OCN モバイル ONE

提供: きまぐれ手記 Kimagurenote
ドコモのエコノミーから転送)
移動先: 案内検索
OCN モバイル ONE
OCNmobileONE 770yen.jpg
音声SIM 月額770円からの新料金
550円の料金コースもある)
事業者 NTTコミュニケーションズ
利用回線 ドコモ (MVNO)
開始日 2019年11月20日
通信方式 4G + 3G
4G Band(s) 1, 3, 19, 21, 28(B), 42
SIMカード マルチSIM (nano/micro/標準)
eSIM ×
SIMのみ契約
SIM交換手数料 (音声)3,733.4円 (データ)2,413.4円
データ容量 0.5 / 1 / 3 / 6 / 10GB
超過時最大速度 200Kbps
データ節約 節約モード
データ繰越 翌月末まで
データ追加 550円/GB(アプリ利用時)
テザリング ○ 制限なし
IPv6対応 ×
音声通話方式 VoLTE, 3G(CSFB)
通話料 11円/30秒
通話定額 オプション
着信転送
留守番電話 330円
非通知拒否
SMS
キャリアメール MMS非対応 無料
データシェア 容量シェア
国際ローミング 要申込、通話のみ可、有料
月額基本料金 音声 550~1,760円
データ 858~1,760円
契約時手数料 3,733.4円
MNP転出料 0円
期間縛り 無し
家族割 無し
光セット OCN光モバイル割 -220円/線
ポイント gooポイントdポイント 1%
法人契約 × 法人向けは別建て
サポート窓口 Webフォーム/チャット/電話
APN APN設定方法
iPhone対応 設定方法
OCN モバイル ONE サポート OCNマイページ

OCN モバイル ONE(オーシーエヌ モバイル ワン)は、NTTコミュニケーションズ(NTTcom)が提供する個人向けモバイルデータ通信サービス。ドコモの回線を借りるMVNO

いわゆる「格安SIMシム」「格安スマホ」大手のひとつで、シェアはIIJに次ぐ2位(総務省発表、2021年6月末)。

MVNOだが、ドコモショップで契約できる「ドコモのエコノミーも提供している。

こんな人におすすめ

1人から(家族割や光セットなどの煩雑なことをせずに)シンプルに使いたい
家族割・光セット割など不要で1回線目から安い
月々使うデータ量にムラがある
余ったデータ容量を翌月に繰り越して使える
スマートフォンだけでなく、LTE内蔵パソコンやタブレットも使いたい
複数のSIMカードを追加して、データ量をシェアして使える
普段使うSNSなどは遅くていい
OCN モバイル ONEアプリ(AndroidiPhone)で「節約モード」にすると、データ容量を消費せずに最大200Kbpsの通信ができる
iPhoneを使いたい
SIMフリー版やSIMロック解除済みのiPhoneを使える。最新の iPhone 13 シリーズにも対応。
ドコモショップで契約したい/初期設定が不安なのでサポートしてほしい
基本オンライン専用で、店頭サポートは無いが、500MB/月コースはドコモショップでも契約できる。その場でSIMカードが発行されるし、機種購入やドコモスマホ教室の受講もできる。
また、家電量販店の一部店舗に設置されている即日受渡カウンターでは店舗の有償サポートを利用できることがある。

こんな人は他社も検討しよう

たまに国内旅行・出張等する時のために予備回線を持っておきたい
使わない月は0円で維持できる povo 2.0 や、eSIMデータプランを格安で使えるIIJmioも検討してみよう。
平日朝の通勤時間帯や昼休みに快適に使いたい
OCN モバイル ONE はMVNOの中では快適に使えることで定評があるが、仕組み上、どうしても混雑時間帯には遅くなるので、気になる場合はMNOのUQモバイルワイモバイルなどにすると良いかも。

料金コース

本稿では、2019年11月20日から始まり2021年 4月 1日に改定された「新コース」を扱う。

2019年11月~2021年 3月に契約した人も、手続き不要で新料金に自動移行している。

音声SIM・データSIMともに月額料金が大幅に引き下げられ、1GBコースでは月額770円(税別700円)。IIJmioとともに最安値に近い料金水準になった。(→詳細

1GBだと楽天モバイルにすれば0円になるが、楽天回線はエリア内でも圏外になりやすかったり、Rakuten Link(専用の通話アプリ)が必要といった癖もあるので、全国のドコモのエリアで使えて月額770円は安いのではと思う。

一方、従来の20GB・30GBコースは、新規受付を停止した。従来からの契約者は引き続き利用できるものの、料金は割高なまま据え置かれているので、ahamoなどに移行する方が良さそうだ。

また、ahamo以来の新慣習に倣い、期間限定の値引きや最低利用期間・違約金などの縛りは廃止されるとともに、MNP転出手数料も無料化された。

なお、2019年11月以前の旧コースも新規受付が継続されているが、あえて旧コースで契約するメリットは無いので、本稿では扱わない。

ドコモのエコノミーMVNO

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2021年10月21日より500MB/月コースが新設された。

ドコモのエコノミーMVNO」と銘打たれているように、ドコモショップで契約できる料金コースとして投入された。

基本的なサービス内容は他の料金コースとほぼ同じだが、データ容量が0.5GBと少なく月額550円に価格が抑えられている。期間限定のキャンペーンではなく、セット割や家族割なども不要。1回線から、ずーっとこの料金だ。

従量通話料は11円/30秒なので、ドコモの半額。さらに220円分の無料通話が付いているので、最大10分相当の通話料が込み。少しだけ通話する人には得なプランと言えそうだ。通話が多い人はかけ放題オプションも利用できる。

この料金コースは3Gガラケーユーザーをターゲットとしたと言うだけあって、ドコモユーザーに限らず、ガラケーからスマートフォンへの切り替えを検討している人にはぴったりだし、他社の格安データプランと組み合わせて通話用に使うにも良さそうだ。月額0円に惹かれて契約した楽天モバイルが圏外になって困っている人にも良いだろう。

ドコモを使っている人はデータ使用量が少ない人が多く、ガラケー・ガラホユーザーも多いようなので、ドコモショップで受け付けるのに適したプランと言えそうだ。

この料金コースはドコモショップでも契約できるし、オンラインでも契約できる。ドコモショップで契約できるのは500MBコースのみのようだが、翌月以降に他のコースに変更することや、逆に他のコースから500MBコースに変更することもできる

SIMのみ契約のほか、端末購入もできるが、取扱機種は契約場所によって異なる

ドコモショップでは、ドコモが販売している機種を購入できる。端末代金は無割引だが、「ケータイ補償サービス」や36回払い(審査あり)・「スマホおかえしプログラム」を利用できる。

また、ドコモショップのスマホ教室を利用できる

公式Webサイトでオンライン契約すると、OCNが販売する機種を購入できる。 goo Simseller ではgoo(NTTレゾナント)が取り扱っている機種を購入できる。

家電量販店では、SIMフリー機種を購入できる。

初期費用3,300円は、ドコモショップ/オンラインどちらで契約してもかかるが、公式WebサイトでSIMのみ契約する場合に限りエントリーパッケージも利用できる(ドコモショップと goo Simseller、および公式サイトでも端末セット購入時には利用不可)。

契約時に60歳以上の人は、1年間はデータ容量が0.5GB追加されて、実質1GB使えるキャンペーンが実施されている。また、500MBコースは「OCN光モバイル割」対象外になる。
コース変更の手続きはドコモショップではできないので、「OCN モバイル ONE アプリ」(AndroidiPhone)または「OCNマイページ」で申し込む必要がある。また、他の料金コースでは220円分の無料通話は付かない。既存契約者のコース変更手続きは2021年10月21日から受付開始、翌月から適用。
要予約。ドコモスマホ教室は回線契約の有無にかかわらず利用できるので、OCN モバイル ONE はもちろん、他社のユーザーや、スマートフォンを持っていない人でも利用できる。

SIMタイプとデータ容量別に計11コース

音声/SMS/データの3タイプ、月間データ容量は0.5/1/3/6/10GBの4コースから選択(ただし0.5GBと1GBは音声のみ)となり、計11コース。

コース 500MB/月 1GB/月 3GB/月 6GB/月 10GB/月
月額
料金
音声 550円 770円 990円 1,320円 1,760円
SMS - - 990円 1,320円 1,760円
データ - - 858円 1,188円 1,628円
通話
料金
従量通話料 11円/30秒 (特殊なアプリ不要でドコモの半額)
無料通話 220円分 なし
かけ放題 完全かけ放題 1,430円、10分 935円、トップ3 935円
データくりこし 対応(翌月まで)
節約モード 対応
データ超過後制限 200Kbps
テザリング ○ 制限なし
容量シェア 対応
050 plus セット割 対応(請求統合した050plusが165円引き)
OCN光モバイル割 対象外 月々220円引き
契約
場所
公式Web
goo Simseller
即日受渡カウンター
ドコモショップ

2021年4月からの新料金では音声SIMとSMS付に料金差が無くなったので、特段の理由が無ければ音声SIMを選んでおこう

あとはデータ容量を選ぶだけなので、実質5コース。データ容量は毎月でも変更できるので、自分が使うデータ量をある程度把握できている人には苦にならないだろう。

iPadモバイルルータ、ノートパソコン等でしか使わない場合は、データSIMを選べば若干安くなる。細かい話になるが、データSIMはユニバーサルサービス料電話リレーサービス料が不要(020番号が割り当てられる)のため、もう数円安くなる。ただしデータSIMではSMSも使えないので、スマートフォンやAndroidタブレットで使う場合はお勧めしない。
データ容量は月末を除きいつでも「マイページ」で変更できるが、翌月から適用される。

余ったデータ容量は翌月末まで繰り越して使える。不足しても追加データ容量を1GBあたり550円で購入でき(アプリ利用時)、ワイモバイルUQモバイルなどよりも安価にデータチャージできる。

通話機能

音声通話を利用できるのは音声SIMのみ。通話方式はVoLTEまたは3G(CSFB)。

SIPが規制されているわけではないので、データSIMでも050plusや他社のIP電話サービスを使った通話はできる。

通話料は従量制だが、従量通話料は税込11円/30秒で、ドコモの半額。発信時に特殊なアプリを使う必要はないので手軽だかけ放題オプションもアプリ不要で利用できる。

117(時報)や177(天気予報)などの3桁特番、#特番、0570ナビダイヤルなどへの発信はドコモ経由になり、高額な標準通話料22円/30秒がかかるので要注意。
他社と同じプレフィクス方式なのだが、他社に先駆けて2021年 4月よりプレフィックス番号自動付与に対応したため、専用アプリ不要になった。

転送電話(着信転送)は標準で利用できる(申込不要・月額無料、転送通話料は都度課金される)。ahamoは転送すらできず、いざという時に困るが、OCN モバイル ONE は格安だが電話機能は充実している。

留守番電話サービスは別料金になっており、月額330円(税別300円)のオプションを契約する必要があるが、不便かつ高いので、「スマート留守電」を使う方が良いと思う。

非通知通話の着信を拒否する、他社の「ナンバー・リクエスト」にあたる番号通知お願いサービスを、月額無料で利用できる

かけ放題オプション

  • 10分 - 月額935円(税別850円)で、誰とでも10分以内通話し放題(10分定額)になるオプション。10分超過時の通話料は11円/30秒。
  • トップ3 - 月額935円(税別850円)で、上位3電話番号への通話が0円(3番号のみ完全定額)になるオプション。3番号は毎月自動判定されるので登録不要。3番号以外への通話料は11円/30秒。
  • 完全 - 月額1,430円(税別1,300円)で、誰とでも通話し放題(完全定額)になるオプション。

OCNでは「トップ3」が特徴的。(今時はLINEを使う人が多いだろうが)家族や恋人など特定の人とよく通話する人に向いている。自動判定なので登録不要で使えるのも利点。個人で通話が多い人には嬉しいオプションでは。

いずれも通話発信時に専用アプリは不要(2021年 4月から)。Android・iPhoneの標準電話アプリを使って普段通りに発信すれば適用される。

ただし、0570ナビダイヤルは通話オプションの対象外になる(ドコモ経由の高額な通話料22円/30秒が適用される)ので、うっかり発信しないよう注意したい。

また、117番(時報)、177番(天気予報)などの3桁特番への発信も対象外になる(通話料22円/30秒)ので要注意。

通話オプションの申し込み・解除は、月末日を除くいつでもできるが、翌月から適用になる。ただし音声SIMの新規契約と同時に申し込む場合に限り、初月無料で利用できる。

SMS、+メッセージ

SMSは標準で使える(データSIMを除く)。メッセージ送信料金は従量制だが、月内5通目までは無料。アプリはスマートフォンに標準搭載されていればそれを使えるが、無い場合は Google play でメッセージアプリをインストールして使おう。

iPhoneは標準搭載のメッセージアプリを使う。iPadではSMSを使えない。

+メッセージ(プラスメッセージ)は2021年 9月末より使えるようになる予定だったが、延期された

Google playまたは App Storeでアプリをダウンロード・起動し、画面の指示に従って設定すると、使えるようになる予定。

なお、Androidで「+メッセージ」アプリを設定すると、SMSも「+メッセージ」で送受信するようになる(SMSを他のアプリで使う場合は「+メッセージ」も使えない)。他のアプリの使い勝手を気に入っている場合は気をつけよう。

「+メッセージ」同士のメッセージ送信料金は無料(データ通信料金に込み、Wi-Fiも使える)だが、相手も「+メッセージ」を使っている必要がある。

E-mail

いわゆるキャリアメールでは無いが、OCNのメールアドレスが1つ無料で提供される。 →OCNメールの新規設定

ドコモから乗り換えた場合、@docomo.ne.jp メールアドレスは使えなくなる。キャリアメールを使っている人は、予め無料のGmailiCloudメールに乗り換えておこう。

ドコモショップや家電量販店の即日受渡カウンターで契約した場合は、SIMカードはその場で発行されるが、OCNのメールアドレスやパスワードは後日送られてくる「OCN会員登録証」に記載されているので、書類が届くまで使えない。

容量シェア

SIMカードを最大5枚まで追加して、契約データ容量をシェアして使うことができる。音声/SMS付/データを問わずシェア・追加できる。

スマートフォンだけでなく、iPadやAndroidタブレット、ノートパソコンなどを1人で複数使うときに便利だ。音声SIMを追加して、家族でシェアして使うこともできる。

追加するSIMカード1枚ごとの月額料金(容量シェア月額料金)は、音声対応SIMカードとSMS対応SIMカードが572円、データ通信専用SIMカードが440円。

容量シェアSIMカードの初期費用(SIMカード追加時に容量シェアを同時に申し込む場合)は、4回目までは433.4円。5回目以降は3,300円(データSIMは1,980円)加算される。

OCN モバイル ONE では追加SIMカードにデータ容量は付かないので、シェアしても基本データ容量は最大10GBまで。足りない場合は IIJmio「ギガプラン」などを検討しよう。

iPadで使うならeSIMにすれば440円で2GB使えるのでお得。

エリア・機種・バンド

エリア・品質

エリアはドコモと同じで、ほぼ全国で使える。

今のところ5Gは使えないが、対応する準備はしているそうだ。もっとも、ドコモの5Gはまだ整備途上でエリアが狭いので、OCN モバイル ONE の4Gは快適に使えるので、特段困ることはない。

MVNOなので接続料計算方法の制約などから、ピーク時に混雑(速度低下)しやすいきらいがあるが、混雑しやすい平日の朝と昼を避ければ、概ね快適に使える。

もっとも、ドコモ網を使うMVNOの中では OCN モバイル ONE は第三者機関の調査でも評価が高いだけあり、朝昼夕の混雑時も特段困るほど落ちることはない。

用途にもよるが、Web閲覧やキャッシュレス決済、地図参照などの普段使いで不自由することはないだろう。

対応機種

スマートフォンはもちろん、フィーチャーフォン(ガラケー・ガラホ)やデータ端末(モバイルルータやiPadセルラーモデルなど)でもAPNを設定すれば利用できる。

動作確認済み機種が公開されているので、契約前に確認しよう。

また、OCN モバイル ONE では子会社が運営する「goo Simseller」で頻繁にスマホセットを格安販売しているので、機種変更したいタイミングでOCNに乗り換えるとお得だ。 (契約後の機種変更については#機種変更サポートを参照。)

3サイズ(nano/micro/標準)対応のマルチカットSIMが提供されるので、使いたい機器に適した大きさに切り出して使うことができる。

バンド構成はドコモと同じ。SIMフリーの機種や中古店などで購入した機種はもちろん、ドコモ向けの機種も基本的にはそのまま使える(auUQモバイル向け、ソフトバンクワイモバイル向けの機種は適さないことがある)。

対応バンド構成

  • FD-LTE (4G) Band 1, 3, 19, 21, 28(B)
  • TD-LTE (4G) Band 42
  • W-CDMA (3G) Band 1, 6/19

※太字は主力バンド

VoLTE非対応の機種も使えるが、ドコモは2026年 3月までに3Gを終了予定なので、これから買うならドコモのVoLTEに対応している機種を選ぼう。

APN

近頃のSIMフリー機種では予めAPNを設定済みになっている機種も増えてきたが、どの機種を使うにしても、基本的にAPNの設定が必要。iPhoneでは構成プロファイルを使う。

APN設定情報

  • APN lte.ocn.ne.jp
  • ユーザー名 mobileid@ocn
  • パスワード mobile
  • 認証タイプ CHAP
  • APNタイプ default,supl,hipri,dun
「新コース」(現行コース)で契約の場合。昔から使っている人、あえて旧コースで契約した人は、lte-d.ocn.ne.jp。ガラケーなど3G専用の機種では 3g-d-2.ocn.ne.jp。
dun を設定できない場合は tether を試してみる。

なお、IPv6は使えない。 IPv4グローバルアドレスがランダムで割り当てられる(他社では多くの場合IPv4はプライベートアドレスが使われる)。

端末補償オプション

SIMフリー機種や、中古店で購入した端末、乗り換え前のキャリアで購入した端末などをそのまま使う場合は、「あんしん補償」(月額550円)を利用できる。OCN モバイル ONE 契約中はいつでも加入でき、幅広い機種で利用できるが、故障したスマートフォンの保証書または購入時のレシート等購入を証明する書類が必要。

goo Simseller で購入した端末は、「グーの端末補償」を利用できるが、購入と同時に加入する必要がある。

ドコモショップで購入した端末は、ドコモの「ケータイ補償サービス」を利用できるが、購入と同時に加入する必要がある。

コンテンツ関連

LINEの基本的な機能は使えるが、LINEの年齢確認はできない。ID検索などをしたい場合はIIJmiomineoが対応している。

キャリア決済は提供されていないので、クレジットカードなど他の支払い方法を利用しよう。 未成年などでクレジットカードの利用が難しい場合は、PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)15歳以上)、セブン銀行16歳以上)、ソニー銀行15歳以上)、楽天銀行16歳以上)、auじぶん銀行(15歳以上スマホデビットau PAY プリペイドカード)などのネット銀行が発行しているデビットカードの利用を検討すると良いだろう。

キャンペーン

OCN モバイル ONE ではSIMのみ契約のキャンペーンはあまり実施していないが、最新の売れ筋SIMフリースマートフォンを日頃から格安で販売しているので、スマートフォンの買い替えと同時に契約するとお得になることが多い。

goo Simseller

子会社のNTTレゾナントが運営する「goo Simseller」(グー シムセラー)で頻繁にスマホセットを格安販売しており、スマホセット購入で契約すると、売れ筋のSIMフリースマートフォンをお得に購入できる。機種変更したくなった頃合いに契約(OCNへの乗り換え)を考えるとお得だ。

直販のほか、Yahoo!ショッピング(PayPayモール)、楽天市場、Amazonなどにも出店しているので、各ECモールのポイント還元等施策も併用して、さらにお得に買えることもある。

余談だが、「gooグー」はNTTグループが1997年に始めた検索エンジンの名前に由来している。その数年後にはGoogleが台頭したが、当時は画期的なbot型の検索エンジンだった。

家電量販店

家電量販店のSIMフリースマートフォン売場に行くと、格安SIMのキャンペーンが展開されていることがある(ヨドバシカメラの例)

即日受渡カウンターが設置されている大手家電量販店のSIMフリースマートフォン売場に行くと、格安SIMのキャンペーンが展開されていることがある。

現在実施中のキャンペーンは店頭に出向いて見るしかないが、右写真の例では、OCN モバイル ONE 音声SIMを契約すると7,000円キャッシュバックされていたので、後述のエントリーパッケージを買うよりもお得に契約できた。

ただし、初期費用3,300円は別途請求されるので、実質還元額は3,700円ほどになる。 隣のIIJmioでは初期費用が1円になるキャンペーンが重複適用されていた。還元額に目を奪われがちだが、初期費用などの別途発生する費用も考慮しよう。

なお、SIMカードの設定などは自分で行うのが原則だが、必要に応じ店舗の有償サポートを利用できる。

エントリーパッケージ

Amazonなどで購入できる「エントリーパッケージ」(SIMパッケージ)を使ってSIMのみ契約すると、初期費用3,300円がかからない。この「エントリーパッケージ」が300円くらいから販売されているので、初期費用が3千円くらいお得になる。

ただし、通販サイトで販売しているエントリーパッケージはOCN公式の専用サイトでしか利用できない。端末セット購入時には利用できないし、goo Simseller(楽天市場、Yahoo・PayPayモールを含む)やドコモショップで契約する際にも使えない。

通販等で買ったエントリーパッケージを持参しても、家電量販店等の即日受渡カウンターでは使えない。

ちなみにビックカメラでは「BIC モバイル ONE」という名称でエントリーパッケージを売っているが、内容は同じ。

また、エントリーパッケージには一般に使用期限が設定されているものが多いので、あまり早めに購入せず、使う間際に購入しよう。

ポイント、セット割

gooポイント

契約後に送られてくる「OCN会員登録証」に記載されている「OCNお客さま番号」(Nから始まる10桁の番号)を「gooポイント」に登録すると、月々40ポイント貯まる。

gooポイント100ポイントで料金100円値引きに使える(要手続き)ほか、カタログギフトやクーポンなどに交換して使える

ただし、ドコモショップで契約するとdアカウント連携が必須なので、gooポイントは貯まらず、dポイントが貯まる。

また、dアカウント連携の開始に伴い、gooポイントの進呈は2022年 4月30日(予定)で終了するそうだ…

2022年4月分まではgooポイントで貯めて、5月にdアカウント連携すると良いかも?

または、2022年 1月10日までにdアカウント連携して、キャンペーンの600ポイントをもらってもいいかも?(dポイントカード提示&d払いで660円以上買い物する必要があるけれど…)

機種変更サポート

OCN モバイル ONE 音声対応SIM契約をgooポイントに登録していると、goo Simseller 公式サイトで機種変更時に使えるクーポン(契約内容により、4,000円~6,000円分)をもらえる。

割引クーポンの申請をするとメールで配信されてくる。クーポンには有効期限(1ヶ月)があり、申請より1年間は再申請できないので、使う間際に申請する必要があるが、メール配信までに2日から2週間ほどかかるようで、思い立った時にすぐ機種変更とはいかないのがもどかしい。

また、goo Simseller が出店している楽天市場やPayPayモールなどでは使えないので、楽天やYahooのポイント還元率が高い人はそちらで買う方がお得かも(^^;。

なお、gooポイント終了後に機種変更クーポンがどうなるのかは不明。

dポイント

OCN モバイル ONE 契約後にdアカウント連携すると、dポイントが税別100円あたり1ポイント貯まる。基本料はもちろん、通話料や 050 plus なども対象

ただし、dアカウント連携するとgooポイントは貯まらなくなる

毎月の支払額やポイントの使い方にもよるが、交換の手間を考えなければ、gooポイントを貯めて料金値引きに使うのが得かも。

gooポイントからdポイントへの交換もできるが、今のところ交換レートは gooポイント200 → dポイント125 なので、料金値引きに使う方が得だと思う。

今後、gooポイント終了に伴い、dポイントへの交換レートが等価交換になるそうなので、等価交換になるまでgooポイントを貯めておいても良いかも。

050 plus セット割

IP電話サービス「050 plus」を使っている人は、請求をまとめることで、「050 plus」の月額料金が半額(330円→165円)になる「050 plusセット割」を利用できる。

050plusは050電話番号が割り当てられるので、ほとんど使わない割りに手続き等で必要になる家の固定電話替わりに使っている人もいると思うが、すでに利用している050番号はそのままで、OCN モバイル ONE と請求統合すれば 050 plus が月々165円安くなるので、さりげなくお得だ。

また、OCN モバイル ONE では 050 plus のデータ通信量はカウントフリー対象なので、データ容量を消費せずに通話できる。

余談になるが、050plusを使うと0570から始まる電話番号(ナビダイヤル)に通話発信でき、標準通話料3分あたり8.8円なので、携帯電話から発信すると高額な通話料がかかる0570番号に発信しなければならない時に、家の電話替わりに使える

企業等の固定電話に発信する際の通話料も3分あたり8.8円で済むので、月に8分以上通話発信があって通話料を節約したい人は、050 plus を1つ契約しておくと、お得に通話発信できる。

税込、固定電話・IP電話宛、全国一律。ただし0570の場合は通話先により異なる。
ただし着信転送が使えないので、常にアプリを起動して待ち受けるか、050plusの留守電機能を使う必要がある。
無料通話先以外の050番号宛は固定電話と同額。携帯電話宛の通話料は1分17.6円。OCN モバイル ONE の通話料(30秒11円)より若干安いが、通話時間によっては逆転することもあり、微妙。

OCN光モバイル割

OCN モバイル ONE と「OCN 光 」をセットで利用すると「OCN光モバイル割」を利用できる(要申込)。

OCN モバイル ONE 1回線あたり月々220円安くなる。元々格安だし、最大5回線まで適用になるので、家族で使っていれば、けっこうお得だ。

フレッツ光を利用中ならばプロバイダ変更は工事不要でできるので、「OCN 光 」に変更しても良いと思う。

OCN for ドコモ光」も対象になるので、ドコモを使っていた人の乗り換えにも適している。

ただし、500MB/月コースは対象外

各種手続き

ネットワーク暗証番号の確認・変更

着信転送などの設定に使うネットワーク暗証番号(数字4桁)は、「OCNマイページ」にログインして確認できる。

ログインに必要な OCN ID は契約後に送られてくる「OCN会員登録証」に記載されているので、家電量販店の即日受渡カウンターで契約した場合は書類の郵送を待つ必要がある。ドコモショップで契約した場合はdアカウントでログインできる。

暗証番号の変更はコールセンター(OCN モバイル ONE 専用受付センタ)での対応になる。

SIMカードの変更

音声通話SIM/SMS付SIM/データSIMの変更ができる。

音声対応SIMに変更する場合、手数料は1枚あたり3,733.4円(税込、SIM変更手数料 3,300円+SIMカード手配料 433.4円)。

SMS付/データSIMに変更する場合、手数料は1枚あたり2,413.4円(税込、SIMカード追加手数料 1,980円+SIMカード手配料 433.4円)。

SMS付SIMデータSIM(SMS無し)への変更はオンラインでできる。

データSIMから音声通話SIMへの変更もできる。このとき、他社からMNP転入することもできる。シェアの仕組みを使って、一度シェアSIMカードを追加した後、古いSIMカードを解約する手順になる。

OCN モバイル ONE のSIMカードはマルチSIMなので、通常、変更する必要はないが、破損・紛失等で再発行したい場合や、nanoからmicroや標準サイズに変えたい場合(あまり無いと思うけれど)は、チャットサポートでオペレータを呼び出して手続きしてもらう必要がある(オンラインで手続きすると電話番号が変わってしまう)。

解約・MNP転出

SIMカードの解約について」より「OCNマイページ」にログインして、オンラインで手続きできる。

契約中のSIMカードを全て解約する手続きを「プラン解約」、容量シェアしているSIMカードの一部を解約する手続きを「SIMカードの解約」と呼んでいる。 どちらにせよ、解約手続きするとキャンセルできず、電話番号が使えなくなるので(MNP転出の場合を除く)、間違えないようにしよう。

解約手続きはいつでもできるが、解約月の料金は満額かかる。純解約(MNP転出しない)の場合は解約予約となり、月末まで使える。

MNP転出の場合は、転出先での開通と同時に自動解約になるが、解約月の料金は満額請求される(日割りにならない)

通話料など、精算の都合で遅れて請求される料金もあるので、解約後もしばらくはクレジットカードや銀行口座等を解約しないでおこう。

解約後のSIMカードは返却が必要。返却しなくて損害金を取られたという話は聞かないが、手元に残しておいても使い道は無いので、返却してしまおう。通常郵便(郵便局で買える郵便書簡を使うと63円)で構わないが、送料はユーザー負担。台紙は返却不要だが、残っていれば一緒に返却しても構わない。

返却先が郵便局留めなので、郵便以外(ネコポスなど)では返却できない。

ドコモショップや家電量販店の即日受渡カウンターでは、契約手続きはできるが、解約・MNP転出手続きはできず、解約済みSIMカードの返却もできない。

OCN

「OCN」は、NTTグループ完全子会社のNTTコミュニケーションズ (NTTcom) が提供するインターネット接続サービスのブランド名。「Open Computer Network」の略。

OCNは元々ISPのブランドだけあって、光回線などの接続サービスが充実している。 また、同社は自前のVoIP電話基盤も持っており、「050 plus」などのIP電話サービスも充実している。

NTTcomをドコモの子会社にし、MVNO事業はレゾナントが担うことが計画されているようだ

親会社の方針で、NTTcomはドコモの子会社になることが示唆されており、さらに「OCN モバイル ONE」をはじめとする個人向けサービスは子会社NTTレゾナントに移管する方針が示されている。

2021年 4月の料金改定で20GB・30GBコースを停止したのも、新たに20GBプランを開始したドコモの方針に歩調を合わせたものと考えられる。

しかし本来は分割民営化してきた元国営のNTTグループが先祖返りするように再統合する動きについては懸念の声が挙がっていたし、その後に発覚した接待問題もあって動向は不透明だが、仮にNTT持株の想定通りになった場合、「OCN モバイル ONE」(個人向けサービス)はNTTドコモの子会社が運営するサービスになり、ドコモ系の格安SIMとして整理されることになりそうだ。

ドコモの「エコノミー」構想の発表から10ヶ月も経って、ようやく具体化した。この業界は政権の執拗な横槍を食らって混乱が続いていたが、ようやく落ち着いたのだろうか。

しかしこの間に格安SIM市場の競争は一層激化した。9月にはKDDIが月額基本料0円の povo 2.0 を投入してきて、端末はキャリア販売のiPhoneも含めてSIMフリーになったが、これほどの変化を2年前から予想していた人はほとんどいないのではなかろうか。

以前は2年縛りが業界慣行だったが、近頃はどんどん変わるので、2年も先のことは見通せない。今はせっかく縛りがないのが当たり前になったのだから、(キャリアメールや光回線なども含めて)縛りになるような契約は極力避けて、いつでも乗り換えられるように身軽にしておくのが、通信サービスをお得に使い続けるコツかもしれない。

参考リンク

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  • MVNO
  • SIMロック解除
  • ahamo - ドコモ直営で20GBプランを提供する格安ブランド(プラン)。
  • povo 2.0 - 月額基本料0円の完全トッピングプランを提供する、KDDIのオンライン専用ブランド。
  • IIJmio - MVNO SIMサービスの老舗のひとつ。NTTグループだが独自色が強く、au回線も提供している。
  • BIGLOBEモバイル - MVNO SIMサービスの老舗のひとつ。現在はKDDI傘下。
  • mineo - 独立系MVNO。3キャリアの回線を取り扱う。
  • 楽天モバイル - エリアが狭く圏外になりやすい、特殊な通話アプリが必要といった使いにくさはあるが、1人1回線に限り、1GBまでは0円で使える。
  • OPPO Reno5 A
  • Mi 11 Lite 5G