Minolta 4000AF

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この記事は、最終更新日よりおよそ 9 年 9 ヶ月経過しています。 公式サイトなどで最新情報を確認してください。(最終更新:2014年5月)
FinePix HS50EXR のホットシューに接続。マニュアル設定のみになるがシャッター連動発光が可能。
背面操作盤

Minolta 4000AF、1980-90年代のミノルタαシリーズ(フィルムカメラ)(※)用のプログラムフラッシュSUNPAK PZ-4000AF OEM品、1985年発売(らしい)。

※この時代のミノルタのホットシューは独自形状ではなく、ISO(JIS)準拠。

2014.05.14

出先近くのハードオフで見つけて購入。税込2160円。

付属品一切無し、相応の使用感はあるが、年代を考えれば状態の良い方だと思う。電池の液漏れ跡もない。

筆者はもうフィルムカメラを持っておらず、ホットシューが付いているディジタルカメラは大抵ストロボを内蔵しているし、人物撮影は趣味外なので、普段は内蔵ストロボで充分足り、外付けストロボを買うつもりは無かったものの、極まれに屋内での撮影の頼まれ事があったりすると、内蔵ストロボでは力不足、かと言って新品を買うのもどうかと思っていたので、この値段ならと今回試しに買ってみた。

少し試してみたら光量が半端なく、狭い室内では1/16設定にしても余るくらい(フル発光で試すと、狭い室内では 90°バウンスして ISO 100, 1/800 でも上方は白飛びする(笑))。もっとも室内と言ってもホールなどで使う物なので、一般家庭で使う物ではないが。

筆者の撮影範囲では、普段は使わないと思うが、上方90°、左右各90°にバウンス可能で、光量も充分すぎるほどあり、趣味的にはバウンス撮影で楽しめるかもしれない(^^)。

仕様

仕様が分からなくて困った。

電源は単三電池×4本、アルカリ乾電池または Ni-MH 充電池で使える(仕様上は Ni-Cd 対応だが、さすがにもう持っていないので、手持ちのエネループで確認した)。

日本語の情報が出てこず、英語やら何語やらのページから必要な情報を探し出す作業をすると、電圧は 1.85-2.5V とある。すると220Vなどが流れることはないだろうと考え、試しに手持ちのカメラにつないでみたら、X接点連動発光が確認できた(光量や焦点距離の設定はマニュアルのみ)。

フィルムカメラではTTL調光AF補助光にも対応しているが、最近のディジタルカメラでは使えない。

操作

LIGHT
液晶のサイドライト点灯。
ZOOM
カメラの焦点距離に応じて、発光範囲を変えられる。28mm, 35mm, 50mm, 70mm(以上)の4段階で設定でき、長く(狭く)するとより遠くに届くようになる(のでガイドナンバーが変わる)。
TTL/M, ft/m(左上のスイッチ)
ディジタルカメラでは使えない(定量発光・マニュアル操作のみ)。
LEVEL
発光量を FULL, 1/2, 1/4, 1/8, 1/16 から選択できる。
TEST
テスト発光。右隣の稲妻マークが赤点灯すると使える。
OFF-ON
ONにするとコンデンサに蓄電開始。

操作面には "MADE IN JAPAN" が一体成形されている。

さらに 英語の説明書らしき物が見つかり、焦点距離ごとのガイドナンバー表が載っていたので、これを参考に撮影距離目安表(下図)を作った。

Minolta 4000AF GN.png

参考