Windows 8

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今更ながら、Microsoft Windows 8(Windows 8.1 を含む)に関する不具合等各種対策の備忘録を。(気づいたら随時追記するよー)

概観

筆者的には Windows Vista の再来かと思うくらい、残念なOSになっていると思うので、常用する気はないんだが、2014年末に魔が差して、安くなった ASUS T100TA シリーズを衝動買いしてしまったので(後悔はしていない:-))、ぼちぼち使うようにしていて、改めてその扱いづらさに辟易している今日この頃。

…まぁ、タブレットとして使う分には、アプリの出来が悪い以外はまあ頑張っていると思うんだけどね。でも今時わざわざ Windows を選択する理由はストアアプリではなく、キーボードやOfficeなどのデスクトップアプリでしょ。なのに、ちょっとやりすぎ感があるんだよね…思えば Windows Vista の時もそうだった(ハードウェア性能の向上を先取りしすぎて重すぎた)なぁと。

筆者は Windows 7 を使い続けるけど、とりあえず Windows 10 に期待していますよ:-)

日本語JIS配列キーボードが、US配列として認識されてしまう

ひとつは昔からある問題で、Windows ではキーボード配列を同時に1つしか使えないので、US配列などの他種のキーボードを使った後でJIS配列キーボードを使おうとすると配列がおかしくなっているというものがある。この場合の解決方法はよく知られている。

しかし、Windows 8 以降は上記の不具合を受け継ぎつつ、もうひとつ不具合を抱えたようだ。結果から言うと、ここにある通り。

(ここには書いていないけれども、SHIFTキーを押しながらシャットダウンしても Fast Boot を無効にする効果があるので、キーボードの不具合が出たら一度お試しあれ。)

言われてみればああそうかという感じで、このページを見つけるまで気づかなかった…この記事の筆者さんに感謝。

つまり、Windows 8 から有効化された Fast Boot(Windows 7 でも実装されているという話があるので、こう書いている)がバグ持ちだったということ。

以降は筆者の推測になるけれど、この不具合、全ての機種で出るわけではなさそう。筆者は T100TA で初めて出合ったけれども、今まで Windows 8 を使ったことがないわけでは無い。また、Android や iPhone にすら物理キーボードを付けて使っている筆者が、Windows 8 にキーボードを付けないわけが無い:-)。

その違いはおそらく、PS/2キーボード搭載の有無。PS/2キーボードを接続したことがあると、デバイスマネージャのキーボード欄に PS/2 キーボードドライバが認識され、これがあることで起動時のキーボード配列が定義されるけれども、今回の T100TA はいわゆるタブレットPCで、専用のキーボードドックはあるけれども、内部はUSB接続。この場合、デバイスマネージャではHIDキーボードデバイスしか認識されず、PS/2キーボードはそもそも認識されていない。

従来の一体型PC(ノートパソコンなど)は、キーボードを内部でPS/2接続するのが一般的だが、最近はタブレットPCになって、従来はキーボードの下にあったマザーボードがモニタ側に移ったので、配線を簡素化するためにキーボードもUSB接続にする方が合理的な場合が増えてくるだろうから、この不具合は今後顕在化するのかもしれない。

すなわち、Fast Boot 時にHIDデバイスの再認識に不具合があるんでしょう。

キーボード配列は、新たにキーボードを接続しても再設定されるはずなので、試していないけれども、別途 Bluetoothキーボードなどを認識させてもこの不具合が解消するかもしれないね。

しかし、Windows 8 が出てから Windows 8.1 になるまで、こんな不具合を放置している Microsoft って…

VJE-Delta を使う

結論から言えば、32bit版に限り(※)、ここにある方法で、デスクトップアプリ+物理キーボードの組み合わせでは使える。ストアアプリやソフトウェアキーボードでは使えない。

※64bit版で使えるようにした猛者もいるようだが、筆者は試していない。

従来 Windows IME には Windows 95(当初は日本語版などに限定)から IMM32 API が使われてきたけれども、「IME 開発の要件 (Windows ストア アプリ)」に書いてあるように、Windows 8 になってストアアプリやソフトウェアキーボードでは TSF という新しい(と言っても Windows 2000 からある)APIしか使えなくなってしまった。

ただし、Windows 8 でもデスクトップに限って IMM32 が利用できるので、従来の(Windows 9x 以降に対応した)IMEはデスクトップアプリに限って使える。

Windows Home Server 2011 でバックアップする

Windows 8/8.1 の端末(クライアント)を Windows Home Server 2011(以下WHS2011)でバックアップする際は下記の注意が要る。

  • 初期の WHS2011 は Windows 8/8.1 の UEFI起動に対応していないので、そのままでは最近のパソコン(Secure Boot 化されているものが多い)をバックアップできない。
  • UEFI/GPT に対応する HotFix が2013年2月頃に提供されたが、これがバグ持ちで、さらに KB2934953 を当てる必要がある。
  • 上記2つのインストールが終わった後、さらにデータベースの回復処理と、回復キー(非常用起動ディスク)の再作成をしておく必要がある。

ということで、以下に手順を書いておく。

  1. HotFix は Windows Update では入らない。しかもダウンロードにはメールアドレスが必要。
    ダウンロードに行くと3つ表示されるが、どれも中身は同じようなので1つダウンロードすれば良い。ダウンロードは 300KB/s に制限されているので待たされる。
  2. HotFix は自己解凍ZIPファイルなので、まずは展開する。RTFファイルが大量に出てくるが、その中に埋もれている Windows6.1-KB2781272-x64.msu ファイルを実行。インストール後に一度再起動。
  3. この HotFix はバックアップ設定が無効になるバグ持ち。HotFix を適用して再起動した後になると修正が Windows Update より配信されてくるので、再起動したらすぐ手動で Windows Update を動かし、KB2934953 をインストールしてまた再起動。
  4. ダッシュボードを開き、バックアップデータベースを修復する(これをしないとバックアップの設定ができない)。
    ⇒「コンピューターとバックアップ」の中のサーバーを選択してから、右側の「追加のクライアント コンピュータのバックアップ タスク」をクリック。「ツール」タブを開き、バックアップの修復で「今すぐ修復」を実行。
  5. HotFix を当てて再起動した後、クライアント側のコネクタソフトウェアが随時更新される。
  6. 回復ディスク(USBメモリ)を再作成。さらにネットワークアダプタのドライバをダウンロードして展開し、作成した回復ディスクに入れておく(そうしないと回復ディスクを使う際にLANに接続できない)。

ちなみに、Windows 8.1 の第2回復パーティションがあるとバックアップに失敗するという話があったが、筆者の手元では確認できていない(第2回復パーティションがあるT100TAのバックアップに成功している)ので、他の原因があるのか、またはその後に修正されたのかもしれない。

Windows Home Server は 2011 になってかなり良くなったので、筆者もバックアップ兼ファイルサーバとして使っているが、情報が少ない上に錯綜しており(使っている人が少ないからだろうけど)、そもそも公式情報のほとんどが機械翻訳という体たらくと相まって、ハードルが高くなってしまっているのが残念。

公式情報へのリンク

参考リンク

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