eSIM

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IIJmio eSIM ベータ版 を iPhone 11 で利用

eSIM(イーシム)は、Embedded-SIM(エンベデッド シム)の略称。つまりSIMカード組込版。IIJmio楽天モバイルワイモバイルLINEMOpovoUbigiなどで利用できる。

概要

eSIMは契約情報をOTA(モバイルネットワーク経由)で書き込む仕組みになっており、物理的なSIMカードの差し替えが不要になることから、主にSIMカードの差し替え等の手間をかけづらいM2M等の用途で使われてきた。

同様の仕組みは、例えばDDIポケット(後のWILLCOM)PHS(2G)向けに開発した「AIR発番」や、UQ WiMAX(現在使われている WiMAX2+ よりも前の規格)などでも実用化されていた。また、Apple は iPad 向けに独自の「Apple SIM」を提供していたが、いずれも独自規格で、自社内の利用に閉じていた。

現在主流の3G(W-CDMA)・4G(LTE)向けには、民間の標準化団体GSMAが2013年12月に標準仕様を策定し、OSやキャリアをまたいだ利用が可能になった。

以下本稿では、GSMA仕様に準拠する物のうち、4Gスマートフォンノートパソコンなどの民生機器で使われる物を扱う。

特徴

  • 契約情報はインターネット(モバイルネットワークやWi-Fiなど)経由で書き込まれる。書き込むまでは使えないので、登録の際には他のインターネット接続(他のSIMカードやWi-Fiなど)が必要。(組込機器ではeSIMのみで使えるように、予め書き込み用のプロファイルを持たせていることがある。)
  • eSIMに書き込まれる契約情報は「eUICCプロファイル」と呼ばれる。
  • 1つの端末(1つのeSIM)に複数の契約を入れて、選んで使うことができる。(複数の契約を同時には使えない。)
  • 逆に、1つの契約を複数の端末(eSIM)に入れることはできない。(他のeSIMに入れると、その前のeSIMに入っていた契約情報は無効化される。)

主な対応機種

SIMフリー機種以外では予めSIMロック解除しておこう。

iOS/iPadOS

  • 2018年以降に発売された Apple iPhone シリーズ(iPhone XS, XS Max, XR, 11, 11 Pro / ProMax、iPhone SE 第2世代、iPhone 12 / mini, iPhone 12 Pro / ProMax など) ※中国・香港など一部地域向けのモデルを除く
  • 2018年11月に発売された Apple iPad Pro 11インチと12.9インチ(第3世代)のCelluarモデル
  • 2019年以降に発売された Apple iPad シリーズ(iPad mini (第5世代)、iPad Air (第3世代)iPad (第7世代) など)のCellularモデル

Rakuten Mini 小型軽量で通話やテザリングもでき、モバイルSuicaにも対応

Android

Windows

主な通信サービス

IIJmio(みおふぉん)
(2021年 3月現在、個人で、日本国内で使えるもの)

  • IIJmioアイアイジェイミオ eSIMプラン ベータ版/ギガプラン/ゼロ - MVNO大手のIIJmioが提供するeSIMサービス。データ専用(通話・SMS不可)なので、副回線向け。初期費用(契約時)と月額費用がかかる。eSIMベンダはGD(2020年5月時点)。本稿で後述。
  • 楽天モバイル - 2020年 4月 8日開始。通話対応、初期費用・eSIM再発行手数料無料。Rakuten Mini / Hand / BIG以外の機種では動作保証は無いものの、書き込んで使うことはできる。eSIMでの新規契約、SIMカードからの変更、ともに可能。月額費用は「一年無料」キャンペーン(2021年 4月 7日締切)で1人1回線まで無料。2021年4月以降は使わなければ月額0円~(2回線目以降は1,078円~)となり格安。ただし東京都など一部地域のビル奥などで圏外になりやすいことと、パートナーエリアで毎月5GB以上使うと規制されるので、使い方によっては要注意。海外66ヶ国でも2GBまで使える。法人契約不可。ベンダはGemalto(2020年4月時点)。
  • ワイモバイル - 2021年 3月17日より対応。通話対応、法人契約可。全国のソフトバンク網(5G+4G+3G)を使える。通常のシンプルプランやスマホベーシックプランがそのままeSIMに対応する。eSIMでの新規契約、SIMカードからの変更、ともに可能だが、SIMカードから変更の際はショップでの手続きが必要(要手数料)。eSIM再発行手数料はオンラインでは0円、ショップでは3,300円。ベンダはOberthur詳しくはワイモバイル#eSIMを参照
  • LINEMOラインモ - 2021年 3月17日開始。通話対応、初期費用・eSIM再発行手数料無料。全国のソフトバンク網(5G+4G+3G)を使える。eSIMで新規契約するときはeKYCで最短即日利用開始となる。eSIM再発行手数料は0円。法人契約不可。SIMカードからの変更は未対応。
  • povoポヴォ - 2021年 3月23日開始。通話対応。新規契約・MNP転入時にeSIMを選択できる。eSIMで新規契約するときはeKYCで最短即日利用開始となる。全国のau網を使えるが、当面は4Gのみ(5Gは夏以降に対応予定)。eSIM再発行手数料は0円。auからの乗り換え、SIMカードからの変更は未対応。ベンダはGD(2021年3月時点)。詳しくはpovo#eSIMを参照
  • Ubigiユビギ - NTTグループのフランスTransatelが提供する国際ローミングプラン。データ専用(通話・SMS不可)。日本向けプランは1日500MBまでで4ドル(期間限定で3ドル)など。支払いはクレジットカード(VISA/Master)かPayPal。日本国内のローミング先はau網かドコモ網になる。ちょっとeSIMを試してみたいだけならばお得。ベンダはGemalto(2019年10月時点)。本稿で後述。
  • GigSkyギグスカイ - 世界中で使えるローミングプラン。日本は Asia Pacific エリアに含まれており、1日800MBまでで1,200円、15日1GBまでで2,400円など。専用アプリから購入する。支払いはクレジットカードかPayPal。エリア内で周遊しながら使えるので、海外旅行に最適。

国内で継続的に使うならIIJmio(データ専用)か楽天モバイルワイモバイルLINEMOpovo(通話も可)がおすすめ。

2020年4月から2021年2月まで、国内で通話にも対応している個人向けeSIMサービスは楽天モバイルのみだったが、2021年 3月17日にワイモバイルとLINEMOが対応、23日にはpovoが対応して、選択肢が広がった。他に、ahamoも時期未定だが対応予定となっている。

一時的に使ってみたいなら Ubigi や GigSky が安いが、海外の通信事業者が提供するサービスでは一旦海外を経由することになるので、日本向けの通信は遅くなってしまう。日本でしか使わず、長期間(数ヶ月以上)使いたい場合は、国内の通信事業者のサービスを利用する方が良いだろう。

Ubigi

使いたい地域とデータ量・期間で料金プランを選ぶ

フランスTransatel社が提供する国際ローミングプラン。

日本での接続先変更

日本国内のローミング先はau (KDDI) だったが、2019年3月にNTTcomが同社を買収してNTT傘下に入り、その1年半後の2020年9月から、ローミング先にNTTドコモ網が追加された。

現時点では両方にローミングしており、どちらに接続するかわからない。auしか使えない尾瀬で使いたい、またはドコモしか入らない山で使いたいといった場合に、期待通り使えるかは不明。また、いずれauとのローミング契約が解除され、ドコモのみになることも考えられる。

なお、ローミング先はプランのページに明記されている。

必要なもの

料金プラン

(2020年 9月現在)

  • データプランのみ
  • 1回限りと自動更新付きのいずれも可
  • 料金は地域・容量・有効期間により異なるが、国内短期利用であれば日本国内で有効期間1日・500MBまでのプランが4ドル(約450円)3ドル(約320円)、有効期間30日・3GBまでのプランが19ドル(約2,100円)15ドル(約1,620円)。
  • 日本国内でのサービスエリアは au 4G LTE と同等。
  • 通話・SMSは使えない。ユニバーサルサービス料はかからない(電話番号は割り当てられない)。
  • 初期費用・QRコード発行費用は無料。
  • 一回限りのデータプランであれば解約手続き不要。

手順

Ubigiのホームページを開くと、まずはeSIMを使いたい機器の種類を尋ねられる
Ubigiは国際ローミング扱いになるので、設定→モバイルネットワーク→データローミングをONにしておく必要がある
支払いを済ませるとすぐにデータプランが有効になる。残りデータ量と有効期限はアプリで確認できる
キャリアは「Ubigi LTE」と表示される。データ通信できる状態でもアンテナピクトが表示されないのが地味に不便
通話はできないが、auのエリアで使え(2019年10月時点)、他のキャリアが全て圏外になる尾瀬などでも留守電の確認ができるのは助かる(2019年現在)

(2019年10月現在。iPhone 11 に登録する例)

モバイル通信プランのインストール(QRコードの読み込み)までは費用はかからないので、1~11の手順は予め済ませておくと良い。

支払いを済ませるとすぐにデータプランが有効になる(有効期限の起算が始まる)ので、12~の手順は使う間際に購入すると良い。

  1. App Store で Ubigi アプリをインストール(使うのは後だが、先にインストールしておく方が手っ取り早い)
  2. UbigiのeSIMホームページを開く(パソコンでもiPhoneでもOK)
  3. Apple, Windows, Android のロゴが出るので、Appleを選択(右図
  4. 画面の指示に従い、氏名(名、姓の順で半角英字で入力)、メールアドレス(iPhone以外で開けるものが良い)などを入力
  5. 数分から15分程度でメールが届くので、届いたメールをiPhone以外で開く。QRコードが表示されていれば、次の手順へ。
    メール本文にHTMLが表示される場合は、本文全文をコピーしてテキストエディタ(Windowsの「メモ帳」でも可)に貼り付け、拡張子を.htmlに、文字コードをUTF-8にして保存してから、Webブラウザで開いて、QRコードが表示されればOK。
    QRコードを表示できないときは、FAQに書かれている「iOS端末でQRコードの代わりにアクティベーションコードを使用してインストールする方法」を試してみる。
  6. Ubigiを日本で使うときは国際ローミング扱いになるので、iPhone 11 の【設定→モバイル通信→データローミング】をONにしておく必要がある(右図
  7. 【設定→モバイル通信→モバイル通信プランを追加】を開き、QRコードを読み取る。→参考イメージ
  8. 以降の手順はIIJmioと同様。画面の指示に従いeSIMへのインストールを完了させる。
  9. 【設定→モバイル通信→モバイル通信プラン】からUbigiを選んで「この回線をオンにする」をONにする。
    アンテナピクトは立たないが、キャリア名にUbigiと表示されていれば、以降の手順に進む。
  10. Ubigiアプリを起動
  11. 初めてのときは会員登録を促す画面が出るので、画面の指示通り会員登録を済ませる。
  12. データプランの購入画面に入る。「一回限りのデータプラン」と「自動更新付データプラン」があるので、使いたい方を選ぶ。お試しや一時的な旅行等で使いたいときは「一回限り」が使いやすい。
  13. 地域・容量・価格を選べるので、使いたい地域・容量を選ぶ。お試しならば「日本国内 500MB 有効期間 1日」が4ドル、450円ほど。→2019年10月時点の一回限りデータプラン一覧
  14. 支払い画面に進む。クレジットカードは VISA, Master が使える。ジャパンネット銀行のVISAデビットは使えた。
  15. 支払いが終わるとすぐにデータプランが有効になる。残りデータ量や有効期限はアプリで確認できる(右上図)。アンテナピクトが立たない(右下図)ので通信状態を掴みにくいが(ただし圏外に行けば「圏外」表示になる)、データ通信できるようになっている。
  16. APNは自動設定されるが、テザリングを使いたい場合はAPNの手動設定(全てのAPN欄に「mbb」と記述、他は空欄にしておく)が必要。→FAQ

使用感など

実効伝送レート(いわゆる速度)やRTT(遅延)にはあまり期待しない方が良さそう。海外ローミング扱いで、Ubigiの場合は一旦フランスを経由することになるので、まあ仕方ない。

050IP電話サービスの利用も期待しない方が良いが、スマート留守電のようにアプリ化されている留守電サービスを使えば着信通知を受けられる(右図)。旅行など1日単位でも気軽に使える非常用と割り切れば良いのでは。

他のeSIMプラン(IIJmioなど)も使っているときは、複数の「モバイル通信プラン」を切り替えて使うことができる。他の「モバイル通信プラン」を誤って削除しないように注意しよう。

Ubigiの有効期限が切れた後も、「モバイル通信プラン」は削除しなくて良い(「一回限りのデータプラン」であれば継続課金されない。自動更新付データプランであればアプリから解除が必要)。また次の旅行等の際にプランを購入してそのまま使うことができる。

機種変更や端末リセットなどで消えたときは、再度新しいQRコードを発行して読み込んで使う(Ubigiでは初期費用はかからない、ただしデータプランが残っていても引き継がれない)。データプランが残っていて他の機種に引き継ぎたいときはUbigiのサポート窓口に問い合わせが必要[1]

参考

IIJmio eSIMプラン

IIJmio(みおふぉん)
「ライトスタートプラン eSIMベータ版」(2019年 7月18日から2021年 3月31日まで)と「データプラン ゼロ」(2020年 3月19日から)の2種類がある。

このうち「ライトスタートプラン eSIMベータ版」は、2021年4月以降は「ギガプラン」に再編され、データ容量を選べるようになるとともに、月額料金も安くなる。

必要なもの

料金プラン

ライトスタートプラン eSIMベータ版

同社従来の「ライトスタートプラン」に準じた内容でeSIMに暫定対応したプラン。現在は他のSIMとデータ容量をシェアできない等の制限があるが、2021年4月以降に「ギガプラン」に変更すれば、他のSIMとデータ容量をシェアできるようになるし、プラン変更もできるようになる。

  • 月間6GBまでで 1,672円(税込)。初月は日割り計算。解約月は満額請求(末日まで利用可)。
  • 初期費用 3,300円+SIMプロファイル発行手数料 220円。
  • データ容量が毎月6GBで足りない場合は「大容量オプション」を追加できる。
  • IIJmioクーポンスイッチをOFFにすることで、最大200kbpsでの通信を利用できる。
2021年4月より「ベータ版」が取れて本格プランに格上げされることになった。「ライトスタートプラン eSIMベータ版」から「ギガプラン」への変更は4月から受付、翌月から適用になるので、最短で2021年5月から利用できる。既存利用者には先行エントリーすると2,000円分のギフト券をもれなくもらえるキャンペーンが実施されているので、エントリーしておこう。

データプラン ゼロ

2020年 3月に始まったばかりの新プラン。バンドルクーポンが無い(使うにはデータチャージが必要)のが特徴。最低維持費(全く使わない月)は月額165円(税込)。予備回線に向いている一方で、たくさん使う人には不向き。他のプランとのシェアを組むことができない、他のプランに変更できない(変更したい場合は解約+新規契約となり再び初期費用が発生する)等の制限がある。

  • 月間基本料は 165円。初月は日割り計算。解約月は満額請求(末日まで利用可)。
  • 初期費用はパッケージ代 3,300円+SIMプロファイル発行手数料 220円。
  • データ容量は基本料に含まれず、基本料だけでは全く通信できない(最大200kbpsでの通信も利用できない)。
  • 追加のクーポンは1GBあたり495円。ただし最初の1GBは330円。つまり最初の1GBをチャージする時には基本料が相殺される仕組み。購入できる量は毎月10GBまでに制限されている(10GBを超える通信は一切できない)。
  • 使う都度データチャージを購入する必要があって面倒。
  • 毎月3GBを超えて使う人は、ベータ版の方がお得。本プランは、極たまにしか使わないが予備回線を持っていたい人や、例えばiPadなどで普段はテザリングやシェアプランなどを使っていて、足りなくなった時だけチャージし使うといった用途に向いている。
  • 月平均1~2GBくらいしか使わない人にもお得ではあるが、2021年4月以降は楽天モバイルが1回線目に限り1GBまで0円、3GBまで月額1,078円に値下がりするので、微妙になってきた。

ビックカメラで「BIC SIM いいSIM スタートパック」(「データプラン ゼロ」専用)を購入すると、初期費用にポイント10%還元が受けられて若干お得になる。

共通

  • テザリングも使える(APNの手動設定が必要)。
  • サービスエリアは日本全国、NTTドコモと同等。対応バンドもNTTドコモと同等なので、最低限 LTE Band 1, 19 に対応している端末でないと厳しい。
  • ドコモのMVNOだが、いわゆる「フルMVNO」なので、端末には別キャリア(IIJ)と認識されるため、SIMロック解除が必要
  • 通話・SMSは使えない
  • ユニバーサルサービス料はかからない(020番号が使われる)。
  • 他の契約とのデータシェア不可
  • プラン変更が一切できない。通常のSIMカードから(へ)の変更はおろか、同じeSIMを使う「ベータ版」「データプラン ゼロ」間の変更もできない。(変更する場合は解約・再契約が必要で、パッケージ費用3,000円税別を徴収される。)
  • バンドルクーポン・データチャージは翌月へ繰り越されない(全て当月末で消滅する)。
  • QRコードを登録前にうっかり消してしまった場合や、他の機種に移す場合には、eSIM発行費用220円がかかる。(2020年 3月19日より再発行手数料2,200円は廃止された。)
  • 不要になったらIIJmioの解約手続きが必要最低利用期間は利用開始の翌月末まで。つまり利用開始月の解約はできないが、翌月以降はいつでも解約金不要で解約できる。解約月は満額請求で、月末まで使える。

手順

(2019年9月現在。iPhone 11 に登録する例)

お申し込み内容確認 eSIMプランを選んでいることと、実施中のキャンペーンが適用されていることも確認しよう
「ご利用開始のお知らせ」メールに記載されたアクティベーションコードURLは、eSIMを登録する端末以外で開く必要がある
アクティベーションコード(QRコード)が表示されたらiPhoneのカメラで読み取る
カメラで自動認識されない場合は、設定 → モバイル通信 → モバイル通信プランを追加 から追加できる
モバイル通信プランには名前を付けられる
主回線が圏外になると自動で副回線に切り替わるが、設定 → モバイル通信 → モバイルデータ通信 から手動で切り替えられる
  1. IIJmio eSIMプラン ベータ版 ホームページを開く
  2. 過去にIIJmioを使ったことがある場合は、mioID とパスワードを入力してログイン。初めての場合は、会員登録に進む。
  3. サービス要項と個人情報保護ポリシーを確認して「同意する」にチェックして「次へ」。
  4. 紹介コードの入力。IIJmioを使っている知人がいれば紹介コードを聞いておくと、キャンペーン特典を受けられてお得。いなければ空欄のまま進める。
  5. サービス選択。と言ってもeSIMベータ版はデータ専用(SMSも使えない)で、月間6GBのライトスタートプラン一択なので、選択できるのは「大容量オプション」追加の有無くらい。
  6. 他の追加オプションは必要ならば付けてもいいが、基本不要なので飛ばして「次へ」。
  7. 基本登録情報で契約者名などの個人情報を入力。メールアドレスまで入力したら「認証コードをメール送信」を押してしばらく待つとメールが届くので、届いたメールに記された認証コードをコピーし、フォームに戻って次の欄に入力。
  8. (新規の場合)mioパスワードと、支払いに使うクレジットカード情報を入力して「次へ」。
  9. お客様情報の確認で入力内容が正しいことを確認して「次へ」。
  10. SIMカード1枚目が「eSIM ベータ版」になっていることを確認。利用者情報は本人が使う場合は「契約者本人」を選択。家族が使う場合は利用者情報を入力して「次へ」。
  11. お申し込み内容を確認してくださいで、申込内容が一覧で表示されるので確認。料金はキャンペーン適用前の価格が表示されるが、適用されるキャンペーン情報も表示されるので、あわせて確認。約款等を確認し、チェックを入れて、「この内容で申し込む」を押す。
  12. お申し込みが完了しました。」と表示される。
  13. 数分から15分ほど待っているとご利用開始のお知らせ」がメールで届くので、eSIMを登録する端末以外のパソコンなどでメールを開き、記載されているアクティベーションコード」URLを開く。
    【注意】eSIMを登録する端末のカメラで画面を撮影する必要があるので、例えばiPhoneに登録する場合は、iPhone以外の端末で開く必要がある。また、表示されるQRコードをカメラで撮影する都合から、パソコンなどの大きな画面で開く方が良い。
  14. 通信プランを登録するeSIM内蔵のSIMフリー端末を用意する。Wi-Fiまたは他社のモバイルネットワークに接続している必要がある。(右図は iPhone 11 の例)
  15. アクティベーションコードの確認画面が表示されたら、サービスコードを選んで(通常は1つ)「決定」を押すと、QRコードが表示される。
    【注意】この画面でうっかりブラウザを閉じたり再読込したりするとQRコードが消えてしまい、再表示には再発行費用を請求される通信が安定している所で表示し、表示したら速やかに登録しよう。登録完了後はこのQRコードは不要だ。
  16. iPhone に登録する場合は、【設定 → モバイル通信 → モバイル通信プランを追加】を開く、または iPhone のカメラを起動してQRコードを写すと右図のように自動認識されて、追加画面に誘導される。
  17. QRコードの認識に成功すると、モバイル通信プランを追加確認画面に移るので、画面の指示通りに進む。途中で通信プランに名前を付けられる。「仕事」「モバイルデータ通信」「個人」「主回線」「副回線」「旅行」から選択。後から変更もできるので、好きな名前を選んでおけば良い。
  18. 登録完了。アンテナピクトが2つ表示されるようになる。APN構成プロファイルは不要。通常APNは自動で設定される(APN自動選択機能あり)。
    ただしテザリングを使う場合は手動で設定が必要。【設定 → モバイル通信 → モバイル通信プラン → モバイルデータ通信ネットワーク → インターネット共有】に設定する。

これで、IIJmio のタイプDと同様に使える。ただしネットワーク名は docomo ではなく「IIJ」になる。 また、なぜか IPv6 が使えない(IPv4のみ使える)。

データ通信に使っている回線が圏外になると自動で切り替わるが、手動で切り替えたいときは、【設定 → モバイル通信 → (一番上の)モバイルデータ通信】で切り替えられる。ネットワークの切り替えは再起動不要で、10秒ほど。ドコモ(IIJ)と他のキャリア(従来のSIMカード利用)を簡単に切り替えて使い分けられるので、登山秘境駅などによく行く人には便利かも:)

IIJmio eSIMbeta iPhone11 radish 0247.jpg


 iPhone 11 はドコモの全バンドに対応しているし、下り理論値最大 844Mbps の PREMIUM 4Gに対応。海外キャリアの国際ローミングと違って国内IXに接続しているので遅延も少なめ。混雑時間帯にはどのみち重くなるが、深夜などの閑散時間帯は快適そのもの。

注意点

eSIMプロファイルが登録済みのiPhoneを消去する前に、モバイル通信プランの消去確認メッセージが出る

iPhone利用時の注意点

  • eSIMでは複数のプロファイルを持つことができるので、一時的に他のキャリアに切り替えて使うこともできる。その際に他の「モバイル通信プラン」を削除する必要はないので、うっかり削除しないこと。
  • iPhoneをリセットするときには、【設定 > リセット > すべてのコンテンツと設定を消去】を実施するが、eSIM利用中は「モバイル通信プランを残してすべてを消去」を選択することもできる(右図)。端末を譲渡するときには「すべてを消去」を選択すれば、モバイル通信プランも削除される。
  • 不具合等でリセットを試す場合には「モバイル通信プランを残してすべてを削除」を選択する。この場合、初期化・再起動後もeSIMを利用できる。
  • 「ネットワーク設定をリセット」や、「すべての設定をリセット」を行った場合は、eSIMに書き込んだ通信プランは削除されない。
  • SIMカードを入れず、eSIMのみで使うこともできた。2回目以降はアクティベーションも通るので、初回のアクティベーションを通過してeSIMを有効にした状態にしておけば、以降はeSIMのみでの運用もできる。(初回はプロファイルを書き込む手段がないのでSIMカードが必要。)

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