PGA PG-BTE2S

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この記事は、最終更新日よりおよそ 4 年 6 ヶ月経過しています。 公式サイトなどで最新情報を確認してください。(最終更新:2020年1月)
Premium Style PG-BTE2S
PGA PG-BTE2S01.jpg
本体(ブラック)
メーカー PGA
発売日 2018年 8月
ユニット インナーイヤー
ダイナミック型
インピーダンス 16Ω
出力音圧レベル 108±3dB/mW
再生周波数 20-20,000Hz
接続 無線
通信方式 Bluetooth 4.1
コーデック SBC
対応OS 汎用
内蔵電池 連続再生4時間
/ 充電2時間
充電端子 microUSB
サイズ ケーブル長 55cm / 本体重量 16 g
騒音軽減機能 ×
音質(主観) ドンシャリだが値段の割りにはまあまあ
装着感(主観) ○ サポートチップが合わないと邪魔かも
音漏れ(主観) ○ 少なめ
リモコン ○ 再生/停止、音量
通話用マイク ○ ノイズを拾いやすい
防水 ×
本体色 ブラック □ホワイト
ブルー ピンク
参考市価 3820円(税込、ヨドバシカメラ)
PGA PG-BTE2S

Premium Style(プレミアムスタイル)BTE2S は、PGA(ピージーエー)社製のインナーイヤー型ワイヤレスイヤホン(ヘッドホン)Bluetooth 4.1 対応。

ドライバーユニット一体型の大きな本体と Ear Support チップが特徴的。電池や回路などがドライバーユニットと一体型になっており、耳元が目立つ半面、ケーブルにぶら下がる物がないため、見た目はともかく、使い心地は意外とすっきりしている。

イヤーサポートチップが3種類(大・中・小)付属し、スポーツシーンでの脱落軽減が謳われているが、効果のほどは個人差がありそう。非防水。

カラバリは Black, White, Blue, Pink の4色。ただしブラックは緑がかった見た目。

音質

筆者の主観になるが、低音強調のドンシャリ。むしろドンドンシャリという感じ。でもまあ、慣れるとそこまでの違和感はないし、価格の割りには頑張っていると思う。ドライバーサイズは 10mm だそう。

本機の音量を大きめにした状態で、静かな所で装着すると、サーっというホワイトノイズが聞こえる。 本機の音量調整は独立しているので、本機の音量を中間くらいにしてから、再生側の音量を調整して使うと良さそう。

装着感

見た目はアレだが、装着感は意外と悪くない。

インナーイヤー型だが、密着する形状で、カナルと中間くらいの密閉性。しっかり装着すると多少圧迫感がある。浮かせて使うと音質は下がるが、圧迫感はなくなる。好みの位置で使えば良いと思う。

Ear Support 採用で着脱を軽減するとあるが、筆者が使っていると、むしろ Ear Support が邪魔をしてイヤホンが浮いてしまう感がある。まあこれは個人差ありそう。本機は家電量販店で販売されており、店頭デモ機で試聴できるので、店頭で試聴してから購入すると良い。

音漏れは少なめ。密着させるとほどほどに外音を遮るので、作業中に使うにも良い。

本体の肌に触れる部分がラバー系樹脂。近頃の他社製品(Apple AirPodsHuawei FreeBuds など)にありがちなツルツルのプラスチックではないぶん、やはり筆者の主観になるが、装着感は良い。

完全ワイヤレスではなく、左右がベローズタイプ(平形)のコードでつながっている。本機はドライバーユニットと電池や無線回路が一体型になっているので、コードの途中に電池やリモコンなどが無く、コードはすっきりしている。

完全ワイヤレスが流行っている昨今だが、実用性を考えると、外したときに首にかけておけるので、落下が問題になっている実用性を軽視した Apple AirPods のような物よりも使い勝手は良いと思う。

操作

リモコン

右耳の本体中央に大きな再生/停止ボタンがある。この大きなボタンを長押しで電源ON/OFF(電源ON時はLEDが緑点滅、OFF時は赤点灯)。2回押しでリダイヤル(通話発信)。電源OFF状態から5秒以上長押しするとペアリングモードに入る(LEDが赤緑点滅)。

ペアリング可能台数は7台まで(同時接続は1台まで)。パソコンとスマートフォンなど複数の機器を使い分けるには便利。

本体右耳の前方上寄りに音量ボタンを搭載しているが、本機の音量調整は独立していて、Androidスマートフォンで使っていると再生機の音量は変わらない…のだが、Windowsパソコンでは再生側の音量が変わる。どうしてこうなる。

音量ボタンを長押しで曲送り/戻し。これはスマートフォンでもパソコンでもできる。

音量ボタンをこういう仕様にした理由はよくわからないが、人によって便利な場合と不便な場合がありそう。

通話用マイクも搭載されており、通話用にも使えるが、マイクが声を拾いにくい位置(たぶん右耳電源ボタンの近く)にあるためか、送話音量は小さめ。しかも本機の内蔵マイクは妙に高音を拾いやすいので、騒がしい場所ではノイズを多く拾ってしまい使いづらいと思う。マイクは右側の本体にあるので、右側を外して少し口元に近づけると通話できるが…通話用にはお勧めしない

機能

Bluetoothなので、対応機器ではOSを問わず動作すると期待される。筆者が試した範囲では、Android 9、iOS 13 (iPhone 11)、Windows 10 パソコンで使えた。

ノイズキャンセルなどの機能はなくシンプル。独自のカスタマイズアプリも無い。

本体右耳中央の大きなボタンを3秒長押しでLEDが緑点滅して電源ON。さらに押し続けるとLEDが赤緑点滅になってペアリングモードに入る。

電源OFFも、本体右耳中央の大きなボタンを3秒長押し(LED赤点灯)。 自動電源OFFは無さそうなので、切り忘れに注意。

Bluetooth 4.1 の効果か、電波干渉には意外と頑張る。例えば電子レンジを使うと時々音の瞬断があるが、昔の機種に比べれば大幅改善。安い割りには頑張ってると思う。

でも、再生側のBluetoothバージョンが古かったり Wi-Fi との干渉などがあると音の途切れが頻繁に起きる(Bluetooth 4.0 で確認)。

Bluetoothプロファイルは A2DP, AVRCP, HFP/HSP に対応。コーデックSBC のみのため、遅延は大きめ。まあ安いので仕方ないね

電池・充電

充電端子は microUSB。充電用ケーブルは付属するが、ACアダプタは別売。パソコンのUSB端子や、スマートフォンなどに付属の充電器が使えると思うが、無ければ市販のUSB充電器を用意しよう。

microUSB端子が右側の本体に埋め込まれているので、付属のケーブルはもちろん、汎用のmicroUSBケーブルでも充電できるのは好評価。

連続再生時間が4時間しかないので、出先で使う場合はモバイルバッテリ等で充電が必要になるかも。

サポート

メーカーホームページに情報がなさすぎて不安になるが、付属の説明書(1枚物)には一通りのことが書かれているので、困ることはないだろう。メーカー保証期間は6ヶ月。市価4千円以下の商品なので、こんなものだろう。

参考