AfterShokz OpenComm

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この記事は、最終更新日よりおよそ 2 年 3 ヶ月経過しています。 公式サイトなどで最新情報を確認してください。(最終更新:2022年1月)
AfterShokz OpenComm
AfterShokz OpenComm SlateGray.jpg
Slate Grey(スレートグレー)
メーカー AfterShokz
発売日 2020年12月14日
ユニット 骨伝導
インピーダンス 8.5Ω ±20%Ω
出力音圧レベル 96dB ±3
再生周波数 20-20KHz
接続 無線
通信方式 Bluetooth 5.0
コーデック SBC
対応OS 汎用
内蔵電池 音楽最大8時間 通話最大16時間
充電端子 USB(専用ケーブル)
サイズ 本体重量 33 g
騒音軽減機能 × マイクは○
音質(主観) △~○ 通話・会議用には良好
装着感(主観)
音漏れ(主観) ○ 少なめ
リモコン ○ 再生/停止、音量大・小
通話用マイク
防水 IP55
本体色
参考市価 16,160円
AfterShokz OpenComm サポート ユーザーガイド

AfterShokz OpenComm(アフターショックス オープンコム)は、米国AfterShokzが開発・販売する骨伝導ヘッドセット(イヤホンマイク)。型番はASC100

同社では従来よりスポーツ向け骨伝導ヘッドホンを得意としてきたが、本機は従来製品にノイズキャンセリング機能付きブームマイクを追加し、リモートワークでのビデオ会議やハンズフリー通話に向く機種として開発された。

2020年11月よりクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で募集開始、翌12月14日より一般発売が始まった。

カラバリは「Slate Grey(スレートグレー)」「Light Grey(ライトグレー)」「Black(ブラック)」の3色展開。ブラックは2021年 3月25日に追加発売された。

筐体色は落ち着いた色だが、ボタンは目立つオレンジ色。ただし後から追加されたブラックのみ、ボタンも黒色で目立たない。本機は主にデスクワークや作業時に使うことを考えると多少目立っても気にならないとは思うが、気になる場合はブラックを購入すると良いと思う。

本機発売当時は「AfterShokz」だったが、2021年12月に「Shokz」に改名した。2022年に発売予定(クラウドファンディング実施中)の「OpenRun Pro」より「Shokz」ブランドを冠している。

本機の特徴

会議・通話用のヘッドホンだが、従来のスポーツ用(音楽用)の骨伝導ヘッドホンをベースに開発されており、作業用BGMやラジオ番組などの「ながら聞き」にも適している。

音楽鑑賞には骨伝導でない一般的なヘッドホンを使う方が良いが、作業中に外音が聞こえないと困る場面では本機は便利だ。

つまり本機は周りの音が聞こえることが特徴なので、ノイズキャンセルのような機能は無いし、道路沿いなどの騒音を遮る用途にはそもそも向かず、繁華街などの騒がしい場所では聞きづらい

一方で気になる音漏れは低減されており、すぐ近くまで耳を近づければ聞こえるが、隣に座った程度の距離では気にならないだろう。

もちろん音量を上げれば音漏れするので、図書館などの静かな所では音量に気をつけたい。

防塵防水性能はIP55生活防水。雨くらいなら問題ないが、水没や水洗いはNG。汗をかく時季やスポーツで使った後はこまめに拭き掃除しよう。

道路端や工事現場などのうるさい場所では、耳栓の併用が推奨されている。ただし街中を歩くときに耳栓をするのはお勧めできないので、騒がしい場所で歩きながら聞きたい場合には一般的なイヤホンマイクの方が良いと思う。
AfterShokz Aeropex はIP67の防水。ただし水泳などで使う場合は AfterShokz Xtrainerz が推奨されている。

ノイズキャンセリング・ブームマイク

本機の構造と機能

本機の大きな特長は、このいかにもな形をしたマイクにあると思う。

形だけでなく、マイクが内と外に計2つ搭載されていて、外音を抑制するノイズキャンセリング機能が自動で働く。この効果が優秀で、筆者は本機で通話していて聞こえにくいと言われたことがない。

スマートフォンで通話すると周囲の騒音を拾ってしまって聞きづらいと言われることが少なくないし、相手の声も聞きづらい。テレワークでも会議中に生活音などを拾ってしまう悩みがあるが、本機は相手の声が聞こえやすく、自分の声も届きやすいので、通話・会議用にぴったりだ。

セミナー聴講中などマイクを使わない時は、邪魔にならないよう上向きに回転させることができる(回る範囲は180°程度)。

Bluetooth対応

本機は Bluetooth 5.0 に対応しており、Bluetooth A2DP, AVRCP, HSP, HFP プロファイルに対応した機器とペアリングして使える。接続範囲は最大10m。

スマートフォンはもちろん、パソコンでも使えるが、パソコン側の Bluetooth バージョンが古いと相性問題が出ることがあるそうだ(幸い筆者の手元では不具合は起きていないが)。

筆者は主に iPadAndroidスマートフォンで使っているが、どちらも Bluetooth 5.0 に対応していることもあってか、不具合なく快適に使えている。

複数の機器とペアリングしても記憶しており、再ペアリング不要で使えている。

ただし、Bluetooth機器に共通の課題だが、複数の機器にペアリングしていると、本機の電源をONにした時に、本来使いたい機器につながらないことがある。必要に応じ、闇雲にペアリングせず必要最小限に留めておく、本機を一旦リセットする、使わないときにはスマートフォン等のBluetoothをOFFにしておく、使いたい機器のすぐ近くで本機の電源をONにする、といった対策をしよう。

筆者は3台までは試したが、何台まで記憶するかは未確認。たくさんペアリングしていると、そのうち古い機器が上書きされるのが一般的だが。

マルチポイント接続

本機はマルチポイント接続(2台まで同時接続)にも対応しているが、規定ではOFF(1:1の接続)になっている。

電源OFFの状態から音量「+」ボタンを押し続け、電源が入ってもさらに押し続け、ペアリングモードに入っても(本機のLEDが青赤点滅する)押し続け、さらにマルチファンクションボタン(右側のドライバーユニットに付いているボタン)も長押しすると、「マルチポイント接続を開始します」とガイダンスが流れて、使えるようになる。

マルチポイント接続しても、両方の音が同時に鳴るわけではない。片方で音楽を鳴らしておいて、もう片方で通話を取ると音楽が止まり、通話に切り替わる。通話を切ると再び音楽に戻る。

マルチポイント接続をOFFにするには、ペアリングモードに入ってから、マルチファンクションボタンと音量「-」ボタンを同時に3秒長押しすると、「マルチポイント接続を終了します」とガイダンスが流れる。

長い電池持ち

専用の充電端子 ボタンはオレンジ色(ブラックのみボタンも黒色)

本機は最大8時間の連続音楽再生 (A2DP)、最大16時間の通話 (HSP/HFP) に対応と謳われている。

筆者が実際にオンラインセミナー等で使っている範囲では、およそ11時間の連続使用で電池切れ(強制シャットダウン)になった。公称の16時間よりはだいぶ短いが、通常の勤務時間であれば朝から夕方まで余裕で使えると思う。長く使う時は休憩時間などに充電しておくと良さそうだ。

電池切れで強制終了する30分ほど前から、時々「充電してください」と音声ガイダンスが流れる。

電池容量は公称170mAh。充電端子はマグネットで固定するタイプで、専用のケーブルを使う。充電は簡単にできて苦にならない。

充電中は本機のLEDが赤色点灯、充電完了すると青色点灯になる。

ただし、専用充電ケーブルをUSB端子に差しっぱなしにしておくと、マグネット端子にクリップ等が吸い付いてショートしそうで心配。だからといって毎日抜き差しするのも面倒…(^^;

専用の充電ケーブルは1本付属するが、予備がほしい場合は正規販売店では購入できず(補修部品扱いで注文すれば取れるとは思うが)、代理店のAmazon公式ストアで購入する必要がある。

骨伝導ヘッドホン

AfterShokz社製品は音楽用骨伝導ヘッドホンで先行しており、ラインナップが豊富。店頭で試聴できるので、試してから購入すると良い

従来の骨伝導技術では聞こえる音域が狭い等の課題があり、民生用では補聴器・集音器やテレビ視聴用などに用途が限られていたが、近年技術改良が進み、音楽鑑賞用イヤホンが登場し始めている。

米国Aftershokz社の製品は音楽用で先行しており、しかし骨伝導の制約から音楽鑑賞には不利になるからか、スポーツ用に訴求されてきた。

本機は同社で初めて、リモートワーク等の会議・通話用として開発されたが、従来のフラグシップモデルAeropex(エアロペクス)」をベースにしており、新たに搭載されたマイクは、使わない時には邪魔にならないよう回転させることができるなど、音楽等の「ながら聞き」にも適した製品になっている。

本機は通話用に特化したことから、音量ボタンやマルチファンクションボタンは大きな物理ボタンが搭載されており、完全ワイヤレス製品にありがちなタッチセンサーと違って、手袋を着けていても操作しやすくなっている。

家電量販店に設置されている店頭デモ機。大型店には専用のプレーヤーが設置されていて、すぐに試せる。または、手持ちのスマートフォン等とペアリングして試せる店もある。

筆者も従来製品を試したことがあるが、従来モデルは音漏れが大きいため見送ってきた経緯がある。本機はスポーツ用ではなくオフィスワーク向けに企画されたからか、音漏れが小さくなっており、購入に至った。

また、好き嫌い・向き不向きの問題にはなるが、スポーツ用の従来製品に比べて、装着感が楽になっている。スポーツ用だと落下防止を重視するのかもしれないが、本機はオフィスワーク向けなので、長時間使用に適した装着感にしたのかもしれない。これも筆者的にはプラス評価だ。

Aftershokz社の製品は国内代理店を通じて広く流通しており、家電量販店などで試聴・購入しやすいメリットがある。機種によって特徴があるので、まずは店頭デモ機で試してみることをお勧めする。

装着感と音質

前述のとおり本機は従来機種と比べて圧迫感が軽減されているが、密着させないと聞こえない骨伝導方式の宿命として、多少なりとも圧迫感と振動感がある。これは慣れて違和感がなくなる人と、違和感が取れずに使用を諦める人がいるが、個人差なので、実際に試してみるしかない。

また、空気の振動ではなく直接振動で伝える骨伝導方式ゆえに、音楽等で求められる音の伸びや響きは控えめだ。人の声はよく聞こえるし、本機は低音も出るように改良されており、音楽の雰囲気は楽しめるが、静かな部屋で音楽鑑賞に集中するといった聴き方に向く製品ではない。やはり音楽鑑賞には従来型のヘッドホンの方が向いている。

従来型ヘッドホンを代替するものではなく、本機はあくまで会議・通話用、あるいは散歩中・ランニング中やジムなどで使う物と割り切って、音楽鑑賞用には従来のヘッドホンを併用するのが良いと思う。

完全ワイヤレスは落下させると本人が損するだけでなく周りに迷惑をかけることもあるが、本機はヘッドバンドで装着する構造なので、使用中に落とす心配がない

静かな街中で散歩しながらや、作業中の「ながら聴き」には本機が適していると思う。外音と音楽を聞き分けることができるので、現在流行りのカナル型完全ワイヤレス製品よりも良いと思う。

完全ワイヤレス製品はすぐに落として失くすことが問題になっているが、本機はそうした心配はまず無い。

また、本機は耳たぶの上に乗せるように装着すると骨伝導ドライバーがちょうど良い位置に来るように出来ているので、着け外しが簡単。ケーブルが絡む心配もなければ、左右どちらかを確認する必要もなく、ただ乗せて右手のボタンを押して電源を入れればOKの手軽さがある。電源ON/OFFは日本語の音声メッセージで確認できるのも、気が利いている。

今時は必須のマスクやメガネとの併用はもちろん、インナーイヤー型イヤホンとも併用できるので、音楽を聴きながら会議や通話もできてしまう:)。

骨伝導方式の宿命として、聞こえ方には個人差が大きい。どちらかと言うと、骨伝導ドライバ(トランスデューサ)が当たる場所によって聞こえ方や音質が変わるのだが、頭の大きさや形によって当たる場所が変わるので、体格次第となってしまう。実際に何日か試してみて、慣れれば便利に使えると思う。

音漏れの具合については、常用する程度の音量で音を出した状態で、耳から外せば確認できる。音漏れしないわけではなく、静かな所では本機の振動が近くの人にも聞こえるので、喫茶店などの適度にBGMが鳴っている場所ではあまり影響ないと思うが、図書館などの静かな場所での利用には注意したい。

もっとも図書館で通話はしないだろうから、従来型のイヤホンとうまく使い分けるのが良いと思う。

電源ON/OFFは本機右手下前方の「+」ボタンを長押し。電源ON時には「AfterShokzへようこそ」、OFF時には「終了します」と音声メッセージが流れる。LEDもあるが装着中は見えないので、音声ガイダンスがあるのは嬉しい。

合う合わないは人それぞれ

どんな種類のイヤホンにも向き不向きがあって、例えば筆者は今流行のカナル型が苦手で疲労するので使わ(え)ない。

筆者はドイツSENNHEISER社製の伝統的なインナーイヤー型イヤホンを長く愛用していたが、同社もご多分に漏れずカナル型に移行してしまったため、古い同社製品を延命しながら使っていた。

1MORE E1008 なども愛用しているが、これはこれで音漏れが大きめなため、外では古い製品をずっと使っている。

一方でオープン型では ambie sound earcuffs などの新しい製品も試してみたが、筆者の耳には合わなかったようで装着感が悪く(外耳の装着箇所が痛くなってくる)、耳に合わないと聞こえが悪く&音漏れも大きく、早々に手放してしまった。

本機と付属のケース。しかしケースは大きくて嵩張るので、筆者は使っていない(持ち出す時には百円ショップで買ったCDサイズのクッション袋に入れている)

骨伝導方式では boco earsopen PEACE が音楽用(通話マイク搭載)として開発・発売されているが、耳たぶに挟む形状のため、しっかり着ければ聞こえは良いのだが、着け外しが面倒で、身体に合う・合わないがあると思う。

その点、本機はヘッドバンドのおかげで装着が簡単なのが利点。逆にヘッドバンドのせいで嵩張るのが難点(持ち出す時は earsopen PEACE の方が邪魔にならなくて良い)。これはもう、用途によるだろう。

装着方法だけに留まらず、骨伝導方式に特有の振動が苦手という人もいる。本機は振動が軽減されているが、合わない物を常用すると通常のイヤホン以上に疲れることもあるので、実際に何日か試してみて、体質に合わないと思ったら無理をせず手放すことが肝要だ。

トラブルシューティング

本機のボタン配置

基本操作

詳しくはユーザーガイドを参照

ペアリングモード
電源OFF状態から音量「+」ボタンを長押し、「AfterShokzへようこそ」と聞こえてもさらに押し続けていると、「ペアリングモード」と聞こえてLEDが青赤点滅になる。
電源ON
電源OFF状態から音量「+」ボタンを2秒長押し
電源OFF
電源ON状態から音量「+」ボタンを3秒長押し
音楽再生/停止
マルチファンクションボタンを1回押す
選曲
音楽再生中に、マルチファンクションボタンを2回押すと次の曲、3回押すと前の曲
マイクをミュート/ミュート解除
通話中に、音量「+」ボタンと音量「-」ボタンを同時に2秒間長押しすると、「ミュートしました」または「ミュートを解除しました」とガイダンスが流れる。
ただしZoom等のアプリのミュート状態とは連動しないので、Zoom等のWeb会議で使う場合は、スマートフォンやパソコンで操作する方が良い。
通話を取る
通話着信中に、マルチファンクションボタンを1回押す
通話を切る(終話)
通話中に、マルチファンクションボタンを1回押す
着信を拒否する
通話着信中に、マルチファンクションボタンを2秒長押し
リダイヤルする
音楽再生していない状態で(音楽再生中なら止めてから)、マルチファンクションボタンを2回押す
Androidスマートフォンの通知バーに表示されるBluetooth機器の電池残量

電池残量を確認したい

音楽を停止してから、音量ボタンどちらかを1回押すと、ガイダンスで確認できる(「バッテリーは、充電されています」「およそ半分です」「残りわずかです」「充電してください」の4段階)。

スマートフォンとペアリング中は、スマートフォンの通知バーに電池残量が表示される機種もある(右図、機種による)。

本機の使用中にスマートフォンのロックを解除したい

Android機種に標準搭載の Smart Lock機能を使って、本機と接続中のスマートフォンのロックを解除できる。

Web会議などに便利なので、必要に応じ設定しておくと良い。

Windowsパソコンでマイクが使えない

Windows 10 の【設定 > システム > サウンド】を開く。

出力デバイスは「ヘッドホン (OpenComm by AfterShokz Stereo)」ではなく、「ヘッドセット (OpenComm by AfterShokz Hands-Free AG Audio)」を選択する。

続いて入力デバイスにも同じものを選択する。

この設定をすると、パソコンと本機が HFP/HSP で接続されて、マイクが使えるようになる(音楽モードから通話モードに切り替わる)。

Bluetoothの設定で、通話と音楽を各々ON/OFFできる

音楽モードと通話モードを切り替えるのが面倒

音楽にしか使わない、または会議や通話にしか使わない場合、音楽モード (A2DP/AVRCP) と通話モード (HFP/HSP)を切り替えるのが面倒であれば、予め片方のみを選択しておく方法もある。

Androidを例にすると、Bluetoothの設定を開き、「OpenComm by AfterShokz」の設定を開くと、右図のように、各機能のON/OFFを設定できるようになっている。iPhone/iPad や Windows にも同様の設定項目がある。

通話・会議専用にしたければ「メディア」をOFFにすれば良いし、音楽専用にしたければ「電話」をOFFにすれば良い。

ただし、一部のIP電話アプリなどで、通話音声をメディアで流すものを使っていたりすると、この限りではない。アプリの挙動に合わせて選ぶ必要がある。

「音楽モード」「通話モード」は本稿における便宜上の表記。正式な呼称ではない。
スマートフォンの機種によるが、設定により、本機の音量ボタンでスマートフォンの音量調整をできる機種もある

本機の音量ボタンで音量を調整できない

スマートフォンの機種により、本機の音量ボタンと連動するものと、連動しないものがある。連動/非連動を切り替えられる機種もある(右図)。スマートフォンのBluetooth設定を開き、「OpenComm by AfterShokz」の設定を開いて確認してみよう。

低音が聞こえない、シャカシャカする

音楽再生中に、音量「+」「-」ボタンを同時に3秒長押しすると、「イコライザーを変更しました」とガイダンスが流れて、音質が変わる。

音声ガイダンスが日本語になっていない

電源OFF状態から音量「+」ボタンを長押しし、電源ON後も押し続けて、ペアリングモードに入る。

LEDが青赤点滅を繰り返すペアリングモードに入ったら、マルチファンクションボタンを2回押すと、4言語が順に切り替わる(日本版の場合)。

本体リセット

本機を譲渡したい時、いろんな機器とペアリングしてしまって一旦リセットしたい時などには、本機をリセットする。

本機の電源OFF状態から音量「+」ボタンを長押しし、ペアリングモードに入る(LEDが青赤点滅)。一旦ボタンを離してから、3つのボタン全てを同時に長押しする。何秒か押していると音が鳴ってリセットされるので、音量「+」ボタンを長押しして電源を切る。

充電ケーブルをつないだら音が鳴りだした

水濡れ検知機能が働いているので、端子部を掃除して、乾かしてから充電しよう。

修理

本機には国内正規取扱店での購入日(通販の場合は納品書の日付)より2年間のメーカー保証が付帯する。

故障が疑われる場合は、正規代理店に修理を申し込む。この時に、購入証明書(販売店のレシートや納品書など)と保証書(本機に同梱)の写真を撮って送る必要がある。

家電量販店で購入した商品については、店舗の修理受付窓口でも修理に出せる。

AfterShokz シリーズ

家電量販店に設置されている店頭デモ機。売れ筋のエントリーモデルなのでカラバリが多く、店頭でも大きく展開されている。

AfterShokz OpenMove

1万円以下で買えるエントリーモデル。カラバリは Slate Grey、Alpine White、Elevation Blue、Himalayan Pink の4色展開。

値段は安いが性能はしっかりしているので、骨伝導ヘッドホンを試してみたい人、スポーツに時々使う人に向いている。

IP55生活防水。ランニング中の雨や汗には耐えられるが、丸洗いはできない。使ったら都度拭くなど、こまめに手入れしよう。

専用ケーブル不要で、汎用の USB Type-C ケーブルで充電できるので、専用ケーブルが嫌な人にも良さそう。

安いと言ってもAfterShokzなので、音質はしっかりしているし、国内正規品には2年保証も付いている。

ただしマイクはおまけ程度なので、通話や会議に使いたい人は OpenComm を買う方が良い

AfterShokz Aeropex

OpenCommのベースになったスポーツ向け上位モデル。IP67防水設計なので、雨や汗に耐え、軽く水洗いもできる。手入れも装着感も楽なので、スポーツにヘビーに使う人におすすめ。

マイクも搭載しているが、おまけ程度。あくまでスポーツ用と考えるのが良いと思う。

AfterShokz Xtrainerz

Bluetooth接続ではなく、内蔵メモリに音楽ファイルを転送して聴く音楽専用モデル。よってスマートフォンがなくても単体で使えるメリットがあるが、当然ながら通話や会議には使えない。パソコンにUSB接続して音楽ファイルを転送して使う、昔のMP3プレーヤーのような使い勝手になる。

IPX8防水設計で、水泳時にも使える(水深2mまで)。

参考リンク

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