Povo 2.0/Nudgeの「povoクラブ」
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この記事は、2024年4月またはそれ以前の情報です。 公式ホームページなどで最新の情報を確認してください。 |
(このページは povo 2.0#Nudgeの「povoクラブ」 の過去ログです)
Nudgeの「povoクラブ」
2023年10月 6日より、推し活応援クレカ「
Nudgeに入会し、「povoクラブ」をメインクラブに選んでおくと、Nudgeクレカの決済額に応じてデータボーナス(プロモコード)がもらえる※。
まだNudgeを使ったことがない人は、Nudgeアプリでカードを申し込み、途中で表示されるクラブ選択で「povo」を選択する※。
その後、カードデザインの選択に進むが、必ずしもpovoデザインのカードを持つ必要はない※。カードデザインにこだわりが無ければ無料のNudge標準デザインカードでOK。
すでにNudgeを使っている人を含め、「povoクラブ」をメインクラブに変更※すれば「#ギガ活」に参加できる。
povoをメインクラブにした後、Nudgeの決済金額に応じて povo 2.0 のデータボーナス(プロモコード)をもらえる。
- 5,000円 - 0.5GB (24時間)
- 10,000円 - 1GB(24時間)
- 30,000円 - 1GB(24時間)
- 50,000円 - データ使い放題(24時間)
以降、累計決済額10,000円ごとにギガがもらえる(右図)。
2024年 3月までは累積計算になっており、少額決済をコツコツ積み重ねて特典をもらえる仕組みになっていた。Nudgeで累計30万円支払うと、500MB(24時間)×1個+1GB(24時間)×22個+データ使い放題(24時間)×6個のプロモコードをもらえた。
その替わりポイント還元が一切ないが、還元率の高いクレジットカードでも1%くらいなので、3千円分のポイントと引き換えにこれだけのプロモコードをもらえると考えると、悪くないだろうか。
ただし2024年 4月より毎月リセットされる計算方法に改定(改悪)され、これまでに累積した分は全てリセットされてしまう。
間際の改悪告知
2024年 3月までは少額決済でも1円単位で(切り捨て無し)積算されるので、コツコツ使えば特典を受けられる仕組みになっていたが、2024年 4月より毎月リセットされる計算方式に変更される旨が、間際の 3月25日にNudgeアプリ内でひっそりと告知された(公式Webサイト等では告知されていない)。
毎月のカード決済利用額1万円ごとにデータボーナス1GB(24時間)のプロモコードが発行される仕組みに変更される。「毎月最大10GBのプロモコードがもらえる、更にお得な特典設計」と謳われているが、お得になる人はクレジットカードで毎月1万円単位ずつ支払い、しかも特典の1GBを2日弱で使い切れる人に限られる。
言い替えれば、2024年 4月以降は毎月1万円未満が端数切り捨てとなってしまうので、コツコツ使って特典を受け取ることができなくなってしまい、少額決済中心の人には大幅改悪となる。
しかもこれまでコツコツ使っていた人は無駄になってしまう大幅変更にもかかわらず、変更までわずか7日足らずの間際の告知もいただけない。3月25日の告知には「既存povoクラブにおける累計利用方式は廃止(4月1日以降は本クラブの累計特典の達成は不可)」「未達成の受け取り希望特典がある方は月内の達成に向けたカードのご利用をお願いいたします」とされているが、それを残り7日足らずで告知するのはかなりの無茶振りに映る。
残念だが少額決済中心で使っている人は他のクラブに変更するか、他のクレジットカードに変更する方が良さそうだ。
Nudgeとは
Nudge(ナッジ)は全世界のVISA加盟店で使えるクレジットカード。オンラインと店頭の両方で使える。
入会金・年会費ともに無料。ただし推しデザインのクレジットカードには個別に発行料が設定されており、その一部が推しに入る仕組みになっている(推しの無いNudgeロゴのカードは発行料無料)。
カードはデザインを問わず全てVisaのタッチ決済に対応しているので、買い物はもちろん、対応の改札機を通って電車やバスに乗る※こともできる。
ただし Google Pay・Apple Payには未対応。
Nudgeの特徴は推し活(povoでは#ギガ活)に使えることと、現金払いに近い感覚でクレカの利便性を享受できることの2点。
少し変わったクレジットカードで、支払い(返済)は翌月末までにセブン銀行ATMに出かけて1,000円単位で現金で支払う(手数料無料2024年 6月 3日以降の支払いには110円ないし220円のATM手数料を徴収される)。ATMでの支払いは1,000円単位だが、請求額が1,000円未満なら利息がかからないので、請求額が1,000円以上になった時点でまとめて支払えば良い。
セブン銀行ATMは全国のセブンイレブンやイトーヨーカドー・ヨークマート・ヨークベニマル等の7iグループ店舗に加え、京王、西武、東武、東京メトロ、京急、京成、JR西日本などの鉄道駅にもあるので都市部では不自由しないが、近くにセブン銀行ATMが無い場合にはNudgeはお勧めしない。
また、ATMでの支払時に手数料を徴収されるので、なるべく口座振替を利用する方がいいだろう。
ちなみにpovoを提供するKDDIはNudgeに出資しており、ローソンも買収(共同経営)したが、Nudgeはローソン銀行ATMには対応していない:)※。
銀行振込(振込先は「GMOあおぞらネット銀行」)でも支払えるが、振込の手間に加えて振込手数料が別途かかる(「GMOあおぞらネット銀行」の口座を使っている人は無料)ので、普段から振込はお勧めしないが、地方・海外出張や入院などでATMへ行けない時には使えるだろう。
銀行口座からの自動振替もできるようになったが、引落日が20日で固定なのでちょっと使いづらい(メルペイのように変更できると良いのだが)。対応金融機関は三菱UFJファクターに準じ、都銀のほか地銀や信金にも対応している(JAバンクを除く国内全銀行に対応)。ネット銀行などはアプリで簡単に登録でき、口座振替は登録後でもアプリで停止できるので、普段ATMで払うつもりでも対応銀行口座があれば登録しておくと良いだろう。ただし、請求額が0円の状態でしか変更できないので、口座振替にしたい場合は加入後すぐに(停止したい場合は20日の自動引き落とし後すぐに)手続きしておこう。
利用限度額は10万円と低く設定されているが、ATM等で支払うとすぐに限度額が戻るので、こまめに支払えば困ることはないだろう。10万円以上の買い物をしたい場合は、予めATMで入金しておくと、その分だけ限度額が増える仕組みになっている。
カード番号等はアプリで確認できるのでオンライン決済に便利だし(筆者は特急券のオンライン購入に使っている)、決済するとすぐにアプリに通知が来るのも地味に便利だ。
わざわざセブン銀行ATMに出向いて現金で支払うのが面倒という人にはお勧めしないが、他社では端数切り捨てでポイント対象外になりがちな少額決済でも「#ギガ活」できるメリットがあるし、ネット決済でもなるべく現金を使いたい、限度額は低めにしておきたい、従来のクレジットカードは使いすぎが怖いといった人にぴったりなカードだ。
入会および各種手続きはアプリ(Android / iPhone)で行う。口座開設から各種手続きまでアプリで完結する。本人確認もマイナンバーカードの読み取り(要暗証番号)に対応しているので、煩わしい書類郵送やeKYCの顔撮影も不要。
アカウントはスマートフォンユーザーならば誰もが持っているGoogleアカウントまたはApple IDでログインする※ので、煩わしいパスワードの管理が省ける。
18歳以上でマイナンバーカードがあれば入会手続きは簡単で、本人確認とSMS認証(SMSを受信できる携帯電話番号が必要)、氏名・生年月日・住所、職業、利用目的と暗証番号の入力くらい(勤務先は聞かれない)。審査※も比較的緩いそうだ。
その他、2024年 3月時点では学生に限り紹介キャンペーンが実施されているので、該当する人は入会時に紹介コードを入力しよう。
ちなみにpovoではpaidyも使えるようになったが、paidyの特徴は手数料無料の3回払いができるので高額な長期大容量のデータトッピングを買いやすいこと。 Nudgeの特徴はクレカの利便性を現金払いに近い感覚で使えることと「#ギガ活」できることなので、似て非なるものがある。