Xiaomi ノイズキャンセリングイヤフォン Type-C

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Mi ノイズキャンセリング Type-C
Mi noise-canceling-earphones type-c.jpg
USB Type-C 接続イメージ
メーカー Xiaomi
発売日 2017年10月
ユニット インナーイヤー
カナル(密閉)型
インピーダンス 32Ω
出力音圧レベル 113dB
再生周波数 20-40,000Hz
ハイレゾ対応
接続 有線
端子 USB Type-C
対応OS 汎用
サイズ ケーブル長 1.25m / 本体重量 20 g
騒音軽減機能 ANR
音質(主観) ○ フラット
装着感(主観) ○ カナルなので好みは分かれると思うが
音漏れ(主観) ○ 少ない
リモコン ○ 再生/停止、音量大・小
通話用マイク
防水 ×
本体色 ■ブラック □ホワイト
参考市価 9,504円(税込)
国内代理店の商品紹介ページ

Mi ノイズキャンセリングイヤフォン Type-C は、中国Xiaomi(シャオミ)社製のカナル型イヤホン(ヘッドホン)USB Type-C 接続で、アクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載。

ハイレゾ対応。 カラバリはブラック(BK)とホワイト(WH)の2色。

日本国内での販売代理店は TJC。 日本代理店(TJC)の型番は MI-AUTP3BK/WH(メーカーの型番は JZEJ01JY)。

音質

正しく装着すればバランスよく出るが、フラットな感じ。低音強調が好きな人には物足りないかも。もっとも音量を上げれば音自体は出るので、再生機器のイコライザで低音強調をかけるなど調整すれば、好みの音質にできると思う。

本機に限らないが、カナル型は密閉状態にしないと音がスカスカに抜けてしまうので、付属のイヤーピース(SS/S/M/L の4種類、うちMが装着済)を交換するなどして装着感を合わせる必要がある。音が出ていないと感じたら、ひとつ大きめのイヤーピースに交換してみよう。

カナル(密閉)型なので音漏れは少なめだが、全く漏れないわけではないので、屋外や公共の場所、喫茶店等で使う時は音量に気をつけよう。

装着感

筆者の主観になるが、カナル型なので好みが分かれると思う。

有線で小型軽量なので、歩いている程度で外れることはないと思う(カナル型なので歩きながら聴くには向かないが)。

さらに付属のラバーリングを使うことで、ランニングなどの運動中にも外れにくくなると謳われている(チップが耳の形に合えばだが)。筆者はラバーリング無しでも外れないので使っていない。

筐体は一見するとちょっと安っぽく(1MORE EO320 の方が高級感がある)、ツルツルプラスチックに見えるが、実は金属製(チタン)。光沢感のある表面加工が、近頃流行りのツルツルプラスチックに見えてしまって損している感がある。 もっともその加工のおかげで汚れも付きやすいが、拭けばすぐ落ちる。イヤホンは汚れやすいので、その意味では適しているのかも?

本機は店頭販売されておらず、購入前に試聴できないのが難。TJC取扱商品を扱っているビックカメラグループでも、本品は売っていないようなので、実質通販専売?買って試してみるしかないと思う。

リモコン

リモコン

ケーブル中央(左右が分岐する所)にリモコンを搭載している。 再生/停止、音量大・小の3ボタンと、側面にノイズキャンセリングのON/OFFを切り替えるスライドスイッチ、ノイズキャンセリングON時に点灯する青色LEDを搭載している。

ちなみに背面にはXiaomiの「mi」ロゴ入り。

また、右側ケーブル中央にマイクを内蔵している。 本機の構造上、中央にマイクを付けると声を拾いづらく、服などと擦れてノイズを拾いそう。一方で右側ケーブルにリモコンを付けると重量バランスが悪くなるし、操作もしづらくなる。うまく考えられた配置だと思う。

筆者が試した範囲では、AQUOS R2 compact (Android 10)、Huawei nova 5T (Android 10) と Rakuten Mini (Android 9) にて、全てのボタンが動作し、通話もできた。通話音質も良好。

付属品

付属品一式
  • イヤーチップ(XS・S・M・L)※Mは本体に装着済
  • ラバーリング(小・大)※使わなくても良い
  • 収納ポーチ
  • 中国語と英語の説明書
  • 日本語の取扱説明書兼保証書(TJC取扱商品にのみ、別添されている。保証期間は1年。)

パッケージはコンパクトだが、それなりに凝っているのはXiaomiらしい。ケース背面には中国語と英語で仕様が表記されるとともに、「TiinLab Design」と書かれたラベルが貼られており、グローバルモデルと中身は変わらない。

ただし並行輸入品にはメーカー保証・サポートが無い。メーカー保証の有無は購入時に確認を。

アクティブノイズキャンセリング

仕様では、50~2,000Hz・25dB以上の騒音を打ち消す機能があると謳われている。

本機のアクティブノイズキャンセリング(ANR)はリモコン部のスイッチでON/OFFできるので、実際に試してみることができるが、たしかに低音ノイズはよく消すものの、人の声など高めの音は消えない。

もっとも、本機はカナル(密閉)型なので、しっかり装着すればANRが無くても耳栓替わりになり、ちょっとした声なら聞こえなく(聞こえづらく)なる。ANRでは低音を消せば充分という考え方もあるのだろう。

本機を購入する人はノイズキャンセリングが目当てだろうが、どの音を消したいかよっても有用度が変わりそう。例えば道路端に住んでいて自動車騒音を消したいといった場合には向いていそうだが、喫茶店で隣の人の会話がうるさい、自宅でテレワークになって家族の話し声がうるさいので人の声を消したいといった用途にはあまり向かなさそう。

本機の優れている点は、USB Type-C 接続なので、別途充電する必要がない。電池を内蔵する必要もないので、本体が小型軽量にできている。 もちろんそのぶんスマートフォンやタブレットの消費電力が増えるが、筆者が電池容量の小さい Rakuten Mini で使っていても1日持つので、そこまで大きくはないと思う。

ステレオミニプラグモデル

本機は USB Type-C 接続だが、パソコンには不適(音が出ないことがある)。もちろん iPod Shuffle などの音楽プレーヤーにも不向き。

⌀3.5mmステレオミニプラグモデルも発売されているので、パソコンや音楽プレーヤーで使うならそちらをどうぞ。ただしノイズキャンセリングに別途電源が必要になるので、リモコン部が大きく、充電池・充電端子とクリップが搭載されている。型番はMI-AU35MBK/WH。


価格とモデル

本機は2017年10月にインドで発売された。インドでの価格は2999ルピー(日本円で4,200円ほど)で、インドでは高価格帯に入る。日本では2018年 2月発売。価格はインドの倍ほどするが、流通マージンだろう…ちなみにオーストラリアでも9千円ほどで発売された(後に7千円ほどに値下がり)。インドでの価格はメーカーも頑張ったのだろう。

しかし日本では販売店が少なく(TJC取扱商品を扱っているビックカメラグループでも本品は売っていないよう)、競争が働かず、価格が高止まりしている。 しかし並行輸入品も税送料を加味するとさほどお得感はなく、並行輸入品はメーカー保証も無いので、お勧めできない。

概して割安感のある Xiaomi/1MORE製品の中で、本機は高いと感じるが、アクティブノイズキャンセリング(ANC)代金が上乗せされていると考えて、ANCが不要ならば一段廉価なANC非搭載機種を選ぶのが良いだろう。

1MORE EO320

アクティブノイズキャンセリング(ANR)が不要であれば、1MORE EO320 が比較的買いやすくておすすめ。接続端子は ⌀3.5mmステレオミニプラグなので、USB Type-C に接続する場合は別途アダプタが必要。

ANRが必要な場合はカナル(密閉)型になるが、ANRが不要ならば、カナル型特有の不快感(ケーブルのスレ音、歩行時や咀嚼などの骨伝導の増幅など)が無いインナーイヤー開放型がおすすめ。

1MORE社は、Foxconnからスピンオフして2013年に創業したオーディオ機器ベンチャー[1]で、同社にはXiaomiが出資している。

本機については不詳だが、現在Xiaomiのヘッドホンは1MOREがOEM提供していると聞くので、本機も製造は1MOREが担当しているのだろうと思う。

音質の傾向は本機よりも低音強調になっている。インナーイヤー開放型で、(耳の大きさに合えば)装着感も優れている。

参考リンク

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  • リモートワーク