日本通信SIM

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日本通信SIM 合理的プラン
Nihontsushin plans.jpg
4つの「合理的プラン」
事業者 日本通信
利用回線 ドコモ (MVNO)
開始日 2020年 7月15日
通信方式 4G + 3G
4G Band(s) 1, 3, 19, 21, 28(B), 42
SIMカード マルチSIM (nano/micro/標準)
eSIM ドコモ系併用不可
SIMのみ契約
SIM交換手数料 [eSIM] 1,100円
データ容量 1 / 3 / 6 / 20GB
超過時最大速度 ×
データ節約 ×
データ繰越 ×
データ追加 220円/GB
275円/GB
テザリング 制限なし
IPv6対応 ×
音声通話方式 VoLTE, 3G(CSFB)
通話料 11円/30秒
通話定額 オプション一部標準
着信転送
留守番電話 ○ 330円
非通知拒否 登録拒否のみ
SMS +メッセージ対応
キャリアメール ×
データシェア ×
国際ローミング ○ 音声のみ
契約時手数料 3,300円
MNP転出料 0円
期間縛り 無し
家族割 無し
光セット 無し
ポイント 無し
法人契約
サポート窓口 Webフォーム/チャット/電話
APN APN設定方法
iPhone対応 設定方法
日本通信SIM サポート マイページ

日本通信SIM(にほんつうしんシム)は、日本通信が提供するモバイルデータ通信サービス。ドコモの回線を借りるMVNO。個人だけでなく法人契約も可能。

従来の「b-mobile」とは別ブランドで展開されており、こちらは音声通話SIMのみが提供されている。

提供元の日本通信はMVNOの老舗のひとつで、MVNEもしている一次MVNO。

2022年 5月13日に発表された楽天モバイルの「1GBまで0円タダ」廃止に呼応して、日本通信SIMでも申し込みが急増しているそうだ。人員を増強して対応しており、今のところ大きな遅延は発生していないようだが、もし乗り換える場合は月末間際などではなく余裕をもって手続きしよう。

こんな人におすすめ

1回線から(家族割や光セットなどの煩雑なことをせずに)シンプルに使いたい
家族割・光セット割など不要で1回線目から安い
月々使うデータ量にムラがある
予め設定した上限までの範囲で、毎月使った分だけ自動精算
iPhoneを使いたい
SIMフリー版やSIMロック解除済みのiPhoneを使える。最新 iPhone 13 シリーズにも対応。
時々登山や国内旅行・出張等するので予備回線を持っておきたい
通話もできて月額290円~の格安で維持できるので、デュアルSIM対応機種に入れる予備回線に最適。全国のドコモのエリアで使えるので、登山などにも向いている。

こんな人は他社も検討しよう

eSIMで気軽に機種変更しながら使いたい
日本通信SIMはeSIMも使えるようになったが、機種変更時の手数料が1,100円と高いので要注意。eSIMで機種変更をよくする人は、eSIMプロファイル再発行手数料が安いIIJmioLINEMOなどにする方が良いかも。
スマートフォンだけでなく、LTE内蔵パソコンやタブレットも使いたい
データ量をシェアして使えるIIJmioワイモバイルのシェアプランなどの方がいいかも。
初期設定が不安なのでサポートしてほしい
オンライン専用で、店頭サポートは無い。
平日の昼休み時間帯に快適に使いたい
日本通信SIMは、平日の昼休み時間帯には遅くなるので、NUROモバイルのNEOプランワイモバイルUQモバイルなどが良いかも。

合理的プラン

2020年 7月15日から始まった、日本通信の新プラン。同社創業以来展開してきた「b-mobile」ブランドではなく、「日本通信SIM」という新ブランドをたちあげ、音声通話SIMに特化したプラン展開がされている。

最初は「合理的かけほプラン」の1プランで始まり、2022年 1月27日に「合理的シンプル290」が追加されて、計4プランになった。

合理的4プラン間のプラン変更は毎月でも可能(翌料金月より適用)、プラン変更手数料は無料。

合理的シンプル290プラン

Nihontsushin simple290.png

月額基本料290円(税込)の格安プラン。基本データ容量1GBが含まれている。

追加データ容量1GBあたり220円で、毎月使った分だけ自動で精算される(最大100GBまで)。使えるデータ容量は予め上限を設定できるので、思わず使いすぎて高額請求が来る心配もない。

データ容量の上限は予め10GBに設定されており、マイページで変更できる。加入後、必要に応じ下げるなどしておこう。

通話料は従量制だが、11円/30秒で、ドコモ・ahamoの半額。着信転送や留守番電話オプションなども使えるので、通話重視の人も安心して使える。

通話発信が多い場合は、別途国内通話定額オプションを付けられる。

「シンプル290」は一見して安いが、5GBを超えて使うと1,390円になり、「みんな」と並ぶ。通話発信をしない人は9GBまでは「シンプル290」の方が安くなる(9GBを超えると20GBプランの方が安くなる)が、通話時間によっては、70分無料通話が付いている「みんな」の方がお得になる。

どちらがお得になるかは通話時間にもよるが、従量通話料が10分で220円なので、通話時間10分≒データ1GBを目安に換算すると良いだろう。

合理的みんなのプラン

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月額基本料1,390円で、基本データ容量6GBと、1,540円分(最大70分)の無料通話が含まれている。毎月のデータ使用量が概ね7GB以下で、通話もそこそこする人には、お得なプランだ。

5~6GBで料金が「シンプル290」と並ぶが、こちらには70分無料通話が付いているので、もっとデータ量が少ない人でも通話量によっては「みんな」の方がお得になる。

従量通話料は11円/30秒で、ドコモ・ahamoの半額。着信転送や留守番電話オプションなども使えるので、通話重視の人も安心して使える。

追加データ容量1GBあたり275円で、毎月使った分だけ自動で精算される(最大30GBまで)。使えるデータ容量の上限値はマイページで設定できるので、思わず使いすぎて高額請求が来る心配もない。

データ使用量が8GBを超える人は20GBプランにしておこう。


合理的20GBプラン

Nihontsushin 20gb.png

月額基本料2,178円で、基本データ容量20GBと、1,540円分(最大70分)の無料通話が含まれている。

従量通話料は11円/30秒で、ドコモ・ahamoの半額。着信転送や留守番電話オプションなども使えるので、通話重視の人も安心して使える。

追加データ容量1GBあたり275円で、毎月使った分だけ自動で精算される(最大30GBまで)。使えるデータ容量の上限値はマイページで設定できるので、思わず使いすぎて高額請求が来る心配もない。

通話時間にもよるが、仮に通話発信を全くしない場合でも、9GBを超えて使うと「シンプル290」より安くなる。20GBプランには70分無料通話が付いているので、通話時間も考慮しながらプラン選択しよう。

合理的かけほプラン

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月額基本料2,728円で、通話かけ放題と、基本データ容量3GBが含まれている。

もちろん、着信転送や留守番電話オプションなども使えるので、通話重視の人も安心して使える。

追加データ容量1GBあたり275円で、毎月使った分だけ自動で精算される(最大30GBまで)。使えるデータ容量の上限値はマイページで設定できるので、思わず使いすぎて高額請求が来る心配もない。

ただし、「合理的シンプル290」+かけ放題オプション(1,600円)の方が安くなるので(同じ3GB使うとして、「合理的シンプル290」は計2,330円で使える)、今となっては存在意義がよくわからない(^^;。

Wスマートプラン

月額基本料1,738円で、基本データ容量3GBと、1,540円分(最大70分)の無料通話が含まれている。

従量通話料は11円/30秒で、ドコモ・ahamoの半額。着信転送や留守番電話オプションなども使えるので、通話重視の人も安心して使える。

追加データ容量1GBあたり275円で、毎月使った分だけ自動で精算される(最大30GBまで)。使えるデータ容量の上限値はマイページで設定できるので、思わず使いすぎて高額請求が来る心配もない。

有料の健康アプリ「FiNC Plus」とのセットプランで、「歩いてギガが貯まる」オプションが付帯する。同アプリを使いながら月間6万歩以上歩くと、1GBのデータ通信と500FiNCポイントが提供される。

プラン変更に制限があり、他の合理的プランへの変更はできるが、Wスマートプランへの変更はできない。ただし、他のプランへ変更した後も月額480円の「歩いてギガが貯まるオプション」に加入すれば「FiNC Plus」を継続利用できる。


プラン比較

プラン シンプル290 みんな 20GB かけほ
通話
料金
従量通話料 11円/30秒 (特殊なアプリ不要でドコモの半額) かけ放題
通話定額
オプション
70分 700円
かけ放題 1,600円
無料通話70分込み
かけ放題 1,200円
月額基本料 290 1,390 2,178 2,728
データ
容量
基本 1GB 6GB 20GB 3GB
追加 220円/GB 275円/GB
最大 100GB 30GB








~1GB 290円 1,390円 2,178円 2,728円
~2GB 510円
~3GB 730円
~4GB 950円 3,003円
~5GB 1,170円 3,278円
~6GB 1,390円 3,553円
~7GB 1,610円 1,665円 3,828円
~8GB 1,830円 1,940円 4,103円
~9GB 2,050円 2,215円 4,378円
~10GB 2,270円 2,490円 4,653円
19~20GB 4,470円 5,240円 7,403円
29~30GB 6,670円 7,990円 4,928円 10,153円
99~100GB 22,070円 - - -
データ超過後制限 通信不可 低速
データくりこし ×
節約モード ×
テザリング ○ 制限なし
データ容量シェア ×
契約場所 オンラインのみ(公式Web、スターターパック

表中の月々のデータ利用例で明らかなように、日本通信SIMは月間6GB以下の少容量で済む人におすすめ。

データ通信はメールとLINEやWebくらいしか使わない通話メインの人や、メインとは別に時々使いたい非常用・登山用などの予備回線デュアルSIM対応機種に入れておきたい人にもぴったりだ。

格安で知られる楽天モバイルはエリアが狭いが、日本通信SIMは全国のドコモのエリアで使えて格安に維持できるのが魅力。 データ通信を全く使わないなら povo 2.0 で0円維持できるが、少しでもデータ通信を使いたい場合は「合理的シンプル290プラン」がお得になる。

一方、通話時間にもよるが、仮に通話発信をほとんどしない場合は、毎月6GBを超えて使う回線にはIIJmioの方がお得になる。

毎月9GBを超えて使う回線には、NUROモバイル「NEOプランLite」の方がお得になる。

毎月20GB以上使う場合は、povo 2.0ahamo大盛り(2022年6月~)がお得になるだろう。

通話機能

全プランで音声通話を利用できる(データSIMは提供されない)。通話方式は、VoLTEまたは3G(CSFB)を利用できる。

かけほプランを除き、通話料は従量制だが、税込11円/30秒で、大手MNO4社の半額。

日本通信ではプレフィクス方式ではなく、ドコモとの直接接続で値下げしているので、専用アプリなどは不要だし、着信転送や留守番電話にかかる通話料も半額の恩恵を受けられる。

転送電話(着信転送)は標準で利用できる。申込不要・月額無料、転送通話料は都度課金される。

留守番電話サービスは月額330円のオプション。他に「スマート留守電」も利用できる。

迷惑電話対策では、迷惑電話お断りを無料で利用できる。 各種設定時に使うネットワーク暗証番号はマイページにログインして確認・変更できる。

0570ナビダイヤルなどを除く。

通話定額オプション

通話定額オプションを利用するには、通話発信時に専用アプリ「みおふぉんダイアル」Android版iPhone版)を使う必要がある。

また、他社も同様だが0570ナビダイヤルなどは各通話定額オプションの対象外になるので、うっかり発信しないよう注意したい。

メッセージ、メール

SMS

SMSは標準で使える。SMS送信料金は従量制

アプリはスマートフォンに標準搭載されていればそれを使えるが、無い場合は Google play でメッセージアプリをインストールして使おう。iPhoneは標準搭載のメッセージアプリを使う。iPadでは使えない。

+メッセージ

Google playApp Store(iPhone・iPad共通)でアプリをダウンロード・起動し、画面の指示に従って設定すると、使えるようになる。

なお、Androidで「+メッセージ」アプリを設定すると、SMSも「+メッセージ」で送受信するようになる(SMSを他のアプリで使う場合は「+メッセージ」も使えない)。他のアプリの使い勝手を気に入っている場合は気をつけよう。

「+メッセージ」同士のメッセージ送信料金は無料(データ通信料金に込み、Wi-Fiも使える)だが、相手も「+メッセージ」を使っている必要がある。

E-mail

日本通信SIM では、E-mailは付帯しない。

無料のGmailiCloudメールなどに予め乗り換えておくか、現在使っているキャリアのメールアドレス持ち運びサービス(ドコモauソフトバンク、いずれも有料)を利用しよう。

エリア・品質・対応機種

エリア・品質

エリアはドコモと同じ。ほぼ全国で使える。

MVNOなので接続料計算方法の制約などから、とりわけ平日の昼休みや夕方などのピーク時に混雑(速度低下)しやすいきらいがあるが、接続料の値下げにより、年々改善している。

日によって重くなったり軽くなったりするが、傾向としては平日の昼休みと朝夕が混雑して重くなる一方、デイタイムは空いていて快適に使えることは共通している。

MNOのようなトップスピードこそ出ないし、5Gは使えないが、混雑時間帯を除けば普通に使える。格安プランなのである種の割り切りは必要だし、動画やゲームをしたい人にはお勧めしないが、メールやWeb検索、地図や決済などの日常利用には問題なく使える。

対応機種

基本的にスマートフォン用。 日本通信が動作確認した使える端末が公開されているので、契約前に確認しよう。

特段規制されてはいないので、フィーチャーフォン(ガラケー・ガラホ)やデータ端末(モバイルルータやiPadセルラーモデルなど)でもAPNを設定すれば利用できると期待されるが、自己責任でどうぞ(無保証、ノーサポート)。

3サイズ(nano/micro/標準)対応のマルチカットSIMが提供されるので、使いたい機器に適した大きさに切り出して使うことができる。

バンド構成はドコモと同じ。SIMフリーの機種や中古店などで購入した機種はもちろん、他社で購入した機種も基本的にはそのまま使えるが、LTE Band 19 に対応している機種を選ぼう。

対応バンド構成

  • 4G FD-LTE Band 1, 3, 19, 21, 28(B)
  • 4G TD-LTE Band 42
  • 3G W-CDMA Band 1, 6/19

※太字は主力バンド

5Gには未対応だが、音声通話と日常生活に必要なデータ通信で使うぶんには、特に困ることはないと思う。

APN

どの機種を使うにしても、基本的にAPNの設定が必要。iPhoneでは構成プロファイルを使う。

  • APN dm.jplat.net
  • ユーザー名 jci@jci
  • パスワード jci
  • 認証タイプ PAPまたはCHAP
  • PDP Type IP
  • APNタイプ default,supl,hipri,dun
dun を設定できない場合は tether を試してみる。

残念ながらIPv6は使えない。IPv6を使いたい場合はIIJmioなどにしておこう。

コンテンツ関連

LINEは使えるが、年齢確認には対応していないので、ID検索などは制限される。必要な場合は年齢確認に対応してるIIJmioなどにしておこう。

キャリア決済は提供されていないので、クレジットカードなど他の支払い方法を利用しよう。 未成年などでクレジットカードの利用が難しい場合は、PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)15歳以上)、セブン銀行16歳以上)、ソニー銀行15歳以上)、楽天銀行16歳以上)、auじぶん銀行(15歳以上スマホデビットau PAY プリペイドカード)などのネット銀行が発行しているデビットカードの利用を検討すると良いだろう。

各種手続き

新規契約・MNP転入

新規契約はWebで申し込む。初期手数料は3,300円、送料と「SIMカード準備料」は無料(含まれている)。

用意するものは、本人確認書類クレジットカード(デビットカード不可)、メールアドレス(キャリアメール不可)と、MNP転入(番号そのままで乗り換え)の場合はMNP予約番号

メールアドレスはキャリアメール不可。gmailなどのフリーメールアドレスを用意しよう。

スターターパック

今のところ日本通信SIMでは特段のキャンペーンは実施されていないので、使いたい時に契約するのが良いと思う。

日本通信SIM公式ホームページで申し込む方法と、家電量販店などの取扱店舗で「スターターパック」を購入する方法がある。前者の場合は初期手数料3,300円がクレジットカードに請求される。後者の場合の初期手数料は「スターターパック」代金に含まれている。

「スターターパック」はAmazonで3,000円、他店では3,300円で販売されているので、手間を考えると微妙だが、一部家電量販店や通販モール等のポイント還元の対象になるので、そのポイント分くらいはお得になる。

ただし、「スターターパック」には使用期限があり、購入後の払い戻しは不可なので、早めの購入はお勧めしない。「スターターパック」にSIMカードが入っているわけではないし、最初に「スターターパック」を買いに行く/届くまで待つ必要があるので、公式Webで申し込む方が早くて手軽。

家電量販店ではヤマダデンキがスターターパックを店頭在庫している。ビックカメラヨドバシカメラは通販在庫のみ(店舗では取り寄せ、店頭在庫無し)。

対面契約店舗

取り扱い店舗には、「対面契約店舗」と「スターターパック」販売のみを行う店舗がある。

「対面契約店舗」は少ないものの、店頭での即時開通に対応している。

今は一部の併売店・iPhone修理店が即時開通を取り扱っているが、家電量販店の格安SIM即日開通カウンターでは扱っていない。

スターターパックはWeb申し込み専用なので、持ち帰って自宅等でWebサイトから手続きする必要がある。自宅等にインターネット接続が無い場合は利用できないし、購入済みのスターターパックを「対面契約店舗」に持ち込んでも契約できない。

開通手続き

新しいSIMカードを受け取った後、開通手続きが必要。

開通手続き方法はSIMカードと一緒に送られてくる紙に書かれているが、メールアドレスでマイページにログインして行う。

年中無休で手続きできるが、実際に開通できる時間帯は10~20時の間(開通手続きから1時間以内に完了)。それ以外の時間帯に申し込むと、開通までに時間を要する。

10~20時の間に開通手続きをすると、端末の電源を落としてSIMカードを入れ替え、再度電源を入れてAPNを設定した頃に使えるようになる感じ。

残りデータ容量の確認・上限変更

アプリ等は無いので、都度マイページにログインして見る必要がある。

合理的290プラン」ではデータ容量が使った分だけ自動精算になるが(最大100GB)、上限を設定することができるので、使いすぎを防ぐことができる。初期契約時に上限10GBに設定されているので、マイページにログインして変更しておこう。

請求は1GB単位、余ったデータ容量の繰り越しは無いので、月末時点で使いきれなかった1GB未満の端数は消滅する。

他のプランでは、各プランのデータ容量で止まるようになっているが、マイページにログインして上限値を変更することで、最大30GBまで自動で追加できる。

どのプランも、契約データ容量を余らせると月末で消滅する(繰り越し不可)。

合理的プラン内のプラン変更は、毎月でもできる。変更は翌月から適用になる。

eSIMの再発行(機種変更)

eSIMを使っていて機種変更する場合は、eSIMプロファイルの再発行手続きが必要になるが、「eSIMプロファイル発行手数料1,100円を徴収される(新規契約時の初回発行分は初期手数料に含まれている)。

IIJmioでは220円で済むのだが、日本通信SIMのeSIM再発行は高額なので、気軽に機種変更できないのが難。

従来のSIMカードであれば、再発行不要で差し替えて使えるので、日本通信SIMではなるべく従来のSIMカードを利用する方が良いだろう。

解約・MNP転出

純解約(電話番号を廃止)する場合は、マイページにログインし、各種お手続きから解約に進む。解約予約となり、月末までは使える。解約のキャンセルはできない。

MNP転出(番号そのままで他社にのりかえ)する場合は、マイページにログインし、各種お手続きからMNP予約番号取得に進む。

手数料は無料だが、MNP予約番号の発行に4日ほどかかる。予約番号は期限があるので使う間際に発行するのが鉄則だが、即日発行されないので、少し早めに発行する必要がある。

MNP転出する場合、転出先で開通手続きすると同時に日本通信SIMが使えなくなるが、料金は月末まで満額請求される。

MNP予約番号を使わなかった場合は解約されない。MNP予約番号の再発行が必要な場合は、有効期限が切れた後に再度発行手続きする必要がある。

各種問い合わせ

よくある質問 (FAQ)などを調べても解決しなかった不明点などは、メールフォームまたはチャットで問い合わせできる。

メールフォームの利用がおすすめだが、電話での問い合わせも一応できる(要予約、予約した日時に日本通信から電話がかかってくる)。

日本通信とb-mobile

日本通信(略称 JCI)は、MVNO専業の独立系移動体通信事業者。2001年にWILLCOMの回線を借りてPHSのMVNOサービスを始め、MVNOの先駆けとなった。

2008年にはNTTドコモよりFOMA網を借りる3GのMVNOサービスを先駆けて開始。さらにMVNE事業も始め、現在の4G網を使うMVNOサービスが発展する礎を築いた。

2011年にイオンリテールと提携して「イオン専用b-mobile SIM」を開始。最大100Kbpsに制限されるものの月額980円で利用でき、当時としては画期的な低価格で人気を集めた。筆者もわざわざこれを契約するために遠くのイオンジャスコ)まで足を運んだりしたものだ(笑)。

その後も「b-mobile」ブランドで様々なサービスを追加していったが、日本通信は提携や再卸などでも積極的にサービスを拡張していったので、日本通信との直接契約のみならず、むしろ提携他社のサービスを契約する形で日本通信を利用していた人も多かったのではと思う。

同業他社にはISP電機小売業などから参入したMVNO事業者が多いが、日本通信は1996年の設立以降一貫して回線再販事業をしてきた。MNOなどとの資本関係も無く、独立してMVNOのみをしてきた会社は珍しい。

同じくMVNO老舗のIIJは技術力でMVNOを牽引したが、日本通信はタフな交渉力でMVNO事業を切り拓いた。 当時、WILLCOMやWiMAX陣営はMVNOへの回線提供に比較的前向きだったものの、ドコモを含む大手MNOはMVNOへの回線提供に消極的で、MVNOには厳しい条件を突きつけられることが多かったようだ。そうした中で、時に総務省も巻き込んでMVNOへの回線卸や回線接続条件の改善を最大手のドコモに認めさせることに注力した。

当時から続く直販ブランドは「bモバイル」で、後に「b-mobile」に表記が変わったものの、ずっとこのブランドで個人・法人向けMVNOサービスを提供してきたが、2020年 7月15日に音声通話SIMに特化した新ブランド「日本通信SIM」で「合理的かけほプラン」を開始。「b-mobile」は今も別ブランドで併存しているが、以降、音声系の新プランは「日本通信SIM」から発売している。

「b-mobile」は継続提供されているものの、新しいプランは提供されておらず、今後どうなるか不明。「b-mobile」音声通話SIM(ドコモ)を利用中の人は順次「日本通信SIM」へ移行できるようになっているが、データSIMやソフトバンクSIMからの変更はできない。

これに限らず、日本通信のサービスは新しいプランへの変更ができないものも多く(変更する際はMNP等で解約&新規契約となり、手数料が発生する)、しかも旧プランも併売されていたりするので、契約の際はうっかり旧プランを契約したりしないよう気をつけたい。

参考リンク

関連記事

  • MVNO
  • eSIM
  • デュアルSIM
  • SIMロック解除
  • IIJmio - MVNO老舗のひとつ。日本通信がタフな交渉で門戸を切り開いたなら、IIJは技術力で門戸を切り開いた、各々リーダー的存在。「ギガプラン」(音声SIM)は4GBで990円。
  • OCN モバイル ONE - NTTグループの完全子会社で、ドコモ系MVNOの代表格。オンラインではSIMフリースマートフォンの格安セット販売に、店舗ではドコモショップで契約できる「ドコモのエコノミーMVNO」に強みがある。最低維持費は0.5GB+10分無料通話付きで月額550円から。
  • BIGLOBEモバイル - ISP大手で、MVNO SIMサービス老舗のひとつ。現在はKDDI傘下。
  • povo 2.0 - MNOのKDDI直営のオンライン専用プラン。auの広いエリアで音声通話も使え、使わなければ月額0円~で格安維持できるので、デュアルSIM対応端末で使う予備回線にぴったり。