HELLO CYCLING

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サイクルステーション例

HELLO CYCLING(ハロー サイクリング)は、OpenStreet(オープンストリート、ソフトバンクヤフー系)が提供するシェアサイクル(コミュニティサイクル、レンタサイクル)システム基盤と、それを利用した各者のサービスの総称。

共通ロゴ イメージカラーは黄色

貸出・返却を行う場所の呼称は「サイクルステーション」(右図)。

サービス提供主体は、一部直営のものもあるが、基本的には地域の事業者や自治体などが行っている。

様々な事業者が参入しているが、HELLO CYCLING に参加していれば基本的には日本全国で相互利用できるのが特徴。

とはいえ、他社と同様、サイクルステーションの配置には地域により偏在があるので、実質的に利用できる地域は限られる。 #主な提供地域と事業者を参照

キャンペーン

ギフトアイコン付きステーションのピンをタップすると、現在提供中のクーポン内容が表示される
商業施設の開店に合わせて特定の場所で実施されるキャンペーンの例
現地に設置されているチラシにクーポンコードが掲載されていることもある

紹介クーポン

新規登録時に限られるが、すでに HELLO CYCLING を利用している知人等から「紹介コード」を送ってもらい、会員登録時に入力すると、1回(30分・130円まで)無料で乗車できるクーポンをもらえる。

1人1回まで登録できる。身近に利用している知人がいなければ、筆者の紹介コード【qNlq6VoYOF】をどうぞ。

学生さんは、学生専用紹介コード【4gQounXuhK】でもOK(学生専用コードで登録するとクーポンを2倍もらえるが、「マイナビ学生の窓口」アカウントとの連携が必要)。

紹介クーポンは誰でも1回だけ登録できる。紹介クーポン以外の他のクーポンと併用可。紹介する側には人数制限無し。

返却時クーポン

特定のサイクルステーションに返却した場合に、クーポンが自動提供されることがある。 主要駅の駅前などの、特に貸出の多いサイクルステーションで、貸出可能台数が少なくなったときに、時々実施されている。

または、逆の場合(返却が多いステーションで借りるとクーポン付与)もあるよう。

該当するサイクルステーションは、アプリのマップ上にギフトアイコンが付いているので、それを開く(タップする)と、提供されるクーポンの内容が表示される。(右図)

特に利用が多いステーションで、台数が少なくなった時に需給調整のために実施されることが多く、その場合は先着順(ある程度台数が集まった時点で終了)となる。

タイアップイベント

新規開業や地域のイベントなどに合わせて、期間を決めて実施されるキャンペーンもある。その場合も#返却時クーポンと同様に、地図にギフトアイコンが出るので、タップすると内容を確認できる。

また、頻度は少ないが、商業施設の開業などに合わせてイベントが実施されていることがある。右図は2022年 5月に実施されたミカン下北のイベント。

ホームページなどで告知されることがあまりないので、見つけるのは運次第の面もあるが、イベント開催中は地図上に変わったアイコンが出るので、地図を見て変わったものを見かけたらタップして開いてみよう。

チラシクーポン

地域や時期により、サイクルステーションに設置されているチラシにクーポンコードが掲載されていることがある。

クーポンが載ったチラシを入手したら、アプリを開き、【右上の(三本線) > マイページ > クーポン登録】で登録すると、利用できる。

同じコードを登録できるのは1回のみだが、他の地域で提供されている異なるコードや紹介コードとは別個に利用できる。

特徴

HELLO CYCLING 加盟事業者間ならば、借りた場所と異なる事業者のサイクルステーションでも返却できる(一部の観光地を除く)
自転車の貸し借りなどを管理する車体端末は3種類が混在している(2022年現在)。左から、初代、2021年に登場した2代目、2022年より導入されている最新の「黒いロック」。2023年末までに、ほとんどが「黒いロック」に交換された
ホームページやスマートフォンアプリで付近のサイクルステーションを確認。空きがあるステーションは黒色で、空きが無いステーションは灰色で表示される。

できること

  • 無人での自転車の貸出・返却(原則としてスマートフォンやタブレットなどの携帯端末が必要
  • 24時間365日利用できる(一部のサイクルステーションを除く)
  • 全国どのサイクルステーションでも返却できる(一部の車種を除く)
  • Suicaなどの非接触ICカードを使って貸出・開錠できる(要登録)
  • 料金のクレジットカードでの支払い(現金不要)
  • デビットカードVISAデビットJCBデビット)が使える(ドコモはデビットカード利用不可)
  • PayPay残高での支払い
  • WebMoneyBitCashでの支払い(「HELLOマイル」というポイント購入)
  • 利用した分だけ課金。利用しなければ0円。
  • 時間料金(15分単位)と上限料金(12時間または24時間単位)があるが、自動で切り替わるので、借りる前に意識する必要はない。(土浦は1日料金のみ。)⇒料金一覧

HELLO CYCLING 加盟各社間であれば、他の事業者のサイクルステーションでも返却できる(土浦、下田など一部を除く)のが最大の特徴。

対するドコモ・バイクシェアでは、例えば隣接する大田区と川崎市と横浜市がそれぞれ自治体境界で分断されていて、地域をまたぐ利用ができない(東京都区部は例外)。

できないこと

  • 満車のサイクルステーションでの返却 - 満車の場合は他のサイクルステーションまで行って返却する必要がある
  • サイクルステーション以外での返却
  • HELLO CYCLING 以外のサイクルポート(ドコモ・バイクシェアやPiPPA、ecobikeなど)への返却
  • フィーチャーフォン(いわゆるガラケー・ガラホ)での利用
  • 有人応対(電話での予約・貸出・返却も不可)
  • Suicaなどの電子マネー残高での料金の支払い
  • 料金の現金での支払い
  • 1日パス(定額で何度も借りて返せる)や定期利用の設定は無い(松本市に限り、2020年10月より月額プランが始まった
  • 操作パネルはタッチパネルなので、手袋を着けていると操作できない(ドコモはボタンなので手袋をしていても操作できる)
コンビニ等の店舗に併設のサイクルステーションでも、店舗は場所を貸しているだけなので、店員は対応できない。コールセンターは24時間365日営業だが、故障・事故対応のみ。

サイクルステーションが満車だと返却できないのが最大の課題。借りる前に、返却場所の空き具合を確認する必要がある。借りた後で専用アプリを使って返却予約できるので、手間だがうまく活用しよう。

対するドコモ・バイクシェアでは、ラックに収まらなくても電波が届く範囲であれば返却できる(一部のポートを除く)。

利用方法

会員登録

最初に、ホームページまたは専用アプリで会員登録が必要。

スマートフォンを使っている場合は専用アプリ「HELLO CYCLING」 (Android / iPhone (iOS)) を使うのが便利。アプリは全国共通で使える。

会員登録時に#支払方法の登録は必須ではないが、どのみち必要になるので、先に登録しておこう。

予約時に都度PayPayで決済する場合は、登録不要。

また、会員登録時に「紹介コード」を入力すると、1回(130円まで)無料で乗車できるクーポンをもらえるので、HELLO CYCLING を利用している知人等がいる場合は、登録前に送ってもらうと良い。

身近に利用している知人がいなければ、筆者の紹介コード【qNlq6VoYOF】をどうぞ。
学生さんは、学生専用紹介コード【4gQounXuhK】も利用可(学生専用コードで登録するとクーポンを2倍もらえるが、「マイナビ学生の窓口」アカウントとの連携が必要)。

登録料・年会費などは無い。支払いは利用した分(従量課金)のみ。

Windowsパソコン・タブレット等から会員登録・貸出手続きする場合は、各地域の事業者のホームページで行う。 #主な提供地域と事業者を参照

セブン銀行のJCBデビット利用例、図は「与信枠」が2,000円だった頃のもの
自転車を借りる際の予約画面

支払方法

基本的に、クレジットカード(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)または PayPayを使う

HELLO CYCLING アプリにログインした後、【右上の「≡」をタップ > 「マイページ」 > 「決済方法を登録・変更」】より登録する(ただしPayPayは登録不要、都度アプリを呼び出して決済する)。

クレジットカードやキャリア決済などの後払いを使いたくない人は、Nudgeなどの現金払いや前払いができるクレジットカードをひとつ持っておくと良いだろう。オンラインで最短即日発行されて、すぐに登録できる。

未成年などでクレジットカードを持てない人は、非推奨だが一部の銀行が発行しているデビットカード(預金口座から即時引き落とされるカード)が使える

例えばソニー銀行の「Sony Bank WALLET」PayPay銀行のVisaデビット付きキャッシュカードは満15歳以上で作成できる。住信SBIネット銀行京王NEOBANKを含む)は0歳から口座を作れ、15歳までは保護者が管理するが、15歳未満でもデビットカードを発行できる楽天銀行は16歳以上

ただし、デビットカードの利用は推奨されていない。一時的に「信用枠」(保証金のようなもの)が課金され、自転車返却時に返金される仕組みを採っているためと思われる。

デビットカードの場合、予約・貸出時に「与信枠」として一旦1円が引き落とされる。自転車の返却手続きをすると1円が返金され、使った分の料金が引き落とされる。

ちなみにVプリカも利用できるものの、仕組み上、返金不能などのトラブルの原因になることも予想されるので、少なくとも使い捨て番号の利用は避け、普通のクレジットカードか銀行系デビットカードを使う方が良いと思う。

また、一部の携帯電話会社のキャリア決済(SoftBankまとめて支払い、ドコモ払い、auかんたん決済/au WALLET)が使える。ドコモ・バイクシェア(ドコモ払い以外不可)と違って主要キャリア【ソフトバンクワイモバイルLINEMO、NTTドコモ・ahamoaupovoUQモバイル】に対応しているが、楽天モバイルMVNOでは使えない。キャリア決済の「与信枠」は2,000円なので、利用限度額ぎりぎりだと借りられないことがある。また、キャリア決済は手数料100円かかる。100円分のクーポンが提供されるものの、クレジットカードや銀行系デビットカードの方が使いやすいと思う。

このほか、PayPayWebMoneyBitCashの残高を使って、先に「HELLOマイル」という前払いポイントを購入(チャージ)しておくこともできる。6ヶ月の有効期間がある上、手間がかかる&残高管理が面倒になるが、未成年などでクレジットカードやキャリア決済を使えない人には良さそうだ。

なお、登録済みの各種クーポンを使いたい場合は、自転車を予約する度に選択する必要がある(ただし、登録済みのICカードで借りる場合は、最も有効期間が短いクーポンが自動的に適用される)。

Yahoo!ウォレットもあるが、登録したクレジットカードからの引き落としになるので、クレジットカードであることに変わりない。
「与信枠」は当初2,000円だったが、クレジットカード類では1円に減額された。PayPay払いやキャリア決済では今も2,000円が一旦引き落とされる。キャリア決済では限度額が低めに設定されている(1円引き落としてから精算後に増額することができない場合がある)ためだと思われる。デビットカードを使うと借りた時に「与信枠」の1円は引き落とせても、返却後に正規の料金を引き落とせず未払いでアカウント停止等になってしまうことも考えられるため、残高不足にならないよう気をつけよう。
PayPayで予約する場合、PayPayアプリに遷移する方法と、HELLO CYCLING アプリでログインする方法があるが、前者がおすすめ

PayPay

2021年 5月中旬より、HELLOマイル不要でPayPayを使えるようになった(ICカードによる貸出時を除く)。

PayPayでは借りるときに残高から2,000円分引かれ、返却手続きすると使った分の料金に修正され、残りはPayPay残高に戻される(右図)仕組みになっているため、借りる前に2,000円以上の残高を用意しておく必要がある

予約時にPayPay残高から「与信枠」2,000円が引き落とされるが、自転車を返却すると請求額が修正される仕組みになっている

手順はこんな感じ。

  1. 自転車の予約画面に入り、料金やクーポン使用を確認して、「利用規約に同意する」にチェック
  2. 一番下の「PayPay残高からの支払いで予約する」をタップ
  3. 「PayPayアプリでこの支払いを続ける」の右側にある「アプリを開く」をタップ(右図)
    PayPayにログインすることもできるが、手間が増えるし、筆者が試した時には不具合も出たので、お勧めしない。
  4. PayPayアプリで支払い金額を確認。2,000円と表示されるが、これがいわゆる「与信枠」。
  5. PayPayアプリで支払い完了後、数秒すると HELLO CYCLING アプリに戻るので、それまで待つ。
  6. HELLO CYCLING アプリに戻った後、自転車の解錠ボタン(または解錠に使うパスコード数字4桁)が表示される。

クレジットカードであれば予約ボタンを押すだけで済むところ、PayPayだと一旦PayPayアプリに遷移して支払う手間が増える。

PayPayをあまり使わない人は「与信枠」2,000円分の残高が残ってしまうことになるし、2,000円を払った際に表示される付与予定のポイント(基本0.5%)も当然ながら返却時に精算されるので、得するわけでもない。

クレジットカードや銀行系デビットカードを使える人は、手間をかけてまでPayPayを使う必要はないと思うが、PayPayポイントも使えるので、Yahoo!ショッピングのヘビーユーザーなどで常にPayPayポイントをたくさん持っているような人には良いかもしれない。

精算後の利用料に対するPayPayポイントは付くが、PayPayの通常の還元率は0.5%なので、200円分乗って、ようやく1ポイント。高還元クレジットカードを使う方がお得。PayPay STEP の決済回数も2021年7月以降は300円以上でないと対象外になったし、頻繁に乗る人ほど、都度PayPay決済するのは煩わしいと思う…

与信枠の返金に関する不具合

2021年5月中旬から発生している不具合の告知

上述のPayPay払いに対応した2021年5月中旬頃から、支払いにクレジットカード(Yahoo!ウォレットを含む)を使っている場合に限り、課金処理に不具合が発生していた。

前述のように、クレジットカードに一旦2,000円の請求が行き(これが「与信枠」と呼ばれている)、返却手続き時に取り消される仕組みになっているのだが、この取消処理に不具合が発生していた。

もっともクレジットカードの場合は、歴月をまたがなければ内々で処理されるので特に問題はないのだが、デビットカードを使っていると、銀行預金残高から2,000円引かれたまま、返金されない。

この不具合は運営会社も認識しているようで、「与信枠(2,000円)は必ず戻りますのでご安心ください。戻す処理にお時間をいただいております。」と告知されている(右図)。

ちなみに、筆者の手元では 5月 9日までは正常動作していた(2,000円が返金されていた)ものの、14日以降は返金されていなかった。月をまたいで 6月 8日にまとめて返金された

一般的なクレジットカードであれば、5月中に取消(返金)処理が間に合えば事なきを得そうだが、月をまたいでいるので、一旦請求されて、翌月払い戻しになる人もいるかと思う。

もう少し待っていれば順次返金されそうに思うが、気になる場合は個別に連絡すると対応してもらえるようだ→6月25日までに返金処理が完了したそうだ。

貸出(借りる)

アプリ(またはホームページ)で予約すると、車両番号と、解錠(貸出操作)に使う暗証番号(使い捨て番号)が表示される

予約

  1. 専用アプリまたはホームページで「マップ」を開く
  2. 先に目的地付近のサイクルステーションを探し、ピンをタップして「駐輪可能」台数を確認しておく。「駐輪可能」台数が0だと返却できない例、2020年5月までのリニューアル前の画面)ので、近隣の空きがあるサイクルステーションを見つけておく
  3. 借りたい場所(現在地の近く、駅の近くなど)のサイクルステーションを探し、ピンをタップして「貸出可能」台数を確認する。
  4. 上にスワイプすると貸出可能な自転車の一覧が表示されるので、料金と電池残量を確認し、借りたい自転車の「選択」ボタンをタップしてから「自転車を予約」をタップする。家族の分など複数台(4台まで)借りたい場合は、複数選択してから「自転車を予約」をタップする。
  5. 借りたい自転車の車種・料金・電池残量を再度確認。下にスクロールしてクーポンの利用と決済方法も確認できる。クーポンを使う場合は、ここで選んでおく必要があるので注意しよう。最後に「利用規約に同意する」に☑を入れて「予約する」をタップ。
  6. 予約は30分以内有効なので、30分以内にサイクルステーションに行く。時間を過ぎた場合はキャンセルされる(料金はかからない)ので、再度予約手続きをする。
車載機は自転車のハンドル付近に設置されている(「白いロック」の場合)
一般的な初期型コントローラー
2021年に登場した2代目のコントローラー。ICカードの読取性能が大幅改善し、ボタンも物理キー(メンブレンスイッチ)になって押しやすくなった
2022年夏に登場した「黒いロック」は、スマートフォン専用。暗証番号での解錠はできない

自転車の点検

サイクルステーションへ行き、予約した車両番号の自転車を見つける。

まずは車両の状態を点検。タイヤの空気、ブレーキの効き、アシストの電池残量、夜間はライトの点灯(アシスト付きは電源を入れると自動点灯)など。

ひとつでも問題があれば借りる前に予約をキャンセル(無料)して、他の車両の予約を入れる。

サドル(座る所)ががたつく場合はレバーを締める。必要に応じ、サドルの高さも調整する。

借りた後で不具合に気づいた場合は、すぐに返却操作する。3分以内同じステーションに返却すると料金がかからない。ただし、利用の多いステーションではすぐに返却予約で埋まってしまうこともあるので、借りる前の点検が鉄則。

貸出操作(白いロック)

  1. 車載機の操作パネル左上の電源(タッチパネル)を押して電源を入れる
  2. 「1=日本語 / 2=English」の画面が出たら、「1」を押す(英語の方がよければ「2」をどうぞ、以下同様)
  3. 暗証番号の入力を求められるので、アプリまたはホームページに表示されている暗証番号を入力
  4. 暗証番号が正しければ、ロックが開錠されて乗れるようになる《課金開始

もし借りた後で不具合に気づいた場合は、3分以内に同じステーションに返却してからアプリで申告すれば、料金がかからない。不具合申告は、アプリのヘルプ(地図右上のIcon-round-Question mark.svgマーク)→トラブル申告→自転車の不具合。

貸出操作(黒いロック)

黒いロック」はアプリを操作して開錠する

2022年夏頃に登場した新しい「黒いロック」には、操作ボタンが無い。暗証番号は使えず、このタイプではスマートフォンのアプリを操作して開錠する。

  1. アプリで予約操作
  2. 予約完了するとアプリに「開錠」ボタンが表示されるので(右図)、自転車の近くへ出かけてからアプリを開いて「開錠」ボタンを押す《課金開始

このタイプでは自転車の前にいなくても開錠操作できてしまうので、意図せず「開錠」ボタンを押さないよう気をつけたい。

また、このタイプでは暗証番号での貸出(開錠)ができないので、スマートフォンアプリを使っていないと利用できない。

登録済みのICカードで借りる(黒いロック)

黒いロック」右上にICカード読取部がある

登録済みのICカードがある場合は、予約をしなくても借りることができる

  1. 予め、目的地近くのサイクルステーションの返却可能台数を確認しておく
  2. 最寄りのサイクルステーションに行く
  3. 借りられる自転車は黒いロックのLEDが緑色点灯している(予約中は青色点滅、貸出中は青色点灯、貸出不可は赤色点灯・点滅または消灯
  4. サドルの高さ調整やタイヤの空気圧などの確認をする
  5. 借りたい自転車が決まったら、黒いロックの右上FeliCaマーク部にICカードをタッチする
  6. 解錠されたら課金開始

借りたらすぐにアプリを起動し、返却場所を確保(返却予約)しておこう。

この場合、料金はクレジットカード(またはHELLOマイル)から支払われる。クーポンがある場合は、有効期限が短い順に自動的に使われる。

細かく言うと、予約されていない自転車に登録済みICカードをタッチすると、その場で予約と解錠が自動的に行われる。アプリには予約と貸出開始の通知が続けて届く。

ICカードの登録

最初に手持ちのICカードを登録しておくと、次回以降の貸出/開錠がスムーズになるので、登録しておくと良い。

手持ちのICカードは、Suica・PASMO や ICOCA などの交通系ICカードと、nanaco、WAON、楽天EdyなどのFeliCa系カードを登録できる

モバイルSuica等も登録できるが、複数回登録が必要になる場合がある。HELLO CYCLING ではカードタイプのICカードの利用が推奨されている。

ICカードは貸出手続きと開錠にのみ使われ、チャージ残高が引き落とされることはない

「黒いロック」と「白いロック」で、ICカードの登録方法が異なる

ICカード登録方法(黒いロック)

「黒いロック」でのICカードの登録方法
  1. まずは自転車を借りる
  2. 手動で施錠する
  3. 黒いロックの右上にある読取部(FeliCaマーク)に、登録したいICカードをタッチする
  4. スマートフォンのアプリを開くと「ICカードがタッチされました こちらをタップでICカード登録…」という通知が出てくるので、タップする
  5. 右図のメッセージが出てきたら、「ICカード一覧・登録へ」をタップする
  6. ICカード一覧・登録画面に「ICカード登録する」ボタンが表示されているので、タップする

これで登録完了。登録したカードを黒いロックの読取部にタッチすると解錠される。

3分以内にICカード登録して同じサイクルステーションに返却完了すれば料金はかからないが、乗る時に登録するのが良いだろう。

他のクレジットカード類 (Type-A) やマイナンバーカード (Type-B) などはタッチしても反応しない。
ICカードは複数枚登録できるので、おサイフケータイ(スマートフォン)も複数回登録しておけば使える。ただし初期型の白いロックでは反応しない場合があり、またスマートフォンの機種によっては反応が悪い場合もあるので、カードを使う方がスムースではある。
ICカードは貸出・開錠時のIDとして使うのみで、決済手段としては使わ(え)ない。料金はクレジットカード等に請求される
ロックされていない状態ではICカードの読取部が作動しないので、登録する前に一度ロックする必要がある。

ICカード登録方法(白いロック)

  1. まずは自転車を借りる
  2. 借りている自転車の車載機の操作パネル左上の電源ボタンPictogram powerswitch.pngを押して電源入れる
  3. 「1=日本語 / 2=English」の画面が出たら「1」を押す
  4. 画面に開錠/返却の表示が出たら、ICカードをかざす(タッチすると操作パネルが誤作動するので、わずかに浮かせるくらいがちょうど良い)
  5. 「未登録ICカード」と表示され、数秒経つと「カード登録 1=Yes / 2=No」画面になるので、「1」を押す
  6. 再度ICカードをかざす
  7. 借りている自転車の暗証番号を入力
  8. 「登録完了」と出れば成功。失敗した場合は 1. からやり直し。
【マイページ > ICカード・HELLOカード一覧】

カードの交換や機種変更などで、登録したICカードを削除したいときは、アプリにログインした後、【右上の「」 > マイページ > ICカード・HELLOカード一覧】(右図)より削除できる。

新しいICカードを登録した後も、以前のICカードも引き続き貸出・解錠に使えるので、機種変更や紛失などで手放した端末・カードは手動で削除しておこう

機種により使えないことがある

モバイルSuica(Androidの「おサイフケータイ」、Apple Pay の Suica)も登録できるが、初期型コントローラーは電波感度が悪いのか、機種によってはうまく読み取れないことがある。スムースに登録できない場合は諦めて、カードタイプのSuicaなどを使う方が良い。

筆者が試した範囲では、AQUOS R CompactAQUOS R2 CompactRedmi Note 9TFitbit Charge 4AQUOS R6Mi 11 Lite 5GPixel 6 ProXperia PRO-I は使えた。Xperia 1Xperia 5Rakuten MiniRakuten HandReno5 AXperia 5 IIIReno7 AXperia 5 IV は使えなかった。AQUOS wish では使えたり使えなかったり。

2代目のコントローラーと「黒いロック」は読取感度が改善されており、筆者が試した範囲では全ての機種を読めるようになったのだが、ファームウェアのバグなのか、登録済みのおサイフケータイを読み取らせても「未登録ICカード」エラーになることがある。

おサイフケータイに複数機能を割り当てているときに顕著で、機能ごとに登録が必要なのかもしれない。「未登録ICカード」になったら繰り返し登録していると、いずれ使えるようになる。

一時駐輪

途中でどこかに立ち寄る場合などは、後輪のロックを手動で操作して鍵をかける。

再度乗るときは、「黒いロック」はスマートフォンアプリの「開錠」ボタンを押すか、ICカードをタッチする。

「白いロック」は車載機の操作パネル左上の電源ボタンPictogram powerswitch.pngを押して電源を入れてから、登録したICカードをかざす、または暗証番号を入力することで、開錠できる。

「白いロック」の開錠に使う暗証番号(使い捨て番号)は、スマートフォンアプリを開くと表示される(右図)。

一時駐輪の(まだ返却しない)場合は、サイクルステーションの近くに置かないこと。 サイクルステーション(の近く)に置いて15分ほど経つと返却忘れとみなされてアプリに通知が届き、さらに放置すると自動返却される。

コンビニ等で数分買い物する程度ならば問題ないが、しばらく駐輪する場合は、近くにサイクルステーションが無い場所にしよう(微弱な電波が届くと自動返却機能が働く)。

利用時間の確認はアプリ(またはホームページ)で行う。「白いロック」の場合は、解錠に使う暗証番号(使い捨て番号)もここで確認できる。

利用時間の確認

ドコモ・バイクシェアと違って、利用時間は車載機では確認できない。 利用中にスマートフォンアプリを開くと表示される(右図)。

料金は15分単位の課金(一部車種を除く)だが、別途上限金額(12時間または24時間)が設けられているので、半日ないし1日借りたい場合は、ずっと借りっぱなしにしておけば良い(予め1日パスのような物を買う必要は無い)。 ただし、一旦返却して他の自転車に借り換えると、再度時間料金が発生する(その点、ドコモの1日パスとは異なる)。

返却予約

専用アプリから返却予約をすることができる。目的地近くのサイクルステーションが埋まってしまうと返却できなくなる(近隣の他のサイクルステーションまで行かねばならなくなる)ので、前もって返却予約しておく方が良い。

利用中にアプリを開き、「返却予約」ボタンをタップすると、地図上に返却可能なサイクルステーションが表示されるので、返却したい場所のピンをタップして、返却予約ボタンをタップ。

返却予約は30分経つと自動でキャンセルされ(特にペナルティは無い)、延長はできないが、空いていれば再度予約はできる。

ちなみに予定が変わった場合は他の所で返しても構わないし、返却予約を一旦キャンセルしてから返却予約し直しても良い。

予約した場所以外に返却できないLUUPなどよりも柔軟に利用できる。
車両番号と後輪のロック
ロックの開錠は自動だが、施錠は手動
白いロック返却完了時の画面表示

返却(白いロック)

  1. HELLO CYCLING のサイクルステーションの空きラックに自転車を入れ、スタンドを立てる
  2. 手動でロック(施錠)する
  3. 車載機の操作パネル左上の電源ボタンPictogram powerswitch.pngを押して電源を入れる
  4. 「1=日本語 / 2=English」の画面が出たら「1」を押す
  5. 画面に開錠/返却の表示が出たら、「RETURN」ボタンを押す
  6. 数秒から10秒ほど待ち、「返却完了」と表示される(右図)のを確認《課金終了
「RETURN」ボタンの下の方を押すと「1」と誤認識されることが多いので、上の方を押すと良いかも。誤認識された場合は「HOME」を押すと最初に戻る。

スマートフォンアプリを利用していて、通知を有効にしていれば、スマートフォンの通知でも確認できる。

6.でエラーが出た場合は、返却できておらず課金が続いているので、対処が必要。

黒いロック」は、施錠後、ロック左上の「RETURN」ボタンを数秒長押しして、ランプが緑色点灯したら返却完了
アプリの通知でも返却完了の確認ができる(Androidアプリの例)
スマートフォンに届いた通知をスマートウォッチで確認

返却(黒いロック)

  1. HELLO CYCLING のサイクルステーションの空きラックに自転車を入れ、スタンドを立てる
  2. 手動でロック(施錠)する
  3. ロック左上の「RETURN」ボタンを数秒長押しする
  4. ランプが緑色に点灯すると返却完了
  5. 念のため、アプリの返却完了通知を確認する

返却完了するとランプが緑色に点灯して確認できるが、明るい昼間など色が判別しづらいことがあるので、念のためアプリの返却完了通知も確認しよう。

アプリで返却完了にならない場合は、返却できておらず課金が続いているので、再度試すか、アプリで返却手続きしよう。

返却完了にならない場合

よく出るエラーは、ロックがされていない(単に忘れている、またはスポークなどで引っかかって正しくロックされていない)ときだが、稀に電波状態が悪くてうまく返却できないこともある。 いずれにせよ再度返却操作を行い、必ず「返却完了」画面を確認する

HELLO CYCLING のサイクルステーションの空きラックに入れて、ロックをしっかりかけてから操作しても繰り返しエラーが出る場合は、アプリのヘルプ(地図右上のIcon-round-Question mark.svgマーク)からトラブル申告するか、サポート窓口 050-3821-8282 に電話して対応してもらおう。 その際、車両番号(サドルの後ろ/後輪ドロヨケの上/黒いロックに書かれている)と返却先ステーション名を確認しておくとスムーズ。

サポート窓口は夜間休止となる。休止時間帯に故障等で返却手続きができなくなった場合は、アプリのトラブル申告から。

ICカードを使った貸出・開錠

ICカードを登録しておくと、次から貸出・開錠に暗証番号の入力が不要になるのでおすすめ。借りるときは予約も不要。(車載機の電源を入れてカードをかざすだけで借りられる。)

ただし返却場所や返却予約、利用時間の確認などにアプリを使うし、もしトラブルがあった時には電話する必要もあるので、スマートフォンは持っておく方が良い。

HELLO CYCLING とドコモ・バイクシェアのポートを一覧で見られる

Ringo Pass

JR東日本が提供するアプリで、元々ドコモ・バイクシェアに対応していたが、2022年 3月29日よりHELLO CYCLING にも対応した。

同じ画面で両方のポートを一覧で見られるので(右図)、HELLO CYCLING とドコモ・バイクシェアの両方が提供されている地域や、土地勘のない場所で、近くにあるポートを探すのに便利。

ただし、Ringo Pass アプリに貸出機能はなく、Ringo Pass に登録したSuicaで借りることはできるが、HELLO CYCING の車載器はモバイルSuicaの読み取りに難があるので、モバイルSuicaを登録している場合は使えないかも。

また、HELLO CYCLING では事実上必須の返却予約に未対応なので(対応予定だそうだが)、Ringo Pass のみで HELLO CYCLING を利用するのはお勧めしない。あくまでポート探しに使って、実際に借りる時には HELLO CYCLING アプリを使う方が良いと思う。

このほか、正確な台数がわからない(右図のように「△ あとわずか」のように表示される)、電池残量や料金がわからない、KUROADには使えない、クーポンが使えない等の制限がある。

支払いは Ringo Pass に登録したクレジットカードに請求されるが、HELLO CYCLING 公式アプリと異なり、1ヶ月分をまとめて請求される。これは(都度請求が良いか、一括請求が良いかは)好みが分かれるところだと思う。

Ringo Pass を使って HELLO CYCLING を利用すると、初乗り料金が月5回まで無料になる「HELLO CYCLING 提携スタートキャンペーン」が実施される。2022年 4月 1日から、2022年 5月31日返却分まで。

主な提供地域と事業者

A0001号車

(2024年 4月現在)

東北

JR日光駅前(ダイチャリ)
2023年 4月より試験導入された「DAICHARI」(手前2台)(幕張駅
ピンの色が異なるのは特殊な自転車専用のサイクルステーション。黄色以外のピンはタップすると説明が出るので、利用条件をよく確認しよう(土浦駅付近)
サイクルステーションの場所は専用アプリで確認できる
電車を降りてすぐに利用できる便利なサイクルステーションもある(京王聖蹟桜ヶ丘駅
SHONAN PEDAL(江ノ電
2023年に投入された「KUROAD lite

関東

APAMANグループが運営する「ecobike」は、2020年まで HELLO CYCLING に参加していたが離脱し、システム開発をしていたペダル社 (INTERSTREET) を買収して、2021年より独自サービスに転向した。従来のサイクルステーションは、千葉市などでは HELLO CYCLING に引き継がれて従来通り利用できるが、大和市・相模原市・町田市は独自サービスに移行し、HELLO CYCLING では利用できなくなった。その後、町田市のecobikeは終了し、2022年 3月より新たに HELLO CYCLING が始まった
車両ごとに料金が決められているので、川越市の車両は60円/15分だが、他の地域から乗り入れている車両(初乗り130円)が混在している。個別の料金は予約の際にアプリで確認する。
さくらシェアサイクル「のりすけ」は2020年に運営会社の撤退に伴い、HELLO CYCLING 本部が引き継いでいる。
「ダイチャリ」はセブンイレブンに多いが、近頃は他のチェーンでも見かけるようになった(東京都世田谷区)

上記は主な地域・事業者。首都圏には上記以外にも複数事業者のサイクルステーションが少しずつ設置・混在している地域がある。

ダイチャリ」の運営はシナネンモビリティ+イトーヨーカドーなどに自転車を卸しているシナネンサイクルのグループ会社で、セブンイレブンデニーズなどのセブンアイグループの店舗に多いが、ファミリーマートローソンへの設置例もある。

他に、自転車販売店「サイクルベースあさひ」が設置しているサイクルステーション(名称は「HELLO CYCLING」)や、「サイクルスポット」が設置している「自転車の駅」などもある。

一般的な軽快車の「シェアペダル」「ダイチャリ」は全車電動アシスト付き、前カゴ付き。料金は初乗り130円で30分まで、追加100円/15分、1,800円/12時間(税込、2022年 4月 1日改定)。

混在しているスポーツタイプの「KUROAD lite」は全車電動アシスト付き、カゴ無し。料金は初乗り300円で30分まで、追加150円/15分、3,000円/12時間(税込)。

ハレノヒサイクル沼津駅前)
設置場所を地域の民間事業者が開拓している所も多い

中部

2020年10月より、通常の従量プラン(乗った分だけ課金)に加え、松本市限定で月額プランが選べるようになった。月額1,000円2,000円で30分以内乗り放題になる。

関西

中国・四国

九州・沖縄

KUROAD

「KUROAD」専用サイクルステーション

HELLO CYCLING が開発したスポーツタイプのシェアサイクル専用電動アシスト付き自転車。2021年 4月26日より江ノ電沿線での実証実験を経て、2021年 9月より湘南地域(神奈川県鎌倉市、藤沢市、茅ヶ崎市などの海岸沿い)で本格展開されている。

HELLO CYCLING の貸出システムを利用しているので、アプリ(要更新)や会員登録はそのまま使えるが、サイクルステーションは一般車種(ママチャリタイプ)とは別に設けられており、専用ステーションにしか返却できない。

料金体系は最初の30分まで300円、追加150円/15分、12時間最大2,000円(2022年 4月 1日改定)。一般車種よりも割高だが、走りが良いぶんで、元は取れると思う:)。

HELLO CYCLING オリジナル車両

筆者が試走した感じでは、重くて(26kg!)タイヤもMTB並みの太さ(ETRTO 50-559 26インチ 幅50mm)だが、その割りに走りは軽く、平坦な道路ならばアシストを切っても楽に走れた。登り坂では電動アシストも使えるし、下り坂ではディスクブレーキがしっかり効くので、海沿いだが山に接している江ノ島・鎌倉を快適に走れる。

スポーツタイプといってもフラットバーハンドルなので(ドロップではないので)クロスバイクに近い感覚で、誰にでも乗りやすいと思う。グリップはエルゴタイプ。HELLO CYCLING 自社開発のようで、フレームは変わっている(女性でも乗りやすいようにだと思うが、トップチューブが下げられている)が、シマノのコンポーネントを使っているだけあって、走りは快適。

サドルの高さ調整も簡単にできるように改良されている。

KUROADは、アプリの地図に青色のピンで表示される専用サイクルステーションでのみ利用できる

ただし、普段ママチャリタイプに慣れている人が乗るときはいくつか注意点。

まず、変速機は後ろのみ外装9段 (SHIMANO ALIVIO) を装備。一般車種では主に内装変速機が使われているので、外装変速機の使い方(停止中に変速操作しない、ペダルを逆に回さない等)に注意してほしい。

ブレーキは前後ともディスクブレーキで、よく利くが、特に下り坂で片利きになると危ないので、前後同時にかける(気持ち後ろから先にかける)よう心がけてほしい。

電動アシストは SHIMANO STEPSを搭載しており、電源ボタン長押しで電源ON/OFF。

最初にアシストはOFFになっているので、使う時に入れる必要がある(OFF / ECO / NORM / HIGH の3段階)。アシストの切り替えはハンドルバー左手に搭載されているボタンで操作し、中央の画面で確認するが、この画面が英語表記なので一般には分かりづらい。

ライトは自動点灯ではないので、夕方になったら早めに点灯させよう。

あと、カゴが無い。個人的にはリュックが苦手なので、カゴ付けてほしいな…

ともあれ、まずは KUROAD の利用方法をよく読んでから、乗りに行ってほしい。

新型コントローラー

「KUROAD」に搭載されていた(当時)新型のコントローラー※12

KUROADには(当時)新型のコントローラーが搭載されていた。車体は真っ黒なのにここだけ HELLO CYCLING イメージカラーの黄色で浮いているが(笑)、使いやすくなっている。

従来のコントローラーはタッチ操作の反応が悪かったり誤操作が起きやすかったりしたが、新型ではボタン(メンブレンスイッチ)に変更されて押しやすくなった。手袋を着けたままでも操作できる(ボタンが小さいので厚手の手袋だとダメかも)。

また、従来のコントローラーはICカードの読み取りに難があったが、新しいコントローラーはとてもスムース。裏面を見たら型式指定ラベルが貼られていたので、電波が強くなったのだろう。

一方、モニター(画面)は有機ELかな? 暗い場所では見やすいものの、なぜか明るい場所では見づらくなった(^^;。

操作方法は従来型と同じ。数字キー 7~0 が追加されたが、今のところ従来同様に 1~6 までしか使われていない。

2022年に登場した「黒いロック」に順次交換されている。

KUROAD lite

KUROAD lite

2023年 7月頃から投入され始めた、電動アシスト付きクロスバイク。前述の「KUROAD」と違い、一般車両(ママチャリタイプ)に混じって配置されている。

Panasonic Velo-Starが使われている。Panasonicロゴの替わりに「KUROAD lite」のロゴが入っているが、基本的な仕様は共通のようだ

KUROAD」は独自開発だったが、「KUROAD lite」には既製車種 Panasonic Velo-Star(BE-ELVS774B) が採用されている。

2023年末頃から、Velo-Star ロゴの上に黄色いラベルが貼られている
アプリでは「非電動タイプ」と表示されるが、電動アシストが使える

外装7段変速(SHIMANO TOURNEY 12-28T)付きで、軽快車(ママチャリタイプ)よりも走りが良いが、23kgあるので電池切れだと重い(ママチャリタイプよりはマシだが)。タイヤは700×38Cと太め、バルブは英式。ブレーキはママチャリタイプと同様に前輪がキャリパー、後輪がパナサーボブレーキ、いずれも効きは良好で音鳴りもない。

なぜかアプリでは「非電動タイプ」と表示されるが、電動アシストが使える。 「パワー」「オートマチック」「ロング」の3段階。「パワー」になっていると電池の減りが早いので、通常は「オートマチック」にしておこう。

重いが走りは良いので、アシストがあれば快適に走れ、河川敷などの加減速が少ない平地を走るぶんには、電池もあまり減らない(24km/hでアシストが切れるので)。 ただしカゴが無いので、手荷物があると乗れない

筆者が乗ってみた感覚だと、ママチャリタイプよりは走りが良いが、やはり車体重量が重いぶん、24km/h前後でアシストが切れると途端に重く感じる。それでも7速にして30km/hくらいで走れるのでママチャリタイプとは違うが、平地でもアシスト無しで長時間走るのは辛い(アシスト無しなら12kg以下のアシスト無しクロスバイクの方が軽く走れる)と思う。自重26kgもある「KUROAD」はアシスト無しでも軽快に走れたので、やはり部品が良いのだろう。観光地などで導入を検討している場合は「KUROAD」をお勧めしたい。

KUROAD lite」は一般車(ママチャリタイプ)と混在している

「KUROAD」は湘南地区など特定の場所でしか利用できないが、「KUROAD lite」は一般のサイクルステーションで借りられる/返せるので利用しやすい利点がある。

前後輪にドロヨケを標準装備。スタンドは後ろ1本スタンドだが、完成車だけに安定感があり、23kgの車体もしっかり支えられる。

ロックは全て「黒いロック」が付いているので、利用にはアプリが必須

首都圏での料金は300円/30分、延長150円/15分、最大3,000円/12時間で、一般的なママチャリタイプより高めに設定されている。料金は地域や車両により異なるので、正確な料金は乗車前にアプリで確認されたい。

写真は開始当時のもの。トップチューブの「Velo-Star」ロゴ部には2023年末頃までに順次黄色いラベルが貼られて隠されたが、車種は変わらない。
2023年 9月頃に、アプリでの電池残量表示に対応した。ちなみに電池切れでも自力で走れるが、けっこう重い。また電池切れだと前照灯(ライト)が点かないので夜間の利用は控えよう。
フロントキャリア(耐荷重2kg)はあるので、ゴムバンド等を用意して行けば小さな荷物を括り付けることはできるが、気軽に乗ることはできないので、やはりカゴは付けてほしいものだ。
ママチャリタイプのヤマハ「PAS」は速度表示に対応しているが、Panasonicは速度表示に対応していない。筆者は手元の活動量計 (Amazfit GTS 3) を使ってGNSSから速度計測した。
登録済みのICカードを持っていれば利用開始・解錠できるが、トラブル発生時に対応できないので非推奨。走行中の故障・事故などはもとより、稀にだが黒いロックのRETURNボタンが反応せず、アプリが無いと返却操作できないこともあった。

DAICHARI

「ダイチャリ」(手前2台)

ダイチャリは、シナネンモビリティPLUSが2023年 4月より試験導入している独自開発の新型車両。

2024年 3月時点でも「トライアル導入中」になっている。料金や利用方法は一般車両(ママチャリタイプ)と変わらない

そろそろ丸1年経つ2024年 3月時点でも「トライアル導入中」が続いており、千葉市近辺ではよく見かけるが、他の地域では見られない。

特徴は電動アシスト一体型のフレームを採用し、電池もフレーム内に装着する。大容量バッテリーを搭載し走行可能距離を延長、そしてサドルの高さ調整を1ハンドルでできるようにし、シートポストに身長目安を表示している。シェアサイクルは乗るときに身体に合わせてサドルの高さを調整する必要があるので、嬉しい工夫だ。

一般車両(ママチャリタイプ)と混じって展開されており、一般のサイクルステーションに返却できる。料金も一般車両と同額(初乗り30分まで130円)に設定されている。借りる・返す操作は「黒いロック」で行う。

見た目には大きくてごつい感じがするが、乗り心地はママチャリタイプに近く、安定している。ブレーキの効きが若干緩慢な感があるが(車体が重いため?)、前カゴも付いているので荷物を載せられるし、普通の自転車なので一般車両と同様の感覚で利用できる。

【左】電動アシストの電源ボタンと電池残量LED
【右】サドルの高さを調整するレバーと身長目安表示

1点だけ注意点は、電動アシストがフレームに一体型になっていて、ダウンチューブ(ハンドルポストの付け根付近)に電源ボタンと電池残量を表すLEDがあるので、借りる前に電池残量を確認し、アシストの電源を入れておこう。アシストはON/OFFのみで、強度切り替えや速度表示の機能は無い。ライトは暗くなると自動点灯する。

シートポストには身長目安表示があり、サドルの高さ調整の目安となる。あくまで目安なので身体に合う高さに調整すれば良いが、シェアサイクルでは付き物の操作だけに、目安があるだけで調整が楽になる。

同社のサービス名「ダイチャリ」と同じ名前で紛らわしいが、他の呼び名は無いので。

電動サイクル

利用(返却)できるサイクルステーションは限定されているが、一般車両と混在している

2024年 1月30日より、千葉市、さいたま市の一部で導入されている。車両はglafit社製。

2023年 7月の道路交通法改正により運転免許不要で乗れるようになった「特定小型原動機付自転車」に該当する乗り物。自転車(軽車両)ではない

運転免許は不要だが、16歳未満は利用できない。HELLO CYCLING 独自のルール確認と年齢確認手続きが用意されていて、前もってアプリで本人確認書類を撮影して送る必要がある。その手続きに半日から数日かかるので、乗ってみたい場合は予めルールテストと年齢確認手続きを終わらせておこう。

競合のLUUPが電動キックボードを推しているが、立ち乗りで疲れやすいきらいがある。対して HELLO CYCLING の「電動サイクル」は自転車のようなポジションで乗るので、安定性・快適性に優れている。

ただし、カゴが無いので荷物がある時には乗れない。手に提げて乗るのは走行中にバランスを崩して転倒するおそれがあるので避けよう。

車両後部に黒いロックが付いているが、電動サイクルはSuica等での解錠はできない

サイクルステーションは一般車両と共用だが、返却できるサイクルステーションが限定されているため、目的地近くで返却できることを確認してから利用しよう。

「電動サイクル」のハンドル部

ペダルは足を乗せるだけで、走るには電源を入れてから右手ハンドルのアクセルスロットルを回し続ける必要がある。惰性走行ではすぐに速度が低下する。ブレーキは前後ともディスクブレーキでよく利く。利きすぎてバランスを崩す事例が多かったのか、ハンドル部に「ブレーキは左手(後輪)を先に」との注意書きがある。

利用料金も高額(15分あたり200円、一般車は初乗り30分まで130円なので、30分で比較すると3倍以上もの高額)。荷物が載らず、使い勝手が悪く、速度も遅く、料金が高いので、正直メリットは感じられない。

一般の自転車を借りる方が使い勝手が良く、安く・早く目的地に着けて、運動にもなって良いと思う。

その他、左ハンドル付近に、左折時や停止・発進時に使う方向指示器のスイッチが付いている(ハンドサインでも構わない)。

電動サイクルは「アシスト」ではないので、電源を入れないと走れない。電源を入れると最初は「歩道可」になっているので、これを「車道専用」に切り替えないとまともに走れない。歩道は押して歩く方が早いので、借りたら押し歩きで車道に出て「車道専用」に切り替えて走るのが良いだろう。

この歩道走行モードというものをわざわざ付ける意図は不明だが、二輪車は低速域ではバランスを崩しやすい乗り物だし、そもそも車両の歩道通行はあくまで例外であり、様々な条件があるので、一概に「歩道可」という表示をするのも適切とは言えない。歩道走行モードは使わず、車道左側を正しく走行し、サイクルステーションへの出入りなどで歩道に入る時には降りて押す方が早いと思う。

ハードウェアは対応しているが、ソフトウェア的に制限されているようで、登録済みSuica等で解錠しようとするとアプリに「レンタル失敗 電動サイクルはご利用いただけません」というエラーが出る。

利用に関する注意

料金・車種

  • 地域・車種により料金が異なる⇒料金一覧
  • 市街地では電動アシスト付きの軽快車(いわゆるママチャリタイプ)が主流
  • 観光用にスポーツサイクルもあるが(土浦など)、料金が異なり、返却できるサイクルステーションが限定されていることが多い。

走行ルール

道路交通法により、普通自転車のルールが適用される。

軽車両なので免許こそ不要だが、車両なので基本的には自動車と同様、乗車前に車両の点検整備を行い、車道の左側を走る必要がある。

交差点での一時停止や、横断歩道等での歩行者優先、夜間の前照灯点灯(尾灯は反射板で代用可)、安全運転義務、飲酒運転禁止、事故時の負傷者救護と110番通報義務などのルールも適用される。

また、都道府県条例等により、普通自転車では2人乗りが禁止されている(子どもを乗せる場合も専用の用具が必要)。

速度計

GPS内蔵(QZSS対応)のスマートウォッチで速度・距離や運動時間をリアルタイム表示できる

電動アシスト付き自転車の場合、日本の法令で24km/h以上ではアシストできない決まりがあるので、速度センサーは必ず付いているが、表示機能の有無は車種次第。例えばヤマハ「PAS」には速度表示機能があるが、2022年より導入されているPanasonic車には速度表示機能が無い。

速度表示できる場合はアシスト操作盤に付いていることが多いので、電源を入れてから切替ボタンなどを押してみて、表示を切り替えてみよう。

ただしサイコンは付いていないので、サイコンのような平均速度や走行距離などを確認したい場合は、サイクリングに対応した活動量計(別途スマートフォンが必要になるがGPS無しの Xiaomi Mi Smart Band 4Huawei Band 4 ならば5千円前後で買えるし、Amazfit GTS 2 miniFitbit Charge 4 などのGPS付きで安価な機種もある)を使うのが手軽。

近頃は Amazfit GTS 3 のように、日本の「みちびき」(QZSS) に対応し、ほぼリアルタイムで速度表示できるスマートウォッチ(右写真)も2万円前後で購入できるので、日頃から自転車に乗っている人ならばむしろ自転車を問わずに使えるスマートウォッチでの計測が便利だ。

また、スマートフォンの電池は食うものの、Google FitStravaなどのスマートフォンアプリでも、大まかな移動距離・時間を記録できる。

最初にデータページの設定が必要。右写真の例は参考用にトロッコ列車乗車中に「サイクリング(屋外)」で計測している様子を撮影している。GPS搭載でも電池持ちの悪い機種では使い勝手が悪いが、写真の Amazfit GTS 3 はGPSを使い続けても1日(朝から夜まで)計測できる。


運動不足解消に、休日のサイクリングに

新型ウィルスで自宅待機が増えた反動か、休日などに HELLO CYCLING で長時間サイクリングしている人をよく見かけるようになった。

同じ時間ならば自転車はウォーキングなどよりも身体への負担が軽く、運動量を稼げると言われるので、良いと思うが、自転車に乗って疲れるという人は、身体に合わせていないのか、おかしな姿勢で乗っているのかもしれない。

【自転車の選び方】

  • 左右のブレーキを握ってみて、軽すぎたり重すぎたり(後者はまず無いと思うが)するものは避ける
  • タイヤを押してみて、なるべく空気が入っているものを選ぶ(空気が抜けていると重くなって疲れる)

【身体への合わせ方】

  • 足が地面に着く範囲で、サドルは高めにすると、姿勢が良くなる。ただしサドルバー(シートポスト)に付いている上限(MAX)の目印が隠れる範囲で。
  • ペダルを土踏まずで踏まない。足の親指の付け根付近(母趾球)がペダルの中心に乗るくらいの位置が良い。

自転車は全身運動なので、上半身の加重をほどよくハンドルに乗せると、楽に走れるようになる。 手が痛くなる場合は、サイクリンググローブを着けると、適度なクッションが入っていて疲れにくくなる。

トラブルシューティング

通信エラー
通信はできる(圏外ではない)がサーバにつながらない状態
大規模障害で返却処理できなかった時の返金告知
「通信エラー」と表示される
返却時に表示される場合は、返却できていることがあるので、アプリを起動して「予約・利用履歴」を確認してみよう。
何度か試して繰り返し「通信エラー」になる場合は、電波状態の悪い場所にいることが考えられる。めったにないが、ソフトバンクの電波が入らない場所では解錠できないので、例えば地下駐輪場で一時駐輪した後など、解錠できない場合は、自転車の後輪を持ち上げて地上へ出してから試してみよう。
どうしてもダメならばサポート窓口(050-3821-8282、9:00~18:00)に相談してみよう。
作動音はしたが、自転車のロックが自動で開錠されない
途中で引っかかっていることがあるので、軽く手で引いてやると開くことがある。
アプリを開いても何も表示されない
右図のような状態で止まってしまうときは、まずはスマートフォンに電波が届かない等で通信できない状態が考えられる。特に楽天モバイル電波が弱いので、半地下やビル陰などで使えないことがよくある。その場合は一旦電波が入る場所へ移動して予約し、車両番号と暗証番号を控えてから借りに行こう。
または、週末の昼間に多いが、利用が集中してサーバの混雑でつながらなくなることが時々ある。その場合はしばらく時間を置いてから再度試してみよう。(返却操作ができない場合は次項を参照)
返却できない、返却操作に失敗する
HELLO CYCLING 用の空きラックに入れたことを確認→手動でロックしたことを確認→再度返却操作を試してみる。
それでもダメならば、サイクルステーションの空きラックに入れてカギをかけてから、アプリのヘルプ(地図右上のIcon-round-Question mark.svgマーク)からトラブル申告する。
大規模障害などでアプリが起動しない場合は、英字+数字4桁の車両番号(サドルの後ろか後輪ドロヨケに書かれていることが多い)、返却した日時サイクルステーション名を控えておいて、改めてアプリのヘルプ→トラブル申告フォーム、またはサポート窓口 050-3821-8282へ申告する。
スマートフォンでの文字入力が苦手。電話で対応してほしい
2022年9月より、自動音声案内によるトラブル時の返却対応が始まった。
  1. アプリでヘルプ→「返却できない」を選択
  2. 画面の案内に従って操作
  3. 「お問い合わせ番号」と専用電話番号が表示されるので、電話発信して「お問い合わせ番号」を入力
  4. 自動音声案内に従って不具合の詳細を報告する
電動アシストが効かない
電動アシスト付き自転車の場合は、ハンドルに電源スイッチが付いているので、停車中に足をペダルに乗せずに電源を入れてから電池残量を確認(走行中や、ペダルに力がかかっている状態では電源ONにならない)。一般車(ママチャリタイプ)は電源を入れるとアシストもONになるが、「KUROAD」など一部車種では別途アシストをONにする必要がある。登り坂の場合は、操作盤でアシストを強くすることができる。
なお、日本国内では法令の定めにより、速度が上がるとアシストが弱まり、概ね24km/hまででアシストが切れるようになっている。
領収証がほしい
利用明細書(PDF)であれば、アプリの「マイページ」からダウンロードできる
外国語で利用したい
日本語のほか、車載機は英語に対応している。アプリは英語と中国語に対応。Web版は英語に対応
自転車保険(賠償責任保険)に加入する必要があるか
一般的な利用の場合、全車両に賠償責任保険(対人対物共通 上限3億円)が付帯している。事故発生時は速やかに負傷者救護と110番へ連絡した後、サポート窓口 050-3821-8282(事故対応は24時間365日受付)に連絡を。
ただし、業務利用の場合は対象外になる。Uber Eats などの配達業務に使う場合は、別途個人事業主として事業者向け総合賠償責任保険などに加入しておくべきだろう。

シェアサイクルを設置したい

イベント会場等に一時的に設置したい

たとえば「ダイチャリ」は営業地域内でイベント開催時などに合わせて短期的に設置できる「ダイチャリ短期設置プラン」を提供している。

近隣でシェアサイクルを運営している事業者がある場合は、そこに相談してみると良いだろう。

民地の未利用地に設置したい

集合住宅の未利用地に設置されたサイクルステーション

既存のサービス地域内であれば、各地域でサービス提供している事業者に依頼すると、現地調査の上で、店舗や共同住宅(マンション・アパート)などの敷地内にある開放されている公開空地や未利用民地に基本無料で設置してもらえる。サイクルステーション名に物件の名前が入るので地図に載ることと、希望によりアプリにお店の宣伝を出すこともできる。お店への集客や宣伝、アパートの価値向上などにつながるとのことで、設置する事例が増えているようだ。

新たにシェアサイクルを導入したい、観光客向けに提供したい

まだサービスが提供されていない地域で実施したい場合は、プレイアトレ土浦のように観光地のレンタサイクルの自動化・省力化を目的にスポット的に導入している事例もあるが、面的に導入したい場合は、自治体の自転車活用推進を所管する部署(道路管理または交通政策を担当する部署であることが多い)や観光協会などから、HELLO CYCLING 本部を通して問い合わせるのが良いと思う。

このほか、工場や従業員の通勤手段、観光客向けなどに一定数の自転車を確保する利用者限定のシェアサイクルも提供されている。

関連記事・参考リンク

日本国内の主なシェアサイクル

その他はシェアサイクルを参照