を5分ほど歩くと蔵のまち

須坂駅向かい(改札階からつながるバスロータリー上の歩道橋を渡る)シルキービル2階の観光案内所にはレンタサイクルもある。駅前で借りるとアシスト付きのみで料金が高めだが、徒歩5分ほどの「蔵のまち観光交流センター」まで行くと普通の自転車もある。市内の登録旅館等に宿泊すると、領収証の提示によりレンタサイクルが無料になる。

小布施

駅から1kmほどの範囲に残る、古くからの街並み散策が人気。特産の栗を使った菓子店が多い。歩ける距離だが、休日には観光用巡回バス「おぶせロマン号」もある。

バラ公園

中野松川駅から歩いて10分ほどの一本木公園は西洋庭園になっており、バラを中心に花を楽しめる。

温泉・志賀高原

夏はハイキング、冬はスキーでリゾート開発が進む。 活火山(草津白根山)が近く、良質な温泉が湧くことで知られる。 また、奥志賀ではホタルの飛翔が3ヶ月ほど見られることでも知られる。

温泉に入る野生の猿を観察できる「地獄谷野猿公苑」は、長電バス「上林温泉」より徒歩30分ほど。

湯田中駅から長電バスが毎時1本程度あり、別途、長野駅からの急行バス(湯田中~志賀高原内の区間利用は不可)もある。

白根火山の噴火警戒レベルが低い時に限られるが、バスは白根火山まで行くので(冬季運休)、JRバス関東 草津温泉行や、西武観光バス 万座温泉行へと乗り継いで、群馬県側の吾妻線に抜けることもできる。

電車

特急

湯田中などの温泉や志賀高原の観光開発に力を入れている同社だけあり、普通電車のほかに有料特急電車を通年運行している。ただし全席自由席で(さほど混まないので全席自由でもまず座れる)、特急料金は100円に抑えられており、気軽に利用することができる。

停車駅の少ないA特急(日中時間帯、権堂~須坂間通過)と、停車駅の多いB特急(朝夕)がある。

特急電車は、元小田急ロマンスカー10000形「HiSE」(1000系「ゆけむり」)と、元JR東日本「成田エクスプレス」用253系(2100系「スノーモンキー」)が走っている。旧式車両ではあるが特急料金100円なので乗り得。 なお、点検等の都合で普通電車が特急運用に就くことがあるが、この場合は特急料金不要となる。

元ロマンスカー車は展望席も含めて自由席で、前面展望を気軽に楽しむことができる。 ただし、同社ではA特急での1両貸切を実施しており、40,000円で前面展望車を貸切利用できる(貸切利用があるときは一般の乗客は全面展望車に乗車できない)。

元成田エクスプレス車を貸切利用する場合は、個室のある車両が貸切利用になる。

普通

普通電車は、元営団地下鉄日比谷線の3000系(3500系)と元東急田園都市線の8500系(8500系)が走っている。

ただし8500系は回生以外の抑速ブレーキを装備していないため、最高40の急勾配が続く信州中野~湯田中間では専ら3500系が走っている。

温泉

長野市

須坂市・高山村

小布施町・中野市

山ノ内町(湯田中・渋温泉郷・志賀高原)

(冬季および草津白根火山の活動期を除き、白根火山でのバス乗り継ぎで万座温泉や草津温泉へも出られる)

お得なきっぷ

詳しくは公式ホームページを参照

  • 長電フリー乗車券 - 長野電鉄の電車が1日または2日間乗り放題。1日券は大人 1,860円、小人930円。特急券は別途。長野駅、権堂駅、須坂駅、小布施駅、信州中野駅、湯田中駅および東京・神保町の書泉グランデで発売。

駅一覧(各駅へのリンク)

  • 正確な情報は、最新の時刻表公式ホームページなどで確認してください。
  • リンクが赤色の駅は、本サイトでは現時点で該当記事がありません(準備中または執筆予定無し)。近隣のリンクが青色・紫色の駅の記事をご覧ください。
  • 長野電鉄長野線では、SuicaなどのICカードは利用できません。乗車前に切符を購入するか、現金での精算が必要になります。

長野線

駅番号 駅名 駅間キロ 営業キロ B特急 A特急 接続路線 出札 配線 所在地
N1 長野駅
ながの
- 0.0 Pictogram Railway.pngJR北陸新幹線信越本線しなの鉄道線直通運転)
Pictogram Railway.pngしなの鉄道北しなの線飯山線直通運転)
Pictogram Bus.png長電バス Pictogram Bus.pngアルピコ交通(川中島バス) Pictogram Bus.png長野市循環バス「ぐるりん号」
Pictogram Information.png長野市内バスマップ
長野県
長野市
N2 市役所前駅
しやくしょまえ
0.4 0.4  
N3 権堂駅
ごんどう
0.6 1.0 Pictogram Bus.png長電バス Pictogram Bus.png長野市循環バス「ぐるりん号」
N4 善光寺下駅
ぜんこうじした
0.6 1.6  
N5 本郷駅
ほんごう
1.1 2.7  
N6 桐原駅
きりはら
0.9 3.6  
N7 信濃吉田駅
しなのよしだ
0.7 4.3 Pictogram Railway.pngしなの鉄道北しなの線北長野駅」徒歩5分
Pictogram Bus.png長野市循環バス「東北ぐるりん号」(土休日運休)「北長野駅」
N8 朝陽駅
あさひ
2.0 6.3  
N9 附属中学前駅
ふぞくちゅうがくまえ
0.7 7.0  
N10 柳原駅
やなぎはら
1.0 8.0 Pictogram Bus.png長電バス 平林・柳原線 Pictogram Bus.png長野市乗合タクシー長沼線(土休日運休)
N11 村山駅
むらやま
2.0 10.0   長野県
須坂市
N12 日野駅
ひの
1.0 11.0  
N13 須坂駅
すざか
1.5 12.5 Pictogram Bus.png長電バス Pictogram Bus.pngすざか市民バス
Pictogram Bikeshare.pngレンタサイクル
N14 北須坂駅
きたすざか
2.5 15.0 Pictogram Bus.pngすざか市民バス 北相之島線
N15 小布施駅
おぶせ
2.5 17.5 Pictogram Bus.png小布施町内回遊シャトルバス「おぶせロマン号」(運行日注意)
Pictogram Bikeshare.png長電レンタサイクル(冬季休止)
長野県
上高井郡
小布施町
N16 都住駅
つすみ
1.1 18.6  
N17 桜沢駅
さくらさわ
2.7 21.3   長野県
中野市
N18 延徳駅
えんとく
2.0 23.3  
N19 信州中野駅
しんしゅうなかの
2.3 25.6 Pictogram Bus.png長電バス 湯田中駅経由渋温泉・上林温泉行、立ヶ花駅行、飯山駅行 ほか Pictogram Bus.png中野市ふれあいバス(土休日運休)
Pictogram Information.png中野市公共交通マップ
N20 中野松川駅
なかのまつかわ
1.4 27.0 Pictogram Bus.png長電バス 湯田中駅経由渋温泉・上林温泉行  
N21 信濃竹原駅
しなのたけはら
2.3 29.3    
N22 夜間瀬駅
よませ
1.1 30.4     長野県
下高井郡
山ノ内町
N23 上条駅
かみじょう
1.4 31.8    
N24 湯田中駅
ゆだなか
1.4 33.2 Pictogram Bus.png長電バス 渋温泉・上林温泉行、奥志賀高原ホテル行、白根火山行 ほか

【凡例】

  • B特急A特急:●=停車、|=通過、※=善光寺御開帳時期のみ一部停車
  • 出札:◎=出札窓口・券売機あり、○=有人駅(一部時間帯のみ)・券売機あり、△=券売機あり
  • 配線:|=棒線駅(交換不可)、◇=交換可能駅、∨∧=単線と複線以上の境界駅、‖=複線以上の駅、=地下複線区間

河東線

河東線(かとうせん)は、屋代駅(現在の長野県千曲市)から、須坂駅信州中野駅を通って、木島駅(長野県飯山市)までを結んでいた鉄道路線。

このうち須坂~信州中野間は長野線に統合されて現役だが、枝線となる屋代~須坂間が「屋代線」、信州中野~木島間が「木島線」と呼ばれていた。枝線区間のうち前者は2012年3月、後者は2002年3月をもって廃止された。

屋代線

屋代線(やしろせん)は、屋代駅(長野県千曲市)と須坂駅を、松代駅(旧松代町)経由で結んでいた。かつては上野駅から信越本線経由の直通列車も走っていた由緒ある路線だが、長野新幹線(現在の北陸新幹線)開業後は閑散としていたようだ。

鉄道廃止後は、長電バス 屋代須坂線が運行している。かつて駅があった場所の停留所は今でも「駅」と呼ばれていたり、松代駅など駅舎が待合室としてそのまま使われている所もあり、わずかながら面影は残っている。

路盤も概ね残っているようだが、線路は剥がされており、かと言ってサイクリングコースに転用されるといった話も聞かれない。

廃止代替バスは毎時1本弱程度の運行本数があるが、以前、日中に乗車した際は、乗客もまばらだった。一方で、長野駅から川中島古戦場経由で松代を結ぶ川中島バスの路線は毎時1-2本走っている。松代への移動需要は相応にあると思われるが、かつて信越本線(現在のしなの鉄道線)が東京方面とつながる幹線だった頃と違い、今となっては屋代(や須坂)に出る需要は少ないということだろう。

木島線

木島線(きじません)と呼ばれていた区間は、長野電鉄の前身である河東鉄道が、飯山方面への連絡を目指して建設した区間。終点のひとつ手前の信濃安田駅は、飯山駅と千曲川を挟んだ対岸にあり、徒歩連絡できる距離にあった。(飯山駅は新幹線開業の際に200mほど南に移設されたので、現・飯山駅から安田駅跡へは川を渡ってすぐ対岸。)

信州中野駅~飯山駅間は、長電バス 中野・木島線 が、毎時1本弱、走っている。

また、かつては終点・木島駅から野沢温泉行のバスが接続していたが、現在は長電バス 飯山・野沢線 が飯山駅から接続する形で、1-2時間毎に走っている。

参考