Mi Dual Driver Earphones Type-C

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この記事は、最終更新日よりおよそ 3 年 10 ヶ月経過しています。 公式サイトなどで最新情報を確認してください。(最終更新:2020年9月)
Mi Dual Driver Earphones Type-C
Mi dual-driver-earphones type-c package.jpg
USB Type-C 接続
メーカー Xiaomi
発売日 2018年 9月
ユニット インナーイヤー型
インピーダンス 32Ω
接続 有線
端子 USB Type-C
対応OS 汎用
サイズ ケーブル長 1.25m / 本体重量 15 g
騒音軽減機能 ×
音質(主観) △ ドンドン
装着感(主観)
音漏れ(主観) △ 大きめ
リモコン ○ 再生/停止、音量大・小
通話用マイク
防水 ×
本体色 ■ブラック □ホワイト
参考市価 3千円

Mi デュアルドライバーイヤホン Type-C は、中国Xiaomi(シャオミ)社製のインナーイヤー型イヤホン(ヘッドホン)

USB Type-C 接続なので、Androidスマートフォンでの利用に適している(iPhoneには非適合)。iPad での利用可否は不明。

音質は廉価版相応なので音楽鑑賞にはあまりお勧めしない。パッケージにはハイレゾマークが表示されているが、ホームページや説明書に再生周波数帯が明記されていない。

リモコンマイク付き、USB Type-C 接続でマイク内蔵なので、通話やビデオ会議には便利。テレワーク用や映画・ゲーム用には手軽に使えて良さそう。

カラバリはブラックとホワイトの2色。

メーカーの型番は BRE02JY。日本国内では販売代理店での取り扱いが無く、(並行)輸入品が少数流通しているのみ。

音質と装着感

低音強調。高音がさほど出ないので、ドンシャリというよりドンドンという感じ。

再生機器のイコライザで調整すれば、ある程度好みの音質にできると思うが、本機は中音が伸びず、繊細な音が出ないので、期待したような音にならないかも。(1MORE EO320 はつくづく優秀だったよな…)

カナルでないので耳に負担はかからないのは良いが、AirPodsのようなツルツルプラスチックで滑って外れやすく、装着感はイマイチ。市販のイヤーパッドを付けると多少マシになるので、外れやすい人は試してみて。

有線なので外れても紛失する心配はないが、ツルツルプラスチックで密着しないこともあってか、音漏れが大きめ。屋外や公共の場所、喫茶店等で使う時は音量に気をつけよう。

リモコン

右耳のケーブルにリモコンを搭載している。

再生/停止、音量大・小の3ボタンと、ボタンの裏側にマイクを備えている。

筆者が試した範囲では、Xperia 5 (Android 10)、Huawei nova 5T (Android 10) と Rakuten Mini (Android 9) にて、全てのボタンが動作し、通話もできた。通話音質も良好。

密閉式でなく、装着感が軽く、耳への負担になりにくいので、通話やビデオ会議などのテレワーク用には適していると思う。

付属品と価格

  • 本体
  • 説明書(中国語と英語)

パッケージはコンパクトで最小限。パッケージや説明書は中国語が主で、英語が添え書きされている程度。中国だけでなくオーストラリアやインドなどでも販売されているようだが、まあ有線だし接続すれば使えるので、これで充分なのだろう。

価格はオーストラリアでの直販価格が AUD 59.95 なので、日本円換算で4,600円ほどになるが、それでは高すぎると思う。輸入商社が3千円以下で販売しているが、そのくらいが限度だろう。

しかし、1MORE EO320 が同価格帯で販売されていたことを考えると、本機は価格よりも安っぽいと感じる。まあそれだけ1MOREのコスパが高かったのだろう。1MOREが非カナルの有線 Type-C イヤホンを出してくればな…

オーテクやソニーなどの廉価版もこんな感じなので、国内メーカーと比較すれば価格相応と言えるだろうが、Xiaomiはコスパが高い(そのぶんサポートは悪い)というイメージがあるかもしれないが、そう考えるとガッカリするかも。

ノイズキャンセリング無し

本品をノイズキャンセリングと称して販売している業者があるが、本品にノイズキャンセル機能は無い。 まあこの価格なので無くて当然なのだが、アクティブノイズキャンセリング(ANR)が欲しい場合は Xiaomi ノイズキャンセリングイヤフォン Type-C を購入しよう(価格は3倍ほど)。

参考リンク


関連記事

  • Xiaomi ノイズキャンセリングイヤフォン Type-C - アクティブノイズキャンセリング(ANR)機能を搭載した上位モデル。価格差3倍ほど。USB Type-C 接続なので充電不要で手軽に使えるのが魅力。音質もノイキャンの効き具合も良好だが、カナル型なので人によっては疲れたりするかも。
  • 1MORE EO320 - Xiaomiグループ1MORE社の有線インナーイヤー型(非カナル)の普及モデル。接続は⌀3.5mm 4極 (CTIA) ステレオミニプラグ。音質良好、価格の割りに質感も高い。カナルが苦手な人におすすめ。ただし2020年時点で流通在庫のみ(;_;)。運よく手頃な価格で購入できたら、これにType-Cアダプタを付けて使う方が良いかも…
  • 1MORE E1008 - 有線インナーイヤー型(非カナル)の高級モデル。音質の傾向はEO320と似ているが、より繊細な音が出る(筆者の感想)。2019年時点でほぼ終息。
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