eSIM

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パソコン等にQRコードを表示し、スマートフォンのカメラで読み取る形で書き込む方法が一般的(Reno5 A の例)

eSIM(イーシム)は、Embedded-SIM(エンベデッド シム)の略称。つまりSIMカード組込版。

IIJmio楽天モバイルワイモバイルLINEMOUQモバイルpovo 2.0ahamo日本通信SIMUbigiなどで利用できる。

概要

eSIMは契約情報をOTA(モバイルネットワーク経由)で書き込む仕組みになっており、物理的なSIMカードの差し替えが不要になることから、主にSIMカードの差し替え等の手間をかけづらいM2M等の用途で使われてきた。

同様の仕組みは、例えばDDIポケット(後のWILLCOM)PHS(2G)向けに開発した「AIR発番」や、UQ WiMAX(現在使われている WiMAX2+ よりも前の規格)などでも実用化されていた。また、Apple は iPad 向けに独自の「Apple SIM」を提供していたが、いずれも独自規格で、自社内の利用に閉じていた。

現在主流の3G(W-CDMA)・4G(LTE)向けには、民間の標準化団体GSMAが2013年12月に標準仕様を策定し、OSやキャリアをまたいだ利用が可能になった。

以下本稿では、GSMA仕様に準拠する物のうち、4Gスマートフォンノートパソコンなどの民生機器で使われる物を扱う。

特徴

  • 契約情報はインターネット(モバイルネットワークやWi-Fiなど)経由で書き込まれる。書き込むまでは使えないので、登録の際には他のインターネット接続(他のSIMカードやWi-Fiなど)が必要。(組込機器ではeSIMのみで使えるように、予め書き込み用のプロファイルを持たせていることがある。)
  • eSIMに書き込まれる契約情報は「eUICCプロファイル」と呼ばれる。
  • 1つの端末(1つのeSIM)に複数の契約を入れて、選んで使うことができる。(複数の契約を同時には使えない。)
  • 逆に、1つの契約を複数の端末(eSIM)に入れることはできない。(他のeSIMに入れると、その前のeSIMに入っていた契約情報は無効化される。)

非常用・予備用回線にぴったり

2021年10月14日にドコモが大規模障害を起こした際は、ドコモの説明に反して、筆者の端末も圏外になった。普段から複数回線を使い分ける習慣が身についていれば、非常時にも通信手段を確保できる。備えあれば憂いなしだ

デュアルSIMも参照

eSIMには複数の契約を入れておくことができるので、povo 2.0IIJmio楽天モバイル日本通信SIMなどの格安維持できる回線を入れておいて、いざという時に切り替えて使うことができる。

筆者はSIMフリーのデュアルSIM機を購入し、ドコモ回線を使える IIJmio、au回線を使える povo 2.0、ソフトバンク回線を使えるワイモバイル(またはLINEMO、どちらも最低維持費は月額990円)と、楽天回線を使える楽天モバイルを入れてあり、つまり切り替えながら全てのキャリアを使えるようにしてある。筆者がメインで使っている Reno5 A(eSIM対応版)では、慣れれば10秒ほどでSIMを切り替えて使える。

例えば、普段は都市部で快適なワイモバイルと、0円維持できて通話し放題の楽天モバイルを併用し、でもたまに旅行や登山などで出かけるときは圏外になったり不便だったりするので、広いドコモのエリアで使える IIJmio や、尾瀬などでも使えるau回線の povo 2.0 に切り替えて快適に使える。

また、従来のSIMカード(物理SIM)をたくさん持っていても、使いたい時に持っていなければ宝の持ち腐れになってしまう。その点、物理SIMが2枚入るタイプのDSDS(DSDV)と比べて、eSIMには最初の分かりにくさはあるものの、複数契約を入れても邪魔にならないメリットがあるので、非常用・予備用にぴったりだ。

とはいえ、普段から複数回線を使う習慣がないと、非常時に機転が利かなかったり、使い方が分からなかったりして、せっかく用意していても宝の持ち腐れになりかねないから、普段から複数回線を使い分ける習慣を身につけることをお勧めしたい。

2021年には国内でeSIMを選べるプランが増えてきたので、複数回線を使い分けるメリットを享受しやすくなってきた。iPhoneReno5 A(SIMフリー版・eSIM対応版)、Pixel 6 ProAQUOS wish などのeSIM対応機種を使っている人には、そろそろeSIMの使い方に慣れておくことをお勧めしたい。


主な対応機種

IIJmio のeSIMプランを iPhone 11 で利用

SIMフリー機種以外では予めSIMロック解除しておこう。

iOS/iPadOS

全てデュアルSIM(nanoSIM+eSIM)に対応、iPhoneはDSDVに対応。iPhone 13 シリーズはデュアルeSIM(nanoSIM/eSIM+eSIM)に対応。

eSIMには複数の通信プラン(契約)を書き込んでおき、切り替えて使うことができる。複数のSIMカードを持ち歩いたり差し替える手間要らずなので、povo 2.0IIJmio楽天モバイルなどの格安維持できる契約を入れて予備用・非常用回線にぴったりだ

Android

楽天モバイル・オリジナル機種とデータ通信専用端末を除き、nanoSIM+eSIMのデュアルSIM(DSDV)に対応。

Windows

主な通信サービス

(2022年 4月現在、個人で、日本国内で使えるもの)

国内向け

  • IIJmio(みおふぉん)
    IIJmioアイアイジェイミオ ギガプラン/eSIMデータプラン ゼロ - MVNO大手のIIJmioが提供するeSIMサービス。データ専用(通話・SMS不可)なので、副回線向け。初期費用(契約時)と月額費用がかかる。eSIMベンダはGD(2020年5月時点)。本稿で後述。
  • 楽天モバイル - 2020年 4月 8日開始。通話対応、初期費用・eSIM再発行手数料無料。eSIMでの新規契約、SIMカードからの変更、ともに可能。eSIMで新規契約するときはeKYCで最短即日開通する。月額費用は使わなければ月額0円~(2回線目以降は1,078円~)となり格安。ただしエリアに難があることと、パートナーエリアで毎月5GB以上使うと規制されるので、使い方によっては要注意。海外66ヶ国でも2GBまで使える。法人契約不可。ベンダはGemalto(2020年4月時点)。
  • ワイモバイル - 2021年 3月17日より対応。通話対応、法人契約可。全国のソフトバンク網(5G+4G+3G)を使える。通常のシンプルプランやスマホベーシックプランがそのままeSIMに対応する(シェアプランでは利用できない)。eSIMでの新規契約、SIMカードからの変更、ともに可能だが、SIMカードから変更の際はショップでの手続きが必要(手数料3,300円)。eSIMでの新規契約/再発行(機種変更)手数料は、オンラインで手続きすると0円、ショップでは3,300円。ベンダはOberthurまたはGemalto(2022年3月時点)。詳しくは後述
  • LINEMOラインモ - 2021年 3月17日開始。通話対応、初期費用・eSIM再発行手数料無料。全国のソフトバンク網(5G+4G+3G)を使える。eSIMで新規契約するときはeKYCで最短即日利用開始となる。eSIM再発行手数料は0円。SIMカードからの変更も可能。法人契約不可。
  • povo
    povoポヴォ 1.0 - 2021年 3月23日開始、半年後の 9月29日 午前9時を以て新規受付を終了(既存契約者は継続利用できる)。通話対応。新規契約・MNP転入時にのみeSIMを選択できた。eSIMで新規契約するときはeKYCで最短即日利用開始となった。全国のau網を使える。5Gには2021年 9月14日から対応した。eSIM再発行手数料は0円だがコールセンター対応。auからの乗り換え、SIMカードからの変更には未対応だった。ベンダはGD(2021年3月時点)。詳しくはpovo 1.0#eSIMを参照
  • UQモバイル - 2021年 9月 2日開始。通話対応。全国のau・UQ網(5G+4G)を使える。「くりこしプラン +5G」(S/M/L) 限定なので、旧プランを利用中の人はプラン変更が必要。SIMカードからの変更、eSIM再発行(機種変更)ともに、オンラインで手続きすれば無料。ショップで手続きすると手数料2,200円かかるが初期設定のサポートを受けられる。逆にeSIMからSIMカードへの変更はショップでのみ対応で、手数料がかかる。
  • ahamoアハモ - 2021年 9月 8日開始。通話対応。全国のドコモ網(5G+4G)を使える。ベンダはGD(2021年9月時点)。
  • povoポヴォ 2.0 - 2021年 9月29日開始。通話対応。基本料0円の画期的な完全トッピングプラン。eSIMでの新規契約、SIMカードからの変更、ともに対応。eSIMで新規契約するときはeKYCで最短即日利用開始となる。全国のau網を使え、5G・4Gに対応。eSIM再発行手数料は440円だが、当面の間は0円。しかしチャットサポートによる有人対応なのが煩わしい。ベンダはGD(2021年9月時点)。
  • ドコモ系MVNO - LinksMate2021年10月27日~)、日本通信SIM2022年 4月 6日~)などが提供中。ただし、ドコモのeSIM管理の都合により、ahamoなどのドコモ直営プランを含むドコモ系のeSIMは共存できないので要注意。
IIJmioはドコモ網を使うMVNOだが、eSIMの発行は独自に行っているため、ドコモ系eSIMと共存可能。

国際ローミング向け

  • Ubigiユビギ - NTTグループのフランスTransatelが提供する国際ローミングプラン。データ専用(通話・SMS不可)。日本向けプランは1日500MBまでで3ドルなど。支払いはクレジットカード(VISA/Master)かPayPal。日本では全国のau網かドコモ網を使える。ちょっとeSIMを試してみたいだけならばお得。ベンダはGemalto(2019年10月時点)。本稿で後述。
  • GigSkyギグスカイ - 世界中で使えるローミングプラン。日本は Asia Pacific エリアに含まれており、1日800MBまでで1,200円、15日1GBまでで2,400円など。専用アプリから購入する。支払いはクレジットカードかPayPal。エリア内で周遊しながら使えるので、海外旅行に最適。
  • ソラコムモバイル - 世界58ヶ国でデータ通信が使えるeSIM専用プラン。データ専用(通話・SMS不可)。複数の国で使える地域別料金と、1ヶ国のみで使える国別料金がある。料金は米ドル建てだが、日本の企業が運営しているので日本語対応になっている。支払いはApple Payまたはクレジットカード。

国内で継続的に使うならIIJmio(データ専用)かpovo 2.0楽天モバイルワイモバイルLINEMOUQモバイル(通話も可)がおすすめ。

一時的にeSIMを試してみたいなら Ubigi や GigSky が安いが、海外の通信事業者が提供するサービスでは一旦海外を経由することになるので、日本向けの通信は遅くなってしまう。日本でしか使わず、長期間(数ヶ月以上)使いたい場合は、国内の通信事業者のサービスを利用する方が良いだろう。

2020年4月から2021年2月まで、国内で通話にも対応している個人向けeSIMサービスは楽天モバイルのみだったが、2021年 3月17日にワイモバイルとLINEMOが対応、23日にはpovo1.0が対応して、選択肢が広がった。2021年 9月にはUQモバイル・auやahamo・ドコモも対応し、MNOの対応は一巡した。今後はMVNOの対応が待たれる。

Ubigi

使いたい地域とデータ量・期間で料金プランを選ぶ

フランスTransatel社が提供する国際ローミングプラン。

日本での接続先変更

日本国内のローミング先はau (KDDI) だったが、2019年3月にNTTcomが同社を買収してNTT傘下に入り、その1年半後の2020年9月から、ローミング先にNTTドコモ網が追加された。

その後しばらくは両方にローミングしており、どちらに接続するかわからない状態だったが、2021年 8月までに順次ドコモ網に切り替えられ、現在はドコモ網だけが使われている。

2021年8月より、日本向けプランにおいてNTTドコモのネットワークで使える新しい価格のデータプランが開始された。3GBで$9(有効期間30日)、5GBプランで$14などと、従来のプランより値下げされるとともに、接続先がドコモだけになり、au網は使えなくなった

なお、ローミング先はプランのページに明記されている。

必要なもの

料金プラン

(2021年 8月現在)

  • データプランのみ
  • 1回限りと自動更新付きのいずれも可
  • 料金は地域・容量・有効期間により異なるが、国内短期利用であれば日本国内で有効期間1日・500MBまでのプランが4ドル(約450円)3ドル(約320円)、有効期間30日・3GBまでのプランが19ドル(約2,100円)9ドル(約990円)。
  • 日本国内でのサービスエリアはauNTTドコモ 4G LTE と同等。
  • 通話・SMSは使えない。ユニバーサルサービス料はかからない(電話番号は割り当てられない)。
  • 初期費用・QRコード発行費用は無料。
  • 一回限りのデータプランであれば解約手続き不要。

手順

Ubigiのホームページを開くと、まずはeSIMを使いたい機器の種類を尋ねられる
Ubigiは国際ローミング扱いになるので、設定→モバイルネットワーク→データローミングをONにしておく必要がある
支払いを済ませるとすぐにデータプランが有効になる。残りデータ量と有効期限はアプリで確認できる
キャリアは「Ubigi LTE」と表示される。データ通信できる状態でもアンテナピクトが表示されないのが地味に不便

(2019年10月現在。iPhone 11 に登録する例)

モバイル通信プランのインストール(QRコードの読み込み)までは費用はかからないので、1~11の手順は予め済ませておくと良い。

支払いを済ませるとすぐにデータプランが有効になる(有効期限の起算が始まる)ので、12~の手順は使う間際に購入すると良い。

  1. App Store で Ubigi アプリをインストール(使うのは後だが、先にインストールしておく方が手っ取り早い)
  2. UbigiのeSIMホームページを開く(パソコンでもiPhoneでもOK)
  3. Apple, Windows, Android のロゴが出るので、Appleを選択(右図
  4. 画面の指示に従い、氏名(名、姓の順で半角英字で入力)、メールアドレス(iPhone以外で開けるものが良い)などを入力
  5. 数分から15分程度でメールが届くので、届いたメールをiPhone以外で開く。QRコードが表示されていれば、次の手順へ。
    メール本文にHTMLが表示される場合は、本文全文をコピーしてテキストエディタ(Windowsの「メモ帳」でも可)に貼り付け、拡張子を.htmlに、文字コードをUTF-8にして保存してから、Webブラウザで開いて、QRコードが表示されればOK。
    QRコードを表示できないときは、FAQに書かれている「iOS端末でQRコードの代わりにアクティベーションコードを使用してインストールする方法」を試してみる。
  6. Ubigiを日本で使うときは国際ローミング扱いになるので、iPhone 11 の【設定→モバイル通信→データローミング】をONにしておく必要がある(右図
  7. 【設定→モバイル通信→モバイル通信プランを追加】を開き、QRコードを読み取る。→参考イメージ
  8. 以降の手順はIIJmioと同様。画面の指示に従いeSIMへのインストールを完了させる。
  9. 【設定→モバイル通信→モバイル通信プラン】からUbigiを選んで「この回線をオンにする」をONにする。
    アンテナピクトは立たないが、キャリア名にUbigiと表示されていれば、以降の手順に進む。
  10. Ubigiアプリを起動
  11. 初めてのときは会員登録を促す画面が出るので、画面の指示通り会員登録を済ませる。
  12. データプランの購入画面に入る。「一回限りのデータプラン」と「自動更新付データプラン」があるので、使いたい方を選ぶ。お試しや一時的な旅行等で使いたいときは「一回限り」が使いやすい。
  13. 地域・容量・価格を選べるので、使いたい地域・容量を選ぶ。お試しならば「日本国内 500MB 有効期間 1日」が4ドル、450円ほど。→2019年10月時点の一回限りデータプラン一覧
  14. 支払い画面に進む。クレジットカードは VISA, Master が使える。ジャパンネット銀行のVISAデビットは使えた。
  15. 支払いが終わるとすぐにデータプランが有効になる。残りデータ量や有効期限はアプリで確認できる(右上図)。アンテナピクトが立たない(右下図)ので通信状態を掴みにくいが(ただし圏外に行けば「圏外」表示になる)、データ通信できるようになっている。
  16. APNは自動設定されるが、テザリングを使いたい場合はAPNの手動設定(全てのAPN欄に「mbb」と記述、他は空欄にしておく)が必要。→FAQ

使用感など

実効伝送レート(いわゆる速度)やRTT(遅延)にはあまり期待しない方が良さそう。海外ローミング扱いで、Ubigiの場合は一旦フランスを経由することになるので、まあ仕方ない。

050IP電話サービスの利用も期待しない方が良いが、スマート留守電のようにアプリ化されている留守電サービスを使えば着信通知を受けられる。旅行など1日単位でも気軽に使える非常用と割り切れば良いのでは。

注意点として、IPアドレス等で海外からのアクセスを制限しているサービスは、使えないかもしれない。欧州からのアクセスを制限しているサービス(Yahoo!JAPANなど)もある。

他のeSIMプラン(IIJmioなど)も使っているときは、複数の「モバイル通信プラン」を切り替えて使うことができる。他の「モバイル通信プラン」を誤って削除しないように注意しよう。

Ubigiの有効期限が切れた後も、「モバイル通信プラン」は削除しなくて良い(「一回限りのデータプラン」であれば継続課金されない。自動更新付データプランであればアプリから解除が必要)。また次の旅行等の際にプランを購入してそのまま使うことができる。

機種変更など

UbigiではeSIMプロファイルの発行は無料だが、1つのメールアドレスにつきプロファイル1つまで。機種変更等で再発行したいときはサポートデスクに問い合わせるよう案内されている。 データプランが残っている場合は引き継がれる。

ただし、修理やリセット等で同じ機種に再インストールする場合は、以前のQRコードをそのまま使うことができる

参考

IIJmio

IIJmio ギガプラン契約を iPad mini 第6世代のeSIMに入れて計測。平日昼と夜は落ちるが、それ以外は4GとしてはMNOと遜色なく快適に使える。でも通話と5Gを使えないのが惜しい(^^;

ギガプラン」と「データプラン ゼロ」の2種類がある。

ライトスタートプラン eSIMベータ版」は終了し、「ギガプラン」に再編された。「eSIMベータ版」を利用中の人は「ギガプラン」にプラン変更手続きすると安くなる(「データプラン ゼロ」はプラン変更不可)。

必要なもの

IIJmioのeSIMはデータ通信専用

IIJmioのeSIMはデータ通信専用なので、iPadなどのタブレット端末で使うのに適している

IIJmioのeSIMは全てデータ通信専用(通話・SMS不可)。050IP電話アプリなどは使えるが、緊急通報やフリーダイヤルなどへの発信はできない。

IIJmioのeSIMデータプランはダントツに安いので、楽天モバイル(0円維持できて通話無料)との併用を勧めている人が散見されるが、楽天モバイルは圏外になりやすく、楽天が圏外になると緊急通報ができなくなってしまうので、お勧めしない(Android、iPhoneどちらにも該当)。

さらに、iPhoneではデータSIMを併用していると緊急通報(110番、118番、119番)に発信できなくなる不具合があった。モバイルデータを通話SIMに切り替えれば緊急通報できる回避策はあるようだが、緊急の場面で手間を増やすことにもなりかねず、お勧めできない。

IIJmioの不具合ではないので、ワイモバイルのシェアプランUbigiなどでも起きると考えられる。iPhoneで節約したい人には、両方のSIMに音声通話できるプランを入れることをお勧めする

Android機種でも Pixel 6 シリーズ等の一部で同様の不具合が発生している。

料金プラン

IIJmio(みおふぉん)

ギガプラン

詳しくはIIJmio#ギガプランを参照

2021年 4月より始まった新プラン。eSIMはデータ専用(通話・SMS不可)。

個別に契約した音声通話SIM、SMS付データSIM、データ専用SIM、データ専用eSIMを自由に組み合わせて、データ容量をシェアできる

しかも、eSIMは月額440円(2GBプラン、税込)からと格安。シェアすればeSIMのデータ容量を他のSIMカードでも使えるので、工夫次第で「データプラン ゼロ」よりもお得に使える。

  • eSIMの2GBプランは月額440円、4GBプランは月額660円など、総じて格安。20GBでも月額1,650円。
  • 初月は日割り計算。解約月は満額請求(末日まで利用可)。
  • 初期費用 3,300円+SIMプロファイル発行手数料 220円。
  • eSIMの初期費用はキャンペーンで1円などに値引きされる時もある。急ぎでなければ、キャンペーンがよく行われる商戦期(春と秋)を待つのも方法。急ぎの場合はエントリーパッケージ「IIJmioえらべるSIMカード」を使うと割安。
  • 他のSIMカードとシェアして使えるので、組み合わせて格安で複数回線使える。データ容量が毎月20GBで足りない場合も、複数のSIMカードをシェアして使うとお得。データ容量が余ったら翌月まで繰り越して使える。
  • 月々の契約データ容量が足りなくなった場合も、1GBあたり220円で追加できる。追加データ価格も業界最安値水準なので安心して使える。
  • IIJmioクーポンスイッチをOFFにすることで、最大300kbpsでの通信を利用できる。
  • 従来のSIMカードとeSIMの垣根がだいぶ低くなったが、音声通話やSMSは利用できない。
シェアできるのは同じ契約者(同じmioID)のSIMに限られる。月間データ容量はSIM毎に2GB~20GBの間で選べ、シェアグループを作ると合算して使える。もちろんシェアせず個別にも使えるし、同じ契約者(同じmioID)の回線ならば任意にデータ残量を移し替えることもできる。

IIJmio(みおふぉん)

データプラン ゼロ

2020年 3月19日に始まったプラン。バンドルクーポンが無い(使うにはデータチャージが必要)のが特徴。最低維持費(全く使わない月)は月額165円(税込)。他のプランとのシェアを組むことができない、他のプランに変更できない(変更したい場合は解約+新規契約となり再び初期費用が発生する)等の制限がある。

予備回線に向いているが、大幅に値下がりしたギガプランが登場した今となっては、少しでも使う人はギガプランをシェアして使う方がお得だ。

なお、データプランゼロからギガプランへの変更はできない(一旦解約して再契約が必要、初期費用発生)。ギガプランで契約事務手数料1円キャンペーンなどを実施していることがあるので、キャンペーン実施中に切り替える(解約→新規契約する)のが良いだろう。

  • 月間基本料は 165円。初月は日割り計算。解約月は満額請求(末日まで利用可)。
  • 初期費用はパッケージ代 3,300円+SIMプロファイル発行手数料 220円。
  • データ容量は基本料に含まれず、基本料だけでは全く通信できない(最大200kbpsでの通信も利用できない)。
  • 他の契約とのデータシェア不可
  • 追加のクーポンは1GBあたり495円。ただし最初の1GBは330円。つまり最初の1GBをチャージする時には基本料が相殺される仕組み。購入できる量は毎月10GBまでに制限されている(10GBを超える通信は一切できない)。
  • 使う都度データチャージを購入する必要があって面倒。
  • バンドルクーポン・データチャージは翌月へ繰り越されない(全て当月末で消滅する)。
  • 全く使わなければ割安だが、データ単価が高いので、毎月少しずつでも通信する場合はギガプランを契約する方が割安になる。
    例えばiPadなどで普段はテザリングやシェアプランなどを使っていて、足りなくなった時だけ切り替えて使うといった用途にしても、ギガプランをシェアして使う方がお得だと思う。

【終了】ライトスタートプラン eSIMベータ版

同社従前の「ライトスタートプラン」に準じた内容でeSIMに暫定対応したプラン。2019年 7月18日から2021年 3月31日まで。2021年4月より「ギガプラン」に再編された。利用中の人は「ギガプラン」に変更すると月額利用料が下がってお得だ。

  • 月間6GBまでで 1,672円(税込)。初月は日割り計算。解約月は満額請求(末日まで利用可)。
  • 初期費用 3,300円+SIMプロファイル発行手数料 220円。
  • 他の契約とのデータシェア不可
  • データ容量が毎月6GBで足りない場合は「大容量オプション」を追加できる。
  • IIJmioクーポンスイッチをOFFにすることで、最大200kbpsでの通信を利用できる。

共通

手順

(2019年9月現在。iPhone 11 に登録する例)

お申し込み内容確認 eSIMプランを選んでいることと、実施中のキャンペーンが適用されていることも確認しよう
「ご利用開始のお知らせ」メールに記載されたアクティベーションコードURLは、eSIMを登録する端末以外で開く必要がある
アクティベーションコード(QRコード)が表示されたらiPhoneのカメラで読み取る
カメラで自動認識されない場合は、設定 → モバイル通信 → モバイル通信プランを追加 から追加できる
モバイル通信プランには名前を付けられる
主回線が圏外になると自動で副回線に切り替わるが、設定 → モバイル通信 → モバイルデータ通信 から手動で切り替えられる
  1. IIJmio eSIMプラン ベータ版 ホームページを開く
  2. 過去にIIJmioを使ったことがある場合は、mioID とパスワードを入力してログイン。初めての場合は、会員登録に進む。
  3. サービス要項と個人情報保護ポリシーを確認して「同意する」にチェックして「次へ」。
  4. 紹介コードの入力。IIJmioを使っている知人がいれば紹介コードを聞いておくと、キャンペーン特典を受けられてお得。いなければ空欄のまま進める。
  5. サービス選択。と言ってもeSIMベータ版はデータ専用(SMSも使えない)で、月間6GBのライトスタートプラン一択なので、選択できるのは「大容量オプション」追加の有無くらい。
  6. 他の追加オプションは必要ならば付けてもいいが、基本不要なので飛ばして「次へ」。
  7. 基本登録情報で契約者名などの個人情報を入力。メールアドレスまで入力したら「認証コードをメール送信」を押してしばらく待つとメールが届くので、届いたメールに記された認証コードをコピーし、フォームに戻って次の欄に入力。
  8. (新規の場合)mioパスワードと、支払いに使うクレジットカード情報を入力して「次へ」。
  9. お客様情報の確認で入力内容が正しいことを確認して「次へ」。
  10. SIMカード1枚目が「eSIM ベータ版」になっていることを確認。利用者情報は本人が使う場合は「契約者本人」を選択。家族が使う場合は利用者情報を入力して「次へ」。
  11. お申し込み内容を確認してくださいで、申込内容が一覧で表示されるので確認。料金はキャンペーン適用前の価格が表示されるが、適用されるキャンペーン情報も表示されるので、あわせて確認。約款等を確認し、チェックを入れて、「この内容で申し込む」を押す。
  12. お申し込みが完了しました。」と表示される。
  13. 数分から15分ほど待っているとご利用開始のお知らせ」がメールで届くので、eSIMを登録する端末以外のパソコンなどでメールを開き、記載されているアクティベーションコード」URLを開く。
    【注意】eSIMを登録する端末のカメラで画面を撮影する必要があるので、例えばiPhoneに登録する場合は、iPhone以外の端末で開く必要がある。また、表示されるQRコードをカメラで撮影する都合から、パソコンなどの大きな画面で開く方が良い。
  14. 通信プランを登録するeSIM内蔵のSIMフリー端末を用意する。Wi-Fiまたは他社のモバイルネットワークに接続している必要がある。(右図は iPhone 11 の例)
  15. アクティベーションコードの確認画面が表示されたら、サービスコードを選んで(通常は1つ)「決定」を押すと、QRコードが表示される。
    【注意】この画面でうっかりブラウザを閉じたり再読込したりするとQRコードが消えてしまい、再表示には再発行費用を請求される通信が安定している所で表示し、表示したら速やかに登録しよう。登録完了後はこのQRコードは不要だ。
  16. iPhone に登録する場合は、【設定 → モバイル通信 → モバイル通信プランを追加】を開く、または iPhone のカメラを起動してQRコードを写すと右図のように自動認識されて、追加画面に誘導される。
  17. QRコードの認識に成功すると、モバイル通信プランを追加確認画面に移るので、画面の指示通りに進む。途中で通信プランに名前を付けられる。「仕事」「モバイルデータ通信」「個人」「主回線」「副回線」「旅行」から選択。後から変更もできるので、好きな名前を選んでおけば良い。
  18. 登録完了。アンテナピクトが2つ表示されるようになる。APN構成プロファイルは不要。通常APNは自動で設定される(APN自動選択機能あり)。
    ただしテザリングを使う場合は手動で設定が必要。【設定 → モバイル通信 → モバイル通信プラン → モバイルデータ通信ネットワーク → インターネット共有】に設定する。

これで、IIJmio のタイプDと同様に使える。ただしネットワーク名は docomo ではなく「IIJ」になる。 また、なぜか IPv6 が使えない(IPv4のみ使える)。

データ通信に使っている回線が圏外になると自動で切り替わるが、手動で切り替えたいときは、【設定 → モバイル通信 → (一番上の)モバイルデータ通信】で切り替えられる。ネットワークの切り替えは再起動不要で、10秒ほど。ドコモ(IIJ)と他のキャリア(従来のSIMカード利用)を簡単に切り替えて使い分けられるので、登山秘境駅などによく行く人には便利かも:)

IIJmio eSIMbeta iPhone11 radish 0247.jpg


 iPhone 11 はドコモの全バンドに対応しているし、下り理論値最大 844Mbps の PREMIUM 4Gに対応。海外キャリアの国際ローミングと違って国内IXに接続しているので遅延も少なめ。混雑時間帯にはどのみち重くなるが、深夜などの閑散時間帯は快適そのもの。

楽天モバイル

本稿ではeSIM対応機種へ機種変更する手続きを扱う。新規契約手続きは楽天モバイル#eSIM・eKYCを、SIMカードへの変更は楽天モバイル#機種変更(SIM交換)手続きはオンラインで完結を参照

 従来のSIMカードでもeSIMでも、同じ「Rakuten UN-LIMIT」プランを使える。データ通信はもちろん、音声通話もできる。

eSIMの再発行、SIMカードから/への変更、いずれも理由を問わず無料なので、いつでも気軽に機種変更できる。手続きも「my 楽天モバイル」のメンテナンス中(不定期)以外はいつでも(深夜早朝でも)でき、申込後すぐに(概ね数分で)発行される。

SIMカードへの変更は、平日朝までの申し込みは概ね即日発送、それ以外は概ね翌日発送で、宅急便で送られてくる。送料も無料なので、完全無料でSIM交換(機種変更)できる

しかも、他社では手間のかかるeSIMの書き込みは、「my 楽天モバイル」アプリを使って楽々。QRコードを読み取る必要すらない(後述、一部機種を除く)。現時点でeSIMを最も使いやすいキャリアだ。

Androidスマートフォン、iPhone、iPadいずれも、「my 楽天モバイル」アプリでeSIMに書き込めるので、QRコードを表示するパソコン等は原則不要。ただしeSIM書き込み時にWi-Fi等のインターネット接続は必要(デュアルSIM対応機種ならば他社回線も使える)。

GSMAの仕様に準拠した標準的なeSIMなので、他の機種に入れることもできる(登録方法例対応機種一覧)。

ただし、楽天モバイルショップでのサポートは有料。不安な人は月額550円のオプションを追加すれば、いつでも店頭サポートを利用できる。

「my 楽天モバイル」アプリで開通手続きする。アプリを入れたスマートフォンで開通する場合は上の「開通手続きへ進む」を、他の機種に書き込むためのQRコードを表示するには中央の「開通用QRコードを表示」をタップする

「my 楽天モバイル」アプリを使った書き込み手順

  1. 楽天モバイルの契約を書き込みたいスマートフォンをWi-Fiに接続
  2. Google Playまたは App Storeから「my 楽天モバイル」アプリをインストールする。
  3. 「my 楽天モバイル」アプリを起動。
  4. 楽天IDでログイン。
  5. 上の方に表示されている「申込番号 #000000000【準備中】」をタップ。
  6. 右図のような画面が出るので、「開通手続きへ進む」をタップ。
  7. 開通手続きが完了しました」と表示されたらOK
  8. 通常は、アプリでeSIMの書き込みが完了し、APNの設定も自動で行われる。デュアルSIM(DSDS/DSDV)で使っている場合は、スマートフォンの設定を開いて楽天モバイルに切り替える。
  9. アンテナピクトで4Gまたは5G圏内になっていることを確認してから、電話アプリを起動して、111(開通試験サービス、通話料無料)に通話発信。「接続試験は正常です」というメッセージが流れればOK。
  10. Wi-FiをOFFにして、eSIMに切り替えてから、ChromeやSafariなどのWebブラウザで https://test-ipv6.com/ を開いて、データ通信できることと、IPv6通信できることを確認。

これだけで、開通手続き完了。おつかれさまでしたー

eSIM再発行手数料は2020年10月12日より無料化された。
デュアルSIM(DSDS/DSDV)対応機種では、他のモバイル通信を使っても開通できるが、Wi-Fiを使う方が確実だと思う。
ここでQRコードが表示されてしまう場合は、アプリでのeSIM書き込みに未対応の機種なので、パソコン等のWebブラウザで「my 楽天モバイル」を開いて開通手続きを行い、QRコードを表示し、スマートフォンで読み取って書き込む。

【参考】 Rakuten Mini#Android標準のeSIM設定方法

ワイモバイル

 2021年 3月17日よりeSIMに対応した。データ通信と音声通話を利用できる。

eSIMベンダは当初仏Oberthur社だったが、2022年に入り、Gemalto社のSM-DP+アドレス(ondemandconnectivity.com)を見かけるようになった。切り替わったのではなく、oberthur.netも引き続き発行されている。

機能的な制約はほぼ無いが、公衆Wi-Fi(ソフトバンクWi-Fiスポット)が使えない(使える場合もあるが動作保証無し)、iPhone では災害用伝言板が使えないと案内されている。

「Y!mobile eSIMかんたん開通」アプリを使う開通手順

Wi-Fi接続や電池残量などが充分でないと先に進めない
eSIMのダウンロードと書き込み、切り替え(開通)に続いて回線テストまで実施する
接続テスト成功

ワイモバイル公式オンラインショップで新規契約(MNP転入を含む、eSIMのみ契約/機種購入どちらでもOK)した時の手順。

今のところ公式オンラインショップ専用なので、回線契約や機種購入を伴わない場合や、ワイモバイルショップ(実店舗)で購入した場合などは、アプリは使えない(従来のQRコードを読み取る方法でどうぞ)。

また、開通手続きできるのは 9:00~20:30の間なので、時間外の場合は翌日にどうぞ。

  1. eSIMを使いたい端末を充電し、Wi-Fiに接続する
  2. eSIMを使いたい端末に、「Y!mobile eSIMかんたん開通」アプリ(AndroidiPhone)をインストールして起動する
  3. 規約を読んで同意する
  4. 「SIMロックを解除しよう」の画面が出るが、ワイモバイルで購入した端末は解除不要なので「解除されています」を選ぶ。
    eSIMのみ契約して他社の端末を使う場合はSIMロック解除を参照。
  5. 「eSIM設定前の準備をしよう」で各種動作チェックが始まる。Wi-Fiに接続していなかったり電池残量が少ないと止まってしまうので、一旦終了し、接続・充電してから再起動する。
  6. 「ワンタイムパスワードを発行しよう」で、WEB受注番号(Y!mobileオンラインストアから届くメールまたは納品書に記載)とメールアドレス(注文時に登録したもの)を入力し、「メールで受け取る」をタップ
  7. メールで届いた6桁の数字を入力する
  8. 「eSIMの設定をしよう」を確認し、「設定をはじめる」をタップ
  9. 「まもなくSIMがダウンロードされます」と表示されたら「OK」をタップ。1分ほどで終わる
  10. 「eSIMの利用を開始しよう」が表示されたら、「回線を切り替えて利用を開始する」をタップ
  11. 「接続テストをしよう」が表示されたら、右上のアンテナピクトを確認し、×印が付いていたらしばらく待つ。
    数分待っても×印が付いたままだったら、機内モードをONにして10秒ほど待ってからOFFにすると、×印が消える(使えるようになる)ことがある。
  12. 右上のアンテナピクトの×印が消えて電波が入ったら、「eSIMの接続テストをはじめる」をタップ
  13. 「接続テスト成功」となったら設定完了。お疲れさまでした。

引き続きメールアドレスの取得や着信転送・留守番電話の設定などをする場合は、Wi-Fi接続をOFFにしてからChrome/Safariを起動して https://my.ymobile.jp/ を開くと、パスワード不要でログインできる。

【参考】eSIMの設定方法(Y!mobileオンラインストアで購入・契約した場合)

デュアルSIM対応機種で他社回線を使える状態であっても、Wi-Fiにつながっていないとアプリを使えない。どうしてもWi-Fiを使えない場合は、従来のQRコードを読み取る方法でどうぞ。
インターネット接続が遅すぎると、eSIMのダウンロードに失敗することがある。うまくいかない場合はWi-Fi接続でインターネットを快適に使えるか確認してみよう。公衆Wi-Fiや図書館・ビジネスホテルなどでは遅いことがあるので避けるのが無難。
Rakuten Hand のeSIMにワイモバイルを書き込んでみた。通話・データ通信OK。テザリングもMMSも使えた。

eSIMの新規契約と機種変更

eSIMでの新規契約(MNP転入を含む)は、オンラインでもワイモバイルショップ(実店舗)でもできる。料金プランは「シンプルS/M/L」になる(シェアプランと各種データプランは不可)。

eSIMでの新規契約はオンラインで出来るのだが、すでにワイモバイルで利用中のSIMカードをeSIMに切り替える場合はなぜかオンラインではできず、ワイモバイルショップに出向いて機種変更手続きをする必要がある(機種変更手数料3,300円がかかる)。この場合、料金プランは「シンプルS/M/L」のほか、旧「スマホベーシックプラン」「スマホプラン」を継続することもできる。

ワイモバイルショップでの機種変更手続き

eSIMへ機種変更する際は、メールアドレスと、新たに使う端末の製造番号 (IMEI) をシステムに登録する必要がある。予め来店予約し、本人確認書類に加えて、メールアドレスと、使う予定の機種を用意して出かけよう

また、eSIMを端末に登録する際には、数字4桁のネットワーク暗証番号(交換機用暗証番号)を入力する必要がある。もしわからない場合はショップで変更手続きしておこう。

eSIMのアクティベーションコードが書かれた書類が発行される。QRコードは店頭契約端末(iPad)にも表示できる。ちなみにeSIMベンダはOberthurまたはGemalto

ショップで機種変更手続きすると、アクティベーションコードとそのQRコードが印刷された書類が発行されるので、その場で登録しても良いし、持ち帰って登録しても良いが、うまく登録できないこともあったので、なるべくショップで登録して開通確認までしてくる方が良いと思う。 お店で登録すればWi-Fiを貸してもらえるので、自宅に回線がない人でも安心だ。

ショップでの一連の手続きは(eSIMの書き込みを含めて)30分足らずで終わった。店員さんもeSIMを扱うのは初めてだったようだが(まあ初日だしね)、さすがプロというか、滞りなくスムースに進めてもらえた。

ワイモバイルではeSIM同士の機種変更は手軽なのだが、eSIM←→SIMカードの変更をする場合に都度ショップに出向いて機種変更手続きが必要で、手数料(3,300円)もかかる。初めての人には安心感がある半面、慣れている人には煩わしさもある。

オンライン専用ブランドのLINEMOではSIMカードも手数料無料で送ってくれるので、サポート不要で機種変更する機会が多い人は、LINEMOに移行すると良いかもしれない。

持ち込み契約時には技適表示とIMEIの確認が入る。ワイモバイルで動作確認済みの機種では技適確認は省略されることがあるが、IMEIの登録は必須になっているようだ。
オンラインで手続きする場合は、2021年6月頃より不要になった。ショップで手続きする際には必要だが、忘れていてもショップで変更できる。
紙でもらえるとともに、My Y!mobile でダウンロードもできる。もちろんGINIE(店頭契約に使うiPad)でも表示できる(右図)。
インターネット回線が不安定で、何度試しても書き込みに失敗したことがあった。オンライン手続きで発行されるアクティベーションコードは何度でも再登録を試せるが、ショップで発行されたアクティベーションコードの登録にはネットワーク暗証番号が必要で、10回間違えると無効になってしまう。QRコードが印刷された紙を持ち帰って店外で登録に失敗すると再度手数料が必要になってしまうので、ショップで登録・開通確認(11111へ通話発信)まで済ませることを強く推奨。

eSIMの再発行は、オンラインでは無料

eSIMのアクティベーションコードは使い捨てなので、eSIMからeSIMへ機種変更する際はアクティベーションコードを再発行する必要がある。気になる「eSIM再発行の手続き」は、My Y!mobileで手続きすると事務手数料無料。手続きできる時間は午前9時~午後9時

ワイモバイルが販売している機種に限らず、SIMフリー機種やSIMロック解除済みの他社機種など、特段制限なく使える

オンラインでの再発行申し込みは、以前は他の端末(パソコン・タブレット等を含む)からでもできたが、今は利用中のスマートフォンで申し込む必要がある(申し込み後のQRコード表示はパソコン・タブレット等でも可)。

ショップで手続きするとサポートを受けられるが、eSIM再発行手数料3,300円かかる。
iPhoneシリーズ、Reno5 A(eSIM対応版)、AQUOS wish など。ただし、これらの機種を購入しても通常はSIMカードが発行される。一部eSIMで契約できる機種もあるが、申し込み前に要確認。
まだ掲載機種は少ないが、ワイモバイルが販売する機種以外にも、iPhone・iPadシリーズ、Google Pixel 6 Pro、および Rakuten MiniRakuten Hand など他社製品の動作確認情報が掲載されている。機種によってはプラチナバンドが使えなかったり、一部機能に制限がある場合もある。
My Y!mobileでeSIMの再発行手続き(手数料無料)をし、eSIMプロファイルを表示したところ

オンラインでのeSIM再発行手続き

9~21時の間に実施する必要がある。

  1. 契約中の回線を使って(Wi-FiはOFFにして)My Y!mobileを開く
  2. (データ通信量の次にある)「ご契約内容をみる」をタップ
  3. 下の方にスクロールし、「eSIM設定」をタップ
  4. eSIM再発行手続きの「申込する」をタップ
  5. eSIM再発行手続きの流れを確認し、お手続き状況の通知先を選択(携帯電話番号/Eメールアドレス)して「以上の内容を確認しました。」にチェックを入れて「申込」をタップ
  6. 「eSIM再発行の申込が完了しました。」画面が出たら、再発行されるまで(数分)待つ
  7. 「eSIMプロファイル発行完了のお知らせ」メール(SMSまたはE-mail)が来たら、eSIMプロファイルを表示する(パソコンやタブレット端末などで開いてもOK
  8. QRコードが表示されるので、新しい端末(eSIMに書き込みたい端末)の設定を開き、QRコードを読み取る
  9. 新しい端末でeSIMのダウンロードが完了したら、QRコードの下の方へスクロールして「eSIMプロファイルのインストールが完了しました。」にチェックを入れて「次へ」をタップ
  10. 「eSIMプロファイル/切り替え」に進むので、内容を確認してチェックを入れて「回線を切替えする」をタップ
  11. 概ね数分から1時間以内に、新しい端末のeSIMを使えるようになるので、新しい端末の設定をしながら待つ
  12. 新しい端末のeSIMが使えるようになってから、古い端末のeSIMプロファイルを削除する


My Y!mobileで再発行したeSIMを端末(Reno5 A SIMフリー版)に書き込んでいるところ。このように他のパソコンやタブレット端末などを使って手続きするとスムースだ

eSIMプロファイルのダウンロード

ワイモバイル公式オンラインショップでの新規契約や機種購入を伴う機種変更の場合は、「Y!mobile eSIMかんたん開通」アプリが使えるようになった。慣れていない人には、こちらがお勧め。スマートフォン1台しかなくても、画面の手順に従ってeSIMを利用できる(ただしWi-Fi接続は必要)。

もちろん従来のQRコード(アクティベーションコード)を読み込んで登録する方法も利用できる。慣れている人はアプリを使わずQRコードを使う方が早いかも?

機種購入を伴わない機種変更の場合はアプリを使えないので、従来からのQRコードを読み取る方法で登録する。

eSIM再発行手続き後に「My Y!mobile」を開いてQRコードを表示し、eSIMを使いたいスマートフォン等のカメラを使って、このQRコードを撮影する(右図)。

この場合は、eSIMを使いたいスマートフォン以外の端末が必要になる。

このほか、ワイモバイルではQRコードと一緒にアクティベーションコード(英数字記号の羅列)が表示されるので、このコードをコピー&ペーストしてeSIMをダウンロードすることもできるが、面倒なのでお勧めしない。

変更履歴

LINEMOでも混乱していたようだが、ことeSIMは初めてのことで、社内でも混乱していたようだ(^^;

このように細かな改良が重ねられており、徐々に使いやすくなってきている(本人確認絡みだと思われるが申込時に契約回線が必要になった点は若干面倒になったが)。

  • 2021年 3月17日の開始当初は手数料が誤表示されていたが、21日時点で修正されていた
  • 2021年 6月までは都度再発行理由を尋ねられ、修理・故障の場合は新しいIMEIの入力を求められたが、2021年 7月には再発行理由の確認が入らなくなった。
  • 当初はeSIMの書き込み時にネットワーク暗証番号の入力を求められたが、いつの頃からかオンライン手続きでは暗証番号不要になった(店頭で手続きした場合は依然必要)。
  • 暗証番号が不要になった替わりと思われるが、オンラインでのeSIM再発行手続きはスマートフォン(契約中のワイモバイル回線)からしか申し込めなくなった(QRコードの表示はパソコン等でもできる)。
  • 2022年 4月より「Y!mobile eSIMかんたん開通」アプリAndroidiPhone)を利用できるようになった。

【参考リンク】

LINEMO

オンライン限定(ショップでの手続きができない)、アプリが別途「LINEMO かんたんeSIM開通」アプリ(AndroidiPhone)といったの違いがあるものの、大枠はワイモバイルと同様。

UQモバイル

 2021年 9月 2日よりeSIMに対応した。データ通信と音声通話を利用できる。

eSIMでの新規契約(MNP転入を含む)、au・povoからの移行、既存契約者の物理SIM(プラスチックカード)からeSIMへの変更は、いずれもオンラインで無料でできる(手数料がかかってもサポートしてほしい場合などはショップでもできる)。

ただし、eSIMを使えるプランは「くりこしプラン +5G」(S/M/L) のみなので、旧プランで契約している人はまずプラン変更手続きをする必要がある。旧プランの契約解除料はかからないが、学割などの特典が適用されている場合は特典が消えることがあるので、特典が付いている人はよく確認してからどうぞ。

2021年 9月 2日以降に新規契約した人、または新プランに変更済みの人は、物理SIM(プラスチックカード)からeSIMへの変更、eSIMの再発行(機種変更)いずれも、my UQ mobile(オンライン)で手続きすると無料。オンラインでの手続きには au IDが必要になるので確認しておこう。

eSIMの書き込み(ダウンロード)はQRコードを読み取る方法のほか、「UQ mobileポータル」アプリAndroid/ iPhone)でもできる(おすすめ)。

UQモバイルの新規契約や機種変更と同時にiPhoneを購入した場合は、初回セットアップ時にWi-Fiに接続すると自動でダウンロードされる(初回設定時にキャンセルした場合などは、QRコードまたはアプリでのダウンロードが必要)。

店頭(UQスポット、auショップ、au Style いずれか)で手続きすると、eSIM再発行手数料2,200円がかかるが、初期設定のサポートを受けられる。設定が不安な人は店頭で手続きすると良いだろう。

逆に、eSIMから物理SIMへの変更は店頭のみで、手数料がかかる。
eSIMの再発行は、新規契約直後はできず、開通3日後からオンラインで手続きできるようになる。また、初回インストール前に誤って削除した場合は店頭での対応になる。

povo 2.0

2021年 9月29日午前9時よりに契約した人は povo 1.0#eSIM を参照

新規契約・MNP転入、au・UQ・povo1.0からの移行

eSIM契約時に提供されるアクティベーションコード。povo 2.0 では文字列も表示され、手入力もできるようになった。ベンダは引き続きGD

povo 2.0 のeSIMは、新規契約・MNP転入時だけでなく、au・povo1.0からの移行、SIMカードからの変更でも利用できるようになった。最短で申し込み当日から利用できる。

新規契約・MNP転入時にはeKYCで本人確認する都合から、契約手続きはカメラ付きスマートフォンで行う必要がある。「povo2.0アプリ」(AndroidiPhone)を使うとスムースだ。

ただし、本人確認完了後はパソコンやタブレット端末などを使うことをお勧めする(後述)。

povo 2.0 を利用する際は、本人確認書類とメールアドレス(キャリアメール不可)が必要。au ID は不要

povo 2.0 ではeKYC必須なので、Liquid eKYC で対応しているマイナンバーカード、都道府県公安委員会発行の運転免許証、在留カードしか使えない。無い場合は先にマイナンバーカードを申請しよう(無料だが2ヶ月くらいかかる^^;)。
au・povo 1.0 から移行する時には au ID を使う。au PAY クレジットカードやauでんきの特典を利用する時は契約完了後に au ID の紐づけをする。

MNP転入(番号そのままで乗り換え)の場合は、端末のSIMロック解除手続きを済ませた上で、現在契約している通信会社からMNP予約番号を発行してもらう必要がある。通常は1営業日でできるが、朝や深夜には出来ないキャリアが多いし、MVNOなどでは数日かかることもあるので、前もって用意しておこう。

スマートフォンやタブレットのカメラを使って、身分証明書と本人の顔を撮影し、本人確認する(この例では便宜上、他のカードを撮影している)

povo 2.0 の申し込みにはeKYC(オンラインでの本人確認)が必須のため、パソコンではなくカメラ付きスマートフォンで申し込む必要がある。LINEMOではスマートフォン以外での申し込み不可だったが、povoでは規制は緩く、タブレットもOKだった(筆者は iPad mini で申し込んだ)。

このLIQUID eKYCは良く出来ているが、スマートフォンの機種によってはうまく動作しないことがある。今後の改善を望みたいが、ひとまずiPhone・iPadが使える人は、申し込みだけでもiPhone・iPadで行うとスムースだ。

申し込み手続き後は、KDDIの審査が終わると「【povo】本人確認完了のお知らせ」というメールが届く。審査は 9時~21時頃の間に実施され、問題がなければ概ね30分~1時間程度で利用開始になるようだ。

上記のメールが届いたら、いよいよ端末に書き込む手順に入る。この後のeSIM開通手続きはパソコンやタブレット端末などのWebブラウザを開いてログインするとスムースだ

筆者は開始初日に申し込んだので混み合っていて、eKYC終了後の審査に6時間ほど待ったが、落ち着けばさほど時間がかからないと思われる。
契約手続き時にアプリで登録したメールアドレスを入力すると、認証コード(数字6桁)が送られてきて、それでログインできる。パスワードは使わない。

無事審査を通過したら、eSIMの開通に進む。eSIM開通手続きに書かれた通りにすればできるが、eSIMの発行ができる時間は9時~21時に限られる

MNP転入、au・povo 1.0 から移行の場合は、同時に回線の切り替えが行われるため、時間を制限しているのだろう。切り替え中(数分~30分程度)は電話が使えなくなるので、余裕のある時に実施しよう。

eSIMに共通だが、契約から発行・利用開始までオンラインで完結できるものの、端末への書き込みに注意がある。

eSIMを使いたい端末で開通手続きした場合は、表示されるアクティベーションコードをコピー&ペーストする必要があり面倒だ

まず、書き込み時には Wi-Fi など他のインターネット接続が必要だ。

また、キャリアから提供されるアクティベーションコード(QRコード)をパソコンやタブレットなど(使いたい端末以外の端末)で表示し、使いたい端末のカメラで読み取るのが原則。

どうしてもスマートフォン1台しか用意できない人向けに、コピー&ペーストで登録できる文字列も提供されるが、これはこれで面倒なので(右図は iPad mini 第6世代に書き込む例)、パソコン等が使える人はそちらでログインして開通手続きすることをお勧めする。

楽天モバイルでは専用アプリ(Android・iPhoneいずれも対応)でeSIMの書き込みができるし、UQモバイルもアプリでの書き込みに対応したのに、本来真っ先に対応すべきオンライン専用の povo 2.0 ではアプリが未対応(それどころか再発行手続きが有人対応!)というのは、KDDIの温度差を感じてしまう。早く完全オンライン&アプリで対応してほしいものだ。

このほか、eSIMを書き込んだ後でAPNの設定が必要だった。iPhone(iOS 14.5以降)はAPN設定不要だが、iPadでは構成プロファイルを入れないと圏外になってしまう。複数回線を切り替えて使うには、毎回【切り替え先の構成プロファイルをインストール(古い構成プロファイルを削除)→回線の切り替え】をする必要があり、手間が倍になってしまう。

設定自体は難しいものではないが、面倒ではあるし、不慣れな人は戸惑うだろう。IIJmioや楽天モバイルではeSIMを書き込むと自動で設定されるので、povoでも対応してほしいものだ。

SIM交換(eSIMの機種変更)

SIM交換手続きの流れ

以前は有人チャットサポートでしか手続きできなかったが、2022年 4月頃より自動化され、アプリで手続きできるようになった。

au系ではeKYCによる本人確認が必要なため、本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、在留カードいずれか)を用意・撮影する必要がある。そのぶん、Y!mobileやLINEMO(契約回線で本人確認する)と比べて手順が多くて面倒だが、有人対応がなくなったので以前よりは気軽に使えるようになったと思う。

  1. povo 2.0 アプリを起動し、左上の人型アイコンをタップ
  2. 下の方にスクロールして契約管理をタップ
  3. 「お申込み内容の確認」画面が出たら、下の方にスクロールしてSIMの再発行・交換をタップ
  4. 再発行するSIMタイプ(SIMカード/eSIM)を選択
  5. 再発行する理由を選択。機種変更の場合は新しいSIMを有効化するまで今のSIMを使えるし、「盗難紛失」を選ぶと自動で即時回線停止してもらえる。
  6. 契約者生年月日を入力、注意事項を読んでチェックして「次へ進む」をタップ
  7. 「契約管理画面へ戻る」をタップ
  8. 「お申込み内容の確認」画面に戻るので、一番上の「次へ進む」をタップ
  9. LIQUID eKYC が起動するので、画面の指示に従って本人確認書類と自分の顔を撮影する
  10. eKYCが終わったら「ホーム画面へ」をタップ
  11. 再び「お申込み内容の確認」画面に戻るので、一番上の「次へ進む」をタップ
  12. 契約名義と電話番号、住所を入力。eKYCで撮影した証明書の記載内容が自動認識されて入力済みになっているので、間違いがあれば訂正し、空欄を補完する。
  13. 「本人確認中です。確認完了後、Eメールでご連絡します。」画面が出たら手続きは終了。ちなみに本人確認完了メールは、混雑期以外は概ね1時間以内に届くよう。ただし20時を過ぎると、翌朝9:30以降になる。
  14. 「【povo】SIM再発行のご案内」メールが届いたら、手続きが進んでいるので、次のメールを待つ。それ以外のメールが届いた場合は、記載内容に従って本人確認手続きのやり直しなどを行う。
  15. eSIMを選んだ場合は「【povo】eSIM設定方法のご案内」メールが届いたらeSIMの再発行が出来ているので、次の手順に進む。
一般的なQRコードを撮影する方法のほか、スマートフォン1台しかない場合は、アクティベーションコードをコピー&ペーストでも登録できる。Androidはコピー&ペースト1回で済む

eSIMの書き込み(パソコンやタブレット等がある場合)

  1. パソコンやタブレット等(eSIMを使いたい端末以外)のWebブラウザを開いてpovo 2.0 にログインする
  2. 「お申込み内容の確認」画面が出たら、一番上のeSIMの設定をタップ
  3. eSIMを使いたい端末で、eSIMインストール手順に進む。詳しくは端末の説明書等を参照。
  4. QRコードを撮影し、画面の指示に従って進める
  5. 111番に通話発信して開通確認
  6. 必要に応じAPNの設定など

eSIMの書き込み(スマートフォン1台しかない場合)

  1. povo 2.0 アプリを起動し、左上の人型アイコンをタップ。
  2. 下の方にスクロールして契約管理をタップ
  3. 「お申込み内容の確認」画面が出たら、一番上のeSIMの設定をタップ
  4. QRコードの下へスクロールすると、アクティベーションコードが出てくるので、コードをダブルタップして選択し、長押ししてコピーする(右図赤枠)
  5. 端末のeSIMインストール手順に進む。詳しくは端末の説明書等を参照。
  6. 代わりにSIMをダウンロードしますか?」と出ている場合はそちらをタップ
  7. 「SIMのダウンロード」が出たら、「次へ」をタップ
  8. ネットワークのQRコードをスキャン」が出てきたら、左下の「ヘルプ」をタップ
  9. 「自分で入力」をタップ
  10. プロバイダから提供されたコードを入力してください」と出るので、先ほどコピーしたアクティベーションコードを貼り付けて、画面の指示に従って進める
  11. 111番に通話発信して開通確認
  12. 必要に応じAPNの設定など

povo 2.0 はせっかくアプリがあるのだから、楽天モバイルを見習ってアプリで書き込みまで出来るようになると良いのだが…

以前のアプリには画面遷移しない不具合があったため、2022年 4月29日更新のアプリに更新して使うよう案内されている。
余談だが、同じ「お申込み内容の確認」画面がeKYC前後に2度も出てくるのが、わかりづらい。

ahamo

2021年 9月 8日 午前10時よりeSIMに対応した。データ通信と音声通話を利用できる。

当初の対応機種(動作確認済みの機種)はiPhone・iPadのみで寂しい状況だが、「eSIM対応機種については、今後順次拡大」するそうだ。

eSIMでの新規契約は、eKYCを使うと最短即日開通できる。メンテナンス中以外は24時間契約手続きできる

既存契約者を含め、SIMカードからeSIMへの変更(eSIM化)もできる。オンラインで手続きすれば即日変更でき、終了日未定のキャンペーンで手数料無料。

eSIMの再発行(eSIM→eSIMの機種変更)もオンラインで手続きでき、終了日未定のキャンペーンで手数料無料。

なお、ahamoを含むドコモの全プランにて、2021年10月25日より、新規契約を除くオンラインでのeSIM発行(機種変更時の再発行を含む)手続きができなくなっている。【臨時】システムメンテナンスとされているが、終了時期未定。この間にeSIMの機種変更等する際は、ドコモショップに出向いて手続きする必要がある(ahamo契約回線を含めて手数料無料)。

ahamoでのeSIM発行・再発行手続き

Android機種でのEIDの確認方法

ahamoアプリを起動し、「eSIM発行・再発行のお手続き」を開くと、手続きに進む。

ahamo・ドコモでは、eSIMの(再)発行時に、端末のEID(数字32桁)を入力する必要がある

Android機種では、eSIMの設定を開き、【eSIMの追加 > 次へ > 左下のヘルプをタップ > EIDをこちらで確認をタップ】で、数字32桁が表示される(右図)。

iPhoneでは、【設定 > 一般 > 情報】を開き、下の方にスクロールすると出てくる。

このEIDを登録する仕様故に、ドコモ系MVNOと共存できない弊害(後述)もある。

画面に指示に従って進めると、大抵はすぐに(再)発行され、SMSで通知が来るので、インストールに進む。

ahamoでのeSIMインストール方法

ahamoには専用アプリがあるが、残念ながらeSIMの書き込みには対応していない。

eSIMの書き込み(ダウンロード)はQRコードを読み取る方法で、一見して他社と似ているが、ahamoでは予めEIDをドコモに登録する仕組みのため、少し違っている

  1. eSIMを使いたいスマートフォンをWi-Fiに接続
  2. ahamoアプリを起動し、回線切り替えを行う
  3. スマートフォンのeSIMの設定を開く
  4. パソコンやタブレット等でahamo公式ホームページ「eSIMの開通」を開き、この中にあるQRコードを読み取る。
    パソコン等が無い場合は、スマートフォンで上記ホームページを開き、QRコードの下の「アドレスをコピーする」をタップし、取得したSM-DP+コードを貼り付ける。
  5. 画面の指示に従って進めると、契約情報がeSIMにダウンロードされる
  6. eSIMの設定を開いて、新たに書き込まれたahamoのモバイル通信プランを有効にする
  7. スマートフォンを再起動
  8. 開通確認1111に電話

オンラインでできない手続きに要注意

ahamo・ドコモでは、変更前の機種を持っていないとオンラインで手続きできない故障や紛失などで再発行する場合にはオンラインで手続きできず、わざわざドコモショップへ出向く必要があり、手数料2,200円を徴収される。

筆者は未確認だが、機種変更元の端末がiPad(SMSを受信できない)の場合は、契約中のiPadでログインすれば手続きできるのだろうか?うまくいかない場合はチャットサポートに問い合わせる必要がありそうだ。

また、eSIMからSIMカードへの変更はオンラインで手続きできず、チャットサポートへの問い合わせが必要で、手数料2,200円かかる。

完全無料の楽天モバイルLINEMOなどと違って手続きも煩わしく、これならオフラインでプラスチックカードの方がいいやとなりかねない。せっかくeSIMに対応したのに、最後発で最煩雑。現状、ahamoではeSIMをあまり気軽に使えなさそうで残念だ

ドコモ系MVNOと共存できない弊害

2021年後半よりドコモ網を扱うMVNOがeSIMを扱い始めたが、ここにきてドコモ系eSIMの問題点が浮上してきた。

前述の通り、ドコモでは端末のEID(eSIMの管理番号)をドコモ側に登録し、1つのEIDに対し1つのeSIMしか発行できない仕様になっているが、ドコモのeSIMを借り受けてサービス提供しているMVNOもその影響を受けてしまい、ドコモ系のeSIMは共存できない(独自にeSIMを発行しているIIJmioを除く)。

例えば、ahamoと格安の日本通信SIMを併用して切り替えて使うといったことができない。今はまだeSIMを提供するMVNOが少数だから問題が大きくなっていないが、ドコモの排他的な仕様は、今後大きな問題になりかねないと懸念される。

ドコモはeSIM導入に最も慎重だったが、その理由にセキュリティ問題が挙げられていた。今回のEIDを登録申告させる仕組みも、クローンSIMを防ぐための措置と考えられる(そういう提案をしている会社もある)が、ドコモのこの方法はユーザーの利便性を大きく損なうだけに留まらず、MVNOの営業妨害にもなりかねないと懸念される。

ちなみに最新の Apple iPhone 13 では Dual eSIMに対応しているが、EIDは1つなので、やはりドコモ系eSIMは1つしか入れられない。

MNP転入(番号そのままでのりかえ)の場合に必要な回線切り替え手続きは、他社と同時に切り替える必要があることから、午前9時~午後9時に限られる。
EIDは調べるだけでも手間だが、数字32桁を控えて正確に入力するのは苦行でしかない。eSIM発行時にEIDを申告させているのは国内民生用ではドコモくらい。元々ドコモは手続きを面倒にしがちなきらいがあったが、ただでさえ初心者泣かせのeSIMの設定を、さらに面倒にしなくても…
国内他社で発行されるQRコード(アクティベーションコード)には個別の識別子 (Matching ID)が一緒に含まれているのだが、ドコモのQRコードには契約情報をダウンロードするサーバ情報(プロファイルを提供するSM-DP+サーバのアドレス)が記録されているのみ。サーバにてEIDを照会して契約情報が発行→ダウンロードされる。これはアプリをフル活用すればユーザーに負担の少ない方法になり得るが、残念ながら現状そうなってはおらず、ahamoアプリはeSIMの再発行手続きやダウンロードに活用されていない。ただでさえ最後発なのだから、最初からアプリで対応すればユーザーフレンドリーだったのに、ドコモの今の方法では逆に手続きを複雑化させてしまっている。
eSIM再発行手続きの際に、変更前の機種にSMSで認証コードが送られ、その認証コードが無いと再発行手続きを進められない。これも国内ではドコモくらい。楽天モバイルLINEMOのように紛失・盗難時はSIMカード再発行手続き(無料、eSIMへ変更ならオンラインで即日完了)を案内しているキャリアもあるくらいなのだが、ドコモはどうしてこうなるのだろう…
ドコモの企業体質がいろいろと足枷になって、利用者目線そっちのけで、無駄な手続きや制限でがんじがらめにしてしまっている感がある。そもそもドコモの軛を逃れるためのahamoブランド立ち上げだったろうに、政権の横槍で「ドコモの1プラン」としてしまったあたりから、ずれ始めたのだろうな…

注意点

eSIMプロファイルが登録済みのiPhoneを消去する前に、モバイル通信プランの消去確認メッセージが出る

iPhone利用時の注意点

  • eSIMでは複数のプロファイルを持つことができるので、一時的に他のキャリアに切り替えて使うこともできる。その際に他の「モバイル通信プラン」を削除する必要はないので、うっかり削除しないこと。
  • iPhoneをリセットするときには、【設定 > リセット > すべてのコンテンツと設定を消去】を実施するが、eSIM利用中は「モバイル通信プランを残してすべてを消去」を選択することもできる(右図)。端末を譲渡するときには「すべてを消去」を選択すれば、モバイル通信プランも削除される。
  • 不具合等でリセットを試す場合には「モバイル通信プランを残してすべてを削除」を選択する。この場合、初期化・再起動後もeSIMを利用できる。
  • 「ネットワーク設定をリセット」や、「すべての設定をリセット」を行った場合は、eSIMに書き込んだ通信プランは削除されない。
  • SIMカードを入れず、eSIMのみで使うこともできる。2回目以降はアクティベーションも通るので、初回のアクティベーションを通過してeSIMを有効にした状態にしておけば、以降はeSIMのみでの運用もできる。(初回はプロファイルを書き込む手段がないのでSIMカードまたはWi-Fiが必要。)

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