Mi Note 10

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Mi Note 10 / Pro
Mi Note 10 cameras.jpg
5眼カメラ 中央が1億画素のメインカメラ
メーカー Xiaomi
発売日 2019年12月16日 / 23日
OS Android 9 (MIUI 11)
通信方式 LTE (4G)
SIMフリー
SIMタイプ nano + nano (DSDV)
NTTドコモ【○ VoLTE】 au【○ VoLTE】
SoftBank【○ VoLTE】
◎=幅広く対応 ○=主要バンドに対応 △=一部のみ対応(非推奨) ●▲=要SIMロック解除
サイズ <大> 縦157.8×横74.2×厚さ9.67 mm / 重さ 208 g
性能 / SoC ○ / Snapdragon 730G
メモリ(RAM) 6GB / (Pro) 8GB
内蔵ストレージ 128GB / (Pro) 256GB
ストレージ増設 ×
電池容量 約5260mAh
急速充電 ○ USB PD (18W), 独自 (30W)
端子 USB Type-C
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)
Bluetooth 5.0
NFC
FeliCa ×
GNSS(GPS等) G+A / O / L / B
生体認証 指紋(画面内)
防水 ×
MHLDP出力 ×
ディスプレイ 6.47インチ AMOLED 2,340×1,080px
アウトカメラ
(→詳細
メイン 108MP f/1.69 1/1.33インチセンサー (Samsung HMX) OIS
+ポートレート用 望遠2倍 12MP f/2.0
超広角117° 20MP f/2.2 1/3インチセンサー
+望遠用 5MP f/2.0 OIS
マクロ
インカメラ 32MP f/2.0
イヤホン端子 ○ ⌀3.5mm 4極
ストラップ ×
本体色 ミッドナイトブラック グレイシャーホワイト オーロラグリーン
参考市価 58,080円(標準モデル、税込、Amazon)
Mi Note 10仕様

Mi Note 10(ミー ノート テン)は、中国Xiaomi(シャオミ)社製のLTE(4G)対応Androidスマートフォン

中国では「Mi CC9 Pro」として2019年11月発売。

日本では2019年12月発売、SIMフリーSIMロック無し)。 標準(無印)モデルは12月16日発売、Proモデルは12月23日発売。

本機には標準(無印)モデルProモデルがあり、筐体や基本仕様は同じだが、後者は内蔵メモリ(RAM)・ストレージ容量と#カメラのレンズが一段引き上げられたプレミアムモデル。

筆者はProモデルで評価しているが、違いは内蔵メモリ・ストレージとカメラのレンズのみ(センサーは同じ)なので、カメラの作例以外はほぼ同じと考えて良いだろう。 (カメラもそこまで変わらない…?)

Xiaomiといえば世界で勢いのある会社だが、本機は同社の日本市場参入初の製品となった。しかし、2020年1月現在、販路は Amazon.co.jp のみ。他の通販サイト(楽天、ヤフー、ヨドバシなど)では購入できず、デモ機を体験できる販売店も無いため、正直、買いづらい。

現状、メーカーサポートを受けられるのは Amazon.co.jp が販売する商品のみ(マーケットプレイスなどの並行輸入品はサポート対象外)なので、購入する際は要注意。

特徴

MIUI

同社製品には Android をベースに自社開発したカスタムROM「MIUI」(ミーユーアイ)[1]が使われており、本機には Android 9 Pie ベースの MIUI 11 が搭載されている。

MIUI 11 では、Android に先駆けてOSレベルのダークモードに対応している(本家Androidでは10から対応)。

また、本機には Google Play が搭載されていて、Playプロテクトの認定も受けており、普通にAndroidアプリを利用できる。Androidスマートフォンの一種と考えて差し支えない。

性能はミッドレンジ

本機には米国Qualcomm社製のミッドレンジSoCSnapdragon 730G」が搭載されている。

ミッドレンジ(Snapdragonでは600番台と700番台が該当)の中では最も高めの性能になる。また、ミッドレンジ機種としては多めの6GBのメモリ(RAM)を搭載しており、同価格帯(5万円台)の機種としては比較的高めの性能になっている。

※Proモデルでは8GB、7万円台。

普段使いには充分な性能だが、本機の高解像度スクリーンや1億画素カメラを処理することを考えると、あまり余裕はなさそうだ。実際、SNSやカレンダーなどのアプリ操作は快適だが、カメラを含む画像処理が絡むと少々もたつく感がある。

まあ本機の売りはあくまで高画素の#カメラなので、それ以外の性能は価格帯相応と考えておけば良いだろう。 本機はあくまで、ずば抜けた高画素カメラに惹かれる人向けの「カメラフォン」だ。

実用性重視であれば、同程度の性能で価格は安く(4万円以下)、おサイフケータイにも対応している OPPO Reno A の方が実用的で、お買い得だ。

または、性能を重視するなら、本機と同じ価格帯でSoCなどがハイエンド相当に引き上げられている Huawei nova 5T を選ぶ方が良いだろう。もちろん Huawei 製品だけにカメラの性能も高く、動作は軽快で、軽いぶん扱いやすく、指紋認証の精度も良く、普段使いには便利だろう。

重く厚い筐体

本機はスマートフォンとしては重く(208g)厚い(9.67mm)。レンズ部はさらに厚く、12mmほどある。重さは、実機を持ち比べた体感では、iPhone 11 と同じくらい。

筆者が普段持ち歩いているカメラ LUMIX DMC-CM10 は厚さこそ15.2mm(レンズ部は21.1mm)あるが、重さは204gだから、僅差ではあるが、1インチセンサー搭載のカメラよりも本機の方が重いことになる。しかもストラップとシャッターレリーズ(物理ボタン)があるぶん、カメラとしては DMC-CM10 の方が使いやすい。(Android 5.0 の古い機種なので、今から買うのはお勧めできないが…)

もっとも、DXOMARK のスコア1位で並ぶ Huawei Mate 30 Pro(日本では未発売)も198gあり(電池容量は4500mAhで若干少ない)、本機と大差ない。カメラ性能を求めると重くなる傾向は避けられないようだ。

DMC-CM10 を買った頃は奇異の目を向けられたものだが(今でも?)、ようやく時代が追いついてきたのかな…まあそれはさておき。

本機は電話機(スマートフォン)として考えると厳しい大きさ・重さだが、カメラとして考えると使いやすい大きさ・重さではある。

でも、かつて隆盛を極めたコンパクトデジタルカメラは200g以下だった。14年前に筆者が愛用していた DiMAGE X1 は屈曲光学系で望遠と手ブレ補正を搭載しながら135gだったそうだ…うーん。

まあとにかく、本機は電話機ではなくカメラだと割り切って、おサイフケータイ対応の小型機種と2台持ちするのが良いと思う(筆者はそうしている、ただし3台持ちだが(苦笑))。

主な仕様

国内3キャリアのVoLTEに対応(画面はワイモバイルとドコモMVNOの例)

対応バンド

FD-LTE Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 18, 19, 20, 26, 28, TD-LTE Band 38, 40 に対応。[2] (太字は日本国内で使われているバンド番号)

SIMカードサイズは nano SIM。2枚のSIMカードを同時に使え、同時にLTEを掴む (DSDV)。データ通信用SIMの切り替えも10秒足らずでできる。

ドコモ、au、ソフトバンク(ワイモバイルを含む)国内3キャリア全ての、いわゆる「プラチナバンド」にフル対応しており、近年エリア化が進んでいる新バンド (Band 26, 28) にも対応しているので、特段の不便はないだろう。

※ワイモバイル(APNプリセット済)やMVNO(APN設定が必要)のSIMは問題なく使えるが、“ソフトバンク”で契約したSIMは端末ごとにロックをかけられている場合があり、使えたり使えなかったりするようだ。その場合は、店頭に持ち込んで、SIMフリー端末で使えるSIMカードに交換するか、ワイモバイルに契約変更する必要がある。

しかし、日本国内で(WiMAX 2+AXGP として)広く使われている TD-LTE Band 41 に対応していないのは少々残念だ。また 1.5GHz帯と3.5GHz帯にも非対応。

音声通話は VoLTE に対応。筆者が試した範囲では、ワイモバイル、au系MVNO(BIGLOBE楽天モバイル)、ドコモ系MVNO(IIJmio)のVoLTEに対応していた。

もちろん CSFB (3G, W-CDMA) にも対応しており、本機は3Gでもドコモのプラスエリア、ソフトバンクのプラチナバンドに対応している。

※本機に限らないが、ドコモの FOMA SIM(3G専用契約)は4G対応機では使えない。

2019年10月よりMNO(自社回線)による無料試験サービスを開始した楽天モバイルでの利用可否は不明。

並行輸入品

上記は国内正規代理店で購入した端末が対象。並行輸入品も基本的なバンド構成は同じで、アップデートで技適表示にも対応したようだが、VoLTEには対応していないようだ。ドコモ系とソフトバンク系のSIMはCSFBで通話できるが、au系SIMでは通話できないので注意しよう。

電話アプリを起動して「*#*#86583#*#*」にダイヤルすると「VoLTE carrier check」が無効になって、au系も通話できるようになるらしいが、筆者は未確認。

※86583=VOLTE。再度同じダイヤルをすると再び有効になる。この切替操作は日本モデルでもできるので、海外渡航時にVoLTEを使いたくなったら試してみると良いかも?

付属品

ACアダプタ(本機専用30W充電対応品)、USB A - Type C ケーブル(30W充電対応品)、SIMトレイ(本体内蔵)、SIMピン、ユーザーガイド が付属する。

国内正規代理店(Amazon.co.jp)で購入すると、メーカーによる1年間の保証(自然故障のみ、充電器は6ヶ月)が付く。 延長保証などの付加サービスは提供されていない。

保護フィルムは別売り。別途保護フィルムを購入して貼ると使いやすいが、本機の保護フィルムは家電量販店で取り扱いが無いので、通販利用になる(店舗の貼付サービスは利用できない)。

本機に付属の専用ACアダプタ・ケーブルを使うと 30W(10V・3A)の急速充電に対応するとともに、市販の USB PD 対応充電器と組み合わせて 18W(9V・2A)の急速充電にも対応している。専用品で超急速充電できるだけに留まらず、汎用品でもしっかり急速充電できるのは嬉しいポイントだ。

余談だが、付属の30W専用ACアダプタのPSEは「SB C&S」だった。小米日本合同会社TJCでないのが意外

本機用に予備のACアダプタやモバイルバッテリを購入する場合は、急速充電できる USB PD 対応機器を選ぶと良いだろう。

筐体と画面

サイズは 157.8×74.2×9.67mm、208g。

Huawei Mate 30 Pro とだいたい同じくらいの大きさ・重さ。iPhone 11 より若干重いが、体感では同等。(iPhone 11 は重心が良くないのか、重すぎるよね…)

ディスプレイは今流行りの有機EL(AMOLED)(筆者は液晶の方が好みだが)。 大きさは6.47インチ、解像度は 2,340×1,080px の FHD+、398ppi。 画面上端中央にはインカメラを埋め込むための水滴形ノッチがある。

流行りの狭額縁設計で、ディスプレイの左右端を湾曲させてエッジを目立たなくしている。昔の SHARP AQUOS CRYSTAL のようなアプローチだが、本機のエッジは角張っておらず曲線。

しかし、筆者が使っている Huawei nova 5T 程度ならば問題なかったのだが、本機ほど湾曲されると、IME端部のEnterキーなどが入力しづらくなるなど、実用上の障害になる。筆者が併用している他機に比べて誤タップも多く、正直、使いづらい。

保護フィルムを使いづらいし、左右端のコンテンツも見えづらくなるし、アプリによっては誤タップが起きやすくなるなど、正直、悪いことだらけで良いことは無いと思うのだが、ライバル Huawei の最新機種も同様のデザインになってきたので、これが最先端になるのかもしれない。 どこぞのメーカーよろしく、ユーザビリティは二の次で、見た目を優先するのが今の流行りなのだろう…

画面の左右端が曲面なので、プライバシーフィルムは向かない。 ところが中国では本機の変則画面に合わせて作り込んである覗き見防止仕様のガラスフィルムが市販されていたりする。しかもこいつが指紋認証にまで対応している(多少感度は落ちるだろうが)。サードパーティがこんな物まで造ってしまうあたり、中国メーカーの底力を感じる。

カラバリは「ミッドナイトブラック」「グレイシャーホワイト」「オーロラグリーン」の3色展開。いずれも光沢感の強い仕上げで、ホワイトはパールホワイト、グリーンはエメラルドグリーンといった感じ。

背面は光沢感を前面に出した筐体デザイン。高級感はあるが、指紋が付きやすく、滑って落としそうだし、見た目にもギラギラして筆者には使いにくく感じたので、市販のTPU背面保護フィルムを貼ってみたところ、程々に滑りにくく、使いやすくなった。

ただし、TPUフィルムは水貼りしないときれいに仕上がらず、コツが要るのと、馴染むまで数日から1週間ほどかかる。曲面対応フィルムを貼る場合は注意しよう。

※専用の貼付キットは割高だし買わなくても良いが、スプレーは要るので、百均で空のスプレー瓶を買っておこう。

また、店頭には無いが、通販ではケースも多数販売されているので、ケースの方が慣れている人は探してみると良いだろう。

指紋センサーを使う場合は、画面保護フィルムを使わないようにと言われる。画面埋込センサーは精度もイマイチ。無理して画面に埋め込まなくても、側面センサーの方が使いやすいのだが。

指紋センサー

指紋センサーは画面内に埋め込まれている。以前使っていた OPPO R17 Pro の物よりは改善していたものの、肌荒れ体質の筆者にはやっぱり精度が悪く、ロック解除に数秒はざらだし、3回に1回成功すればいいところ。正直、使い勝手が悪く、しかも保護フィルムとの相性問題が発生する(右図)。

一方、Huawei nova 5T に搭載されている側面電源ボタンの指紋センサーは瞬時に認証されて格段に使いやすいし、センサー位置が窪んでいるので画面を見なくてもロック解除できるなど、使い勝手は比較にならないほど優れている。

Xiaomi もサブブランド RedMi シリーズでは側面電源ボタンを採用しているようだが、本機も側面に設置してほしかったと思う。

有機ELディスプレイと画面内指紋センサーは今時の流行りではあるが、使う人を選び実用性を軽視したガッカリポイントと評さざるを得ない。

なお、顔認証にも一応対応しているが、iPhoneシリーズと違って本機のはインカメラのみを使った簡易なもので、認証精度が低く、セキュリティ上の問題もあるので、お勧めできない。


ストレージとメモリ

標準モデルは、メモリ(RAM) 6GB、内蔵ストレージ 128GB。これだけあれば通常利用に困ることはないだろうが、microSDは使えない

Proモデルは、メモリ(RAM) 8GB、内蔵ストレージ 256GB に強化されているが、やはりmicroSDは使えない

写真を多く撮る人は、こまめにパソコンに転送するか、別途外付けのメモリカード等を用意してバックアップを取ると良いだろう。

急速充電

日本モデルに付属の充電器。小型の割りに高性能で、なにげに汎用性も高そう

本機はXiaomi独自の急速充電に対応しており、付属の専用ACアダプタとケーブルを使うと、30W (10V・3A) の急速充電になる。

この充電器には QuickCharge 3.0 対応のロゴも表示されており、12V・2.25A や 20V・1.35A 出力にも対応しているようだ。小型で汎用性もあって地味に便利だ:)

また、本機は USB PD にも対応しており、市販の USB PD 対応充電器(Anker PowerPort Atom PD1AUKEY PA-Y19 およびASUSパソコン用充電器で確認)を使うと、5V 3A (15W) ~ 9V 2A (18W) 程度で充電されていた。

もちろん、USB PD 対応のモバイルバッテリも使える(Anker PowerCore 10000 PD Reduxcheero Power Plus 5 10000mAh で確認)。

本機の充電端子は一般的な USB Type-C で、付属のケーブルは USB-A ~ Type-C。しかし付属の物以外、Xiaomi独自の急速充電に対応した充電器はほとんど出回っていない。

予備の充電器を購入する場合は、USB PD に対応した18W以上の充電器と、両端 Type-C の USB PD 対応ケーブルを購入すると、最大18Wの急速充電を利用できる。 通常、ACアダプタとケーブルは別売だが、新たに買う場合はACアダプタとケーブルのセットモデルを買うとお得だ。

または、手持ちに USB Type-C 対応パソコン用などの USB PD 充電器があれば、それも利用できると期待される。

本機の内蔵電池は 5260mAh と大容量なので、毎日充電すれば、普通に使って1日持つだろう。とはいえ、カメラとして使うことを考えると、予備電池無しでは少々心もとない。旅行などの際は、小型の USB PD 対応モバイルバッテリを1つ持っておくと安心できそうだ。

NFC

本機は NFC に対応しているが、「おサイフケータイ」には非対応(セキュアエレメント非搭載)のため、海外で Google Payは使えるが、国内でモバイルSuicaは使えない。

位置情報(GNSS)

GPS(米国)・A-GPSGlonass(ロシア)、Galileo(欧州)、BeiDou(中国)に対応している。

残念ながらQZSS(日本の「みちびき」)には未対応。

イヤホンマイク端子搭載

他社では非搭載とされることも多いイヤホンマイク端子だが、本機はしっかり搭載しており、ハイレゾにも対応。 これがあるだけで、通話するにも音楽を聴くにも便利で安心だ。

筆者の手持ちで試した範囲では、1MORE EO320earsopen PEACE は問題なく使えた。リモコンと通話マイクも使えた。

MIUIはリモコンの音量ボタンの向き(大・小)を学習する機能を持っていて、様々な機種に対応しやすいようになっている。

もちろん Bluetooth ヘッドセットも使える。筆者の手元では Sudio TREJabra Elite 65t で動作確認。 コーデックは SBC のほか AAC, LDAC, aptX, aptX HD, aptX Adaptive と幅広く対応しているようだ。

購入する場合はメーカーによる動作確認状況を確認できると良いが、Xiaomiは日本市場に参入したばかりで実績に乏しいため、動作確認されていないことが多い。Bluetoothヘッドセットは極まれに相性問題があるので、購入する場合は家電量販店などに出向いてデモ機で実際に使えることを確認してから購入すると良いだろう。

なお、音楽再生には標準搭載の「Mi Music」アプリが使えるが、不慣れなためか筆者は使いづらく感じたし、時々広告が表示される。 気になる場合は、Google play から doubleTwistMusicolet などの音楽プレーヤーをインストールして使うと良い。

FMラジオ

国内でも一応使えるが、周波数帯 87.0~108MHz の範囲しか選局できず、一部のラジオ局しか聞けない。

なお、本機に限らないが、イヤホンマイク端子がアンテナ替わりになるので、有線イヤホンなどを接続する必要がある。

赤外線ブラスター

Xiaomi社製端末は、今時のスマートフォンにしては珍しく赤外線ブラスターを搭載している。

これは赤外線リモコンとして家電を制御するために使われるもので、標準搭載の「Mi リモート」アプリから利用する。

テレビ、エアコン、扇風機など、赤外線リモコンに対応している様々な家電のリモコンとして使える。正直、必要性はわからないが、まあ面白い機能だとは思う。

ShareMe (MiDrop)

「ShareMe」(旧称「MiDrop」)は、ファイルを Bluetooth・Wi-Fi 経由で他の機器と直接(インターネットを通さずに)やり取りできるP2Pアプリ。 Apple AirDrop のXiaomi版と考えれば良いだろう。

現在は Share Me (Mi Drop) 同士でしか使えないが、近いうちに OPPO・Vivo との相互利用が実現しそうだ。[3]

プリインイプリ

Xiaomi社製端末には、時計、電卓、カレンダー、ファイルマネージャ音楽、ビデオプレーヤーなど、同社製の多くのアプリがプリインストールされている。

他社製端末を使っていても Google play からインストールできるものも多くあり、かつての ASUS (ZenUI) が思い起こされる。

これらのアプリは使いやすいものも多いが、日本語が微妙なものや、広告を出すものもあることと、Google製や他社製アプリで代替できるものが多いので、気に入らなければもちろん他のアプリを入れて使うこともできる。

SMS送受信にはGoogleメッセージが標準搭載されている。

他には Facebook や Netflix などのゴミがプリインストールされているが、国内メーカーと比べると少なめか。サードパーティ製(Google製とXiaomi製以外の)アプリは全てアンインストール可。

ちなみに、KingsoftWPS Office は入っていなかった。まあ使いたければ Google play から入れればいいけれど。 もちろん Microsoft Word / Excel / PowerPoint も入れれば使える。

HDMI出力不可

パソコン用の USB Type-C ~ HDMI 変換ケーブル(DisplayPort AltMode用)を本機につないでみたところ、モニタに出力されなかった。残念ながら DP AltMode 出力には対応していないようだ。

アップデート対応状況

Android機器を使う上で気になるのは、メーカーのアップデート対応。本機向けのAndroidセキュリティパッチ適用状況は、2020年 1月初旬時点で、10月分まで。1月中旬にアップデートが配信され、12月分まで適用となった。今のところ2ヶ月毎の適用だろうか。

今後どうなるかは不明だが、OPPOのように毎月または隔月でセキュリティアップデートを実施しているメーカーもある中で、少々心もとなく感じる。

OSバージョンアップデートは、本機には MIUI12 (Android 10) が提供されそう[4]。時期等は不明。

カメラ

本機の108MP(1億画素)モードの作例(クリックで拡大)
本機の108MP(1億画素)モードの作例(クリックで拡大)

メインカメラは1億800万画素の1/1.33インチCMOSセンサーを搭載。SamsungとXiaomiが共同開発したフラッグシップセンサー「Samsung HMX」を初搭載している。

同じ構図で、本機の4画素から1画素を生成する2700万画素の作例
同じ構図で、本機の4画素から1画素を生成する2700万画素の作例

1億画素という数字が先行しがちだが、実用的には4画素から1画素を生成する「Tetracell」(Sony IMX586 の「Quad Bayer」と同様の機能)を使って約2700万画素センサーとして使うことが多くなるだろう。

とはいえ、1/4でも約2700万画素あるから、スマートフォンのカメラとしては驚異的だ。小さなレンズは気になるが、センサーサイズの大型化も画質向上に貢献しそう。

また、メインカメラと望遠カメラのレンズには光学式手ブレ補正(OIS)が付いているのも評価できる。

同じ構図で、Huawei nova 5T の作例
同じ構図で、Huawei nova 5T の作例

しかし、例によってシャッター音は無効にできない日本仕様(設定の地域選択で日本を選ぶとシャッター音の設定を変更できなくなる)。しかも耳障りな音で、音量も大きい。せめて Huawei nova 5T くらいのおとなしい音だったら我慢できたが、せっかくセンサーが良くても、本機の金切り音のような大音量シャッター音では、撮る気が失せるね…

本機のカメラは規定で透かしがONになっている。不要ならば(通常、不要だと思うが)予め無効に設定しておくと良い。 【カメラを起動 > 右上の三本線 > 左上の設定 > 透かし > OFF】

なお、(筆者は必要性を感じないので)本稿ではフロントカメラは扱わないが、カメラに力を入れている機種だけに、相応の性能を備えていることだろう。

本稿では、執筆時(≒本機発売直後)の筆者の都合および主観で、同価格帯の Huawei nova 5T のカメラと撮り比べている

使いやすい点

5倍望遠の作例 よく見るとノイズだらけだが、小さなレンズで頑張っていると思う
5倍望遠の作例 よく見るとノイズだらけだが、小さなレンズで頑張っていると思う
  • 電源ボタン2度押しでカメラが起動する(要設定)
  • 光学式手ブレ補正付き
  • AWBは今のところ違和感ない。色味も盛り過ぎない程度に鮮やか
  • AFは早く、近く・遠くともに合う。ただし、やたらボケ感を出す傾向があって、ボケを出したい時には良いが、全体に合わせたい時の撮り方が難しい。
  • グリッド線はもちろん、水平器も付いている
  • 108MP(1億画素)モード、意外と頑張ってる(上に作例)
  • 望遠もまあまあ頑張ってる(右に作例)
  • カメラアプリに特段使いづらい点はない
  • AIカメラが誤判定して勝手にポートレートモードに変わるようなことはない

このほか、設定(右上の三本線)の中に Google lens を呼び出すボタンが付いている。単にアプリを起動するだけだが、花の写真を撮っていて名前が知りたくなった時などには便利かも。

作例 風に吹かれて揺れる花びらが残像のように残っている
作例 風に吹かれて揺れる花びらが残像のように残っている

使いにくい点

作例 普通にフルオートで撮ると、どこにピントが合っているのかわからないような写り方になりがち。こういう写真は全体がくっきり写る方が良いよね
作例 普通にフルオートで撮ると、どこにピントが合っているのかわからないような写り方になりがち。こういう写真は全体がくっきり写る方が良いよね
  • シャッター音が耳障りで、音量も大きい
  • シャッターラグが大きめで、安定しないため、動体撮影に使いづらい
  • 被写体ブレ(風で揺れる草花など)が残像のように残る(右の作例参照)
  • 周辺部が流れやすい
  • 周辺部のノイズが多い
  • 露出オーバーになりやすい
  • 赤は苦手?
  • センサーが変わると微妙に色味が変わる
  • 望遠レンズに切り替わるタイミングでフレーミングがずれる
  • 何も気にせずフルオートで撮ると、どこにピントが合っているのか分からないような写り方になりやすい(右下の作例参照)
  • 撮影中は本体がほんのり熱を持つ。真冬の屋外で使ってこれだから、夏はまともに撮れなくなるのでは…?
  • 時々、カメラアプリが落ちたり固まったりする
  • 画面の長辺が曲がっているデザインのせいで、誤タップが発生しやすいのか、カメラアプリが操作を受け付けなくなることが少なからず。
  • Exifに記録される焦点距離(35mm換算)などがあてにならない。Exifを見ても撮影時の望遠倍率が判らないのは地味に不便。
  • 位置情報が付いていなかったり、サムネイル(720 x 960 px)のみ保存されてカメラアプリが落ちてしまったりすることがある。特に続けて撮っているとよく起きる。

後半のはSoCの性能不足もあるのだろうが、不具合のような気もする。アップデートなどで直ると良いけれど…

解像度

108Mモード

108MP(1億画素)モードの作例 クリックで拡大
108MP(1億画素)モードの作例 クリックで拡大

通常の「写真」モードで撮影すると、4画素で1画素を生成する約2700万画素(6016 x 4512 px)、またはそれ以下(望遠や超広角など、倍率により変わる)での撮影になる。これでも一般的な用途には充分なので、普段は「写真」モードで撮るが良い

本機のカメラは「108M」モードを備えており、そちらに切り替えると、1億画素(12032 x 9024 px)で撮影できる。特に解像度がほしい時や、明るさなどの条件が良い時に使うと良いだろう。

ただし、108Mモードで撮影するとカメラアプリの動作にもたつきが見られ、撮影後に次の撮影をするまでに数秒待たされたり、本体が熱を持ったり、最悪アプリが落ちることもあった。

筆者はメモリを8GB搭載したProモデルを使っていることもあってか、108Mモードで1枚だけ撮るぶんには処理落ちしないのだが(メモリ6GBの標準モデルではさらに厳しいかも?)、それでも何枚か撮っているうちに遅延や発熱が大きくなってゆく。 やはりミッドレンジのSoCで1億画素の写真処理をするのは少々荷が重いようだ。108Mモードは高解像度を必要とする時のみ使うのが良いだろう。

Xiaomi Mi Note 10 Pro zooming sample

ズーム(望遠)

本機は2倍と5倍の望遠用レンズ・センサーを備えており、カメラアプリでズーム操作をするとシームレスに(切り替え操作不要で)切り替わる。

※プロモードでは切り替え操作が必要。

中間はデジタルズームだが、5倍程度までは実用的な画が得られると思う。

右図はスクリーンショットだが、1x0.6xマクロ1.9x2x5x10x50x が各々どんな感じか分かると思う。マクロや2xに切り替わるときに色味が少し変わる様子も分かるだろうか。

最大50倍ズームまで対応しているが、当然デジタルズームになり、手ブレ補正も効きづらくなるし、得られる画の解像度も粗々になり、あまり実用的ではない。右図のように、望遠レンズ&センサーに切り替えると色味も少し変わる。

本機のメインカメラは1億画素センサーで、明るい所ではそれなりの解像度が得られるので、108MPで撮って切り出す方が良いのか、望遠レンズで撮る方が良いのか悩ましいが、場面や被写体、用途により使い分けるのが良さそうだ。

夜に月を撮ってみたら、低光量モードと月モードの切り替えが出てきた

月モード

他に面白いところでは、夜に月を撮っていたら、低光量モード月モードの切り替えスイッチが出てきた(右図、スクリーンショット撮影時に大きく手ブレしている)。切り替えると露出を下げて月表面の模様が写るようになる。

望遠レンズがあると月を撮ってみたくなるが、AEではきれいに撮れないので、気の利いた機能だと思う。

ただし望遠時の解像度はいまいちで、月の表面がきれいに写るわけではない。まあこの小さなレンズなので仕方ないのかも。

AppleやHuaweiと違ったXiaomiのこだわりなのだろうが、強制的に撮影モードを切り替えるのではなく、被写体によって様々な機能を試してみるよう促す解説やスイッチが画面に出てくる。 撮影中に時折知らないモードが出てくるので、いろいろと撮ってみるのも楽しそうだ。

強制的に切り替えられることがないので、ひと手間増えるという見方もできるが、AIアルゴリズムの誤判定で勝手にポートレートモードに切り替わって撮影に失敗するようなことがないので、ストレスが軽減される面もある。


超広角カメラ

近頃流行りの超広角カメラも、もちろん搭載されている。日常のスナップで楽しい機能なので、今時カメラ重視で選ぶならば超広角カメラは必須だろう。

本機の超広角カメラの画角は117°、画素数は20MP。

超広角に切り替わると光学式手ブレ補正が効かなくなるので、手ブレに注意。暗い所ではメインカメラ(1x)で撮る方が良い。

また、夜景モードやパノラマなどで超広角カメラを使うことはできない(「AIカメラ」は使える)。

切り替えはズームと同じ感覚(操作は逆、つまりピンチイン)でできるし、1タップで切り替えることもでき、使いやすい。 (OPPOのような個別のボタンで切り替える煩わしさはない。)

AIカメラ

カメラアプリ上部に並ぶアイコンの中央にある「AI」アイコンをタップすると「AIカメラ」が有効になり(初期状態では無効)、被写体の傾向を分析してWBを決めるようになる。

Huaweiと違って文字では出ないが、アイコンが花や草木、曇り空などに変化する。

AIカメラがOFFとONで見比べると、若干、彩度が高めになっているように感じる。Huaweiほどの演出はなく、勝手にモードを切り替えることもないので、ひとまずONにして試してみたら良いだろう。

ポートレートモード

(stub)

夜景モード

(stub)

ファイルとフォルダ

写真の保存場所は、本機内蔵ストレージの DCIM/Camera フォルダ。

標準のカメラアプリで撮影した写真のファイル名は IMG_年月日_時分秒.jpg となるが、Exifに記録される時刻と数秒程度ずれることがある(ファイル名は撮影開始時点で生成して、Exifの作成日は保存完了時点を指しているのだろうか?)。

iPhoneやデジタルカメラでは数字連番が基本だが、日付形式の方が使いやすい面はあろう。ただし全ての写真が1つのフォルダに収納されるので、撮影枚数が多い時は管理上の注意がある。 (スクリーンショットとは別のフォルダになるので、iPhoneほどの煩わしさはないが。)

筆者のように1日で数百枚以上撮影するような人は、パソコンへのファイル転送時に、Windows 10 のMTP扱いに関する不具合(?)で、Windowsエクスプローラが容量不足等のエラーを出すことがある。手間になるが、数百枚ずつ小分けにコピーすることで不具合を回避できる。

位置情報

写真のExifには位置情報が記録される。記録された位置情報は、もちろんSNS等でも利用できる。

位置情報を記録したくない場合は、カメラの設定で「撮影場所を保存」をOFFにする。

ただし、なぜか時々、ONにしていても位置情報が記録されない写真がある。時々位置の取得に失敗するのだろうか?

QRコードスキャナ

カメラアプリがQRコードを認識すると、ファインダー内に「QRコードの詳細を表示」と表示される。そこをタップすると、QRコードの中身を見られる。切り替え操作が不要なので便利だ。

もしこの機能が邪魔になる場合は、カメラの設定の「QRコードをスキャン」をOFFにすれば良い。

音量キーにズームを割り当てられる

本機にはシャッターボタン(物理ボタン)は用意されておらず、シャッターは画面をタップするか、音量↓ボタンがシャッターになっている。

音量ボタンの機能は、カメラの設定の「音量ボタン機能」から、ズームに変更できる。

音量ボタンはシャッターとしては押しづらい位置にある(レンズの真横にあるので、ここを押そうとするとブレるか手が写り込むかになると思う)し、ズームをタッチスクリーンで微調整するのは難しいので、音量ボタンにズームを割り当てられるのは便利だ。


作例

flickrには本機が吐いたExif付きのJPEG画像をそのまま置いてあるので、興味があれば画像をクリック(タップ)して参照されたい。 Xiaomi Mi Note 10 Pro

トラブルシューティング

データ通信できない

下記を確認・実施してみる。

  • 【設定 > SIMカードとモバイルネットワーク > モバイルデータ】がONになっているか
  • アクセスポイント名(APN)の設定をしたか・正しいか
  • 優先ネットワークタイプが「LTEを優先」になっているか
  • SIMカードは 4G LTE 契約のものか(3G契約の FOMA SIM などは使えない)
  • 一旦電源を切り、SIMカードを差し直してみる(微妙にずれていたりして接触不良になっていることがある)
  • MVNOのSIMには3Gに落ちるとうまく通信できないものがある(IIJmioなど)ので、地下や高層ビルなどは避けて、屋外や窓際の電波状態の良い所で試す
  • 楽天モバイル(MVNO)や0simなどの低品質のSIMの場合は、混雑時間帯を避けて試してみる

本機のAPN設定はSIMスロット毎に【設定 > SIMカードとモバイルネットワーク > SIMカード設定 > アクセスポイント名】から行えるが、予め【設定 > SIMカードとモバイルネットワーク > (デフォルトの設定)インターネット】で選択しておかないとAPNの設定に入れないので、要注意。

テザリングできない

「NTTドコモ」「au」「ソフトバンク」と直接契約しているSIMでは、テザリングが規制されていることがあるので、契約内容を確認する。 (ワイモバイルMVNOのSIMを使っている場合は、まず問題なく使える。)

アクセスポイント名(APN)の設定を編集し、APNタイプに「hipri,tether」または「hipri,dun」を追加してみる。

※キャリアによって異なる(例えばワイモバイルではtetherを使うが、一部MVNOではdunを使う)。まずは「tether」で試してみて、うまくいかなければ「dun」に変えてみる。

テザリングのON/OFFおよびSSID・パスワードの確認・変更は、【設定 > 接続と共有 > ポータブルホットスポット】から。

SSIDの規定値はデバイス名【設定 > デバイス情報 > デバイス名】、規定値は「Mi Phone」だが、他の人との混同が無いとも限らないので、最初にデバイス名またはSSIDとパスワードを変えておくと良いだろう。SSIDはデバイス名とは別個に変更できる。

なお、本機のテザリング機能はIPv6ブリッジに対応しており、WAN(回線)側がIPv6に対応している場合は、テザリング端末側でもIPv6グローバルアドレスを使うことができる。

ダークモードを設定したい

【設定 > ディスプレイ > ダークモード】でONにできる。 本機は Android 9 ベースだが、Xiaomi独自のMIUI拡張によりOSレベルでダークモードをサポートしており、システムメニューなどもダークモードを利用できる。

ただし、さすがにサードパーティのアプリまでは対応していない(個別に設定できるものはもちろん使える)。サードパーティのアプリへの自動適用は、Android 10 (MIUI12) へのアップデート待ち。

その他

IME

Gboard(Googleキーボード)が標準搭載されている。

Androidなので、Google play から任意のIMEアプリを導入して使うこともできる。 IMEアプリをインストールした後、【設定 > 追加設定 > 言語と入力】から変更できる。

スクリーンショット

スクリーンショット撮影音は無音にできる。 【設定 > サウンドとバイブレーション > 追加設定 > スクリーンショット撮影音

MIUIではAndroid標準と異なり、Screenshot フォルダは DCIM フォルダ以下に生成される。 ファイル形式はPNG(拡張子.png)だったりJPEG(拡張子.jpg、Exif情報は付かない)だったり(圧縮が効きやすい形式で保存される?)。 ファイル名は Screenshot_年-月-日-時-分-秒-ミリ秒?_アプリID.png/jpg となる。

しかしなぜか、JPEGで保存された本機のスクリーンショットファイルは Windows 10 の Windowsフォトビューアーで開けない(PNGは開ける)。エクスプローラのサムネイルは表示されるし、画像処理ソフトでは普通に開けるのだが…

また、ロック解除せずにカメラを起動し、スクリーンショットを撮ると、アプリIDはcameraではなくlockscreenになる。

スクロールスクリーンショット

スクリーンショットを撮ると、右上にサムネイルが表示される。正直邪魔だが、何秒か放っておくと(または上にスワイプすると)消える。

本機(MIUI)では、このサムネイルの下に「スクロール」ボタンが表示される。これをタップすると、自動で画面をスクロールして連結したスクリーンショットを取得できる。→

OPPOの「縦長スクリーンショット」やHuaweiの「スクロールスクリーンショット」と同様の機能。

ジェスチャー操作

MIUIのホームボタンは規定でAndroid標準と逆(左から、タスク切り替え、ホーム、戻る)だが、設定でボタンの並びを逆(Android標準と同様)にもできる。 【設定 > 追加設定 > 全画面表示 > ミラーボタンをOFF】

また、ジェスチャー操作も選択できる。 【設定 > 追加設定 > 全画面表示 > フルスクリーンジェスチャー】

MIUIのジェスチャー操作は、画面左端から右へスワイプして「戻る」、画面下端から上へスワイプして「ホーム」、下端から上へスワイプして途中で指を止めるとタスク切り替え(HuaweiのEMUIと似ている)。

筆者の感覚では OPPO のジェスチャー操作の方が使いやすい(とりわけ、画面左端からスワイプして戻る操作が使いにくい)と思うが、慣れの問題だろうか。

また、MIUIでは、いくつかの機能に物理ボタンやジェスチャー操作を割り当てることができる。 【設定 > 追加設定 > ボタンのショートカット】

例えばカメラの起動には、電源ボタンを2回押す、ホームボタンを長押し、メニューボタンを長押し、戻るボタンを長押し、電源+ホーム、電源+メニュー、電源+戻る、のいずれかを割り当てられる(無効にもできる)。 電源ボタン2回押しでカメラ起動は、ロック中でも有効なので、カメラを多用する人には便利だ。

また、Googleアシスタントの起動もここで無効化できる。 【設定 > 追加設定 > ボタンのショートカット > Google アシスタントを起動 > 「なし」】

参考

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