IIJmio

提供:きまぐれ手記 Kimagurenote
BIC SIMから転送)
移動先: 案内検索
IIJmio ギガプラン
IIJmio simcard package copy.jpg
「格安SIMは品質で選ぶ。」
事業者 IIJ
利用回線 【タイプD】ドコモ
【タイプA】au
【eSIM】ドコモ
 (MVNO)
開始日 2021年 4月 1日
通信方式 3G + 4G / 4G + 5G切替可
5G Band(s) 【タイプD】n78, n79, n257
【タイプA】n1, n3, n28, n77, n78, n257
4G Band(s) 【タイプD, eSIM】1, 3, 19, 21, 28(B), 42
【タイプA】1, 3, 11, 18/26, 28(A), 41, 42
SIMカード マルチSIM (nano/micro/標準)
eSIM データのみ
SIMのみ契約
SIM交換手数料 [D] 2,633.4円
[A] 2,646.6円
[eSIM] 220円
データ容量 2 / 4 / 8 / 15 / 20GB
超過時最大速度 300Kbps
データ節約 クーポンスイッチ
データ繰越 翌月まで
データ追加 220円/GB
テザリング 制限なし
IPv6対応 ◎ 標準対応
音声通話方式 VoLTE, 3G(CSFB)
通話料 11円/30秒
通話定額 オプション
着信転送
留守番電話 ○ 330円
非通知拒否 △ 登録拒否のみ
SMS +メッセージ対応
キャリアメール MMS非対応 330円
データシェア データ容量シェア
国際ローミング 通話のみ可、有料
月額基本料金 音声 850~2,000円
eSIMデータ 440~1,650円
契約時手数料 [D] 3,733.4円
[A] 3,746.6円
[e] 3,520円
MNP転出料 3,300円0円
期間縛り 無し
家族割 無し
光セット -660円/光回線
ポイント 無し
法人契約 ×
サポート窓口 Webフォーム/チャット/電話
APN APN設定方法
iPhone対応 設定方法
IIJmio 会員専用ページ

IIJmio(アイアイジェイミオ)は、IIJが提供する個人向けモバイルデータ通信サービス。キャッチコピーは「格安SIMは品質で選ぶ。

ドコモauの回線を借りるMVNOで、ドコモ回線を「タイプD」、au回線を「タイプA」と呼んでいる。

IIJはドコモ網とau網のMVNEもしており、各々と直接接続している一次MVNO。また、個人だけでなく法人契約も多いので、ピークが分散され、通信が比較的安定している傾向がある。

ビックカメラグループ(ビックカメラ、コジマ、ソフマップ)で取り扱っている BIC SIM(ビックシム)も、通信サービスの品質やプラン料金はIIJmioと同じ。

楽天モバイルが料金プラン改定(最低基本料金の値上げ)を発表した2022年 5月13日以降、楽天から他社への乗り換えが急増しており、IIJmioでも本人確認手続きや商品の発送が遅延している。IIJmioは普段から手続きに時間がかかる傾向がある(最短でも4~5日かかる)が、実際に申し込んだ人の話では、さらに1週間程度遅延しているようだ。実は筆者も手続きをしていたのだが、申し込んでから届くまで10日もかかった。当月中に乗り換えたいとか、今使っている端末が故障した等で急いでいる人は気をつけよう。 #新規契約・MNP転入も参照

こんな人におすすめ

1人から(家族割や光セットなどの煩雑なことをせずに)シンプルに使いたい
家族割・光セット割など不要で1回線目から安い
月々使うデータ量にムラがある
余ったデータ容量を翌月に繰り越して使える
スマートフォンだけでなく、LTE内蔵パソコンやタブレットも使いたい
SIMカードeSIMを複数契約して、複数回線(1人10回線まで、そのうち音声SIMは5回線まで)でデータ量をシェアして使える。例えばスマートフォン(音声SIM)とタブレット(eSIM)の計2回線を各20ギガで契約すると、月額3650円で40GBをシェアして使える。
普段使うSNSなどは遅くていい
クーポンスイッチアプリ(AndroidiPhone)で「OFF」にすると、データ容量を消費せずに最大300Kbpsの通信ができる
iPhoneを使いたい
SIMフリー版やSIMロック解除済みのiPhoneを使える。最新 iPhone 13 シリーズにも対応。
たまに国内旅行・出張等する時のために予備回線を持っておきたい
eSIMを使える機種を使っている場合は、タイプAのSIMとeSIMを契約し、シェアグループを組んでおくことで、auとドコモの回線を使い分けることができる(ただしIIJmioのeSIMでは通話はできない)。
他社の契約と併用したい場合は、使ったデータ量で料金が決まる従量制プラン(全国のau網を使え、SMS付きデータSIMだと1GBまで528円)や、eSIM専用の「データプラン ゼロ」(全国のドコモ網を使え、使わない月は165円)もあるが、予備回線単体で欲しい場合は povo 2.0 の方がいいかも。

こんな人は他社も検討しよう

初期設定が不安なのでサポートしてほしい
基本オンライン専用で、店頭サポートは無い。
ただし BIC SIM は、ビックカメラグループの店舗で契約でき、有償サポートを利用できる。
平日の昼休み時間帯に快適に使いたい
IIJmioは普段は快適だが、平日の昼休み時間帯には遅くなるので、NUROモバイルのNEOプランワイモバイルUQモバイルなどが良いかも。

ギガプラン

IIJmio(みおふぉん)
2021年 4月 1日から始まった、IIJmioの新基本プラン。2012年の「IIJmio高速モバイル/Dサービス」開始以降続いてきた「ファミリーシェアプラン」が解体・シンプル化された。

音声プランの月額料金は、最小の2GBプランは月額850円、次の4GBプランは990円(いずれも税込、2022年 4月 1日改定)。楽天モバイルの2回線目以降や、ワイモバイルの家族割適用後の料金よりも割安に設定されている。

また、ahamo以来の新慣習に倣い、期間限定の値引きや縛りは廃止され、「誰でも契約条件無しでずーっとおトク」とアピールされている。

他社にない特徴として、物理SIMカードの管理コストがかからないeSIMデータプランが格安に設定されている。通話もSMSもできないので用途は限られるが、データ通信は快適に使えるiPadやeSIM搭載ノートパソコンなどの対応機器で使うなら、eSIMがお得だ。

月々20GBで足りない人は、eSIMをシェアして使う方法もある。IIJmioのeSIMはデータ単価が安いので、音声SIM 4GB+eSIM 20GBで契約してシェアすれば、計2,640円で24GB使える(1GBあたり110円)。eSIMを使えるタブレット等があれば便利に使えるし、料金も最安値水準だ。データ単価では povo 2.0 の60GB/150GBトッピングの方が安くなるものの、povoは着信転送も留守電も使えないといった制限があるし、通話料も高いので、音声通話もする人にはIIJmioがお得になるだろう。

注意点として、2022年 4月からの新料金ではSIMカードの4ギガプランが割安に設定されたので、SIMカードとeSIMをシェアして使っている場合は、SIMカードは4ギガプランを使う方がお得になると、頭の片隅に入れておこう。

なお、容量プランの変更は、月末の前日までに変更手続きすれば、翌月から適用になる。

例えば2回線でシェアして計6GB使っている場合、以前の料金では、音声2ギガ+eSIM4ギガと音声4ギガ+eSIM2ギガで同額だったのだが、新料金では、音声4ギガ+eSIM2ギガにしないと損をすることになる。計12GB使っている場合も、音声4ギガ+eSIM8ギガにしよう。
データ容量 2ギガ 4ギガ 8ギガ 15ギガ 20ギガ
月額
料金
ドコモ
/au
選択可
音声 850円 990円 1,500円 1,800円 2,000円
SMS 820円 970円 1,470円 1,780円 1,980円
ドコモ
網のみ
データ 740円 900円 1,400円 1,730円 1,950円
eSIM 440円 660円 1,100円 1,430円 1,650円
通話
料金
従量通話料 11円/30秒 (特殊なアプリ不要でドコモauの半額)
通話定額 通話定額10分 913円/月、3分 660円/月 (要専用アプリ)
データくりこし 対応(翌月まで)
節約モード 対応(クーポンスイッチ
データ超過後制限 最大300kbps
テザリング ○ 制限なし
データ容量シェア ○ 最大10回線
契約
場所
公式Web
即日開通カウンター

2022年4月からの新料金

2021年4月の「ギガプラン」開始より使われていたコピーでは、音声SIM最安料金の「858」が大きく宣伝されていた

2022年4月からeSIMを除くギガプラン」の月額基本料金が若干値下げされた。

「値下げ」と言っても端数切り捨てくらいの微調整に留まっているが、税込み価格の端数がわかりにくい(訴求しづらい?)ことから、端数を切り捨ててわかりやすい価格表示にすることが主な狙いのようだ。

ところが、4ギガプランは値下げ幅が大きくなっている。例えば音声SIMの4ギガプランでは1,078円→990円(改定率-8.2%)になるが、2ギガプランは858円→850円(改定率-1%弱)。4・15・20ギガプランは値下げ幅が大きく、容量により色が付けられている。

これは、以前の3GB(ミニマムスタートプラン)を契約していた人たちのデータ使用量が増えているので、そこをフォローする狙いがあったそうだ。

しかし見方を変えると、従来の料金はデータSIMと音声SIMの料金が110円差に揃っていて、容量間の価格差も音声・eSIMできれいに揃っていてわかりやすかったのだが、新料金では容量プランごとの価格差が一定ではなくなり、ある意味、分かりにくくになった(前述)。

また、eSIMを除く全容量プランで値下げはされているのだが、4ギガに色を付けた副作用で、2ギガと8ギガに若干割高感が出てしまった感もある。特に4ギガ→8ギガの料金差が開いたことで、アップセルに抵抗感が出てしまいそう。ここはもう少し下げられなかったのだろうか…

なお、すでに「ギガプラン」を利用中の回線には、4月から新料金が自動適用になる。

データ容量 2ギガ 4ギガ 8ギガ 15ギガ 20ギガ
月額
料金
ドコモ
/au
選択可
音声 858円
850円
 
1,078円
990円
(+140)
1,518円
1,500円
(+510)
1,848円
1,800円
(+300)
2,068円
2,000円
(+200)
SMS 825円
820円
 
1,045円
970円
(+150)
1,485円
1,470円
(+500)
1,815円
1,780円
(+310)
2,035円
1,980円
(+200)
ドコモ
網のみ
データ 748円
740円
 
968円
900円
(+160)
1,408円
1,400円
(+500)
1,738円
1,730円
(+330)
1,958円
1,950円
(+220)
eSIM 440円
 
660円
(+220)
1,100円
(+440)
1,430円
(+330)
1,650円
(+220)

SIMタイプとデータ容量別に計30プラン

IIJmio(みおふぉん)
 ドコモ網を使う「タイプD」とau網を使う「タイプA」、音声SMS付きデータ(SMS無し)/eSIM、月間データ容量は2/4/8/15/20GBの5つから選択となり、計30プラン。

30プランと言うと複雑そうに感じるが、最初に選ぶべきはドコモ網かau網かと、音声かデータか。これらは気軽に変更できない(変更するとSIM再発行になり手数料を請求される)ので、最初によく考えよう。

タイプD(ドコモ網)とタイプA(au網)のどちらを選んでも、月額料金は同じ。ただしタイプAではデータ(SMS無し)とeSIMは選べない

基本1プランの楽天モバイルのような気楽さは無いが、格安ながら全国のドコモまたはauと同じエリアで利用できる安心感がある。どちらもほぼ全国で使えるので、使いたい機種の対応バンド構成に合わせて選べば良い。

タイプAではSMS無しを選択できない。eSIMはドコモ網を使うが「IIJ」と認識される(フルMVNO)ため、ドコモが販売する端末でもSIMロック解除が必要。
強いて言えば、秘境駅訪問が好きな人にはドコモ網の「タイプD」がおすすめ。auしか使えない尾瀬などによく行く人は「タイプA」にしておくと良いだろう。

2021年4月からの改定で、音声/SMS付き(-33円)/データSIM(-110円)の料金差があまり無くなったので、基本は音声を選んでおけば良いが、タブレット端末やモバイルルータでしか使わないならデータSIMを契約すると良いだろう。

iPadは通話もSMSも使えないので、eSIMに対応しているiPad(SIMフリー版またはSIMロック解除が必要)で使うのであれば、eSIMで契約するとお得だ。

細かい話になるが、データSIMとeSIMはユニバーサルサービス料電話リレーサービス料が不要(020番号が割り当てられる)のため、もう数円安くなる。

注意点としては、IIJmioでは契約月の基本料金とデータ容量は日割り計算になるので、例えば2GBプランで契約して15日頃に利用開始すると、初月は1GBほどしか使えない。ぎりぎりだと月末にカツカツになるので、最初は少し大きめの容量で契約しておくと良いと思う。

プラン変更は月末以外いつでもできる(翌月から適用になる)し、余ったデータ容量は翌月まで繰り越して使えるので、最初のうちはこまめに容量チェックして、余裕が出てきたらプラン変更して契約データ容量を減らすと良い。

もし不足しても、追加データ容量を1GBあたり220円で購入できる。IIJmioは追加データも業界最安水準で、他社よりも安価にデータチャージできる。とはいえ、最初から大きめの容量で契約しておく方が、後から追加するよりも安く済む。

シェアグループを組むと、「みおぽん」アプリでデータ残量を確認できなくなる

データ容量シェア

同じ名義(同じmioID)で利用している複数の回線を予め指定すると、契約データ容量を指定回線でシェアして使える。

シェアされたデータ容量は、有効期限の短いものから使われるし、各回線の契約データ容量は毎月でも変更できるので、無駄なく利用できる。

シェアグループの作成・解除は、月末を除くいつでも設定できる。 「ギガプラン」契約ならば、音声SIM・データSIM・eSIM、タイプD・タイプAを問わずに組むことができる。

注意点としては、シェアグループを作るとみおぽん」アプリでデータ残量を確認できなくなる(右図、10MB単位で各SIMに割り当てられている容量しか見られない)「My IIJmio」アプリを利用しよう。

1つのIDで最大10回線まで利用できる。
シェアグループを作ると、契約データ容量が毎月自動的にシェアグループに移り、各SIMには10MB単位でシェアグループから自動的に割り当てる形になるため。「みおぽん」アプリ自体は引き続き使えるが、シェアグループに対応する予定は無いそうだ。

データ容量プレゼント

シェアを組んではいないが、契約データ容量が余りそうな場合などに、同じ名義(同じmioID)で利用している他の回線に移すことができる。10MB単位で利用できる。

家族で複数回線使っているが、シェアを組むと子どもが使いすぎてしまうといった場合に有効だろう。

通話機能

音声通話を利用できるのは音声SIMのみ。通話方式は、【タイプD】ではVoLTEまたは3G(CSFB)。【タイプA】ではVoLTEのみ。

通話料は従量制だが、税込11円/30秒で、大手MNO4社の半額。同じ会員ID(mioID)で契約している回線同士の通話は「ファミリー通話割引」自動適用で税込8.8円/30秒。

転送電話(着信転送)は標準で利用できる(申込不要・月額無料、転送通話料は都度課金される)。

留守番電話サービスは別料金になっており、月額330円(税別300円)のオプションを契約する必要があるが、不便かつ高いので、「スマート留守電」を使う方が良いと思う。IIJmioで「スマート留守電」のライセンスを購入できる(月額319円 税別290円 初月とその翌月は無料)。

他社の「ナンバー・リクエスト」のようなサービスは、非公式に(?)利用できる(2021年8月現在)。

【タイプD】(ドコモ回線)では、「番号通知お願いサービス」を利用できる。設定方法はドコモと同じ。

【タイプA】(au回線)では、「番号通知リクエストサービス」を利用できる。設定方法はauと同じ。

迷惑電話(指定した電話番号からの着信)を拒否するサービスは、 【タイプD】では「迷惑電話ストップサービス」を無料で利用できる。 【タイプA】では月額110円の「迷惑電話撃退サービス」を申し込む必要がある。

SIPが規制されているわけではないので、データSIMでも他社のIP電話サービスを使った通話はできる。
【タイプD】は2021年 9月11日より、【タイプA】は2021年 9月 1日より、専用アプリやプレフィクス番号が不要になった。ただし、3桁特番(時報など、22円/30秒)、0570ナビダイヤルなどは異なる通話料が適用される。→料金表
細かい話になるが、タイプA(au回線)では自動プレフィクス機能ではなく、MNO(KDDI)からの卸料金が値下げされたようだ。そのため#通話オプションの適用にはアプリ(プレフィクス番号)が必要となっている。
一方、タイプD(ドコモ網)では自動プレフィクス機能が強制適用になるので、中継電話会社を通さない通話はできなくなった。ただし別途契約している他の中継電話サービスは利用できるそうだ。

通話オプション

2021年12月 7日リニューアル。以前より割安になった。

  • 通話定額5分+ - 月額500円で、5分以内の国内通話がかけ放題(5分定額)になるオプション。
  • 通話定額10分+ - 月額700円で、10分以内の国内通話がかけ放題(10分定額)になるオプション。
  • かけ放題+ - 月額1,400円で、国内通話がかけ放題(完全定額)になるオプション。

通話定額オプションを利用するには、通話発信時に専用アプリ「みおふぉんダイアル」Android版iPhone版)を使う必要がある

また、他社も同様だが0570ナビダイヤルなどは各通話オプションの対象外になるので、うっかり発信しないよう注意したい。

通話オプションの料金は、契約月・解約月も満額請求される(日割計算無し)。

なお、以前の通話オプションでは同じmioIDで契約しているSIM間に限り通話時間が優遇されていたが、新オプションでは定額通話時間の優遇は無い。

プレフィックス方式。電話番号の手前にプレフィックス番号「0037691」を付けて発信した通話が対象になる。「みおふぉんダイアル」はプレフィックス番号を付けて発信するだけなので、標準の通話アプリを使って、手動でプレフィックス番号を付けて発信しても対象になる。
ちなみに細かい話だが、タイプD(ドコモ回線)ではアプリを使わなくても自動的に「みおふぉんダイアル」が適用になる。しかしタイプA(au回線)ではそうならないため、誤用防止などの安全策として、回線種別を問わずアプリを使ってくれと案内しているようだ。

旧・通話オプション(~2021.12.06)

  • 通話定額10分 - 月額913円(税別830円)で、誰とでも10分以内通話し放題(10分定額)になるオプション。同じmioIDで契約しているSIM間での通話は30分以内定額となる。
  • 通話定額3分 - 月額660円(税別600円)で、誰とでも3分以内通話し放題(3分定額)になるオプション。同じmioIDで契約しているSIM間での通話は10分以内定額となる。

新・通話オプションの開始に伴い、旧オプションは2021年12月 6日で新規申込を停止、2022年 5月31日でサービス終了した。従来の通話オプションの利用者は、2022年 6月より自動で新オプションに移行している

基本的には新通話オプションへ移行する方が安くなるが、新オプションでは同じmioIDで契約しているSIM間に適用されていた定額通話時間の優遇が無くなったので、家族等への通話時間が長い人は要注意。

メッセージ、メール

SMS

SMSは標準で使える(タイプDのデータ専用SIMとeSIMを除く)。メッセージ送信料金は従量制。アプリはスマートフォンに標準搭載されていればそれを使えるが、無い場合は Google play でメッセージアプリをインストールして使おう。

iPhoneは標準搭載のメッセージアプリを使う。iPadでは使えない。

タイプDでは2022年 3月24日よりフィッシング詐欺対策を目的として「危険SMS拒否」が標準適用になった。申込不要・追加料金不要。解除する場合や、SMS受信を一括拒否したい場合は、危険SMS拒否設定が必要。タイプAは対象外。

+メッセージ

タイプA(au回線)のSIMでは2021年 9月 2日から、タイプD(ドコモ回線)のSIMでは11月24日から+メッセージ(プラスメッセージ)が使えるようになった。しかしIIJは関知していないようで、LINEなどと同様に、MVNOの頭越しにKDDIやNTTドコモが直接提供する形になったようだ。

Google play(auドコモ)または App Store(iPhone・iPad共通)でアプリをダウンロード・起動し、画面の指示に従って設定すると、使えるようになる。

ただし、SMSが使えないデータ専用SIMでは使えない。eSIMもデータ専用なので使えない

なお、Androidで「+メッセージ」アプリを設定すると、SMSも「+メッセージ」で送受信するようになる(SMSを他のアプリで使う場合は「+メッセージ」も使えない)。他のアプリの使い勝手を気に入っている場合は気をつけよう。

「+メッセージ」同士のメッセージ送信料金は無料(データ通信料金に込み、Wi-Fiも使える)だが、相手も「+メッセージ」を使っている必要がある。

IIJにて、タイプA(au網)の音声通話SIM、SMS付データSIM双方で利用できることが確認されている。ただし「+メッセージ」はKDDI等が提供するサービスなので、IIJが動作保証するものではない。
ドコモ回線(タイプD)の「+メッセージ」対応は当初2021年 9月下旬予定と案内されていたが、延期されていた

E-mail

IIJmio では、いわゆるキャリアメールでは無いが、月額330円のオプションで「IIJmioセーフティメール」を利用できる。MMSには対応していない

一般には、無料のGmailiCloudメールを使うのが良いと思うが、フリーメールだけでは都合が悪いとか、予備のメールアドレスを用意したいといった場合には使うと良いだろう。

300Kbps制限中(クーポンOFF状態)でも、IIJのメールサーバは制限されずに使える。

ただし、現状、IMAPが使えないなど地味に不便だが、2021年12月16日よりIMAPに対応予定

契約月の料金は日割り、解約月は満額(月末解約)。

または、無料のGmailiCloudメールなどに予め乗り換えておくか、現在使っているキャリアのメールアドレス持ち運びサービス(ドコモauソフトバンク、いずれも有料)を利用しよう。

エリア・品質・対応機種

ギガプラン eSIMデータ。平日朝の通勤時間帯も快適に使えるようになってきた
平日の11:55頃、12:05頃、12:15頃の計測結果。昼休み時間帯に入ると極端に重くなる。他のMVNOも似たり寄ったりだが、IIJmioは混雑時間帯以外がすこぶる快適なだけに、落差が大きくなる
混雑時間帯以外は普通に使える。この日はタイプDの方が伸びていたが、回線種別ごとに増強タイミングが異なるため、日によって変わる。基本的に、D/A/eSIMに優劣はない。

エリア・品質

エリアはドコモ(タイプD、eSIM)またはau(タイプA)と同じで、ほぼ全国で使える。

どの回線も日によって重くなったり軽くなったりするのだが、傾向としては平日の昼休みと朝夕が混雑して重くなる一方、デイタイムは空いていて快適に使えることは共通している。

MVNOなので接続料計算方法の制約などから、とりわけ平日の昼休みや夕方などのピーク時に混雑(速度低下)しやすいきらいがある。2021年にはだいぶ改善したが、朝夕の通勤時間帯には10Mbpsを下回ることが多いし、平日の昼休み時間帯の混雑は依然として厳しいものがある。

とはいえ、混雑時にも遅延は抑えられており、決済アプリやメールなどは使えるので、さして困らないという人も多いと思う。昼休みに動画やゲームをしたい人は、MNOのプランを使う方が良いだろう。

半面、IIJmioは閑散時間帯には伸びる傾向がある。BIGLOBEモバイルLinksMateなどのように終日規制されているMVNOもあるが、IIJmioは空いていればMNO並みに使えるので、平日日中(昼休みを除く)や深夜早朝は快適そのものだ。

なお、タイプD、eSIM、タイプAそれぞれで利用者の増減に応じて適宜帯域調整されており、回線種別ごとに増強タイミングが異なるため、回線種別が異なると計測結果も変わるのだが、特にどれが快適ということはないので、どれを選んでも構わない(端末の仕様や行動範囲の電波具合などに応じて選ぼう)。

2021年春の接続・卸料金値下げ以降、各社とも急速に改善しているが、IIJmioも目に見えて改善した。MNOやその子会社のようなトップスピードこそ出ないが、普通に使える。それで業界最安値水準なので、格安SIMの中では定番だ。

SIMカード(タイプD マルチSIM)

対応機種

スマートフォンはもちろん、フィーチャーフォン(ガラケー・ガラホ)やデータ端末(モバイルルータやiPadセルラーモデルなど)でもAPNを設定すれば利用できる。 動作確認済み機種が公開されているので、契約前に確認しよう。

3サイズ(nano/micro/標準)対応のマルチSIMが提供されるので、使いたい機器に適した大きさに切り出して使うことができる。

バンド構成はドコモまたはauと同じ。SIMフリーの機種や中古店などで購入した機種はもちろん、他社で購入した機種も基本的にはそのまま使える(ただし、ソフトバンクワイモバイルで購入した機種は適さないことがある)。

5G n257 に対応している機種では、ミリ波も使える。と言ってもMVNOは接続方法の都合により、同じ場所で同じ端末を使って計測してもMNOのような速度にはならないのだが、実用上は充分快適に使えるだろう

タイプD 対応バンド構成

  • FD-LTE (4G) Band 1, 3, 19, 21, 28(B)
  • TD-LTE (4G) Band 42
  • 5G Band n78, n79 (Sub-6), n257 (mmWave)
  • W-CDMA (3G) Band 1, 6/19

※太字は主力バンド

5Gは2021年6月より、音声SIMで利用できる。追加料金はかからないが要申込。対応バンドはドコモと同様5Gと3Gは排他利用

タイプA 対応バンド構成

  • FD-LTE (4G) Band 1, 3, 11, 18/26, 28(A)
  • TD-LTE (4G) Band 41, 42
  • 5G Band (n1, n3,) n28, (n40, n41,) n77, n78 (Sub-6), n257 (mmWave)

※太字は主力バンド

FD-LTE Band 18/26 は重なっており、大抵の基地局が同時に吹いているので、どちらかに対応していれば、概ね実用上の問題はない。
5Gは2021年6月より対応。追加料金はかからないが要申込。対応バンドはauと同様。5G n3, n28, n41 およびn77の一部は転用帯域で、TD-LTE Band 42 からの転用帯域はauで2020年12月より提供中n282021年春よりエリアカバーで使われている帯域n3発表された帯域n412022年 9月以降順次開始予定、n40(2.3GHz帯)は2023年以降に提供開始予定。このほか、n1示唆されている(未提供)。

タイプDはVoLTE非対応の機種も使えるが、タイプAの音声SIMを使う時は au VoLTE に対応している機種を選ぼう。

左はタイプD(ドコモ)音声SIM、右はeSIMデータ。同じドコモの電波を使うが、eSIMの方が快適に使える傾向がある。(値は目安)

eSIM 対応バンド構成

  • FD-LTE (4G) Band 1, 3, 19, 21, 28(B)
  • TD-LTE (4G) Band 42
  • W-CDMA (3G) Band 1, 6/19

※太字は主力バンド

eSIMはデータ通信専用(通話・SMS不可)。電波はタイプD(ドコモ)と同じだが、5Gは使えない。

IIJmioはIPv6に完全対応しているので、IPv6のみにしても使える(が、通信相手の問題もあるので、IPv4/IPv6での利用を推奨

APN

近頃のSIMフリー機種では予めAPNを設定済みになっている機種も増えてきたが、どの機種を使うにしても、基本的にAPNの設定が必要。iPhoneでは構成プロファイルを使う。

  • APN iijmio.jp
  • ユーザー名 mio@iij
  • パスワード iij
  • 認証タイプ PAPまたはCHAP
  • APNプロトコル IPv4/IPv6 または IPv4v6
  • APNタイプ default,supl,hipri,dun
dun を設定できない場合は tether を試してみる。dun または tether を設定してもテザリングできない場合はこちらを参照。

IPv6に標準対応。APNを設定すればすぐに使える。 ただし、機種によってはプリセットされているAPNプロトコルが「IPv4」になっているものがあるので、確認して「IPv4/IPv6」に変更・保存しよう。

eSIMではAPNが自動設定されるが、テザリングを使う場合は手動で設定が必要になることがある。設定内容は上記と同じ。

5Gオプション

5Gには2021年6月から対応した。利用には対応端末が必要。また無料の「5Gオプション」を申し込む必要がある。手続きできる時間帯は毎日9:00~20:00。

タイプD(ドコモ)では、5Gオプションは毎日(上記時間帯)何度でも切り替えでき、即時反映される。ただし、タイプDのSMS機能付きSIMとeSIMでは利用できない

タイプA(au)では、1日1回のみ切り替えできる。

Androidでは、VoLTE通話をONにし、優先ネットワークの種類5G(機種により 5G/4G、5G/4G/3G/2G などの表記もある)にする。APNは共通。

iPhoneでは、【設定 > モバイル通信 > 通信のオプション > 音声通話とデータ】を開き、VoLTEONにし、5Gオートまたは5Gオンを選ぶ。構成プロファイルはそのままで使える。

機種ごとの情報は動作確認済み端末一覧に掲載されている。

5Gオプションを有効にすると、3Gは使えなくなる。「(ドコモの)5G SIMをLTE端末に挿すと、使えないことがあります。当初は全て5GのSIMにして、LTE端末でも使ってもらうというノリで考えていましたが、やはり5Gは5G SIM、LTEはLTE SIMで分けて考えなければなりません。」という話があったので、そうした制約の無いワイモバイルと違って、一律の5G対応は避けたのだろう。

ちなみにドコモからは5G契約のSIMカードを 4G (LTE) 対応のスマートフォンで使う際の制限事項が公表されているので、参考にされたい。

コンテンツ関連

LINEの年齢確認は、2021年 3月より対応した。契約時に本人確認を実施している音声SIMでのみ利用できる。

キャリア決済は提供されていないので、クレジットカードなど他の支払い方法を利用しよう。 未成年などでクレジットカードの利用が難しい場合は、PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)15歳以上)、セブン銀行16歳以上)、ソニー銀行15歳以上)、楽天銀行16歳以上)、auじぶん銀行(15歳以上スマホデビットau PAY プリペイドカード)などのネット銀行が発行しているデビットカードの利用を検討すると良いだろう。

キャンペーン

IIJmio(みおふぉん)

新規契約者向けキャンペーン

IIJmioは公式ホームページで頻繁にキャンペーンを実施しており、公式ホームページから契約するのがお得なことが多い。

店頭では、ビックカメラでは BIC SIM のキャンペーンをよく実施しているものの、他店ではあまり見かけない。店頭でSIMパッケージを購入できたり、ヨドバシカメラなど一部の店舗には即日開通カウンターも設置されていて、時期によりキャンペーンも実施されているが、店員から勧められることはまず無い。

ちなみにキャンペーンが実施されているときは、IIJmioでは初期費用3,300円が1円などに値引きされていることがある。他社では初期費用3,300円を後から請求されることが多いので、還元額を同列に比較せず、初期費用も考慮しよう。

なお、エントリーパッケージ「IIJmioえらべるSIMカード」もあるが、IIJmioではWebで申し込むと初期費用1円キャンペーンなどを利用できることがあるので、必ずしも得にはならない。

既存契約者向けキャンペーン

IIJmioでは機種変更などで端末を購入する契約者向けに、時々キャンペーンが実施される。

例えば2021年11月には、既存契約者が端末のみ購入すると5000円~10000円分のギフト券をもらえるキャンペーンが実施されている。

もちろん家電量販店や通販サイトなどでSIMフリー機種を買ってきてSIMカードを差し替えれば使えるので、iPhoneなどは家電量販店で買うと良いが、IIJmioが販売する機種は、キャンペーンを狙うとお得に購入できることもある。

また、SIMカードの交換・再発行にかかる手数料を割り引くキャンペーンも時々開催される。新しいiPhoneが発売される時期などの商戦期に実施されることが多いようだ。タイプD(ドコモ)とタイプA(au)の変更をしたい、データSIMを音声通話SIMに変更したいといった場合に、お得に利用できる。

従量制プラン

IIJmio(みおふぉん)
 2020年 8月に始まったプラン。

au網(タイプA)のみで、使った分だけ課金される、その名の通り従量制の1プラン。楽天モバイルのような気楽さがあり、auと同じ全国のエリアで利用できる。 月々のデータ使用量が大きく変わる、または使う量にあわせてプラン変更手続きするのが煩わしいといった人に向いている。

従量制だが月々のデータ通信の利用上限値を1GB単位で設定できるので、意図しない課金が発生したり、子どもに持たせて使い過ぎる心配がない。

ただし、データSIM(SMS付き)の1GBまで528円(税別480円)は割安だが、それ以外は概して割高。音声契約は月額770円(税別700円)加算されて割高になるので、ギガプランで契約する方がお得

データSIMを使うにしても、iPadなどのeSIMを使える機種ならば、ギガプランの方がお得。従量制プランではデータシェアを組むこともできないので、複数回線利用にも不便だ。

契約時は初期費用3746.6円(税別3,406円)がかかる。期間契約や解約金はないが、音声契約の場合は12ヶ月以内で解約すると「音声通話機能解除調定金」1,000円を請求される。

昔はともかく、今は主力のギガプランが値下がりしているので、繰り返しになるが、これから音声SIMやeSIMを契約するのならギガプランにしておく方が良い

2022年 6月上旬から(翌月適用なので実際に利用できるのは7月から)、従量制プランからギガプランへプラン変更できるようになった。変更手数料はかからない。

eSIM専用「データプラン ゼロ」

IIJmio(みおふぉん)

詳しくはeSIM#IIJmioを参照

データ専用プラン(SMSも使えない)。 全く使わない月は165円、使った月は1GBあたり495円(上限10GB/月)。

その名の通り基本データ容量が0なので、使うときは1GB毎にデータチャージが必要。

チャージはWebまたは専用アプリ(Android版iPhone版)でできるが、都度チャージが必要な上、iPadではアプリが使えないなど、地味に不便がある。

予備用(普段は寝かせて、たまに使う人)には良いが、常用するなら#ギガプランの方がお得になる。

ドコモ網のMVNOだが、フルMVNOで「IIJ」と認識されるため、ドコモが販売した端末を含め、SIMロック解除が必要。

初期費用は契約時に3,300円(税別3,000円)と、SIMプロファイル発行時に220円(税別200円)かかるが、3,300円については時々キャンペーンで安くなることがあるので、急ぎでなければキャンペーンを待ってみるのも良いだろう。

機種変更時にはSIMプロファイル発行手数料220円(税別200円)がかかる。

各種手続き

IIJmio(みおふぉん)

新規契約・MNP転入

新規契約は主にWebで受け付けている。契約事務手数料は3,300円SIMカードの種類により220~446.6円かかる。送料は無料。

商戦期などには、音声通話SIMやeSIMをWebで申し込むと契約事務手数料が安くなるキャンペーンがよく開催されている。

MNP転入(番号そのままで他社からのりかえ)の場合は、申し込み時点でMNP予約番号の有効期間が7日以上残っている必要がある

注意点として、IIJmioは普段から新規契約/機種購入手続きに時間がかかるので、余裕をもって早めに手続きしよう。

IIJmioでは通常は申し込みの翌日に本人確認手続きが完了し、本人確認完了後、最短4日~5日で発送されるのだが、他社では申し込みの翌日には本人確認が完了し、本人確認完了の翌日には発送される(⇒申し込みの翌々日くらいには発送される)所も多いので、その感覚でいるとアテが外れるかもしれない。特に乗り換えや端末故障などで急いでいる場合は注意したい。

2022年 5月13日以降は、さらに申し込みの集中により本人確認手続き及び商品の発送が遅延している。5月下旬時点で、通常は1日で済む本人確認だけで4~5日もかかるほど大幅に遅延しているようだ。書類不鮮明などで再手続になるとさらに大幅に遅延することも考えられる。

乗り換え(MNP転入)の場合は開通手続きでも時期を調整をできるので、IIJmioへの乗り換えを検討している場合は余裕をもって早めに手続きするとともに、今は念のため切断型MNP(MNP予約番号の発行と同時に解約する手続き、ドコモなどで取り扱っている)の利用は避ける方が良いだろう。

家電量販店の格安SIM即日開通カウンターで実施しているキャンペーンの例

即日開通カウンター

店頭で申し込みたい場合は、一部家電量販店即日開通カウンターでも申し込めるが、通常の契約事務手数料に加えて即日発行手数料1,100円がかかる。キャンペーンも対象外になることがあるので、特に急ぎであったりサポートが必要な人以外は、Webで申し込む方がお得になることが多い。

店頭の即日開通カウンターではSIMのみ契約して、端末は必要に応じ各店舗で購入する。端末の価格(機種代金)は店舗により異なる。店頭独自の値引きキャンペーンもあるが、店舗や時期によって異なる。SIMカードの設定等は、店舗の有償サポートを利用できる。

ビックカメラ、コジマ、ソフマップの場合は、IIJmioが提供する「BIC SIM」になるが、通信品質や基本的なサービス内容は同じで、BIC SIM には公衆Wi-Fiサービスが付いてくる。また、ビックポイントで料金を支払うことができる。

即日開通カウンターではIIJmioの機種購入に伴うキャンペーンは対象外になり、店頭独自のキャンペーンが実施されていることがある。端末価格も異なり、家電量販店の価格・ポイント還元等が適用になる。

IIJmioえらべるSIMカード

他社ではエントリーパッケージなどと呼ばれている物。SIMカードは入っていない(申し込み後に送られてくる)。

エントリーコードが入っていて、このコードを使って申し込むと、初期費用3,300円が無料になる。つまり、パッケージ代金が初期費用の替わりになる。それが数百円から販売されているので、3千円近くお得になることもある。

Amazonなどの通販サイトではダウンロード版もあって、使いたい時にすぐに入手できる。長いこと置いておくと無効になることがあるので、新規契約(MNP転入を含む)する間際に購入すると良い。

ただし、IIJmioはキャンペーンで初期費用が安くなることがあるので、このパッケージが必ずしも得とは言えない。購入前に公式のキャンペーン情報を確認しよう。

また、「音声通話パック」「ウェルカムパック」なども販売されているが、パッケージによって申し込めるプランが異なる(ギガプラン用と従量制プラン用がある)ので、購入前によく確認しよう。

SIMカード発行手数料は別途。タイプDでは433.4円(税別394円)、タイプAでは446.6円(税別406円)、eSIMでは220円(税別200円)。

開通手続き

契約すると送られてくる案内を開くとSIMカード(右上)が入っている

MNP転入(番号そのままでのりかえ)やSIMカード交換の際は、新しいSIMカードを受け取った後、開通手続きが必要。

開通手続き方法はSIMカードと一緒に送られてくる紙に書かれているが、0120-711-122(通話料無料、年中無休 9:00~19:00)に電話して、自動音声の案内に従って操作する。 固定電話やIP電話、他の携帯電話等からでも手続きできるが、発信者番号通知ができない電話(公衆電話、国際電話、国際電話扱いになるSkypeOut等の一部IP電話)は使えない。

開通手続きに必要な電話番号とICCID(の下4桁)はSIMカードに記載されている

開通させたい電話番号(SIMカードにラベルが貼ってある)とSIMカードの識別番号(ICCID)の下4桁(SIMカードにレーザー刻印されている)を入力する必要があるので、手元に用意しておこう。

電話してから5~10分ほどで切り替わる(電話口では1時間と案内されるが、そんなにはかからないと思う)。他社では開通手続きをするとすぐに切り替わる所もあるが、IIJmioでは5~10分ほど猶予があるので、切替前の電話で開通手続きして、電源を落としてSIMカードを入れ替え、再度電源を入れてAPNを設定した頃に使えるようになる感じ。

開通手続き後10分ほどは、最大300kbps(ギガプラン以外は200kbps)に制限されるが、待っていればじきに普通に使えるようになる。

なお、MNP転入の際に開通手続きができるのは、MNP予約番号の期限前日まで。期限当日になると自動で切り替えが行われるが、その場合は時間を選ぶことはできない。

ネットワーク暗証番号

IIJmioでは基本的に使わないが、回線を借りているMNOの都合で使う場合には、一律で「1234」に設定されている。

回線開通後に会員専用ページにログインして、任意の番号に変更できる。

「My IIJmio」アプリでシェアグループのデータ残量とSIMごとのデータ利用量を見られる

残りデータ容量の確認

「My IIJmio」アプリ(AndroidiPhoneHuawei)を使って見ることができる。 このアプリを使うと、シェアグループ全体のデータ残量と、SIMごとのデータ利用量を簡単に見ることができる(右図)。

もちろん、会員専用ページにログインして見ることもできる。

また、高速データ通信(クーポン、節約モード)の切り替えもこのアプリでできる。 料金は最新の請求額は見られるが、明細を見るにはWebブラウザでのログインが必要。

なお、IIJmioクーポンスイッチ「みおぽん」というアプリ(Android / iPhone)でも見られるが、シェアグループには対応していないので、複数枚のSIMを契約してシェアして使っている場合には、残量確認はできない。「クーポンスイッチ」という名の通り、クーポンON/OFFの切り替え(他社でいう節約モード、制限モードに相当)はできるが、「My IIJmio」アプリでもクーポンのON/OFFはできるので、今後は「My IIJmio」アプリを使う方が良いだろう。

「My IIJmio」アプリは停止されていたが、2021年11月 8日に再開された。

データ容量の追加

契約データ容量を使い切りそうな時は、会員専用ページで追加できる。追加料金はプランにより異なるが、ギガプランでは1GBあたり220円で追加でき、追加料金としては最安値水準。

プラン変更

ギガプランの契約データ容量は、毎月でも変更できる。変更は翌月から適用になる。余ったデータ容量の繰り越しも可能。

変更手続きは会員専用ページでできるが、毎月末日は変更できないので、少し早めに手続きしよう。

ただし、一度プラン変更予約をすると、翌月まで一切のキャンセル・変更ができなくなってしまう。事情が変わってやっぱり他の容量にしたい、SIM交換したいといった場合も、一切の手続きができなくなってしまう。eSIMの場合は機種変更時に再発行手続きが必要になるが、それも出来なくなってしまうので、急な故障等にも対応できなくなる。あまりにも融通が利かなくて不便なので、月の初めの方で手続きをするのも考えもの。

旧プランからギガプランへの変更

#旧プランを利用中の場合、打ち切られた「ミニマムスタートプラン」「ライトスタートプラン」「ファミリーシェアプラン」「ケータイプラン」「ライトスタートプラン eSIMベータ版」からギガプランへは変更できる。手数料などはかからず、翌月から適用になる。

一方、継続提供されている従量制プランeSIM専用「データプラン ゼロ」」からギガプランへの変更はできない。 →2022年 6月上旬より(翌月適用なので、適用月基準では7月より)、「従量制プラン」「エコプラン」から「ギガプラン」へ変更できるようになった。「データプラン ゼロ」からの変更は引き続き不可。

機種変更

機種変更したいときは、特段の手続き不要で、通販サイトや家電量販店などで新機種を買ってきてSIMカードの差し替えやAPNの設定をすれば使えるようになる。機種の選び方は#対応機種を参照。

IIJmioで販売している機種を購入することもできるが(後述)、キャリアショップがあるわけではないので、機種変更に伴う回線切替、SIMカードの差し替えやAPN設定等は自分で行う必要がある。 家電量販店や通販モールなどでSIMフリー機種を買うのと変わらず、手続き的にはむしろ他所で買う方が手っ取り早いので、好きな所で買えば良いだろう。

IIJmioで販売している機種の購入

IIJmioで販売している機種を購入することもできる。mioID(会員登録)は必要だが、回線契約がなくても購入できる。ただし、IIJmioでの機種購入は手続きも煩雑だし時間もかかるので、故障等で急ぎの場合にはあまりお勧めしない。

IIJmioで購入するメリットは、一括払いのほか24回分割払い(毎月の通信料金と合算で請求される)を利用できることと、端末補償オプション(有料、要申込)を利用できる。

また、既存契約者が端末のみ購入するとギフト券をもらえるキャンペーンが実施されることもある。

機種変更手数料はかからない(SIMカードの交換が必要な場合やeSIMを使っている場合には手数料がかかる)。

一方デメリットは、端末のみ購入しても本人確認が必要で、購入手続きに非常に手間と時間がかかる。申し込んでから端末が届くまでに1週間ほど(最短でも5日以上)かかる(2022年 5月13日以降はさらに遅延している)。

購入した端末は宅急便【契約者住所限定、対面配達、転送不可、宅配BOX不可】で届くので、留守がちな人は受け取りも面倒。

IIJmioで販売しているSIMフリー機種の多くは大手通販モールや家電量販店などでも買えるので、急ぐ場合は家電量販店や通販モールなどで買う方が手っ取り早いと思う。

家電量販店へ出向けば(在庫があれば)その場で商品が手に入るし、通販で買えば最短翌日に商品を受け取れる。ビックカメラなどでは無金利の分割払いもでき、分割回数も選べる。忙しい人は仕事帰りに家電量販店へ買いに行くか、宅配ロッカー等でも受け取れてポイントも貯まる通販モールを利用する方が良いと思う。

また、IIJmioで購入しても設定等のサポートは無いので、SIMカード交換等のサポートが必要な場合は、家電量販店の店頭で購入して有償サポートを利用しよう

SIMカードの交換

SIMカードは宅急便で送られてくる。送料はSIMカード変更手数料に含まれている

機種変更したい時は、SIMカードを差し替えてそのまま使える(eSIMを除く)。

タイプ変更(ドコモ⇔au)やサイズ変更、紛失等で再発行する場合は、SIMカード1枚につき、SIMカード変更手数料2,200円+SIMカード発行手数料がかかる。送料は無料(SIMカード変更手数料に含まれている)。

SIMカードは宅急便(対面配達、転送不可、宅配BOX不可)で送られてくる。だいたい3営業日くらいだが、配達日・時間帯の指定はできない(クロネコメンバーズの機能は使える)。

データ専用やSMS付SIMの場合、変更・交換手続きをすると、新しいSIMカードが到着するまでSIMカードを使えない期間が生じる。

音声SIM同士の交換(タイプD⇔タイプAの切り替え)の場合は、SIMカードを受け取った後に切り替え手続きをすることで使えるようになる(旧SIMカードは切り替え手続きを始めるまで使える)が、切り替え手続きは9時~19時の間に行う必要がある。

急ぎの場合は一部家電量販店即日開通カウンターでも交換できるが、上記の手数料に加えて即日発行手数料1,100円がかかる。

SIMカード発行手数料は、タイプD(ドコモ)のSIMカードを発行する場合は433.4円(税抜394円)、タイプA(au)の場合は446.6円(税抜406円)。
eSIMの再発行手続きをするとアクティベーションコード(QRコード)が提供されるので、これをパソコン等で表示し、契約情報を書き込みたいスマートフォン等を操作してカメラで撮影する

eSIMの再発行(機種変更)

eSIMを使っていて機種変更する場合は、eSIMの再発行手続きをする。SIMカード変更手数料はかからないが、eSIMの(再)発行手数料220円がかかる。

なお、IIJmioのeSIMはデータ通信のみ(音声通話不可)。

解約・MNP転出

純解約(電話番号を廃止)する場合は、会員専用ページで解約を申し込むと、同月末日で解約になる。つまり解約予約となり、月末までは使える。

月末の前日までは、解約予約をキャンセルできる。

音声通話SIMは、MNP転出(番号そのままで他社にのりかえ)できる。手数料は無料だが、MNP予約番号の発行に1~4日かかる。予約番号は期限があるので使う間際に発行するのが鉄則だが、IIJmioでは即日発行されないので、少し早めに発行する必要がある。

MNP転出する場合、転出先で開通手続きすると同時にIIJmioが使えなくなるが、料金は月末まで満額請求される。

MNP予約番号を使わなかった場合は解約されない。MNP予約番号の再発行が必要な場合は、有効期限が切れた後に再度発行手続きすれば良いが、急ぎの場合はIIJサポートセンター(コールセンター)に電話して相談してみよう。

サポート

端末補償オプション(新品)

IIJmioでの新品端末(Android機種)の購入と同時に加入できる。

メーカー保証期間終了後の自然故障はもちろん、メーカー保証対象外になる画面割れ・水濡れ・全損等も補償される。

ただし修理対応はなく、交換対応のみ。交換端末はリファビッシュ品になる。

月々の掛金(機種により418円または550円)に加え、利用(交換)時に5,500円(2回目は8,800円、1年に3回以上は交換不可)の交換代金が必要。

サービス内容は交換のみに限定される(修理は対象外だ)が、大手キャリアが提供する同様の補償サービスよりも安いのが特徴。また、交換端末が最短翌日に届くのも嬉しい。

交換は電話で申し込む(電話番号は端末購入時に同梱されているカードに記載されている)と、翌々日まで(一部地域を除く)に交換端末が届くので、交換端末と引き換えで故障端末を渡す。

申込時に、「mts」から始まるサービスコード、端末のIMEI、IIJmioの電話番号を聞かれるので、予め控えておこう。

また、SIMカードの差し替えやデータの移行などは自分で行う必要がある。

交換代金は毎月の利用料と合算請求される。

端末補償オプションはIIJmio回線を解約した後も利用できる。言い替えれば、回線を解約しても端末補償オプションは解約されないので、不要になったら端末補償オプションの解約手続きを忘れずに。

端末補償オプション(中古)

IIJmioが販売するiPhone・iPadが対象。

月額費用は550円で、原則修理対応となるが、全損時には交換対応になる。修理・交換いずれの場合も無料だが、年に2回までの修理・交換が補償対象になる。

発送修理と持込修理があるが、どちらの場合も最初に電話で申し込みが必要。

発送修理の場合、修理を申し込むとセンドバックキット(貸出機入り)が送られてくるので、それを使って故障端末を発送する。

持込修理は一部機種の画面修理が対象。iCracked Storeに持ち込むと原則即日修理となる。

つながる端末保証

持込端末や家電量販店などで購入した端末が対象。新品/中古を問わず利用できるが、IIJmioの契約に紐づいており、回線の新規契約(MNP転入を含む)と同時にしか申し込めない、回線を解約すると保証が終了する、契約時にIMEIの登録が必要で、IIJmioのSIMカードを使っている端末のみが保証対象になるといった制限がある。

メーカー保証終了後の自然故障のほか、破損・汚損、水濡れ、全損が対象になる。

掛金は月々550円で、修理は自己負担0円、交換は1回目4,400円、2回目8,800円。ただし保証上限金額が50,000円で、超過する場合(高額端末など)は差額が自己負担になる。

交換の場合は、同じ機種・カラーが提供されるわけではない。特に機種数の多いAndroidの場合、交換すると違う機種になると考えておく方が無難だろう。

でもこのサービス内容だと、むしろクロネコ「スマホもしも保険」(破損・汚損のみ対象のライトプランは月額200円で安いし、月額470円のスタンダードプランは水濡れや盗難・紛失も対象になる)などに加入する方が良いかも。

端末の製造番号に相当。
申し込み時に登録したIMEI(製造番号)の端末であることはもちろん、保証を利用する直近に登録したIMEIからIIJmio回線に接続した履歴がないと保証対象外になるようだ。

各種問い合わせ

よくある質問 (FAQ)などを調べても解決しなかった不明点などは、チャット、メールフォーム、または電話(コールセンター)で問い合わせできる。

電話は比較的すぐにつながるし、Webフォームもあるので、問い合わせはしやすい。

旧プラン

IIJmio 高速モバイル/D」始まって以来の息の長いプランだが、2021年 4月からの「ギガプラン」開始に伴い、旧プランは2021年 6月より順次、新規申し込みを停止した。

もっとも、4月以降は新プランの方がお得になるため、あえて旧プランで契約する必要はないし、既存プランを利用している人も早めに新プランに変更手続き(手数料無料)するとお得だ。

ファミリーシェアプラン

その名の通り、家族で(または自分で)複数回線利用することを想定している。

3枚までSIMカードを発行し、データ容量をシェアして使う、IIJmioを代表するプランだったが、「最近格安スマホをご検討いただいている方々だと使い方が難しい面があるため」大幅改定に踏み切ったそうだ。

4枚目以降は別途月額料金がかかるが、最大10枚まで追加できる。

データ+音声という構成で、音声SIMの月額料金は、データSIMの料金+770円(税別700円)。

音声SIMのMNP転出手数料は3,300円。音声SIMは12ヶ月以内に解約すると音声通話機能解除調定金 1,000円を徴収される。

このプランが始まって9年経つが、昨今の競争激化もさりながら、スマートフォン利用者の裾野の広がりにより、利用者像が大きく変わったのだろう。

筆者も2012年より本プランを使っていたが、開始当初はSIMをたくさん使える本プランは画期的だったし、SIMフリースマートフォンやパソコンなど様々な機器に入れて使っていたものだ。

しかし今では、そんなギーク層だけを相手にしていても商売にならず、むしろ家族で節約して使いたいといった人が多いのだろうね。

ライトスタートプラン、ミニマムスタートプラン

上述の「ファミリーシェアプラン」とほぼ同じだが、こちらはSIM1枚のみを使うことを想定したプランで、データ容量は少なめに設定されている。

しかし後に改定され、SIMカードを追加できるようになり、垣根が低くなった。ただし2枚目以降に別途基本料がかかるので、複数枚のSIMを使う場合は「ファミリーシェアプラン」の方がお得になる。

BIC SIM

BIC SIM」(ビックシム)は、IIJmio が提供している通信サービスの、ビックカメラグループ向けのブランド。

ギガプラン」、「従量制プラン」(BIC SIM では「ギガぴた」)、ケータイプランを提供中。

サービス内容・料金はIIJmioのものと同じだが、IIJmioにない特徴としては、BIC SIM には「ギガぞうWi-Fi」を無料で使える特典が付くことと、通信料金をビックポイントで支払うことができる。

また、一部#キャンペーンと、販売している端末の価格は異なる。

契約窓口はビックカメラグループのみで、ビックカメラ、コジマ、ソフマップ店頭で契約するか、ホームページまたはエントリーパッケージで契約する。

ビックカメラグループの主要店舗に「BIC SIM カウンター」が設けられていて、即日開通の手続きができるようになっている。

IIJ

IIJNTTの関連会社だが、親方日の丸なNTTグループの中では独立色が強い。インターネット接続普及期にIXを手掛けていたメンバーが起業したISP事業が起源で、法人向けサービスに強みを持つ。

個人向けサービスは「IIJ4U」(アイアイジェイフォーユー)のブランド名で事業展開していた。ダイヤルアップインターネット接続から始まり、「Pocket Wi-Fi」で知られるイー・モバイルのMVNO(高速モバイル/EM)なども行っていたが、それらのプロバイダサービスは終了し、2016年3月末にIIJ4UはIIJmioに統合された。現在は格安SIMとフレッツ光・ADSLに特化している。

4G LTEMVNO事業は黎明期より手掛けており、2012年 2月に「IIJmio高速モバイル/D」(現在の「タイプD」)を始め、日本通信に次ぐ「格安SIM」の草分け的存在。 2016年10月よりau網を使う「タイプA」を始めてマルチキャリア化し、概ね現在の形になった。2019年 7月にはeSIMにも対応した。

インターネット関連技術に強みを持ち、IPv6対応では先陣を切って2009年より開始、今では全プランでIPv6IPv4とのデュアルスタック)に標準対応している。また、閉鎖的なiPhoneへの対応でも業界をリードし、「フルMVNO」(加入者管理機能を持ち、SIMカードを自社で発行できるMVNO)などの新しいサービスにも積極的。

半面、ホームページの造りが無骨だったり(ここ数年でだいぶ垢抜けたが)、店頭販売が弱かったり、サポート窓口がテンプレ対応でぶっきらぼうだったりする。良くも悪くも、技術寄りの会社。

参考リンク

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