WD5000LPVX
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WesternDigital WD5000LPVX。2.5インチHDDで従来一般的だった9mm厚より少し薄い7mm厚、転送レートで SATA 3Gb/s に加え 6Gb/s にも対応したハードディスクドライブ(HDD)のお話し。2013年3月頃発売。
中古(アウトレット?)で大量入荷
2013年12月より Sofmap.com で 中古・アウトレット 扱い 3480円で大量に出ているのを見て、いくつか購入。普段HDDを中古で買うことは(特殊な物を除いて)無いけど、今回は中古と謳いながらも比較的新しい機種が大量に出ていたので、アウトレットかしら?と思い、試しに買ってみた次第。
現行モデルで、同店の新品価格は5980円、価格.comでの最安値は4480円。
筆者が購入した物の S.M.A.R.T.を CrystalDiskInfo で見てみたら、いずれも電源投入回数が10回前後、使用時間 2-3時間。年末に在庫処分を急いだ代理店からの流出品なのか何なのか、分からないけど、おそらく動作確認のみのアウトレットに近い状態の品なのかしらと。
(今のところ特に聞かないけど、もしかすると特定の不具合持ちロットとかかもしれないので、購入する場合は自己責任でどうぞ。保証は販売店の1ヶ月返品保証のみ。)
最近は筆者もバックアップに2.5インチHDDを使うし、中でも500GBは一番使いやすいので、今回の流出品は大変ありがたく、小型軽量なデータバックアップ用ディスクとして使おうかしらと。
もっとも500GBもあれば大抵の用途には充分なので、外付けHDDにはもちろん、デスクトップ機に(こういうアダプタをかまして)付けて小型軽量のシステムディスクとして使っても良いかもね。
なお、本機に限らず一般的に、AFTなので互換性に注意することと、7mm厚で軽く薄いのは良いが、ノートパソコンなどでネジ留めせずクッション材などで固定している機種の装換用に考えている場合は要注意(電気的には問題がなくても、筐体の厚さが違うHDDを入れると浮いて振動や放熱不良等の原因になりかねない)かと(他のHDDやSSDでも同様)。
保管方法
バックアップ用にたくさん使う場合、3.5インチHDDの方が容量あたり単価は安いものの、保管や取り扱いに難がある上、消費電力や夏の発熱も気になるので、1台で大容量が必要な場面(システム全体のバックアップなど)以外では2.5インチを愛用している筆者。
しかしいくら小さいとはいえ、増えれば保管方法が問題になるけど、以前使っていた FREEDOM FHC-259 は2012年頃を最後に入手できなくなり、もっともこれは9mm厚に合わせているので7mm厚だと隙間ができることもあり(がたつくことはないが)、7mm厚のHDDをどう保管しようか悩ましい。
とりあえず、チャック付きの静電気防止処理袋(外寸10x14cm、内寸9x11.5cm)を買って試してみたら、これがぴったり。しかし袋だけで10枚入り980円という値段は少々高いような気もするけど、まぁ10枚あればしばらく足りるからいいかな。
これにシリカゲル1gを一緒に入れて、まとめてクッション材で包んでおけば、とりあえずいいかなと。追々、ちょうどいい大きさの収納用整理箱も探してみようかな。
2014.01.24
もう何台か買い足そうと思ったら、@4180円に値上がりしていてガッカリ。引き続き入荷はしてるみたいだけど、この値段じゃ全然魅力がないなぁ(中古だしねぇ。仮に新品だとしても、500GBや7mmにこだわる理由がなければ、1TBを1台買う方がいいでしょ)。売れるのかな?
※手持ち品の製造番号で WesternDigital の RMA を見てみたら、案の定、いわゆるバルク扱いの保証無し(つまり販売店による保証のみ)になっていましたわ。