NUROモバイル

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NUROモバイル バリュープラス
Nuromobile valueplus origin.png
事業者 ソニーネットワークコミュニケーションズ
利用回線 ドコモ[D] / au[A] / ソフトバンク[S] (MVNO)
開始日 2021年 4月 1日
通信方式 5G + 4G (+ 3G)
5G Band(s) [D] n78, n79, n257
[A] n1, n3, n28, n77, n78, n257
[S] n3, n28, n77, n257
4G Band(s) [D] 1, 3, 19, 21, 28(B), 42
[A] 1, 3, 11, 18/26, 28(A), 41, 42
[S] 1, 3, 8, 11, 28(B), 41, 42
SIMカード [D][A] マルチSIM (nano/micro/標準)
[S] nano/iPhone/micro
eSIM ×
SIMのみ契約
SIM交換手数料 3,300円
データ容量 (V) 3 / 5 / 8→10GB (N) 20GB
超過時最大速度 (V) 最大200Kbps
(N) 最大1Mbps
データ節約 ×
データ繰越 翌月まで
データ追加 550円/1GB
テザリング ○ 制限なし
IPv6対応 ×
音声通話方式 [A] VoLTE
[D][S] VoLTE, 3G(CSFB)
通話料 11円/30秒、22円/30秒
通話定額 オプション
着信転送
留守番電話 330円 [S]のみ無料
非通知拒否 D / A
[S] 110円
SMS +メッセージ対応
キャリアメール ×
データシェア × パケットギフト
国際ローミング [D] △ 要審査
[A][S] ×
月額基本料金 音声 792~1,485円
データ 627~3,828円
NEO (20GB) 2,699円
契約時手数料 (V) 3,740円 (N) 0円
MNP転出料 0円
期間縛り 無し
家族割 無し
光セット 無し
ポイント 無し
法人契約 ×
サポート窓口 チャット/メールフォーム/電話
APN APN設定方法
iPhone対応 設定方法
NUROモバイル 利用者向けページ

NUROモバイル(ニューロ - )は、ソニーグループソニーネットワークコミュニケーションズが提供するモバイルデータ通信サービス。

ドコモauソフトバンクの回線を借りるマルチキャリアMVNOで、各々「ドコモ回線」「au回線」「ソフトバンク回線」と呼んでいる。

キャリアグループに属さない独立系のMVNO。シェアは大きくない(契約数は未公表だが、総務省発表の事業者別シェアでは「その他」に括られている)が、グループ内でMVNE事業を行っていることから一定の事業規模を有するのだろう、激戦の格安SIM・格安スマホ業界で最安値水準の料金プランを打ち出して存在感を見せている。

なお、本稿では2021年 4月から始まった新プラン「バリュープラス」と、2021年11月から始まる「NEOプラン」を扱う。 (終了した「0sim」および旧プランは原則扱わない。)

旧プランを利用中の場合は、プラン変更手続きしないと、割高な旧プランが適用され続けるので、速やかにプラン変更手続きすることをお勧めする。

こんな人におすすめ

1人から(家族割や光セットなどの煩雑なことをせずに)シンプルに使いたい
家族割・光セット割など無くても1回線目から安い
今使っている機種(端末)をそのまま使いたい
3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)に対応しているので、どのキャリアを使っている人でも、機種持ち込みで乗り換えて使うことができる。(楽天モバイルの機種を使っている人はau回線を選ぶと良い。)
iPhoneを使いたい
SIMフリー版やSIMロック解除済みのiPhoneを使える。
20GBプランで着信転送や留守番電話などの通話機能を使いたい/昼休みにも快適に使いたい
NEOプラン」はahamoなどに近い通信品質を確保しており、平日の昼休み時間帯や通勤時間帯にも快適に使える。さらに着信転送、留守番電話、番号通知お願いサービスなども使えるし、余ったデータ容量は翌月まで繰り越して使えるので、社会人などの通話機能が必須な人に適している。

こんな人は他社も検討しよう

スマートフォンだけでなく、LTE内蔵パソコンやタブレットも使いたい
複数のSIMカード・eSIMでシェアして使えるIIJmioや、シェアプランがあるワイモバイルがお得かも
初期設定が不安なのでサポートしてほしい
基本オンライン専用で、店頭サポートは無い。
ただし一部の家電量販店では新規契約手続き(SIM購入)と有償サポートを利用できる。
平日朝の通勤時間帯や昼休みに快適に使いたい
MVNOは混雑時間帯に遅くなるので、MNOのワイモバイルUQモバイルなどが良いかも。
法人契約で使いたい
法人契約不可。相対契約で大幅値引きを受けられる大企業はともかく、中小事業所ではワイモバイル法人契約割引で全回線税別700円引きになるので、そちらの方がお得に利用できると思う。

料金プラン

月間10GB以下の比較的少容量向け「バリュープラス」と、月間20GBの「NEOネオプラン」がある。

両者の主な違いはデータ通信の品質とデータ量(および料金)。機能的にはどちらも繰り越しやテザリングに対応しているし、通話機能も共通。

なお、データ使い放題プラン(正式プラン名は「データ無制限プラン(S)」だが公式でも前者の呼称が使われていた)は2021年 9月末で新規受付が打ち切られた。

ちなみに、同じNUROブランドを冠する「NURO光」とのセット割引は無い。

データ容量 \ 回線種別 Giga+ 音声通話付き データ+SMS
(ドコモ/auのみ)
データ専用
お試し0.2GB - - 495円
(450円)
330円
(300円)
バリュープラス 3GB (VS) - 792円
(720円)
792円
(720円)
627円
(570円)
5GB (VM) 3GB 990円
(900円)
990円
(900円)
825円
(750円)
10GB (VL) 6GB 1,485円
(1,350円)
1,485円
(1,350円)
1,320円
(1,200円)
NEOプラン 20GB
(ドコモのみ)
15GB 2,699円
(2,454円)
- -
データ使い放題
(ソフトバンクのみ)
- - - 3,828円
(3,480円)

バリュープラス

2021年 4月から始まった料金プラン。10GB以下の比較的少容量を、業界最安値水準で提供している。

ドコモ回線/au回線/ソフトバンク回線を選べるのが特徴。

各々、音声通話付き/データ+SMS/データ専用、そして月間データ容量別に3種類のプランが用意されていて、基本1プランの楽天モバイルのような気楽さは無いが、キャリアと容量で選べばいいので、難しいことはないだろう。

音声通話付きSIMとデータSIMを選べるが、料金差はわずかで、今はあえてデータSIMを選ぶメリットはあまりない。モバイルルータやiPadでしか使わないといった明確な理由がある場合以外は、音声通話付きを選んでおこう。

また、格安ながら全国のドコモauソフトバンクと同じエリアで利用でき、手持ちの端末をそのまま使える安心感がある。データ容量は毎月でも変更できる(翌月から適用)ので、自分が使うデータ量をある程度把握できている人には苦にならないだろう。

データ容量は毎月でも変更できるが、キャリア【ドコモ回線/au回線/ソフトバンク回線】と音声/データの変更はできない(一旦解約して再契約が必要になる)。特に音声の回線種別は間違えないようにしよう(電話番号を引き継いで回線種別を変更するには他社に乗り換えるしかない)。

ひとつ気になるのは、NUROモバイルはアプリを提供しておらず、データ残量の確認には都度利用者向けページにログインする必要がある。少容量プランを使っている人はデータ残量が気になると思うので、他社のようにアプリが提供されるなどして、残量を見やすくなると良いのだが。

Gigaプラス

5GB (VM)、10GB (VL) またはNEOプランを継続して契約していると、3ヶ月毎に追加データ容量が付与される。

データ付与月に 5GBプラン(VM) を契約していると3GB、10GBプラン(VL) を契約していると6GB、NEOプランでは15GBの追加データ容量が付与され、翌々月まで繰り越して使える。

よって、計算上は 5GBプランが月平均6GB相当に、10GBプランは月平均12GB相当に、NEOプランが月平均25GBになるわけだ。

ただし、データ付与月が分かりにくい上、データ付与月に利用者向けページにログインして受け取り手続きをする必要がある(データ付与月に受け取り手続きをしないと消滅する)など、使いにくさもある。こうした面倒が苦にならない人にはお得なサービスだろう。

音声SIMでもデータSIMでも対象になるが、お試し0.2GB/プランVS(2GB)/データ使い放題は対象外。

利用開始月を除く3ヶ月目から3ヶ月毎。プラン変更した場合は、プラン変更月を除く2ヶ月目から3ヶ月毎。
NEOプランは2021年12月に対応した。

パケットギフト

複数のSIMを契約してデータ容量をシェアして使うことはできないが、「パケットギフト」を使って残りデータ容量を移すことができる。

これも都度手続きが必要なので、他社のシェアSIMに比べて使いにくさがあるが、手続きの手間が苦にならない人にとっては、任意に移し替えて使える利便性があるとも言えるだろうか。家族で使うにはシェアSIMよりも良いかもしれない。

また、頻度としては稀だと思うが、例えばデータSIMから音声通話SIMに変更したい時や、電話番号を変更したい時などは、一旦解約して新規契約する必要がある。そうした時に新しい番号で利用を始めて、パケットギフトで残りデータ容量を移してから、旧回線を解約すると、無駄なく使える。

以前は回線種別が異なるとプレゼントできなかったが、今は回線種別を問わずプレゼントできる。例えばドコモ回線からau回線やソフトバンク回線に移すこともできる。

プレゼントする相手に制限はないので、家族でも友達でも、NUROモバイルのユーザーであれば誰にでもプレゼントできる。

ギフトコードの発行・受け取りは「ご利用者向けページ」で手続きできる。発行されるギフトコード認証コードを、受け取る側で登録するとすぐに使えるようになる。ギフトコードの有効期限は発行月の末日の1日前。

ギフトの回数に制限は無いが、発行したギフトコードが受け取られるまで、次のギフトコード発行はできない。また、前月分から繰り越されたデータ容量、パケットギフトで受け取ったデータ容量、「Gigaプラス」で付与されたデータ容量を送ることはできない。

なお、「バリュープラス」で発行したギフトコードを「NEOプラン」で使うことはできない(その逆も不可)。

Nuromobile neoplan.png

NEOプラン

2021年11月 1日から受付開始の新プラン。月間20GB使えて月額2,699円。20GB超過後も最大1Mbpsで使えるし、データ容量が余ったら翌月まで繰り越して使える。

ahamoなどでは封じられてしまった転送電話(着信転送)や留守番電話などの音声通話機能が、NEOプランでは使える

2021年に入って3大MNOが ahamopovoLINEMO を始めて以降、20GBを中心とした中容量帯へのニーズが高まっている」ことを受けて企画したそうだ。料金もデータ容量もほぼ同じだが、特長は従量通話料が半額の11円/30秒(特殊なアプリ不要)。またネットワーク暗証番号が提供され、着信転送留守番電話などの通話機能も制限なく使える

ahamoと違って5分定額は無い(「10分かけ放題」を付けると3,579円になってahamoよりも高くなる)が、従量通話料が半額なので、毎月の通話時間が12分以下の人には得になりそうだ。

また、ahamoでは留守電も着信転送も使えないといった不便があるので、そもそも選択肢に入れられない人もいるだろう。3大MNOの20GBプランは従量通話料が高く、通話機能も不十分で使いづらいものが多いので、データをそこそこ使って通話にも使う人には、ahamoなどよりもNEOプランの方が向いていそうだ。

【NEOプラン・ドコモ回線】平日の昼休み、最混雑時間帯にもNEOプランは快適に使える(2021年11月上旬)

「NEOプラン」はMNOの20GBプランを意識して企画したと言うだけあり、通信品質も「MNO並みの品質を目指す」ことから、あえて従来のバリュープラスとはブランドを分け、「NEOプラン」では高品質な専用の帯域を用意することにしたそうだ。「今回はあくまでもMNOの品質を目指すので、そこに対してコストを掛けていく。ある程度の費用を頂戴することで、その品質を維持していこうというのが今回のポリシー」だそうだ。

【NEOプラン・ドコモ回線】平日午後の閑散時間帯、もちろん快適に使えるが、そこまで伸びない。用途によってはアップロードの遅さが気になるかも(2021年11月上旬)

筆者が早速契約して試してみた範囲では、平日の昼休み時間帯にも快適に使えている(右図)。今後ユーザーが増えたときにどうなるのか見守りたいが、企図した通りに満足のいくデータ通信品質を出せるのであれば、ahamoなどにはデメリットがあるので(従量通話料が高い、着信転送や留守電を使えない、povo 1.0 は着信転送できるが新規受付終了、データ量が余っても繰り越せない等)、NEOプランの方が有利になる人もいるだろう。

さらに、「NEOプラン」ではLINEtwitterInstagramの対象サービスがギガノーカウントになる「NEOデータフリー」が標準で付いている。SNSを頻繁に使っている人には嬉しいサービスになりそうだ。

音声通話とビデオ通話は12月から対象。
データ使用量や残量は「利用者向けページ」にログインして確認する必要がある

ahamoとの比較】NEOプランのメリット・デメリット

  • エリアは同じ(全国のドコモ網を使える)
  • 月額料金が若干安い(2,970円→2,699円)
  • 従量通話料が半額
  • 通話5分定額は付かない(オプションで10分定額はあるが高め)
  • 着信転送や留守番電話などの通話機能が充実している
  • 余ったデータ容量は翌月まで繰り越して使える
  • LINE、twitter、Instagram の対象サービスを使ってもデータ容量が減らない
  • 最混雑時間帯(平日昼休み)の使い勝手はahamoと比べて遜色ない。今のところ遅延はNUROの方が低いので、むしろ快適かも?
  • 閑散時間帯の伸びはあまり期待できない?(右図)
  • 5Gを使えるが(無料オプション)、5Gを利用してもahamoほど伸びない
  • 5Gオプションを外せば3Gを使える(2026年3月まで
  • IPv6が使えない
  • アプリが無いのでデータ残量の確認が面倒(利用者向けページにログインして確認する必要がある)(右図)
  • キャリア決済が使えない(NEOプランの契約にはクレジットカードが必須なので問題ないと思うが)
  • LINEの年齢認証はできない(ID検索などを使っていない人は問題ない)
  • 新規契約手数料や解約金・MNP手数料などはどちらも無料
申し込みフォームは「バリュープラス」「NEOプラン」共通になっている。回線選択で【dプラン(ドコモ回線)】を選ぶ→契約タイプで【音声通話付き】を選ぶ→データ容量で【NEOプラン】を選べる

提供される回線は、ドコモ回線音声通話SIMのみ。4G・5Gを使える。

#通話オプションも利用できる。#パケットギフトはNEOプラン同士でのみ利用できる(NEOプランで発行したギフトコードをバリュープラスで使うことはできない)。

登録事務手数料・SIMカード準備料、解約金・MNP転出手数料は全て無料。初月は基本料も無料(ユニバーサルサービス料電話リレーサービス料は別途)。

MNP(番号そのままでのりかえ)でNEOプランを契約すると、月額基本料金が12ヶ月間550円引きになるキャンペーンが実施されている(終了日未定)。

少容量プランと違って20GBプランを契約する人は通信品質も重視すると思うが、まずはお試しで2~3ヶ月使ってみて、もし期待に添わなければまた他社に移っても特段の負担は無い。NEOプランは新規契約も解約・MNP転出も手数料無料だ。全く縛り無く無料で試せるようにしたのは、NUROの自信の表れだろうか:)。

なお、新規・MNP転入は2021年11月 1日から受付が始まっているが、「バリュープラス」など他のプランからのプラン変更は2022年春頃から受付開始予定。

転送電話は月額無料(転送通話料別途)だが、留守番電話は月額330円の有料オプション。留守電の設定方法はドコモと同じ。ただしドコモ留守電アプリ(Android)やビジュアルボイスメール(iPhone)はspモード以外では使えないので、スマート留守電などを使う方が良いと思う。
NUROモバイルは「バリュープラス」で3キャリアに対応しているが、「NEOプラン」ではドコモ回線のみとなっている。この理由は「オートプレフィックス」に対応しているのがドコモ回線のみだからだそうだ。
初月は無料なので、翌月より12ヶ月間。

通話・SMS

通話機能

音声通話を利用できるのは音声通話SIMのみ

通話方式は、【au回線】ではVoLTEのみ。【ドコモ回線】【ソフトバンク回線】ではVoLTEまたは3G(CSFB)

SIPが規制されているわけではないので、データSIMでも「LaLa Call」や「Rakuten Link」など他社のIP電話サービスを使った通話はできる。

通話料は従量制。税込22円/30秒だが、【ドコモ回線】は2021年10月 4日12時頃より11円/30秒になった

【au回線】【ソフトバンク回線】でも、「NUROモバイルでんわ」を使うと従量通話料が半額(税込11円/30秒、一部の番号を除く)になる。

プレフィクス方式で、電話番号の手前に「0037692」を付けて発信すると半額通話料が適用される。プレフィクス番号を付けて発信するアプリが配信されており、Androidでは「0037ダイヤラー」を、iPhoneでは「NUROモバイルでんわ」アプリを利用できる。

また、「10分かけ放題オプション」も用意されている。

着信転送は標準で利用できる(申込不要・月額無料、転送通話料は税込22円/30秒の従量課金)。設定方法は、ドコモauソフトバンクと同じ。

留守番電話はソフトバンクのみ無料(通話料は都度従量課金)で利用できるが、ドコモauは要申込で、月額330円。 しかしキャリアの留守電は割高で不便なので、別途「スマート留守電」を契約して使う方が良いと思う。

他社の「ナンバー・リクエスト」に相当するサービスは、番号通知お願いサービス(ドコモ)番号通知リクエストサービス(au)を利用できる。 ソフトバンクでは有料オプションの「ナンバーブロック」になり、メッセージは番号通知のお願いではなく「お断り」になってしまう。

通話オプション

  • 10分かけ放題 - 月額880円(税別800円)で、10分以内の国内通話がかけ放題になるオプション。10分超過時の通話料は11円/30秒。

通話発信時に、電話番号の手前に「0037692」を付けて発信する必要があって面倒だが、プレフィクス番号を付けて発信するアプリ「0037ダイヤラー」(Android)、「NUROモバイルでんわ」(iPhone)を利用できる。

ただし、「NUROモバイルでんわ」を使って楽天モバイル (MNO) へ発信すると番号非通知扱いになってしまうことがあるようなので要注意(筆者が確認した範囲では番号通知されている)。

また、これは他社も同様だが、0570ナビダイヤルなどは各通話オプションの対象外になるので、うっかり発信しないよう注意したい。

NEOプランおよびバリュープラス・ドコモ回線では、プレフィクス番号を付けなくても適用になる。

SMS、+メッセージ、メール

SMS

SMSは標準で使える(データ専用SIMを除く)。メッセージ送信料金は従量制。アプリはスマートフォンに標準搭載されていればそれを使えるが、無い場合は Google play でメッセージアプリをインストールして使おう。

iPhoneは標準搭載のメッセージアプリを使う。iPadでは使えない。

+メッセージ

+メッセージ(プラスメッセージ)は、au回線では2021年 9月 2日より、ドコモ回線では11月24日より使えるようになった。ソフトバンク回線は2022年春予定。 (ただし、SMSが使えないデータ専用SIMを除く。)

Google play(auドコモ)または App Store(iPhone・iPad共通)でアプリをダウンロード・起動し、画面の指示に従って設定すると、使えるようになる。

「+メッセージ」同士のメッセージ送信料金は無料(データ通信料金に込み、Wi-Fiも使える)だが、相手も「+メッセージ」を使っている必要がある。

LINEなどと同様に、NUROモバイルでは関知せず、提供元(KDDIなど)が直接提供する形になっている。iPhone・iPadはアプリが共通だが、Androidでは回線ごとにアプリが用意されている。

なお、Androidで「+メッセージ」アプリを設定すると、SMSも「+メッセージ」で送受信するようになる(SMSを他のアプリで使う場合は「+メッセージ」も使えない)。他のアプリの使い勝手を気に入っている場合は気をつけよう。

ドコモ回線では2021年 9月下旬開始予定と案内されていたが、延期されていた

E-mail

メールアドレスは付かない。予めGmailiCloudメールなどに乗り換えておこう。

エリア・機種・バンド

【バリュープラス・ドコモ回線】平日午後の比較的空いている時間帯に計測。空いているはずの深夜なども概ねこれくらい。

エリア・品質(バリュープラス)

エリアはドコモauソフトバンクと同じで、ほぼ全国で使える。

MVNOなので接続料計算方法の制約などから、#NEOプランを除き、ピーク時に混雑(速度低下)しやすいきらいがある。

以前のNUROモバイルは空いている時間帯を含め一日中使いづらかった。それでも格安で3Gも使えるし、通話機能は一通り備えているので、通話とメールくらいにしか使わないという人には良かったが、それ以外にはあまりお勧めできる状況ではなかった(筆者も契約しているが、残す必要がある電話番号の維持程度にしか使っていなかった)。

2021年に卸・接続価格の大幅引き下げがあったからか、2021年春以降に目に見えて改善した(右図)。地図と乗換案内、電子マネーのチャージくらいであれば普通に使えるようになった。

【バリュープラス・ドコモ回線】平日朝の通勤時間帯に計測。平日朝夕の通勤時間帯と昼休みの時間帯は使いづらい。

しかし、平日朝夕の通勤時間帯と昼休み時間帯は相変わらず厳しい。2021年春以降はだいぶ改善していて、全く使えないことはなくなったが、混雑時には使えないこともあると承知の上で利用しよう。

UQモバイルの節約モード並みの使い勝手と言えばわかりやすいだろうか?地図やコード決済くらいは引っかかりながらも使える程度になった。また、NUROモバイルは混雑時でも遅延が低いのが評価できる。
【バリュープラス・ドコモ回線】契約データ容量を使い切って規制状態

なお、契約データ容量を使い切った後は200kbpsに制限される。この状態でもいわゆる「初速バースト」(最初の数秒は制限を受けない)があるので、反応の良い一部のアプリ等では使えることがあるが、数秒後に規制状態になると一般的なWebページ等でも開けないことが多く、この状態では基本的には使えないと考えておく方が良いと思う。

エリア・品質(NEOプラン)

エリアは全国のドコモ網を使える(今のところau・SBは選択できない)。

前述の通りだが、NEOプランでは従来の「バリュープラス」とは特性が異なっている。

「NEOプラン」で契約するとAPNは同じだが、高品質な専用の帯域を使うため、MVNOにありがちな平日昼休み時間帯などの混雑の影響を受けにくく、ahamoなどMNOのサービスに近い通信品質が提供されている。

データ容量を使い果たした後は最大1Mbpsに制限される(バリュープラスは最大200Kbps)。

対応機種

SIMのみ契約はもちろん、機種セット販売も行っている。取扱機種はSIMフリーAndroid機種とモバイルルータ。全てSIMフリー(SIMロック無し)。

ただし取扱機種は少なく、SIMのみ契約が主体になっている。公式は機種が少なくて在庫切れも多いので、端末も一緒に購入したい場合は「ひかりTVショッピング」のキャッシュバックキャンペーン【要エントリー】(終了)を利用する方が買いやすいかも。

通信プランの料金はクレジットカード払いだが、機種セット購入の場合は代金引換またはJACCSの分割払いになる。宅急便コレクトでクレジットカードや電子マネーも使えるが、配達時に支払いがあると現金のやり取りが煩わしい、家族や宅配ロッカーなどで受け取れないなど面倒もある。JACCSの分割払いは審査と金利負担がある。

もっとも、どのみち設定は自分でする必要があるので、あえてキャリアで端末セットで買う必要はなく、端末は家電量販店などで買って使うのが良いと思う。

 NUROモバイルは3キャリアに対応しているので、概ね2018年以降に国内で発売された(VoLTEに対応した)ほぼ全ての機種が使える。動作確認済端末が公開されているので、契約前に確認しよう。

スマートフォンはもちろん、フィーチャーフォン(ガラケー・ガラホ)やデータ端末(モバイルルータやiPadセルラーモデルなど)でもAPNを設定すれば利用できる。

ドコモとauのSIMカードは3サイズ(nano/micro/標準)に対応しているので、様々な機種に対応できる。

バンド構成はドコモauソフトバンクと同じ。SIMフリーの機種や中古店などで購入した機種はもちろん、他社で購入した機種も基本的にはそのまま使える(ただしSIMロック解除を推奨)。

ドコモ回線 対応バンド構成】※太字は主力バンド

  • 5G Band n78, n79 (Sub-6), n257 (mmWave)
  • FD-LTE (4G) Band 1, 3, 19, 21, 28(B)
  • TD-LTE (4G) Band 42
  • W-CDMA (3G) Band 1, 6, 19
5Gは要申込、5Gオプション(無料)を有効にすると3Gは使えなくなる。SMS付きデータSIMは対象外。また、n79 に対応していない機種ではドコモの5Gは使いにくいので、有効にしない方が良いと思う。

au回線 対応バンド構成】※太字は主力バンド

  • 5G Band (n1, n3,) n28, n77, n78 (Sub-6), n257 (mmWave)
  • FD-LTE (4G) Band 1, 3, 11, 18/26, 28(A)
  • TD-LTE (4G) Band 41, 42
5Gは要申込(無料)。
FD-LTE Band 18/26 は重なっており、大抵の基地局が同時に吹いているので、どちらかに対応していれば、概ね実用上の問題はない。

ソフトバンク回線 対応バンド構成】※太字は主力バンド

  • 5G Band n3, n28, n77 (Sub-6), n257 (mmWave)
  • FD-LTE (4G) Band 1, 3, 8, 11, 28(B)
  • TD-LTE (4G) Band 41, 42
  • W-CDMA (3G) Band 1, 8
5Gは要申込、5Gオプション(無料)を有効にすると3Gは使えなくなる。

APN

基本的にAPNの設定が必要。設定値は「バリュープラス」「NEOプラン」で共通。iPhoneでは構成プロファイルを使う。

  • APN so-net.jp
  • ユーザー名 nuro
  • パスワード nuro
  • 認証タイプ PAPまたはCHAP
  • APNタイプ default,supl,hipri,dun
機種によっては無指定でも動作する。テザリングができない場合は dun を指定してみる。dunでうまくいかない場合は tether にしてみる。

残念ながらIPv6は使えない。 IPv6を使いたい場合はIIJmioワイモバイルpovo 2.0にしておこう。

5Gオプション

5Gには2021年 9月15日より対応した。要申込だが、オプション料金は無料。 もっとも、今のところはアンテナピクトが5Gになるくらいの意味しかないと思うけれど…

ドコモ、au、ソフトバンク全回線で使えるが、ドコモ回線の「データ通信+SMS」SIMには対応しない。

5Gオプションを有効にするとドコモとソフトバンクの3Gは使えなくなるので、5G対応機種以外ではむやみに申し込まない方が良い。

また、n79 に対応していない機種ではドコモの5Gは使いにくいので、その場合も申し込まない方が良いと思う。

手続き

エントリーパッケージ

家電量販店や一部通販サイトで販売されている「エントリーパッケージ」を購入すると、登録事務手数料 3,300円が無料になる(SIMカード準備料 440円は別途)。エントリーパッケージをいくらで購入するかによるが、数百円で購入できればお得になることもある。

ただし、エントリーパッケージを利用すると、公式サイトのキャンペーンが適用外になることがある。

また、今は音声通話付きSIMに限り、公式サイトで登録事務手数料割引(3,300円→0円)キャンペーンを実施中なので(2021年 9月30日終了)、音声通話SIMを契約するならエントリーパッケージは不要だ。

2021年10月時点で、エントリーパッケージは在庫切れになっていた。

「ご利用者向けページ」

データ容量の確認

当月使ったデータ容量と残り容量は、「ご利用者向けページ」にログインすると見られる(右図の「ご利用状況」欄)。

アプリなどは無いので、細かくチェックしたい人には不便かも。

プラン変更

プラン変更手続きは利用者向けページ(右図)にログインして行う。

各種変更は翌月から適用で、手数料などはかからない。毎月でもプラン変更できるので、使いたいデータ容量にあわせて変更すれば賢く節約しながら使える。

回線種別の変更はできない

音声SIM←→データSIMの変更や、キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク)の変更はできない。変更したい場合は一旦解約して再度契約し直すよう案内されている。

今は音声通話SIMの登録事務手数料が0円だが、音声からデータに変えたいときや、データSIMのキャリアを変えたいときは、登録事務手数料3,300円+SIMカード準備料440円を請求される。

また、音声通話SIMでキャリアを変えたい場合は、他社に乗り換えるしかない(電話番号が変わっても構わないなら解約→再契約でもできるが)。

コンテンツ関連

LINEの年齢認証には未対応。

キャリア決済も使えないので、クレジットカードなど他の支払い方法を利用しよう。 未成年などでクレジットカードの利用が難しい場合は、ジャパンネット銀行(PayPay銀行)15歳以上)、セブン銀行16歳以上)、ソニー銀行15歳以上)、楽天銀行16歳以上)、auじぶん銀行(15歳以上スマホデビットau PAY プリペイドカード)などのネット銀行が発行しているデビットカードの利用を検討すると良いだろう。

MNP転出手続きをすると翌営業日以降、「ご利用者向けページ」にMNP予約番号が表示される。使わずに有効期限が切れると通常の契約状態に戻るが、それまでMNP予約番号の再発行はできない。

解約・MNP転出

解約予約・MNP予約番号発行手続き利用者向けページにログインして行う。オンラインで完結し、数分で手続きできる。ただし解約予約のキャンセルはできないので、気をつけよう。

MNP転出手数料は0円、解約金もかからない

解約月の日割り計算は無く、月末まで請求されるが、解約手続き後も月末まで使うことができる(MNP転出を除く)。

MNP転出の場合は、予約番号の発行に1~2日かかることと、キャンセルはできない。期限までにMNP予約番号を使わなければ自動で失効し、引き続きNUROモバイルを利用できるが、MNP予約番号の再発行が必要な場合には、発行済み予約番号の失効を待たないといけない。

端末を分割払いで購入した場合は、残債額を一括請求される。また、旧プランでは音声通話SIMに限り、12ヶ月の最低利用期間が設定されており、12ヶ月以内に解約等する際は、残り月数×1,100円の解約金を徴収される。旧プランから「バリュープラス」に変更した場合も解約金は残る。
筆者の経験では、MNP転出による解約手続きをした翌朝にメールで送られてくる。期限はメールが発送された日を含め15日。
即日開通カウンター等で店頭契約する場合には予約番号の有効期限内であれば使えるが、オンラインで契約する場合は、予約番号の有効期限が一定期間以上残っていないと契約手続きできないことがある。MNP予約番号は使う間際に発行するのが鉄則だが、NUROモバイルでは即日発行できないので、気をつけたい。

SIMカードの返却

解約後はSIMカードを返送する必要がある定形封筒(84円)郵便書簡(63円)で構わないが、郵送料はユーザー負担。宛名を書いて返送するのも面倒だが、忘れないうちに返送しておこう。

なお、返却しないと「SIM損害金」3,300円を請求されることもあるとされているが、「SIMカードをご返却いただかなかったことによる請求等はありません」とも書かれている。実際に「SIM損害金」を請求されたという話は聞かないが、解約後のSIMカードを持っていても使い道は無くゴミになるだけなので、紛失等でなければ返送する方がすっきりすると思う。

参考リンク

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