povo 2.0

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povo 2.0
Povo2 baseplan.jpg
基本0円のオールトッピングプラン
事業者 KDDI (MNO)
開始日 2021年 9月29日
通信方式 4G + 5G
5G Band(s) n3, n28, (n40, n41,) n77, n78, n257
4G Band(s) 1, 3, 11, 18/26, 28(A), 41, 42
SIMカード マルチSIM (nano/micro/標準)
eSIM
SIMのみ契約
SIM交換手数料 (物理SIM)3,850円
(eSIM)440円
当面無料
データ容量 0GB
超過時最大速度 128Kbps
データ節約 ×
データ繰越 ×
データ追加 390円/1GB・7日
990円/3GB・30日
2700円/20GB・30日
6490円/60GB・90日
12980円/150GB・180日
330円/24時間
#データトッピング
テザリング 制限なし
IPv6対応 標準対応
音声通話方式 VoLTE
通話料 22円/30秒
通話定額 5分定額 550円
かけ放題 1650円
通話トッピング
着信転送 ×
留守番電話 ×
非通知拒否
SMS +メッセージ対応
キャリアメール ×
データシェア ×
国際ローミング × 提供予定
月額基本料金 0円
(最低維持費)180日以内に1トッピングまたは従量通話料660円超
契約時手数料 (5回線まで)0円
(1年に6回線目以降)3,850円
MNP転出料 0円
期間縛り 無し
家族割 無し
光セット 無し
ポイント 無し
法人契約 ×
サポート窓口 チャット
APN 設定方法
iPhone対応 iPhone 6s 以降
povo 2.0 FAQ サポート ログイン povo 1.0

povo 2.0 (ポヴォ 2.0) は、KDDI (au) が提供するオンライン専用・完全トッピング型のモバイルデータ通信サービス。

基本料0円で、今のところ各種手数料も0円。通話やデータ通信を使う分だけ購入するスタイル。

通話はできる(発信通話料は従量制、緊急通報もできる)し、楽天と違ってauの広いエリアで使えるから圏外の心配もあまりなく、かしこく使えばデータ単価が安い

デュアルSIM対応機種に入れて、IIJmio eSIMデータプランと組み合わせて通話用に使ったり、普段は寝かせておいて時々旅行や出張などの時に使うとか、メインの回線でデータを使いすぎたときに使う、登山や障害等に備えてバックアップ回線として使うなど、柔軟な使い方ができる。

筆者は「データ使い放題24時間」をよく使っているが、330円払えば丸1日以上データ通信を使い放題になるので、出張や旅行などピンポイントでたくさん使いたい時にはお得で便利だ。

SIMカードは3サイズ対応のマルチSIMで、モバイルルーター・ホームルーターやWAN内蔵パソコンでも使えるが申し込み・各種手続きやデータトッピングの購入にスマートフォンアプリが必要なため、別途スマートフォン(原則として1回線につき1台)を用意する必要がある。

キャンペーン情報は#キャンペーンを参照。

2021年 3月23日~ 9月28日に契約した人は#povo 1.0 からの移行を参照。

なお、競合の楽天モバイルが2022年 7月に基本料金0円~をやめたが、KDDIではやめる理屈がないとし、povo 2.0 の基本料金0円を継続する意向を示している。

一部業務は完全子会社の KDDI Digital Lifeに委託されているが、通信サービス契約はKDDI(住所が沖縄県の人は沖縄セルラー電話)との契約になる。
180日間、有料トッピングの購入がない場合は、利用停止予告が来るので、半年に1度は何らかのトッピングを購入する必要がある。例えば半年のうちに「データ使い放題24時間」330円を1回でも購入すればOK。
2022年12月20日から、1年間で6回線目以降の新規契約(MNP転入、au/UQからの移行を含む)については、契約事務手数料3,850円を請求される。このほか、当面の間0円とされている手数料もある。細かいことは#よくある(?)質問を参照。
「24時間」となっているが、今のところ、購入した翌日の23:59まで使えるので、24時間以上使える。
要設定。キャリアによる動作保証は無く、モバイルルーター・ホームルーターやパソコンは動作確認もされていないので、自己責任での利用になる。eSIMは筆者が試した範囲で使えない機種があったので、SIMカードを選ぶのが無難だと思う。

基本料0円だが、0円ではほとんど使えない

楽天モバイルが2022年 6月まで提供していた「Rakuten UN-LIMIT VI」は段階制料金で、1人1回線まで・1ヶ月1GB未満しか使わなければ0円だった。つまり0円で1GBまでは使えた。

これに対し povo 2.0 は、基本料0円では、ほとんどデータ通信を使えない。0円で使えるのは、通話の着信(と緊急通報やフリーダイヤルへの発信)と、「#ギガ活」を活用できる人のみと考えておく方が良い。

まず、追加トッピングを何も購入していない(基本料0円の)状態では、データ通信は128kbps以下に制限されるが、筆者が試した範囲では、下りは128kbps出ることはまずない(上りは128kbps以上出ることも多い)。メールくらいなら何とかなるかもしれないが、追加トッピングギガ活も無い状態では通信できないと考えておくのが現実的。

ただし、キャンペーン参加店で au PAY を使うとデータ容量をもらえる#ギガ活」を活用すると追加料金無しでデータ通信できるので、ローソンやドトールコーヒーなどの「#ギガ活」参加店を頻繁に利用している人は、タダでデータ通信できてしまう。使い方は簡単だが、「#ギガ活」参加店をどれだけ利用するかは居住地や勤務形態などの生活スタイルによるので、万人に向くものではない。

また、有料トッピングを購入せず180日経つと利用停止予告が届くので、半年に1度はトッピングを購入する必要がある。通話着信のみで充分な人でも、完全0円維持はできない

通話では、着信転送と留守番電話が塞がれているため、メインの通話専用回線にもお勧めできない。 通話をよく使う電話番号は、日本通信SIM(月額290円~)や mineoマイそく スーパーライト」(月額250円)などのMVNOの格安プランを使う方が良いだろう。

通話料は従量制だが、5分かけ放題トッピングを月額550円で購入できる。基本料0円なので、月々550円で5分定額を利用できることになる。これと IIJmio「ギガプラン」eSIMデータと組み合わせて使うと計990円~で格安維持でき、通話はauの広いエリアで5分定額を、データ通信はドコモの広いエリアで使える。IIJmio「ギガプラン」は複数回線契約してシェアして使えるのも便利。

「データ使い放題(24時間)」トッピング購入時はau回線をほぼ制限なく快適に使えるので、旅行用やホームルーター端末に入れて引っ越し・入院時などの一時利用にはぴったり。

他の大容量データトッピングも1GBあたり単価が安いので、デュアルSIMを活用してお得にデータ通信を使いたい人にも向いている。

このように工夫して使う人や、登山用および非常用バックアップ回線には、使いたい時だけ課金すれば全国のau回線がほぼ制限なく使える povo 2.0 はとても使い勝手が良い。

ただしオンライン専用・サポートはチャットのみなので、自分である程度調べて工夫して使える人に向いている。

povoでは端末の販売もしていないので、端末はSIMフリー機種などを別途用意する。 ちなみに楽天モバイルで購入した機種を使っている場合は、auとドコモのプラチナバンドに対応しているので、機種変更しなくても、povo 2.0 やIIJmio日本通信SIMなどで快適に使える

買い物での「#ギガ活」条件は、予めエントリーの上、「au PAY」で一定金額以上の支払いをするだけ。エントリーは最初の1回のみなので、最初にエントリーを済ませておけば、あとは参加店で au PAY を使って買い物すれば、数日後に「プロモコード」がメールで送られてくるので、それを登録すれば使える。
購入するトッピングは何でもいいので、例えば「データ使い放題24時間」330円を半年に1回以上使えばOK。もちろん通話5分定額などを利用してもOK。
着信転送が塞がれているため、スマート留守電なども使えず、通話をよく使う電話番号では不便がある。競合のLINEMOでは着信転送と留守電がオプション(月額220円)で使えるようになったが、povoでもせめて通話トッピング等の継続課金を使っている人には着信転送を開放してほしいものだ。
月額250円だが、データ通信はほぼできず、使いたい時は別途330円の「24時間データ使い放題」を購入する必要があるので、ほぼ通話・メールとバックアップ専用。
この組み合わせだと、通話はauのエリアで5分かけ放題、データ通信はドコモのエリアで月々2GB(キャンペーンで1年間は月々3GB)使えて、計990円なので、楽天よりも広いエリアで使えて安く維持できる。
Rakuten Mini」の後期ロットを除く。auとドコモの Band 1 に非対応なので非推奨。
エリアの狭い楽天モバイルと組み合わせて予備回線に
ソフトバンクが使えない奥日光戦場ヶ原povo 2.0 を有効にして、お得なデジタルチケットを利用
330円の「データ使い放題24時間」トッピングを使いたい時だけ購入できるので、時々モバイルルータやノートパソコン、テザリングで使いたい用途にも向いている
eSIMに入れておけば邪魔にならず、他社が障害などで使えなくなった時に切り替えて使えるので、非常用の予備回線に最適。

こんな人におすすめ

予備回線がほしい
月額基本料0円で維持できて、通話できる(緊急通報にも対応)。データトッピングを購入すればいつでもデータ通信できる。全国のauのネットワークを使える。デュアルSIM対応機種に入れる予備回線に最適。eSIMにも対応しているので、eSIMに入れておけば邪魔にならない。エリアが狭い楽天モバイルをメインにしている人の予備回線にしたり、障害などで他社回線が使えないときに備えてバックアップ回線を用意しておきたい人にぴったり。備えあれば憂いなしだ。
時々登山や旅行に行く
山に入ると、キャリアによって使えたり使えなかったりする経験をしている人は多いだろう。自分のソフトバンクは使えないのにあの人のドコモは使えるとなったり、峠を越えたらその逆になったり(笑)。
山では電話がライフラインになることもあるので、通話ができる回線をひとつ持っておく安心感は大きい。povo 2.0 ならば維持費0円(使った分だけ支払い)で、eSIMに入れておけば邪魔にならない。
また、時々「ギガ活」して300MBのプロモコードをもらっておけば、山に行った時にお得に使える。300MBもあれば山でちょこっと地図や時刻表などを見るには充分だし、Twitter・Instagram・LINEなども少しは使える。もし足りなければ「データ1GB追加」(390円・7日間有効)の追加トッピングを買えば良い。
旅行などでたくさん使いたい場合は、330円の「データ使い放題(24時間)」がおすすめ。
時々尾瀬へ行く
基本0円の povo 2.0 をeSIMに入れておけば、普段は維持費ゼロで、auしか使えなかった尾瀬(2022年よりドコモも使えるようになった)に行くときに切り替えて、データトッピングを買って使うことができる。
たまにたくさんデータを使いたい日がある
330円払うと24時間データ使い放題になるデータトッピングが用意されている
週末だけデータ通信をたくさん使う
平日は自宅や職場のWi-Fiを使い、週末には外出等でデータ通信をたくさん使うという人は、今のところ土曜日に「データ使い放題(24時間)」を購入すると、日曜日(翌日)の23:59まで使える
少々裏技的だが、今のところ「データ使い放題(24時間)」は購入した翌日の23:59まで使えるため。平日はコード決済とLINEくらいしか使わないのであれば「データ3GB追加(30日)」で足りるだろうから、合計して月額2,310円ないし2,640円で、土日は使い放題になる。
もし平日に使いすぎて途中でギガ不足になっても、povoならば「データ3GB追加(30日)」や「データ1GB追加(7日)」を追加購入すれば所定の期間まで無駄なく使えるので、月末近くにギガ不足の心配をして切り詰める必要もない。
デュアルSIM対応機種を使っていれば、平日はLINEが使い放題のLINEMO「ミニプラン」(LINE以外は3GBまでで月額990円)を使いつつ、週末だけ povo 2.0 に切り替えて「データ使い放題(24時間)」で通信し放題といった使い方もできる。
1人から(家族割や光セットなどの煩雑なことをせずに)シンプルに使いたい
家族割・光セット割・電気契約など不要で1回線目から安い
月々のデータ使用量が一定しない
povo 2.0 のデータトッピングは有効期限まで月をまたいで使えるので、無駄になりにくい。また、例えば海外出張などで使わない月は0円で維持できる。
通話は要らない/ほとんどしない
通話定額無しで基本料0円~
モバイルルータやノートパソコンに
月額基本料0円で維持でき、330円で「データ使い放題24時間」を利用できるので、時々使うモバイルルータやテザリング用に最適。
SIMカードeSIMを選べ、SIMカードは標準/micro/nanoSIMに対応しているので、SIMカードを使うモバイルルータやWAN内蔵ノートパソコンにも便利だし、au網に対応している Rakuten Mini などの古いスマートフォンが手元に余っていればそれに入れてUSBテザリングやWi-Fiテザリングでも使える。
なお、モバイルルータやWAN内蔵ノートパソコンで使う場合は、トッピング購入に使うアプリを動かすスマートフォンが別途必要。
iPadで使いたい
2022年 3月 8日より公式対応した。普段は自宅等のWi-Fiで使いつつ、外で使いたい時だけトッピングを買って使えるし、コンテンツトッピングもあるので、iPadで使いやすいのでは。
iPhoneを使いたい
iPhone 6s 以降、最新の iPhone 13 シリーズまで対応
auショップへ行くのが煩わしい
povoは、契約から解約まで全ての手続きがオンラインで完結する。端末は家電量販店や通販などでSIMフリー機種を購入すれば良いし、iPhoneならばAppleのサポートを利用できる。eSIM・eKYCならば即日開通もできる。貴重な時間を割いてショップに出向く必要は一切ない。
子ども(中高生)に使わせたい
13歳から契約できる。データトッピングを購入した分しか使えないので、計画的に使わせることができる。また、データ容量を使い切っても通話はできる。ただし支払いにはクレジットカードが必要(保護者名義でOK)。

こんな人は他社も検討しよう

通話もする/留守電を使う
povo 2.0 では着信転送が塞がれてしまったので、留守番電話サービスを一切利用できない。着信転送できる他社のプランと組み合わせて使うのが良い。
スマートフォンだけでなく、LTE内蔵パソコンやタブレットも使いたい
データ量にもよるが、使う量が少なければ、シェアプランがあるワイモバイルや、複数のSIMカード・eSIMをシェアして使えるIIJmioの方がお得になる。
povo 2.0 はデータ単価が安く、150GBならば1GBあたり86.53円。IIJmio eSIMデータに近い安値水準。しかも歴月で切られることなく180日以内に使い切ればいいので、無駄なく使える。パソコンやタブレットだけである程度データ量を使う人には魅力的なプランだが、データトッピングの購入にスマートフォンアプリが必要なので、詳しい人向け。
ただし、楽天回線を快適に使える場所で毎月40GB以上使う場合は、楽天モバイルをひとつ契約する方が割安になる。
初期設定が不安なのでサポートしてほしい/日頃からキャリアショップによくお世話になっている
povoはショップ対応が一切無いので、避ける方が無難。UQモバイルワイモバイルなどの、ショップサポートが提供されているプランを検討しよう。
トッピング購入などの面倒な操作をしたくない/通信費は固定費にしたい
月額料金制の他社にしよう
法人契約で使いたい
povoは法人契約不可。相対契約で大幅値引きを受けられる大企業はともかく、中小事業所ではワイモバイル法人契約割引で全回線税別700円引きになるので、そちらの方がお得に利用できると思う。

povo 2.0

povoキャラクター

2021年 9月13日発表9月29日 午前9時より提供開始の、オンライン専用新プラン。

名前の由来は、新たな視点を意味する英語の「point of view」と、ラテン語で卵を意味する「ab ovo」に誕生と成長の意味をこめて、かけあわせた造語だそうだ。新たな視点によるサービスの誕生と成長を意味しているという。

この名前にちなんだのか、公式キャラクターは「卵」。名前はpovoくん不明。

iPad mini 第6世代にインストールし、起動した様子。使えはするのだが、povo 1.0 アプリはiPadにも対応していたのに、povo 2.0 ではiPhone用のUIしか用意されていなかった…

シンプルで柔軟性の高いプラン設計をコンセプトとし、従来のauプランから一転してアンバンドルプランになった。 基本料0円で、データ通信容量などは必要に応じて購入するオールトッピングプランとなっている。

データ通信は4G5Gを使えるが、基本データ容量は0。使うときに必要なだけトッピングを購入する仕組みになっている。

テザリングも同容量の範囲で制限なく使える。

トッピング購入などの手続きには「povo2.0アプリ」(AndroidiPhone)が必要

Xiaomi製スマートフォンの「デュアルアプリ」機能を使って、1台で2回線分使えるようにした例

モバイルルータやWAN搭載ノートパソコンなどのデータ端末でも使えるが、アプリを動かすスマートフォンが別途必要になる。しかもアプリ1つにつき1回線しか使えないので、スマートフォンとノートパソコン等の両方で povo 2.0 を使いたい人は詰む(^^;

povo 2.0 は使いたい時に使いたいだけトッピングを買って使えるし、「データ使い放題(24時間)」もあるので、ノートパソコン等にぴったりなのだが、アプリが無いとトッピングを買えず(またはプロモコードを入力できず)宝の持ち腐れになってしまう。アプリが複数回線に対応してくれるといいのだが… #povo 2.0 を複数回線契約する場合の注意点

月額基本料0円だが、180日以上有料トッピング等の課金がない回線は停止される。見方を変えれば、180日に1度は有料トッピングの購入が必要。このほか、ユニバーサルサービス料電話リレーサービス料は別途発生するのだが、当面の間は請求されないそうだ。
トッピングプロモコードが何もない状態でのデータ通信は最大128Kbpsに制限される。
2021年 9月29日現在、Android 5.0 以降、iOS 11.0 以降に対応しているよう。iPadには公式には未対応だったが、使うことはできた(右上図のように、iPhone向けの画面が小さく表示される)。2022年 3月 8日に公式対応した
Windows 11Windows Subsystem for Android では、povo 2.0 アプリが動作しないようになっている。WAN内蔵パソコンで使うには別途スマートフォンが必要。
Xiaomi (MIUI) の「デュアルアプリ」機能は使えたので、こうした機能を持っているスマートフォンであれば、2回線分使える。例えば Mi 11 Lite 5GRedmi Note 11 Pro 5G では使えた。ただしXiaomiの「デュアルアプリ」はメモリ4GB以下の機種では使えなくなったそうなので、今まで使えていた機種で使えなくなることも考えられる。また、OPPOの類似機能「アプリクローン」はLINEなど特定のアプリでしか使えず、povoアプリには対応していない。
アプリでデータトッピングを好きな時に購入でき、購入するとすぐに使えるようになる

データトッピング

povo 2.0 の最大の特徴は、データ容量まで完全にアンバンドル(分離)しており、必要なだけ購入して使う仕組みになっている。一見するとプリペイドのようだが、従来のプリペイドプランはデータ容量が割高になっていたのに対し、povo 2.0 ではデータ単価が業界最安値水準に設定されている。

また、ギガが切れても使わないならすぐにチャージする必要はない。使いたい時だけ購入して使い続けることができる

データ単価を出してみると分かりやすいと思って表にまとめてみた。 表中の#期間限定お試しトッピングについては後述。

トッピングが切れた翌日から180日間、トッピング購入がなく、従量通話料が660円(月平均110円)以下の場合は回線が停止予告が届く。停止されてから30日間、トッピング購入がないと強制解約される。つまり180日以内に何かしらのトッピングを購入するか、累計660円超の従量通話等をしていれば、基本料0円で継続利用できる。
Povo2 topping data.jpg
データトッピング
/プラン名
容量 価格
(税込)
データ単価
(円/1GB)
有効期限 30日
あたり価格
30日
平均容量
超過後
制限
▼データトッピング レギュラーメニュー
データ1GB追加 1GB 390円 390 7日 1,671.4円 4.3GB 128Kbps
データ3GB追加 3GB 990円 330 30日 990円 3GB
データ20GB追加 20GB 2,700円 135 30日 2,700円 20GB
データ60GB追加 60GB 6,490円 108.2 90日 2,163.3円 20GB
データ150GB追加 150GB 12,980円 86.5 180日 2,163.3円 25GB
データ使い放題 無制限 330円 - 24時間 9,900円 - -
期間限定お試しトッピング(販売中)
期間限定
1GB(180日間)
1GB 1,260円 1,260 180日 210円 0.17GB 128Kbps
期間限定
120GB(365日間)
120GB 20,000円 166.7 365日 1,643.8円 9.9GB
▼【参考】過去に実施された期間限定お試し&増量トッピング(販売終了)
【期間限定増量】データ20GB追加 25GB 2,700円 108 30日 2,700円 25GB 128Kbps
期間限定増量】
65GB(90日間)
65GB 6,490円 99.8 90日 2,163.3円 21.7GB
【期間限定増量】データ60GB追加 75GB 6,490円 86.5 90日 2,163.3円 25GB
【期間限定増量】データ150GB追加 190GB 12,980円 68.3 180日 2,163.3円 31.7GB
【期間限定増量】190GB(180日間) 190GB 12,980円 68.3 180日 2,163.3円 31.7GB
期間限定
300GB(180日間)
300GB 19,500円 65 180日 3,250円 50GB
激レア
1GB(180日間)
1GB 1,111円 1,111 180日 185.2円 0.17GB
激レア
3GB(180日間)
3GB 2,222円 740.7 180日 370.3円 0.5GB
期間限定
7GB(7日間)
7GB 777円 111 7日 3,330円 30GB
期間限定
1GB(30日間)
1GB 499円 499 30日 499円 1GB
期間限定
1GB(30日間)
1GB 480円 480 30日 480円 1GB
期間限定
3GB(90日間)
3GB 1,280円 426.7 90日 426.7円 1GB
期間限定
9GB(90日間)
9GB 2,790円 310 90日 930円 3GB
期間限定特典付
5GB(30日間)
5GB 1,500円 300 30日 1,500円 5GB
期間限定
50GB(30日間)
50GB 4,000円 80 30日 4,000円 50GB
期間限定特典付
60GB(90日間)
60GB
+5GB
6,490円 99.8 90日 2,163.3円 21.7GB
期間限定特典付
150GB(180日間)
150GB
+5GB
12,980円 83.7 180日 2,163.3円 25.8GB
期間限定
データ使い放題
(7日間)
無制限 1,800円 - 7日 7,714.3円 - -
【参考】povo 1.0 20GB 2,728円 136.4~ 1ヶ月 2,690.6円 19.7GB 1Mbps
【参考】楽天モバイル「Rakuten最強プラン」
~3GB 3GB 1,078円 359.3~1078 1ヶ月 1,063.2円 ~3.0GB 無制限
~20GB 20GB 2,178円 108.9~726 2,148.2円 ~19.7GB
20GB~ 無制限 3,278円 ~163.9 3,233.1円 -
【参考】ahamo
ahamo
(通話5分定額付)
20GB 2,970円 148.5~ 1ヶ月 2,929.3円 19.7GB 1Mbps
ahamo大盛り
(通話5分定額付)
100GB 4,950円 49.5~ 4,882.2円 98.6GB
【参考】LINEMO
ミニプラン 3GB 990円 330~ 1ヶ月 976.4円 3.0GB 300Kbps
スマホプラン 20GB 2,728円 136.4~ 2,690.6円 19.7GB 1Mbps
【参考】ワイモバイル シンプルS/M/L 無割引
S 3GB 2,178円 726~ 2ヶ月
(繰越含む)
2,148.2円 3.0GB 300Kbps
S+増量 5GB 2,728円 545.6~ 2,690.6円 4.9GB
M 15GB 3,278円 218.5~ 3,233.1円 14.8GB 1Mbps
M+増量 20GB 3,828円 191.4~ 3,775.6円 19.7GB
L 25GB 4,158円 166.3~ 4,101.0円 24.7GB
L+増量 30GB 4,708円 156.9~ 4,643.5円 29.6GB
【参考】UQモバイル 無割引
コミコミプラン
(通話10分定額付)
20GB 3,278円 163.9~ 2ヶ月
(繰越含む)
3,233.1円 19.7GB 1Mbps
トクトクプラン 15GB 3,465円 231~ 3,417.5円 14.8GB
ミニミニプラン 4GB 2,365円 591.3~ 2,332.6円 3.9GB 300Kbps
【参考】NUROモバイル
NEOプランLite 20GB 2,090円 104.5~ 2ヶ月
(繰越含む)
2,061.4円 19.7GB 1Mbps
NEOプラン 20GB 2,699円 135~ 2,662.0円 19.7GB
NEOプランW 40GB 3,980円 99.5~ 3,925.5円 39.5GB
【参考】日本通信SIM 合理的プラン
シンプル290 1GB 290円 290 1ヶ月 286.0円 1.0GB 低速
2GB 510円 255 503.0円 2.0GB
3GB 730円 243.3 720円 3.0GB
4GB 950円 237.5 937.0円 3.9GB
5GB 1,170円 234 1,154.0円 4.9GB
6GB 1,390円 231.7 1,371.0円 5.9GB
みんな
70分無料通話
or 5分定額付き
10GB 1,390円 139~ 1,371.0円 9.9GB
【参考】IIJmio ギガプラン
音声 2ギガ 2GB 850円 425~ 2ヶ月
(繰越含む)
838.4円 2.0GB 300Kbps
音声 5ギガ 5GB 990円 198~ 976.4円 4.9GB
音声 10ギガ 10GB 1,500円 150~ 1,479.5円 9.9GB
音声 15ギガ 15GB 1,800円 120~ 1,775.3円 14.8GB
音声 20ギガ 20GB 2,000円 100~ 1,972.6円 19.7GB
eSIMデータ 2ギガ 2GB 440円 220~ 434.0円 2.0GB 300Kbps
通話無し
eSIMデータ 5ギガ 5GB 660円 132~ 651.0円 4.9GB
eSIMデータ 10ギガ 10GB 1,100円 110~ 1,084.9円 9.9GB
eSIMデータ 15ギガ 15GB 1,430円 95.3~ 1,410.4円 14.8GB
eSIMデータ 20ギガ 20GB 1,650円 82.5~ 1,627.4円 19.7GB
【参考】“ソフトバンク
データ通信専用
3GBプラン
3GB 1,408円
990円
469.3~
330~
1ヶ月 1,388.7
976.4円
3.0GB 128Kbps
通話無し
データ通信専用
50GBプラン
50GB 5,280円 105.6~ 5,207.7円 49.3GB
ミニフィットプラン+ 1GB 3,278円 3,278 3,233.0円 1.0GB 通信不可
2GB 4,378円 2,189 4,318.0円 2.0GB
3GB 5,478円 1,826 5,403.0円 3.0GB
メリハリ無制限 ~3GB 5,538円 1,862.7~ 5,462.1円 3.0GB 条件付
無制限
30GB 7,238円 241.3~ 7,138.8円 29.6GB
【参考】au
スマホミニプラン 1GB 3,465円 3,465 1ヶ月 3,417.5円 1.0GB 通信不可
2GB 4,565円 2,282.5 4,502.5円 2.0GB
3GB 5,665円 1,888.3 5,587.4円 3.0GB
4GB 6,215円 1,553.8 6,130.0円 3.9GB
使い放題MAX 30GB 7,238円 241.3~ 7,138.8円 29.6GB 条件付
無制限
  • 金額は税込、端数は四捨五入、ユニバーサルサービス料電話リレーサービス料
  • データトッピングは使うときに都度アプリで購入が必要。ただし「【オートチャージ】データ追加3GB(30日間)」のみ自動追加に対応する。
  • 【期間限定特典付】は、2023年 3月 2日から 3月31日までの期間限定販売。「Amazonプライム」ギフトコード3ヶ月分が付くが、データ単価は特典を考慮しない参考単価として斜字にした。
    また、同期間は「【キャンペーン】データ追加60GB(90日間)」および「【キャンペーン】データ追加150GB(90日間)」にもデータボーナス5GB(30日間)のプロモコードとAmazonプライムギフトコード(3ヶ月分)が付いてきた。
  • 歴月計算のプランにおいて、30日あたり単価・平均容量は、12ヶ月(365日)使った場合の平均として、月額料金・容量×12÷365×30で算出した値を斜字で入れている。
  • 楽天モバイルではデータ使用量に応じて料金が自動的に上がるので、表のデータ単価で使うことは困難。よって目安として斜字にて掲載している。
  • UQモバイルは2023年 6月からの新プラン。「コミコミプラン」には10分通話定額が含まれる。
  • 「Rakuten最強プラン」は2023年 6月より。既存ユーザーも自動適用。パートナー回線の月々5GBまでの制限が撤廃され、パートナー回線も使い放題になる。ただし、パートナー回線で使われる800MHz帯は帯域が狭いため、パートナーエリアでは必ずしも快適に使えるわけではない。
  • NUROモバイル NEOプラン(Liteを除く)は「NEOデータフリー」(一部SNSはカウントフリー)と「あげ放題」(アップロードは全てカウントフリー)があるので、実際には20GB・40GB以上使える。アップロードが多い人など、使い方によってはかなり得になる。また、プラン変更せずに継続して使っていると、契約データ容量とは別枠で3ヶ月毎に15GB分の追加データをもらえる。
  • 表にあるIIJmioの「eSIM」はデータeSIMを指す。2022年10月25日より始まった音声eSIMには音声の料金が適用になる。「5ギガ」と「10ギガ」は2023年 4月から増量された
  • UQm、LINEMO、および povo 1.0 では契約データ量超過後も最大1Mbpsで通信でき、用途によってはこれで間に合う人もいるだろうから、データ単価による単純比較は必ずしも実態にそぐわないことがある。
  • 日本通信SIM「合理的プラン」はデータ使用量に応じて自動課金(上限設定可)なので、繰越は無く、使わなかった月は料金が下がる。「シンプル290」では上限100GBまで設定できるが、本表では一部を掲載。「みんな」は2023年 4月28日改定後の内容。
  • ソフトバンク「データ通信専用3GBプラン」は契約から5年間のキャンペーン価格(終了時期未定)、打消線は正規価格。契約期間や解約金は無いので、5年経ったら一旦解約して再契約すれば引き続きキャンペーン価格で使えるはず(料金プランとキャンペーンが継続していればだが)。
  • ソフトバンクの「メリハリ無制限」とauの「使い放題MAX」は、テザリング・データシェア等を含めて制限なく使える30GBをもとに参考単価を算出している。また、家族割等の複雑な条件が極めて多いがそれらは考慮せず、縛りのない単体利用時の料金を参考値として示している。
オートチャージを利用するには、最初に専用の3GBトッピングを購入する必要がある

オートチャージ

データトッピングは原則として都度アプリで購入する必要があるが、2023年 4月11日より「【オートチャージ】データ追加3GB(30日間)」に限りオートチャージに対応した。「povo2.0アプリ」バージョン「1.5.7」以降にアップデートすると利用できる

「データ追加3GB(30日間)」(990円)のみ対応。お得な大容量トッピングや期間限定トッピングはオートチャージ対象外なので、たくさん使う人やお得に使いたい人には向かない。そういう人は引き続きこまめにアプリをチェックしよう。

初回は「【オートチャージ】データ追加3GB(30日間)」と書かれたトッピングを購入する必要がある(右図)。

オートチャージ利用中は、

  • 有効期限が切れる前日
  • データ残量が1GB、500MBになったとき
  • オートチャージ実施時
  • 30日以内で3回以上オートチャージが実施された場合

に通知が届き、オートチャージされる/されたことを確認できるようになっている。

オートチャージはいつでもOFFにできるので、アプリを確認してお得なトッピングがあればそちらを購入しなおすのも方法だ。

注意点としては、オートチャージONの状態で有効期限が過ぎると、他のデータトッピングや「#ギガ活」(プロモコード)などが残っていてもオートチャージされてしまうので、大容量データトッピングに買い替えた際はオートチャージをOFFにするのを忘れずに。

アプリのアップデート開始時期はGoogleやAppleの都合で時間差が生じるが、筆者のもとには 1週間後の 4月18日にアプリが配信されてきた。

期間限定お試しトッピング

2022年 7月に期間限定のお試しで、普段販売されていない少容量(1GB・30日間)のデータトッピングと、7GB・7日間のデータトッピングが販売された。

1GB(30日間)499円は、格安SIMに代表される少容量ユーザーの受け皿になりそうだが、販売期間は2022年 7月 1日から 7月20日までの期間限定。

もうひとつ、七夕にちなんで7GB(7日間)777円のトッピングが、2022年7月7日から7日間限定で販売される。こちらは夏の旅行・イベントシーズンにぴったりだと思うが、あいにく夏休み前に販売終了してしまう(苦笑)。 →7月2日の大規模通信障害を受けて、「【期間限定】データ追加7GB(7日間)」の販売は無期限延期された

もっとも、ユーザーがトッピングを試すのはもちろん、KDDIにとってもユーザーのニーズを把握する「お試し」のようだから、今後のトッピングメニュー拡充に期待したいところだ。

その後、3GB(90日間)1,280円のトッピングが、2022年10月31日から11月30日まで 1月10日までの期間限定で販売された。従来の3GB(30日間)よりギガ単価は割高だが、長く使えるのが特徴。

年末年始期間(2022年12月 1日~2023年 1月10日)には、1週間データ使い放題になる「【期間限定】データ使い放題(7日間)」トッピングが発売された。

購入日から起算して7日後の23:59まで使える。例えば、12月29日の朝に購入すると、1月5日 23:59 まで使えた。

常時販売の「データ使い放題(24時間)」が330円なので、一見すると1.5日分得するように見えるが、現在は「データ使い放題(24時間)」を購入すると翌日の23:59まで利用できるので、実際には約2日毎に「データ使い放題(24時間)」を購入する方が得になる。とはいえ都度購入する手間が省けるので、7日の有効期間が年末年始休暇や帰省等にうまく当てはまる人には便利そうだ。

2023年 1月20日からは、「9GB(90日間)2,790円」トッピングが期間限定で発売された。従来の「3GB(30日間)990円」を3回買うよりも180円安くなる。金額的なお得に加え、いちいちトッピングを買う手間が省けるメリットもありそうだ。

また、2023年 1月20日から 2月20日28日までは「データ追加20GB(30日間)」「データ追加60GB(90日間)」「データ追加150GB(180日間)」が増量される「2023冬の大感謝祭!」が開催された。

2023年 2月22日からは、「大容量300GB(180日間)19,500円」トッピングが期間限定で発売された。まとまって購入するぶん高額だが、データ単価は65円/GB。たくさん使う人には良い選択肢になりそうだ。平均30日あたり3,250円で50GB使えるので、「ahamo大盛り」よりは割高だが、楽天モバイルには対抗できそうだ。

また、以前にも期間限定で販売された「データ追加1GB(30日間)」と「データ使い放題(7日間)」が再販されている。

2023年 3月 2日から31日まで、データ5GB(30日間)に「Amazonプライム」のギフトコード(3ヶ月分)が付いて1,500円のキャンペーントッピングが期間限定で販売された。

同期間中は、「【キャンペーン】データ追加60GB(90日間)」と「【キャンペーン】データ追加150GB(180日間)」にもデータ5GB(30日間)とAmazonプライムギフトコード(3ヶ月分)が付いた。おまけのデータ5GBプロモコードとアマプラギフトコードは1週間以内にメールで届く。すでにAmazonプライムを利用中の場合は、ギフトコードを登録すると期限が延長される。

2023年 4月 3日から 5月 2日までの期間限定で、「データ追加50GB(30日間)」が発売された。データ単価は1GBあたり80円。ちょうど新生活や連休などで外出機会が増える時期に合わせて発売し、たくさん使ってもらえるようにとのことだ。

「20GB(30日間)」では足りないユーザー向けとのことで、レギュラーメニューの「データ追加20GB(30日間)」(1GBあたり135円)よりも安価にたくさん使える。30日以内に使いきる必要があるが、レギュラーメニューで最安の「データ追加150GB(180日間)」(1GBあたり86.5円)よりも1GBあたり単価は安くなっている。

2023年 4月 4日午後2時~6時の4時間限定で発売された「激レアトッピング

2023年 4月 4日には、午後2時~6時のわずか4時間限定で、「データ追加1GB(180日間」が1,111円で販売された。1ヶ月(30日)あたりわずか185.2円。平均して1ヶ月(30日)あたり167MBしか使えないが、通話とメールくらいにしか使わない人には足りそうだし、登山用・非常用の予備回線にぴったりだ。povoをサブ回線として使っている人におススメの激レアトッピングが初登場した。

⇒2023年 5月19日~ 6月19日に「期間限定お試しトッピング」として再登場した。価格は1,260円と若干値上がり。

ちなみに、利用停止となる180日は購入したトッピングのうち最も遅い有効期限日の翌日から起算されるので、予備回線等にしていたり「#ギガ活」で賄っていたりして有料トッピングを買う機会がなかなか無い人は、このトッピングを買っておけば360日延長できる

2023年 4月12日 9時から2023年5月9日までの期間限定で、60GB・150GBのデータトッピングが増量される「2023春の大感謝祭!」が開催。連休期間にたくさん使う人は、この機会に大きめのデータトッピングを買っておくとお得かも。

2023年 4月27日11~20時の9時間限定で発売された2回目の「激レアトッピング

2023年 4月27日、11~20時の9時間限定で、2回目の「激レアトッピング」が登場した。最初の「激レアトッピング」が好評だったのだろうか、あまり間を置かずに似たようなトッピングが登場した。こちらは3GB・180日で2,222円となっており、手頃で割安。

前回はユーザーへの通知が遅かったが、今回は発売よりも前にメールが配信されてきて、アプリ通知も来ていた。発売時間も昼下がりのみの4時間から(多くの人の昼休みと終業後にあたる時間を含む)9時間に延長され、改善している様子は見られた。

でも前回買ったばかりの人はまだ買わないよね…前回は「1GBでは足りない」「買いそびれた」という人がいたのかな?

今回のは平均して1ヶ月(30日)あたり500MB使えて、月額370.3円相当だから、非常用のみならず、OCN モバイル ONE あたりを使っている(ほぼ電話とメールくらいしか使わないような)人にも訴求できそうな内容ではあるが、そういう人は「激レア」では買わないだろう(そもそも着信転送が塞がれていて留守電も使えないので通話メイン用途には不向きだが)。

バックアップ回線などの超ライトユーザーに適したトッピングを「激レア」で突発的に発売するのは、果たして適した売り方なのかなと思う(ちなみに筆者は外出中だったのでスクリーンショットを撮るので精一杯で購入検討まで至らなかった)。これが定期的に発売されれば言うことないのだが…

KDDIとしてはあまり売りたくないトッピングだった(ので短時間に限ることで試験的な販売が認められた)のかもしれないが、だとすれば売り手目線になっている感は否めない。 または、コンテンツなどの嗜好性の高いトッピングなら「激レア」でいいのかもしれない。まあそれ以前にコンテンツトッピング全然増えていないよね…

ちなみに筆者は最初の「激レア」トッピングを購入し、サブ機の楽天モバイルが圏外になる場所で使っているが、1GBだと6ヶ月持たなさそうでも3GBあれば充分。でも今のように不定期の突発発売ではあまりあてにならないし、楽天圏外が増えてきたので、予備回線は日本通信SIMに変えようかなと思っていたところ。これが定期発売されてくれればpovoいいね、となると思うのだが。MVNOと真っ向競合するから競争政策上、売りづらいのかな?)

2023年 5月10日から 6月 9日まで、期間限定トッピング「データ追加300GB(180日間)」が19,500円で再発売された。2023年 2月22日から期間限定で発売されたものの再登場。

データ単価は65円/GBと格安なので、月平均50GB以上使っている人にはお得。とにかくたくさん使いたい人や、20GBでは足りなくなってきて毎月トッピングを購入する手間を省きたい人にも使いやすそうだ。

「副回線にピッタリ!」なデータトッピング(2023年 5月19日に配信された加入者向けPRメールより引用)

2023年 4月 4日に4時間限定で発売された「激レアトッピング」データ追加1GB(180日間)が、「副回線にピッタリ!」な期間限定お試しトッピングとして再登場した。販売期間は2023年 5月19日午前9時~ 6月19日で、価格は1,260円。若干値上がりしたが、販売期間が延びて買いやすくなった。このままレギュラーメニューに入ってくれると良いのだが。

2023年 5月24日から 6月24日までの期間限定で、「データ追加120GB(365日間)」が発売された。これまでデータトッピングの有効期間は長くて180日だったので、過去最長のデータトッピングが発売された。毎月10GBずつ使うと月々1,644円、データ単価は1GBあたり167円。IIJmio(音声通話SIM 10GBで月額1,500円)などより若干高いが、昼休みなどの混雑時間帯にも快適に使えることを考えればお得だろうか。もちろん他のデータトッピングと併用できるので、旅行や大型連休などで一時的に大量に使う人にも向いている。

併せて、他社からMNP転入してこのトッピングを購入すると au PAY 残高 8,000円分が還元されるキャンペーンが始まった(au/UQ/povo 1.0からの乗り換えは対象外)。povo 2.0 では初めての大規模還元キャンペーンとなる。ある程度長く使ってもらえることを前提にこのキャンペーンを初めて打ち出せたのだろう。

ちなみにこの還元キャンペーンを使うと、「データ追加120GB(365日間)」を実質12,000相当で使えることになる。他所で au PAY 残高を消化する手間はかかるが、データ単価100円/GBで月平均10GBを1年間使えるのでお得だ。対象になる人は買っておくと良いだろう。

2023年 5月25日16時から 5月31日までの期間限定で、「データ追加1GB(30日間)」を480円で販売した。 レギュラーメニューの「データ追加1GB(7日間)」より有効期間が長く、料金が割高になっている。1GBを7日では使いきれず、月に3GBでは持て余す少容量ユーザーに良さそうだ。

先に発売された「データ追加1GB(180日間)」を既に買っていて、ちょい足ししたい時にも適している(こちらの方がデータ単価が安いので、1GBを30日で使いきれる場合はこちらを追加購入するとお得)。

2022年 7月に発売された時は499円だったので、若干安くなった。これも期間限定と言わずレギュラーメニューに入ってほしいものだ。

プレスリリースには「【キャンペーン】データ追加150GB(90日間)」と書かれているが、アプリの購入画面には「【キャンペーン】データ追加150GB(180日間)」と書かれている。
とはいえ、「データ使い放題(24時間)」330円を2回買う方が安上がりなので、期限を延長する目的でこの激レアトッピングを買う必要はない。でも登山等の際にちょっと使いたいときや、「#ギガ活」が切れた時に補えるので、普段有料トッピングを買う機会のない予備回線等にはひとつ買っておくと便利そうだ。
「データ使い放題(24時間)」を購入した状態。アプリでデータトッピングを購入するとすぐに使えるようになる
データトッピング無しでの計測結果。単位Kbpsに注目。上りはなぜかMbpsだった…
データトッピング購入後すぐに使えるようになり、快適に使える

最安値水準のデータ単価

LTEに相応しい伝送レートが出て快適に使えるプランの中ではデータ単価が最安値水準に設定されているIIJmio「ギガプラン」eSIMデータ20GBの単価が82.5円(使い切った場合)だが、これに近いGB単価86.5円の「データ150GB追加」が提供されている点にまず注目したい。

もうひとつ、他社のプランは歴月で切り捨てられる、または繰り越しで翌月まで使えるプランが一般的だが、povo 2.0 では歴月にかかわらず有効期間の間は使えて、いつでも買い増しできるので、無駄なく使えることにも注目したい。

例えば、povo 2.0 の「データ60GB追加」(有効期間90日)と楽天モバイル20GB以下のデータ単価がほぼ同じだが、楽天モバイルでは毎月きっかり20GBずつ使わないと、この単価にはならない(そんなことはまず出来ないので、つまり実際のデータ単価はもっと高くなる)。 一方、povo 2.0 では90日以内に使い切ればいいので、上表のデータ単価で使える。

例えば1月に18GB、2月に22GB、3月に20GB使った場合の料金は、povo 2.0 では6,490円で済むが、楽天モバイルでは7,634円(2178+3278+2178)となる。

無くなったら追加できるので、翌月のデータ使用量を考えてプラン変更する手間がかからないのも魅力だ。IIJmio eSIMデータは最安値水準だが、不測の事態で使いすぎると追加データ容量は1GBあたり220円かかる。これでも他社より安いのだが、要は後から追加するのは割高になるのが一般的。ところが povo 2.0 ならば月の途中でもいつでも割安な料金で追加できる。

データ通信品質はau・UQと同じ。5G対応機種では5Gも使える

データ通信をたくさん使う人にとっては、「データ150GB追加」や「データ使い放題」を使うとソフトバンクの「データ通信専用50GBプラン」(データ単価105.6円~)などよりも割安に使えるので、タブレット端末やWAN内蔵パソコン、モバイルルータ等で使いたい人もいるだろうが、povoのデータトッピングはWebで購入できず、専用アプリを使って購入する必要がある。iPadには公式対応したが、Androidタブレットでの動作は不明だし、WAN内蔵Windowsパソコンやモバイルルータなどでは使えないので、詳しい人向け。対してIIJmio「ギガプラン」はアプリ不要でWebで設定が完結するので、データ端末で使うならIIJmioの方が使いやすいと思う。

契約後に「povo2.0アプリ」(AndroidiPhone)を起動すると、データ残量が確認でき、追加データを1タップ+1スワイプで簡単に購入できる

ところで、データ単価で見ると330円と135円の間が空いているのが気になる。 2021年6月のMM総研の調査を見ると、月間データ量3GB以下に大きな山があって、次の山が5GB。20GBにも山があるが、5~20GBの間にばらけて一定の需要があることがわかる。つまり、月間データ容量が3GBでは足りないが、20GBでは多すぎるという人には、povoよりもIIJmioなどのMVNOの方がお得になりそうだ。

一方、UQモバイルワイモバイルのプランMを利用している人には、単純にデータ単価で見ると povo 2.0 のデータ20GBトッピングがお得になりそうだが、UQやYMは各種キャンペーンによる値引きが大きいし、月間20GB以下のデータトッピングは povo 2.0 でも30日以内でしか使えないので、使い方にもよるが、繰り越しできるUQ・YMの方がお得かもしれない。

プリペイドとの違いとして、ギガが切れても使わないならすぐにチャージする必要はない180日(約半年)放っておくと回線停止・強制解約等の対象になるが、例えば予備回線にするとか、海外出張などで使わないときは、数ヶ月チャージしなくても構わない。ギガが無い状態でも通話(従量課金)はでき、緊急通報もできるので、予備用回線にもってこいだ。

ちなみに、180日以内に660円超の課金(従量通話料・SMS送信料の合計)があれば強制解約等の対象にはならないそうだ。または約半年の間に、例えば「データ使い放題24時間」トッピング(330円)を使うとか。それくらいなら、無理なく購入できるだろう。iPhoneやiPadのeSIMに入れておく、たまに尾瀬へ行った時に使うなど、予備用回線にも気軽に使えそうだ。

povo 2.0 アプリは Windows Subsystem for Android (WSA) でも動作しない。KDDIには改善してほしいものだが。

データ使い放題24時間

24時間データ使い放題になる追加トッピングが用意されている

いつでも購入でき、330円払ってから24時間はデータ使い放題になる。 テザリングもOKだし、モバイルルータ等に入れて使うこともできる。

アプリで購入するとすぐに適用され、購入より24時間使える(購入予約はできない)。 利用期限(終了時刻)はトッピングアプリで確認できる(右図)。

有効期間の延長(利用中の追加購入)はできないが、利用回数の制限はないので、終了後に購入すればまた使える。

他のデータトッピングを購入していても追加購入でき、24時間以内は他のデータトッピングを消費しなくなるので、オンライン会議や旅行などで一時的にたくさん使いたい時に購入するとお得だ。

短期の出張や入院などで使うインターネット回線を用意したいときに、以前ならばモバイルルータのレンタルサービスを使う場面だが、povo 2.0 のSIMカードモバイルルータホームルーターがあれば、割安に使い放題のインターネット接続を用意できる。

モバイルルータは中古店で Rakuten WiFi Pocket などを買えば数千円で済み、プラチナバンドも使える。新品がよければ FS030Wなどがおすすめだ。

もっとも、Zoom等のオンライン会議で使うデータ量はそこまで大きくなくて、筆者がZoom等のWeb会議で使っているデータ使用量は1日平均0.6GB程度。だいたい2~3時間の会議が多いので、毎時0.3GB程度と考えればよいだろうか。

上のデータ単価表を見てもらえればわかるように、20GB以上のデータトッピングを使っている人は1GB単価が135円以下なので、330円だと2.5GB以上使わないと元を取れない。セミナーなど長時間の会議に参加する、テザリングしたパソコンで会議資料を大量にダウンロードするといった副次的な利用もあれば良いが、そこまでガッツリした会議では腰を据えて職場や自宅のパソコンやWi-Fiを使うのが一般的だろう。

一方、データ3GBトッピング(データ単価330円)を使っている人ならば1GB使えば元を取れるので、普段は3GBプランを使っている人がたまのオンライン会議で使うとか、旅行・ワーケーションなどに使うと良さそうだ。

ホームルーターは「UQ WiMAX Speed Wi-Fi HOME」シリーズを利用できる。フリマサイトなどで叩き売られている旧4G機種「Speed Wi-Fi HOME L01」も使えるし、5G対応の「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」も使える。「データ使い放題(24時間)」と組み合わせて、短期滞在や入院などの際に使うのに適している。

なお、具体的な制限は無いのでテザリングを含めて使い放題になるが、「ネットワークの混雑時や動画・クラウドゲームなどの利用時に通信速度を制限する場合があります。」と注記されている。使い放題といっても、節度をもって利用しよう。

povo 1.0 では220円だったが、povo 2.0 では330円に値上がりした。24時間使い放題トッピングの価格は220円くらいなら妥当だと思うが、330円ではガッツリ使わないと元を取れないかも。まあ月額基本料が0円になったから仕方ないのだろうけれど(^^;。

通話

通話トッピングは2種類

音声通話はVoLTEのみ(3G利用不可)で、従量制(通話料は22円/30秒、SMSは3.3円/通)。

通話定額はオプション(追加トッピング)で提供される。1通話あたり5分までの「5分以内通話かけ放題」が月額550円、「通話かけ放題」が月額1,650円。

データトッピングと違い、通話系のトッピングは歴月計算・自動継続になるので要注意。 また、「5分以内通話かけ放題」を適用中に「通話かけ放題」を追加すると両方課金されてしまう。切り替えたい場合は先に「5分以内通話かけ放題」を解約してから、「通話かけ放題」を追加する必要がある(歴月計算するなら解約予約・加入予約にすればいいのにと思うが)。

データ通信を使わない通話専用回線を維持したい時に、通話トッピングだけ付けておけば(データトッピングを買わずに)維持できるが、povoでは3Gを使えないので、au 4G VoLTE に対応している端末が必要。また、トッピング購入など各種手続きに専用アプリが必要なので(トッピング購入等はWebサイトではできない)、スマートフォンと2台持ちしている人はともかく、フィーチャーフォン(ガラケー・ガラホ)のみでは使いづらい。

また、povo 2.0 では、留守番電話サービスはおろか着信転送サービスも使えないので、「スマート留守電」などの他社サービスも使えない。端末に留守電機能があればそれは使えるが、iPhoneなどのスマートフォンには留守電機能が付いていないものも多いので、通話が多い人には現実的でない。通話も使うメイン回線で使うのは避ける方が良いだろう。

とはいえ、月額550円で5分以内かけ放題、1,650円で完全通話かけ放題となると、通話だけでも使いたい人がいるだろうか。通話かけ放題トッピングは一度手続きすれば外すまで自動継続になるし、トッピングに課金しているうちは強制解約も無いから、あえて通話トッピングだけを付けて格安通話専用回線にするのもありだと思う。 そしてたまに#ギガ活すれば、データも少し使える:)

なお、番号通知リクエストサービスは利用できる。設定方法はauと同じ。

着信転送も、暗証番号不要な設定方法だけでも使えるようにしてほしかった…

月の途中で通話トッピングを購入した場合、定額料は原則満額かかるが、当面の間は日割りになるそうだ。また、通話トッピングを解約する時は満額請求されるので、なるべく月末近くに解約する方が良さそうだ。

SMS、+メッセージ

SMSは標準で使える。アプリはスマートフォンに標準搭載されていればそれを使えるが、無い場合は Google play でメッセージアプリをインストールして使おう。

iPhoneは標準搭載のメッセージアプリを使う。iPadでは使えない。

2023年2月15日から、不審なSMSを防ぐ「迷惑SMSブロック」が自動適用になっている。不要の場合はアプリで解除できる。

+メッセージ(プラスメッセージ)は、auと同様に使える。Google playまたは App Storeでアプリをダウンロード・起動し、画面の指示に従って設定すると、使えるようになる。

筆者の手元では iPad でも使えた。割り当てられた電話番号でメッセージの送受信ができる。

なお、Androidで「+メッセージ」アプリを設定すると、SMSも「+メッセージ」で送受信するようになる(SMSを他のアプリで使う場合は「+メッセージ」も使えない)。他のアプリの使い勝手を気に入っている場合は気をつけよう。

「+メッセージ」同士のメッセージ送信料金は無料(データ通信料金に込み、Wi-Fiも使える)だが、相手も「+メッセージ」を使っている必要がある。

キャリアメール無し

キャリアメールは提供されない。他社はもちろん、auやUQモバイルのメールアドレスも引き継げない。

GmailiCloudメールなどへの移行を済ませている今時のスマートフォンユーザーには問題ないだろうし、今時はSPAMの温床になっているキャリアメールが無いのはメリットにもなり得るが、ガラケー時代からずっとauを使ってきた既存ユーザーには移行障壁となるだろうか。

キャリア決済

2022年12月20日より「auかんたん決済」(通信料金合算支払い)に対応したが、au ID との連携が必要。

とはいえ、au/UQからpovoに移行する人には、すでにキャリア決済で利用中のコンテンツ類を引き継げる利点があるものの、それ以外のメリットは無い

12歳までは利用不可。13歳以上は利用できるが、2023年 4月 1日より、利用上限額が大幅に引き下げられ、povo 2.0 の利用期間が7ヶ月までは0円、それ以降は2,000円が上限になる

また、povo 2.0 のキャリア決済は、au PAY 残高チャージ、au PAY マーケット、au Online Shop などでは利用できない制限が付く。

今のところ特典は無く、いくらキャリア決済を使ったところで有料トッピングの替わりにもならない(キャリア決済の利用額にかかわらず、有料トッピングを180日購入しなければ強制解約の対象になる)。

そもそも povo 2.0 はクレジットカード払い限定なのだから、Google Pay や Apple Pay にクレジットカードを登録する方が手っ取り早いと思う

子どもに使わせる場合も、Google ファミリー リンクiPhoneの「ファミリー共有」を使えばアプリ課金の制限(承認)ができるので、あえてpovoのキャリア決済を使う必要はないだろう。

au/UQから移行した場合は利用上限額が変更となる場合があるとされている。移行時に0円では事実上キャリア決済を引き継げなくなるので、移行前の利用状況に応じた上限額が設定されるものと思われる。言い換えると、povoのキャリア決済はau/UQから移行する人向けのサービスで、それ以外の人は使えない(必要性もない)と思っておく方が良さそうだ。
2023年 1月16日~31日にかけて、一部の加盟店で一定額以上使うとデータボーナスをもらえるキャンペーンが実施された。「ギガ活」とは書かれていないが、povoらしいと思う。こういうのが恒常開催されれば、多少はメリットになるかもしれない。
楽天モバイルを見習って、キャリア決済が使われた時点で都度クレジットカードに請求をかけてしまえば、未払い等の心配をせずに済むと思うのだが、povoのキャリア決済はau/UQ同様に「ご利用の翌月にまとめてpovo2.0で設定しているクレジットカードに請求」しているのだとか。どうしてそんな面倒なことをするんだろう…
「Google ファミリー リンク」はiPhoneでも利用できるが、iPhoneの「ファミリー共有」はAndroidでは使えないので、保護者がAndroidで子どもにiPhoneを持たせる場合には使えない。

基本サポート無し

新規契約等の手続きはオンラインのみauショップ・UQスポットや家電量販店などでは手続きできない。サポートはチャットのみ。基本サポート無しと思っておく方が良いだろう。

当初、チャットは自動応答のみで実質ノーサポートだった。その後、有人チャットサポートが始まったが混雑により機能せず、暫定的にメールによるサポートを実施、2022年2月頃からは有人チャットサポートが機能している。→#各種問い合わせ(チャットサポート)

機種・エリア

他社がエリア化していない尾瀬で、auは唯一のキャリア。4G LTE Band 18/26 に対応している機種が必要だが、データ通信はもちろん、(通話対応機種では)通話もできる。ただし通信ケーブルが来ていない山の中の無線中継局なので、とても重い。動画視聴などは控え、限られた帯域を譲り合って利用しよう
2022年9月までに、黒部峡谷鉄道の全線がエリア化された。トンネル内には「バズーカアンテナ」(鋭指向性アンテナ)を向けてエリア化している
KDDI米沢大沢滑川基地局。電話も電気も来ていない山の中の一軒宿に設置されている無線中継局で、FD-LTE Band 18/26のみ対応
4G・5G (mmWave) が併設された基地局

エリア

エリアは「au」や「UQモバイル」と同じ。一時は4G展開が遅れてソフトバンクよりも使い勝手が悪かったが、後に挽回し、2020年時点ではほぼ遜色なくなり、その後の5G展開では(筆者の感覚では)ドコモよりも使いやすくなっている。

また、auは尾瀬や山の中の温泉宿などの他社がエリア化していない特殊な場所でもエリア展開している。尾瀬などへよく行く人は eSIM に povo 2.0 を入れておくと、現地で通話やデータ通信を使えて便利だ。

2022年 9月には、黒部峡谷鉄道(一般旅客列車が走る本線のみ)の全線がエリア化された。これまでも一般旅客駅付近では使えていたが、トンネル内を含めた全区間でのエリア化はauが初となる。

対応機種

povoでは機種販売は行わず、SIMのみ契約(端末持ち込み)のみ。他社で購入した端末の持ち込み利用や、SIMフリー機種を別途購入して使うことを前提にしている。

対応端末(動作確認端末)

iPhoneは最新の iPhone 13 シリーズから iPhone 6s までが動作確認済み(要SIMロック解除)。

Androidはauが販売した機種だけでなく、他社が販売した機種(要SIMロック解除)や、SIMフリー機種も対応端末(動作確認端末)に挙がっている。楽天モバイルオリジナル機種(eSIM)も動作確認済みだ。

フィーチャーフォン(ガラケー・ガラホ)は、一応auの4GLTE対応ケータイは使えることになっているが、各種手続きに使う「povo2.0アプリ」が動くAndroid/iOSスマートフォンが別途必要になる。

iPadシリーズには、2022年 3月 8日に公式対応した。 それ以外のデータ端末(タブレット、WAN内蔵パソコン、モバイルルータ等)は、特に規制はされていないのでSIMカードは使えるものの、今のところ公式に対応する気は無さそうだ(;_;)。

通話にはVoLTEが必須(3Gは使えない)なので、au系のVoLTEに対応している機種を用意しよう。

通常のSIMカードeSIMを利用できる。

povo 2.0 では、auから移行の場合も、SIMカードの交換が必要になる。

Surface Pro (Windows) などはeSIMのインストールをサーバ側で拒否されることがあるため、SIMカードを使う方が無難。ただし Surface Pro 9 5G(法人モデル)にはインストールできたそうだ。機種にもよるのだろうか?
auは生活導線にこだわった5G整備を展開しており、東京都心部の鉄道駅を優先的に5Gエリア化している
auと同じ電波を使えるので、5G対応機種では5Gも使える。n257 (mmWave) に対応している機種を用意すれば、ミリ波の高速通信も利用できる

対応バンド構成

  • 5G Band (n1, n3,) n28, (n40, n41,) n77, n78 (Sub-6), n257 (mmWave)
  • 4G FD-LTE Band 1, 3, 11, 18/26, 28(A)
  • 4G TD-LTE Band 41, 42

(太字は主力バンド)

n282021年春よりエリアカバーで使われている帯域n3発表された帯域(未提供と思われる)。n1示唆されている帯域(未提供)。n412022年 9月以降順次開始予定Google Pixel 6 がすでに対応している。n40(2.3GHz帯)は2023年以降に提供開始予定。日本ではテレビ局の中継用電波帯域で、auはその合間を縫って利用する「ダイナミック周波数共用システム」が採用されるため、常時利用できるわけではない。
TD-LTE Band 42 からの転用帯域は、auでは 5G n78 として提供されている(2020年12月より提供中)。
全国エリアをカバーするには LTE Band 18/26 対応が必要。FD-LTE Band 18/26 は重なっており、大抵の基地局が同時に吹いているので、どちらかに対応していれば、概ね実用上の問題はない。

ここ数年にauが販売した機種やSIMフリーの機種は概ね使えるが、上記のバンドに対応していることと、auのVoLTEに対応していることを確認しよう。

他の機種も、上記バンドに対応していて au VoLTE 対応が謳われていれば、使えるものと期待される(無保証、ノーサポート)。

ちなみにauでは2023年 4月13日から一部機種限定で 5G SA に対応したが、UQでは未対応。「対応は予定しているが時期は未定」だそうだ。

もっとも、現時点では5Gエリア自体が狭く、SA対応のメリットもほとんどなく、対応機種も極めて少ないので、まだ気にしなくて良い。いずれ5Gエリアが全国に広がった頃合いで、povoを含めたSAへの移行が進められるものと思われる。

APN

⇒詳しくはSIMカード開通手続きAPN設定は必要ですか?を参照

標準でIPv6を利用できる。キャリア名は「povo」、「au」、「KDDI」または「KDDI - povo」と表示される
名前
povo(任意の名前)
APN
povo.jp
APNプロトコル
IPv4/IPv6

他は空欄でいいが、テザリングを使えない場合は「APNタイプ」欄に default,dun と入れてみる

このAPNで、IPv4/IPv6デュアルスタックになる。 IPv6アドレスは 2001:268:9000::/36が使われている。

表示されるキャリア名は「povo」、「au」、「KDDI」または「KDDI - povo」。 筆者が試した範囲では、iPhoneiPadは「au」、Pixel 6 Pro は「KDDI - povo」、Reno5 ARakuten Mini は「KDDI」だった

iOS 14.5以降の iPhone では構成プロファイル不要で自動認識されるが、キャリア設定の更新が必要な場合がある。一旦Wi-Fiにつなぎ、設定→一般を開き、キャリア設定の更新がないか試してみよう。

iPadでは構成プロファイルが必要iOS・iPadOS向けの構成プロファイルはこちら

また、iOS/iPadOSで他社の構成プロファイルが入っていたら削除する

近頃のiPhone・iPadはデュアルSIMeSIMに対応しているが、構成プロファイルを入れたままSIMを切り替えると通信できなくなるので、他のSIMに切り替える際は構成プロファイルを削除する必要があり、またpovoに戻す直前に構成プロファイルをインストールする必要があって、すっごく面倒(-_-;

NetMonitor Proの「SIM/NET Operator」には「KDDI / KDDI」または「povo / KDDI」と表示されるので、Androidでは「KDDI」「povo」またはその組み合わせで表示されると思われる。
非公式に使えていた頃はともかく、2022年 3月 8日の公式対応後もやはり構成プロファイルが必要。構成プロファイル無しでは圏外になってしまう。先に構成プロファイルをダウンロード・インストールしてからモバイル通信プランをpovo(au)に切り替えると使えるようになる。
もっとも、これはpovoに限らず全てのキャリアに言えることで、Apple製品特有の問題。Androidならば初回にAPN設定するだけで済む。

スマホ故障サポート

スマートフォンの故障・水濡れ時などに新しい端末に交換できる、サポート系トッピング。 月額830円(税込)、初月無料。歴月での契約になる。

登録した端末が、故障、破損、水濡れとなった場合、端末交換を申し込むと、当日~翌日に同社指定の交換用端末が届くサービスが提供される。交換時の負担金あり。紛失・盗難は対象外。

ところで、スマホ故障サポートによる端末交換サービスを利用するには「povo2.0アプリ」から申し込む必要があるそうだ。スマートフォン1台しか持っていない人は詰むのでは?(-_-;

月額830円も取るのなら、変なところでオンラインにこだわらず、交換専用の電話窓口でも設ければいいのにね… →端末故障専用の電話窓口が開設された0120-921-526(9:00~20:00、年中無休)

また、交換される機種はKDDIが指定する機種になる。au/UQの機種は原則同一機種または同等機種だが、SIMフリー機種や他社が販売する機種の場合は「当社指定機種」に交換される。

SIMフリー機種を使っている人は、故障時にメールや電話で利用できるクロネコ「スマホもしも保険」などの他社サービスを使う方が良さそうね。

下取り(スマホギガトレード)

2023年 3月 8日より、中古のスマートフォン・タブレットをギガ(データ容量)で買い取る「スマホギガトレード」サービスが始まった

買い取り代金は現金では受け取れず、povo 2.0 でのみ使える20GB(30日間)の「トレードコードがメールで送られてくる。トレードコードの登録期限は長めに設定されており、発行枚数により下記のようになっている。

  • 1枚~2枚 - 90日
  • 3枚~5枚 - 180日(半年)
  • 6枚~11枚 - 365日(1年)
  • 12枚~23枚 - 730日(2年)
  • 24枚~35枚 - 1095日間(3年)
  • 36枚~45枚 - 1460日間(4年)

povoらしい面白い取り組みだが、総じて査定価格は辛く、お得感が無いのが残念。

現金で受け取れないぶん、査定価格に色を付けてほしいものだが、現状の査定価格では、中古店に売って現金をもらってギガを買う方が得になるだろう。

また、買取対象機種を検索すると「交換可能な最大ギガ数」と査定上限金額が表示されるが、機種によって1枚(20GB)あたり1,650~2,640円相当(ギガ単価換算すると82.5~132円)と大きく隔たりがあり、有料トッピング相当でありながら値付けが不明瞭なのもいただけない。

povoはオンライン専用なので持ち込める店舗は無く、本人確認のために「本人限定受取郵便(特例型)」を受け取る必要があるなど、手間もかかる。

中古買取店でも宅配業者が集荷に来てくれる「おまかせ買取」「宅配買取などを利用して送料・振込手数料無料で現金買取してもらえるので、そちらの方が明瞭会計かつ手軽だろう。

いずれも最初にWebで申し込みが必要なことと、iCloudログアウト、本体リセットなどが必要なことは共通。

買取対象機種も、中古専門店では幅広いく買い取ってもらえるのに対し、povoではiPhone・iPad以外はごく一部に限られている。

気になる買取上限価格は、例えば「Pixel 6 Pro」のpovoでの査定価格が最大23,100円相当なのに対し、大手中古買取店のおまかせ買取(集荷)上限金額は53,000円(2023年 3月 8日現在)。 「iPad mini (第5世代) 64GB」のpovoでの査定価格が最大14,520円相当なのに対し、大手中古買取店の買取上限金額は37,000円(同、中古店はSIMロック解除してから送ると買取価格が上がる)。

どちらも傷などの状態によって変わるものの、元々の買取上限価格に倍以上の開きがあるので、逆転はほぼ無い(中古店に売って現金をもらってギガを買う方が得になる)だろう。

終了日未定のキャンペーン扱い。買取台数が過去1年以内に5台以下、かつpovoが指定する買取対象機種であれば、povo 2.0 の契約数にかかわらず利用できる。
「トレードコード」は有料トッピング扱いなので、「トレードコード」のみを使っていても回線停止/強制解約されることはない。
受取時に本人確認書類を提示する必要があるため、家族等が代理で受け取ることはできず、郵便が届く時間帯に必ず本人が在宅している必要があるし、その「本人限定受取郵便」を受け取った後、発送に赴く必要があり二度手間となる。
イオシスでは2回目以降は宅急便の送料着払いで発送するだけなので更に手間いらず。もちろん2回目以降も集荷に来てもらうこともできる。

コンテンツトッピング

動画配信サービスが一定期間使い放題になるコンテンツトッピング。DAZNは2023年3月から925円に値上げされた

動画配信などのコンテンツサービスが一定期間使い放題になるコンテンツトッピングが提供されている。

  • DAZN 7日間使い放題(925円)
  • smash. 24時間使い放題(220円)

契約したpovo回線で見る必要があるが、データ通信も込みの価格なので、データトッピング不要(購入済みのデータトッピングはカウントされない)で視聴できるのが利点

しかし、povo 2.0 開始当初には今後コンテンツが増える期待があったものの、1年以上経っても、当初の2点からいっこうに増えない。スポーツ放送を見たい人ばかりではないだろうし、拡充してほしいものだが、残念だ。

当初は760円だったが、2023年3月1日より925円に値上げされた。
DAZNは2022年 2月22日から月額料金が1925円→3000円に値上げされたが、povo 2.0 では「現時点では価格改定の予定なし」だった。ところが、2023年 3月からの再値上げの際はpovoでも値上げされた。とはいえ、povoなら1週間単位で購入できるし、povoのトッピング料金にはデータ通信が含まれている(期間中DAZNはギガノーカウントで使える)ことも考えると、用途によってはDAZN月額プランから povo 2.0 に乗り換えるとお得になりそうだ。
ただし、VPNや「iCloudプライベートリレー」などを使っていると、対象コンテンツのデータ使い放題の対象とならないことがあるので、使わないようにしよう。

期間限定トッピング(コンテンツ)

2023年 3月20日から2023年 4月20日までの期間限定で、SNS 4種(TwitterInstagramFacebookTikTok)のデータ通信が7日間使い放題になる「SNSデータ使い放題(7日間)」トッピングが990円で販売された。

文字、写真のみならず、動画のアップロード/ダウンロードも使い放題(ギガノーカウント)になるので、閲覧はもちろん、配信者などのクリエイター・アーティストにも適しているとされる。

ただしLINE」は対象外。LINEや他の通信(コード決済、Suicaのチャージなど)も使えるようにするには、別途データトッピング#ギガ活が必要になる。複数のトッピングやプロモコードを併用することが前提となるだろう。

LINEのヘビーユーザーは、LINEがノーカウントで使い放題のLINEMO「ミニプラン」(月額990円)にする方が安上がりで良いだろう。

このトッピングは使い続けると1ヶ月(30日)換算で4,242円にもなるので、そもそも割高感がある。一時しのぎに使うには良いが、長く使うならNUROモバイルNEOプラン(基本データ容量20GB+LINE、twitter、Instagram、TikTokの主要機能が使い放題(ノーカウント)で月額2,699円)などに乗り換える方がお得になりそうだ。

なお、各SNSの料金は含まれない(多くが無料で使えるので元々課金している人は少ないと思うが)。

2023年 4月28日から2023年 5月28日まで、「SNS+動画データ使い放題(7日間)」が1,260円で発売された。前回はSNSのみだったが、今回は一部の動画サービスも対象になっている。若干価格が上がったが、対象の動画をたくさん見る人にはお得かも。

対象サービスは、YouTubeABEMATELASA、Instagram、TikTok、Twitter、Facebook。ただし各サービスの有料コンテンツや会費等は含まれていない(povoのデータ通信のみが使い放題)。

iPhone・iPadの「プライベートリレー」や他のVPNサービス等を使っていると(対象サービスとの判別がつかないため)使い放題にならず、別途データ容量を消費してしまう。iCloudの有料会員になっている場合は、「プライベートリレー」をOFFによう。

LINEが競合他社の傘下に入ったから外されたのか、またはゆくゆく「αU」ユーザーの涵養を考えていて、自己表現活動とは関係のない閉じたメッセージ交換でしかないLINEは想定外ということなのか。でもそれならFacebookも似たようなものだよね。

その他のコンテンツ

LINEの年齢認証サービスには非対応。LINE自体はpovoでも使えるが、ID検索などが必須の人はUQモバイルIIJmioなどにしておこう。

#ギガ活

店舗で買い物してギガを「もらう」、街中やバーチャルイベントなどに隠れているギガを「さがす」(FIND povo)、抽選などでギガが「あたる」という3つの取り組みが実施されるようだ。

「#ギガ活」でもらえるのは「プロモコード」。 povoには他にもなんとかコードが複数あるが、povo契約後に使えるのは「プロモコード」のみ(他のコードはpovo契約時にしか使えない)

「#ギガ活」のプロモコードはHTMLメールで送られてくる。プロモコードの先頭を見ると容量と消費期限が判る

もらう

2022年 5月時点で利用できるのは、店舗で買い物してギガを「もらう」もの。au PAY での支払いが条件になっていることが多いが、一部、支払い条件のない店舗もある。

例えば「ローソン」(ローソンストア100、ナチュラルローソンを含む)「ウエルシア」「サンドラッグ」「すき家」「松屋」「日高屋」「ドトールコーヒーショップ」「エクセルシオールカフェ」などで au PAYを使って一定金額(ローソンでは500円)以上購入すると300MB(3日間有効)のデータ容量をもらえる企画が用意されている。これは要エントリー。最初に au PAY を使っている au ID でログインしてから、エントリーしておく必要がある。au ID 連携は不要

プロモコードは買い物の数日~1週間くらい後にHTMLメール(右図)で送られてくるので、見落とさないようにしよう。

他社が圏外になりがちな山へ出かけた時に、300MBのプロモコードを利用。地図や時刻表を見たりSNSをちょこっと使うには充分だ

同一名義で複数回線を契約している場合、特典の提供(エントリー)はいずれか1回線で実施するが、特典のプロモコードは他の回線でも使える

筆者はコンビニであまり買い物しないので縁遠いのだが、ローソンなどでは繰り返し適用される(au PAY で500円以上支払う度にもらえる)ので、コンビニで毎日のように買い物しているとか、喫茶店に通っている人などは、タダでデータ通信できてしまうかもしれない。

筆者は時々山へ行くので、メインで使っている他社回線が圏外になった時に povo 2.0 のお世話になっている。たまに「ギガ活」して300MBのプロモコードをもらっておけば山で使うには充分だし、たまに出張等で出かけた際に「データ使い放題(24時間)」を購入して使うので、回線維持にも困らない。eSIMに入れておけば使わない時も邪魔にならずに持ち運べる。予備回線の活用にぴったりだ。

auにとっては au PAY の利用促進になり、店は集客ができ、ユーザーはデータ通信を使える。回線を使って送客する面白い取り組みになりそうだ。

「#ギガ活」だけでデータ通信を賄うかはともかく、データトッピングを購入していない人でも、「#ギガ活」以外に少しでも課金があれば回線を維持できる。

なお、「#ギガ活」でもらえるプロモコードには入力期限(アプリに入力する使用開始日の期限)と消費期限(入力日から起算)があるので、重複使用や使い忘れに気をつけたい。

「#ギガ活」でもらえるデータ容量は、購入したトッピングよりも先に使われる。データ容量は加算されるが、入力済みのデータトッピング/プロモコードの消費期限は延長されない。「#ギガ活」しすぎて購入したトッピングを余らせてももったいないので、「#ギガ活」に励む人は計画的にどうぞ:)。

ちなみに早速「#ギガ活」を活用している人には、プロモコードの管理方法が課題になっていて、「povo2.0サポーター」などの非公式アプリまで登場しているようだ。気の利いたアプリだと思うが、利用は自己責任でどうぞ。 (こういう機能が公式アプリに付いていればよかったのにと思う。)

さがす (FIND povo)

初めての「さがす」ギガ活になると思われる、まふまふオリジナルバスに掲載のQRコードを撮影すると「データ使い放題(24時間)」を1回分プレゼントするキャンペーンが短期間実施された(2022年 6月11日~19日、東京・渋谷と池袋)。

続いて、6月22日~ 9月30日のおよそ3ヶ月間にかけて、傘シェアリングサービス「アイカサ」とモバイルバッテリーシェアリングサービス「mocha」で FIND povo が実施されている。

期間中、povo 2.0 オリジナルデザインの傘やモバイルバッテリーが配置されているので、それらを見つけて借り、応募用QRコードをスマートフォンのカメラ(コードスキャナ)で撮って応募すると、抽選で「300MB(3日間)」または「データ使い放題(24時間)」のプロモコードが進呈される(ハズレもあり)。応募は1日1回まで

同社の発表では「さがす (FIND povo)」に位置付けられているが、抽選で外れもあるので、「あたる」に分類する方がいいのかも?

ちなみに「mocha」は1日1回15分まで無料なので、運よく見つけたら無料時間で借りて応募できそうだが、料金は他社より高めで、他社よりも置いてある場所が少なく、空きスロットがなくなると返却できないので、計3,000円で買取になる。利用は慎重にどうぞ。

Povo2 gigakatsu.jpg

キャンペーン

povoおともだち紹介プログラム

紹介コードはアプリで確認できる

2022年 1月31日開始。 紹介した人は「データボーナス3GB(30日間)」を(最大10名まで)、紹介された人は「データ使い放題(24時間)」(1回分、開通時に自動適用される)をもらえる

紹介する人は、povo2.0アプリを起動して、いちばん下までスクロールするとバナーが出てくるので、「詳細はこちら」をタップすると、右図のように「紹介コード」を確認できる。

紹介コードは半角英数字(大文字)。 この紹介コードは画面で確認できるほか、E-mailやLINE、Twitterなどで共有できる。

紹介された人が、この紹介コードを入力して新規契約すると、特典が適用になる。

従来「データ使い放題(24時間)」だったが、2023年 1月26日より一時期「データボーナス3GB(30日間)」に変更された。2023年 3月 9日より再び「データ使い放題(24時間)」の自動適用に戻った。


新規契約申し込みフォームの一番最初の画面の下の方に、キャンペーンコード/紹介コードを入力する欄がある。見落とし・適用漏れに注意!

紹介コードは、契約申し込みの最初に入力する必要がある。右図の画面で下の方にスクロールすると入力フォームが出てくる。後から適用できないので、忘れないようにしよう。

紹介コードが正しく入力されると、適用されるキャンペーン内容が表示される

紹介コードには利用回数の制限(10回まで)があるが、紹介を受けた人が契約手続きする際に有効な紹介コードを入力すると、適用されるキャンペーン内容が表示される(右図)ので、入力間違いを防げる。

ただし、1つの紹介コードを使えるのは1人1回まで。紹介コードの利用回数が上限に達していなくても、同じ紹介コードを使って同一名義で複数回線契約した場合は対象外になる。

Google Pixel シリーズとのコラボキャンペーン

2022年 7月下旬より、Googleストア(インターネット通販)で Google Pixel シリーズを購入すると、povo 2.0 新規加入時に使える「データ追加3GB(30日間)」(990円相当)が無料で付いてくるキャンペーンが実施されている。

2023年1月31日までと案内されていたが、延長された(終了日未定)。

対象商品を購入するとクーポンが同梱されて届くので、povo 2.0 契約時にクーポンに記載のキャンペーンコードを入力すると適用になる

キャンペーンで付与される「データ追加3GB(30日間)」は回線開通時に自動適用になるので、すぐに使える。

また、2022年7月時点で povo 2.0 を契約していた人には、Googleストアで買い物の際に10%引きになるクーポンコードが発行された(2022年8月10日頃にE-mailを受け取った人が対象)。このクーポンは期限内であれば Pixel 6a や Pixel 7 Pro などの新機種の購入にも利用できる。

新規電話番号の発行、MNP転入(番号そのままでのりかえ)、au/UQ/povo 1.0からの変更も対象。
キャンペーンコードの利用期限は2023年 2月14日まで。ただし、延長後(2023年 2月以降)のキャンペーンコードの利用期限は、Googleストアでの購入から1ヶ月。


Google Play Points がpovoのギガと交換可能に

Google play でポイント交換できるようになった

2023年 6月30日までの期間限定キャンペーン。キャンペーン自体は 3月30日から始まったが、筆者の手元では1ヶ月近く遅れて、4月25日よりポイント交換が始まった。「順次拡大し、23年4月中旬ごろ(予定)にすべてのアカウントで利用できるようになります」とのことだったが、筆者は最後だろうか。

【Android機種で Google Play ストア を開く > 右上のプロフィールアイコンをタップ > 「Play Points」をタップ > 「使う」をタップ】し、一覧から「povo2.0」を探す(右図)。

今のところpovo2.0は先頭に表示されているが、「インストール済みのアプリとゲーム」を選んでも表示されないので、見つからない場合は地道に探すしかない。大量に出てくるので探すのに骨が折れるが、A-Z順に並んでいるのが救いか。

気になる必要ポイント数は下記。

  • データ使い放題(24時間)⇒ 330ポイント
  • データ追加1GB(7日間)⇒ 390ポイント
  • データ追加3GB(30日間)⇒ 900ポイント
  • データ追加20GB(30日間)⇒ 2450ポイント

24時間と1GBは額面通りだが、3GBと20GBは1割引くらいになっている。 アプリ内課金をたくさんしていて、Google Play ポイントが貯まっている人には良いかも。

ただし、ポイントで購入する形になるが、プロモコードとして提供されるので、停止予告が来る180日の延長にはならない点に注意する必要がある。停止予告期限が気になる人は、ポイント交換でなく通常購入する方が良いだろう。

交換できる数は、1アカウントにつき各10回まで。ポイント交換したプロモコードの入力期限は 8月31日まで。


梅雨のデータ利用応援キャンペーン

povo2.0 に新規加入(乗り換えを含む)し、2023年 6月 5日~22日の間にSIM有効化すると、「データボーナス100GB(3日間)」のプロモコードをもらえるキャンペーンが実施されている。

配布日が 6月 9日、16日、23日の3回あり、その前日までに加入(SIM有効化)するとキャンペーン対象になる。6月 5日~ 8日の間に加入した人は特典を最大3回もらえる。

ただし、同一名義で複数回線契約した場合は、1回線のみが対象になる。

このキャンペーンで配付されるプロモコードの入力期限は、配布日から2日後までなので、多忙等でメールを見ていないと登録期限を逸することがある。また、もらえるデータ量は100GBと大きいが、登録してから3日間しか使えないので、使いたい時に使えるわけではない。実際には使いきれずに消滅する方が多いだろう。

また、従来のキャンペーンでは「データ使い放題」が提供されていたが、今回は「データボーナス100GB」となっており、使い放題よりも制限される格好になる。

従来のキャンペーンと比べてお得感が微妙ではあるが、形を変えてきた狙いはきっとあるのだろう。

データ使い放題(24時間)1つ買うと、1つもらえる!キャンペーン

2023年 6月 9日から11日までの3日間限定で、「データ使い放題(24時間)」を1つ買うと、もう1回データが使い放題になるプロモコード「データ使い放題ボーナス(24時間)」がもらえるキャンペーンが開催中。 エントリー不要で、キャンペーン期間中に「データ使い放題(24時間)」(330円)トッピングを購入すると、「データ使い放題ボーナス(24時間)」のプロモコードを1つもらえる。

プロモコードは 6月13日頃までにメールで届く。登録期限は2023年 6月末まで。 トッピングを複数購入しても、もらえるプロモコードは1回線につき1つ。

終了したキャンペーン

Suica定期券購入で最大40ギガもらえるキャンペーン

2023年3月6日から2023年4月30日までモバイルSuicaで定期券を購入すると最大40GBもらえる「Suica×povo 新生活にギガチャンス!」キャンペーンが開催された。

  1. モバイルSuica定期券(金額・種別不問)を購入すると抽選で13万人に20GB(有効期間30日間)のキャンペーンコードをプレゼント
  2. 2万円以上の「通学定期券」または「オフピーク定期券」をモバイルSuicaで購入した人全員に、20GB(有効期間30日間)のプロモコードをプレゼント

1.は全てのモバイルSuica定期券が対象になるが、キャンペーンコードなので、povoを新規契約(MNP転入、au・UQからの移行を含む)する時にしか使えない

2.は2万円以上の「通学定期券」または「オフピーク定期券」に限定されるが、プロモコードなので、すでに契約中の人も使える。また、1.の抽選も対象になるので、計40GBになる。プロモコードの登録期限は送付後約2ヶ月なので、1.を先に使いきってから2.を使うのが良いだろう。

なお、購入した定期券の期間にかかわらず、プレゼントされるキャンペーンコード/プロモコードの有効期間は30日。残念ながら、6ヶ月定期を買っても180日になるわけではない。

どちらも定期券購入後に専用キャンペーンサイトでエントリーが必要

また、モバイルSuica定期券が対象なので、他社線(PASMOエリアなど)のみ、連絡運輸対象外、Suicaエリア外では利用できない。

povo謎~試験篇~

2023年 2月22日から 3月15日まで開催。povoに関する謎解きをして全問正解すると、新規加入の際に「データ使い放題(7日間)」が使えるキャンペーンコードをもらえる。

不正解でも「データ3GB(30日間)」のキャンペーンコードをもらえるので、苦手でも挑戦してみよう。

キャラクター紹介などの公式ホームページにヒントがあるし、何度でも回答できるので、正解するまで繰り返し挑戦できる。

キャンペーンコードは、新規加入時(au/UQからの移行、他社からの乗り換えを含む)のみ使える。このキャンペーンコードを使っての申し込みは期限は 3月15日23:59まで。

新規加入で7日間データ使い放題

2023年 1月20日から 2月20日までに新規契約(MNP転入、au/UQからの変更を含む)すると、「データ使い放題(7日間)」のプロモコード1回分をもらえるキャンペーンが実施された。

申込日ではなく、SIMを有効化した日が基準なので注意しよう。エントリーコードは不要で、#povoおともだち紹介プログラム#Google Pixel シリーズとのコラボキャンペーンと併用できた。

1GB30日フリートライアルキャンペーン

2022年10月24日~11月13日の期間限定で、新規契約するとデータ追加1GB(30日間)のプロモコードをもらえるキャンペーンが実施された。エントリーなどは不要で自動適用になるが、複数回線を契約した場合は期間中初回の1回線のみが対象となる。

プロモコードは回線開通後1週間以内にE-mailで届き、登録期限は発行から1ヶ月。

#povoおともだち紹介プログラム#Google Pixel シリーズとのコラボキャンペーンとの併用可。

1GBまで0円タダを打ち切った楽天モバイルとは名指ししていないものの、他社低容量プランからの乗り換えに適したキャンペーンとなっている。

ギガおとな買いキャンペーン

「データ追加3GB(30日間)」「データ追加20GB(30日間)」「データ追加60GB(90日間)」「データ追加150GB(180日間)」いずれかを使っている回線で、その有効期限翌日までに60GBまたは150GBのデータトッピングを購入すると、10GBまたは30GBのデータが追加でもらえるキャンペーン。

つまり、すでにデータトッピング(24時間を除く)を使っている人が、継続購入した際に対象になる。

60GB(有効期限90日)を購入すると10GBを1回分(登録期限は発行より60日、有効期限は登録日より15日)、150GB(有効期限180日)を購入すると10GBを3回分(登録期限は発行より150日、有効期限は登録日より15日)もらえる。

ただし、キャンペーンでもらえるプロモコードの登録期限・有効期限が短いので、継続購入したデータを期限まで使っていると無効になってしまう。複数回線持っている人は他の回線で使えるものの、1回線で使っている人には微妙かも。

エントリーは不要。キャンペーン期間は2022年 5月20日から 6月30日まで(追加分の購入日基準)。

<特典1>は同一コードを10回登録できるものが届いた。期限内なら使いたい時に登録できるそうだが、使用回数を確認する術はないそうだ…忘れそう(^^;

povoフェス 2022 Spring

2022年 1月25日開始終了日未定となっているが、「2022 Spring」と銘打っているので、数ヶ月だろうか?5月31日までで終了すると告知された。

<特典1> povo2.0 を新規契約(MNPおよびau・UQ mobilepovo 1.0 からの移行を含む)すると、「データ使い放題(24時間)」10回分(計10日間分)のプロモコードをもらえる。有効期限は発送から3ヶ月なので、好きな時に使える。

<特典2> povo2.0 の開通から30日以内に初めて購入したデータトッピングに応じて、「データ使い放題(24時間)」を追加でもらえる。特典2のプロモコードは6ヶ月有効。

エントリーは不要。 同一名義で複数回線を契約した場合は、キャンペーン期間中初回の1回線のみに特典が適用される。

実際には発送月の翌月1日から数えて3ヶ月有効のコードが届いた(右図)。


povo2.0 お試しキャンペーン

2022年 1月21日開始3月31日終了

エントリーは不要だが、申し込み手続きの際に、キャンペーンページに記載のキャンペーンコードを入力しておく必要がある

右図の画面だが、スクロールしないと見えない下の方に入力欄があって、スクロールしなくても「次へ」で先に進めてしまう。また、入力後に「適用する」を押さないと適用されない。途中で確認/入力する術もない。ちょっと罠っぽい?

無事にコードが適用された状態で申し込みを完了し、審査を通って2週間以内に開通(SIMの有効化)すると、開通後24時間データ使い放題(330円相当)になる。

#ギガ活などと違い、データ使い放題(24時間)は開通(SIMの有効化)すると自動的に適用されるので、プロモコードを入力する手間はないが、開通後すぐに使わないといけないので気をつけよう。

言い換えれば、開通後24時間は気軽に試すことができるというわけだ。

povo 2.0 はアプリの利用が必須で、事実上トッピングを購入する必要があるなど、従来の契約とは異なる面がある。趣味や業務で複数回線契約しているような人はともかく、一般の利用者には慣れるまで抵抗があると思う。アプリ利用やトッピング購入に慣れてもらうためにも、わざわざ分かりにくいキャンペーンにせず、標準で実施すればいいのにと思えるが…2022年3月で終わってしまった^^;。

なお、同一名義でこのキャンペーンを利用できるのは1回まで。

筆者が試した範囲では、開通日の翌日23:59まで、つまり24時間以上、使い放題になっていた。

povo2.0 お年玉キャンペーン2022

2022年 1月 1日から11日までの間に3GB以上のデータトッピングを購入すると、「3分の1の確率」でデータボーナスが当たるキャンペーン。エントリー不要で自動適用。

povo2.0 大感謝祭!

2021年12月16日から31日までの間に、20GB/60GB/150GB いずれかのデータトッピングを購入した人に、Pontaポイントを還元するキャンペーン。20GBは10%還元、60GB/150GBは20%還元。

エントリーは不要だが、povoアカウントとau IDを連携しておく必要がある。 一旦 au ID と連携すると、原則として連携を切ることができないので、計画的にどうぞ。

povo2.0 デビューキャンペーン

エントリーし、回線契約してから14日以内にデータトッピング(データ使い放題を除く)を購入すると、追加データをもらえるキャンペーンが実施されていた。実施期間はエントリー期限が2021年12月13日まで、トッピング購入期限が2022年 1月 2日まで

エントリーにはメールアドレスが必要(キャリアメール不可)。フォーム送信後すぐにメールが送られてくるので、1日以内に記載のリンク(URL)を開く必要がある。

同一名義で複数回線を契約した場合は、特典提供はいずれか1回線分のみ。

詳細・応募(エントリー)方法はキャンペーンページを参照。

追加データのプロモコードはHTMLメールで届く

もらえるデータ量は初回購入データ量によって異なり、

  • 1GB・7日間を購入 → 300MB・3日間のプロモコードをもらえる
  • 3GB・30日間 〃  → 1GB・7日間 〃
  • 20GB・30日間 〃  → 10GB・15日間 〃
  • 60GB・90日間 〃  → 20GB・30日間 〃
  • 150GB・180日間 〃  → 20GB・30日間 〃

となっている。要は、最初の「#ギガ活」?:)

プロモコードの登録期限(利用開始期限)は、だいたい発行後1ヶ月+αのようだ。

プロモコードはHTMLメールで届く(右図)。メールにはプロモコードが直接記載されていて、リンクは無い。

例によってtext/plainが空っぽのメールが届くので(ユーザビリティはもとより、セキュリティ面でも適切でないと思うのだが)、パソコン等で開いて空っぽの場合、添付ファイルをダウンロードしてWebブラウザで開く必要がある。うっかり捨てないよう気をつけよう。

複数回線契約している人は、プロモコードを他の回線で利用しても良い(第三者への譲渡は不可とされている)。

各種手続き

新規契約・MNP転入手続きは、アプリから行うとスムース(AndroidiPhone・iPad

新規契約・MNP転入

au または povo 1.0 から移行の場合は #au / povo 1.0 から移行 を参照

いやー難易度高いよ!(笑) まあ最初だから仕方ないね。今後の改善に期待。 数ヶ月経って、だいぶ落ち着いてきた感じ。でもまだ難易度高め。

忘れないうちに、大まかな手順を書いておく。

ログインにはメールアドレスを使い、パスワードレス。都度、認証コード(数字6桁)が送られてくる

用意するもの

  • 契約手続きに使うスマートフォンorタブレット(アプリが必要&eKYC本人確認で使うので、パソコンでは申し込めない。iPhone・iPadがあればそれがおすすめ。)
  • メールアドレス(キャリアメール不可他の povo 2.0 契約と紐づいているメールアドレスも不可。申し込み中に何度も見るので、すぐに見られる状態にしておく必要がある。)
  • povo 2.0 アプリ(AndroidiPhone
  • 本人確認書類=マイナンバーカード、都道府県公安委員会発行の運転免許証、在留カードのいずれか。無い場合は先にマイナンバーカードを申請しよう(無料だが2ヶ月くらいかかる^^;)
  • 本人名義クレジットカード(未成年の場合は家族名義でも可、デビットカードは概ね不可)
  • povoを使いたいスマートフォン等→対応端末(動作確認端末)
  • Wi-Fi接続(eSIMの場合、書き込むときに必要)
  • 他社から乗り換えの場合は、MNP転出に必要なMNP予約番号有効期限が13日以上あるもの
    ただし、2023年 5月24日より一部事業者間の乗り換えではMNP予約番号が取得不要になる(MNPワンストップサービス)。
お勧めはしないが、povo 2.0 を契約する電話番号に紐づいていないメールアドレスは使えるかもしれない。筆者が試した範囲では、@y-mobile.ne.jp は使えた。
発行された時点で有効期限が15日なので、povo 2.0 に転入する場合は、MNP予約番号が発行された翌々日までにpovoの申し込み手続きをする必要がある。povoに申し込む間際に取得しよう。とはいえ、MVNOでは発行に数日かかることもあるため、かなり厳しい条件と言わざるを得ない。
もっとも、povo 2.0 では申込時に予約番号の有効期限を確認されないので、審査終了後すぐに発行されるeSIMを選べば期限間際でも間に合うが、自己責任でどうぞ。
povo 1.0 またはauから移行する人は、次の「#povo 1.0 からの移行」を参照
プラン選択、といっても1つしかないので、選ぶ必要はない
Webブラウザが起動して、eKYCによる本人確認を行う。Liquid eKYCが使われている
eKYCによる本人確認が終わり、審査を通過すると、電話番号が割り当てられる(新規契約の場合)

最初の契約手順(新規契約・MNP転入)

  1. 契約手続きに使うスマートフォンorタブレットに、povo 2.0 アプリ(AndroidiPhone・iPad)をインストール
  2. アプリを起動し、「povo 2.0を申し込む」をタップ
  3. メールアドレスの入力と認証
  4. プランの選択(と言っても「ベースプラン0円/月のワンプラン」しかない)が出るのでそのまま「次へ」をタップ
  5. アカウント登録に進むので、メールアドレスを入力し「次へ」をタップ
  6. 認証コードがメールで届くので、メールを開いて見て、2分以内数字6桁の認証コードを入力して「次へ」をタップ
  7. SIMタイプ【SIMカード/eSIM】と契約タイプ【新規契約/他社からのお乗り換え】を選択して「次へ」をタップ
  8. お申し込み内容の確認に進むので、スクロールして重要事項説明の4つとpovoご利用にあたってを順次開いて☑を入れ、「この内容で申し込む」をタップ
  9. お支払方法を設定に進むので、「クレジットカード」をタップ(他の選択肢は無い)
  10. 新しいカード情報を入力したら「設定する」をタップ
  11. ここで「お支払い方法の保存、または更新ができませんでした。再度お試し下さい。(3003)」エラーが出ることがあるが、混雑と入力間違いの区別がつかない。念のため、入力内容が間違っていないか確認し、一息ついてから再度入力しよう。初日は混んでいたので十数回繰り返したよ…^^;
  12. 注文番号などが表示されたら、「次へ進む」をタップして本人確認に進む
  13. Webブラウザ(ChromeまたはSafari)が起動して Liquid eKYC Applicant が起動する。カメラの許可を求められたら許可する。
  14. 画面の指示に従って証明書の撮影と顔の撮影を進める。
  15. eKYCが終わるとpovo2.0アプリに戻る…が、ここで止まってしまった場合はメールを確認。本人確認書類を受付ました」というメールが届いていればeKYCは済んで審査に進んでいるので、審査結果がメールで届くまで待つ。
  16. _【povo】本人確認完了のお知らせ」というメールが届いたら、無事審査通過。開通手続きに進む。本人確認書類不備などの場合はメールの指示に従って再度手続きしよう。
たくさんのメールが届くので、メールをすぐに見られるようにしておこう。Webは意味不明なエラーを出すことがあるが、メールを見ながら契約を進めると確実だ

新規契約の際に届くメール

  1. 【povo】ログインに必要な認証コードをご確認ください
  2. 【povo】アカウント登録完了のお知らせ
  3. 【povo】お申し込みを受付ました
  4. 【povo】本人確認書類を受付ました
  5. 【povo】本人確認完了のお知らせ
  6. (届いたSIMカードのICCIDを入力して有効化手続き、または「eSIMを発行する」ボタンを押す)
  7. 【povo】povoのご利用開始のお知らせ
  8. (ボタンを押した後)【povo】契約書面発行のご案内

全てHTMLメールで届くので(text/plainは空っぽ!)、Gmail、またはiPhone・iPadの「メール」アプリで見られるアドレスがおすすめ。

しかしtext/plainが空のメールを送られるとパソコンで見られなくて困るんだよね(x_x)

契約書面はアプリを操作してメールを送るとPDFファイルが添付されてくるが、Windowsパソコンで開こうとすると「ファイルが壊れています」(;_;)。iPadでは開けるんだが、互換性の問題多くね?
SIMカードは宅急便コンパクトで届くので、クロネコメンバーズに登録してあれば発送後に配達日時を指定できる

eSIMは、(混雑していなければ)本人確認(eKYC)終了から10~30分ほどで開通できる(10時~20時頃の間に手続きした場合。審査で引っかかった場合を除く)。

SIMカードは、午前中に本人確認が終われば(混んでいなければ)最短当日発送され、宅急便コンパクトで届く。発送後、電話番号(新規発番の場合)と追跡番号をアプリで見られる。申込時に配達日時指定はできないが、クロネコメンバーズに登録していれば発送後に日時指定可能(右図)。 届いた後、9:30~20:00の間にアプリで開通手続きをすると、新しいSIMカードが使えるようになる。

開通手続きの要領は、こちらを参照。

eSIMで契約した場合は、画面に表示されたQRコードを撮る手順があるので、eKYCを済ませて「本人確認完了のお知らせ」メールが届いた後は、パソコンで手続きを進めると良い

eKYCを済ませた後は、パソコンで契約ページを開いても手続きを進められる。

eSIMの場合、アクティベーションに使うQRコードはむしろパソコン等で表示する方が良い。(スマートフォン1台しか持っていない人向けに、SM-DP+アドレスとアクティベーションコードのコピー&ペーストで書き込む方法も案内されているが、面倒なので。というかアプリで登録まで対応してほしいよね。)

パソコン等で契約管理ページにログインする際は、ホームページ右上のサポート > povo2.0ログイン

パソコン等で契約管理ページを開く場合は、

  1. Webブラウザで https://povo.jp/ を開く
  2. 右上の「サポート」をポイント(右図)
  3. 下の方に出てくる「povo2.0ログイン」をクリック
  4. 登録したメールアドレスを入力
  5. メールで届いた認証コード(数字6桁)を入力し、Enterキーを押す
初期の混乱は終息したものの、繁忙期には本人確認に数日待たされることもある

開始直後は混雑していて、この手順の途中で Request failed with status code 503Service Unavailable だと思われる)が出まくっていた。酷い時には空のページが表示されることもあった。そうした場合はまずメールを確認してみる。

筆者の場合、クレジットカードを登録したら真っ白な画面が出て何もできなくなった。メールを見たら「お申し込みを受付ました」が届いていた。その次の本人確認(eKYC)をした後、また止まってしまった。メールを見たら「本人確認書類を受付ました」が届いていた。とまぁ、こんな感じ。

アプリが真っ白(空のページが表示されている)の場合は、画面を下にスワイプして更新してみる。最初からやり直しになることもある。

もし何度か更新しても変わらなければ、アプリを一旦終了させて再起動し、ログイン、申し込みに使ったメールアドレスを入力、メールで届いた認証コードを入力。

あと、なぜか「【povo】お申し込みを受付ました」メールが3通も届いた…注文番号は1つしかないのに何故?(^^;

まあこれらは混雑による混乱だと思われるので、面倒だと思う人はしばらく待って、落ち着いてから申し込もう:)。→10月末頃には落ち着いたよう。11月時点では混雑に起因するエラーが出ることなく、申し込みからeSIM開通(SIMカードは発送)まで概ね数時間から1日で契約できるようになっている。

ただし、繁忙期には混雑で非常に待たされることがある。2023年 3月末にはeKYCで書類提出して「【povo】本人確認書類を受付ました」メールが届いた後、「【povo】本人確認結果のお知らせ」メールが届くまでに数日待たされる(チャットサポートも全くつながらない)事態になっていた。年度末などの繁忙期はなるべく避け、余裕をもって早めに手続きする方が良さそうだ。

Amazon経由の申し込み

オンライン専用プランなので店頭での受付は無いが、2022年 5月 9日よりAmazonでの申し込み受付が始まった。新規契約・MNP転入(他社から乗り換え)に対応。

Amazonでは3GB・30日または20GB・30日のトッピングをセット購入する必要がある。セット購入したトッピングは回線開通時に自動適用される。

Amazonで購入するとエントリーコードが送られてくるので、それを使って契約手続きする。エントリーコードはメールですぐに送られてくるし、有効期限があるので、使う間際に購入しよう。

初回のエントリーコード購入にはAmazonギフト券などが使えるが、povo契約時にクレジットカードの登録が必要で、以降のトッピング購入はクレジットカードでの支払いになる。

今のところAmazon経由で申し込んでも特典は無く、「おともだち紹介プログラム」は対象外になる。

au / povo 1.0 から移行

au / povo 1.0 から移行する場合は、アプリでは手続きできない。パソコン等で公式Webサイトを開き、下端の「お申し込みはこちら」をクリックすると、「povo1.0から」「auから」のリンクが現れるので、各々専用のフォームから申し込む必要がある。

移行手続きには、povo 1.0 / au 回線と紐づいている au IDが必要。

移行手続きを始めるときは、パソコンのWebブラウザを一旦再起動し、プライベートウィンドウを開いて行うことを推奨。他の povo 2.0 回線を契約している人は、すでにpovo2.0にログインしている状態で移行手続きを進めると、勝手に au ID と既存回線が紐づけられてしまい、移行手続きを進められなくなってしまう(-_-#。

一度こうなってしまうと、地獄待ちのチャットサポートに頑張って問い合わせても、au ID とpovo回線の紐づけを切ることができない(-_-##。

au ID を統合していて複数回線が紐づいている場合や、上記のように予期せず他のpovo回線と au ID が紐づけられてしまった場合などは、通常の移行手続きを行えない。この場合はMNP予約番号を発行して「他社から変更」手続きをする必要がある。

こうなったときに移行の際の日割り措置などが適用されるか気になる場合は、移行前に povo 1.0 または au のサポートに問い合わせておくと良さそうだ。

(au はともかく、povo 1.0 の有人対応窓口はコールセンターしかないので、返答が得られるかは知らないが…最初から完璧なシステムならば良いのだが、エラー処理も覚束なければ正常な処理もこなせないような出来の悪いシステムを本番投入して、その不具合を問い合わせる窓口が無いというのは困るよね。)

povo 2.0 を複数回線契約する場合の注意点

povo 2.0 では、1回線につきメールアドレスが1つ必要複数回線契約する場合は、契約回線ぶんのメールアドレスが必要になる。

Xiaomi製スマートフォンの「デュアルアプリ」機能を使って、1台で2回線分使えるようにした例

また、「povo2.0アプリ」が複数回線利用に対応していないので、アプリが動作するスマートフォンが契約回線分必要

Xiaomiの機種(廉価版を除く)を使っている場合は、「デュアルアプリ」機能を使うと1台で2つのアプリを共存できる(右図)。ただしOPPOの類似機能「アプリクローン (App Cloner)」はpovoに対応していない。

iPadではアプリを使えるが、Chromebook(Google play 対応機種)にはインストールできなかった。Windows Subsystem for Android (WSA) ではインストールしても動作しなかった。WAN内蔵パソコンやモバイルルーター・ホームルーター等のデータ端末で使う場合は、別途、povoを使っていないスマートフォンが必要となる。

povoはアプリ必須なのに、複数回線利用に難があるのでは、正直、出来が悪いと言わざるを得ない。「my 楽天モバイル」を見習ってアプリ1つで複数回線対応にするか、ChromebookやWSAでも使えるようにするなど、KDDIには改善してほしいものだが…

タブレットやノートパソコンで使いたい人も少なくないと思うが、1回線につき1台のスマートフォンと1つのメールアドレスを用意する必要があるので、気をつけたい。

このほか、新規契約または他社から乗り換えで2回線目以降を契約する場合、3,300円の手数料を請求されることになっている(au・povo 1.0からの移行を除く)。「当面の間、本手続きに関する手数料はかかりません。」という但し書きが付いているが、2回線以上契約するつもりの人は念のため契約前に確認しよう。⇒削除された

2022年12月20日から、同一名義で過去1年以内に6回線以上新規契約(他社からのMNP転入、au・povo 1.0からの移行を含む)する場合に、契約事務手数料(1回線あたり3,300円→3,850円)を請求されるようになった。1人で契約できるのは5回線までなので、1年以内に解約と再契約を繰り返すなどのレアケースと思われるが、気をつけよう。

Xiaomiの「デュアルアプリ」は、ミッドハイ以上の機種でしか使えない。例えば Mi 11 Lite 5G では使えるが、Redmi Note 11 Pro 5G では使えない。Xiaomi 12S Ultra などのハイエンド機種ではもちろん使える。

au ID との紐づけに注意

「povo2.0アプリ」で au ID を紐づけられるようになっているが、一度紐づけると解除不可能なので、意味なく紐づけない方が良い。

au/povo 1.0 から povo 2.0 へ移行するときには au ID が必要になるが、移行手続き時に、うっかり他の povo 2.0 で使っているメールアドレスでログインしてしまうと、その回線と au ID が勝手に紐づけられてしまうため、移行手続きを続けられなくなってしまう。この場合はMNPによる「乗り換え」手続きとなり、povo 1.0 から移行の際に日割りになるといった措置が適用外になるかもしれないので、要注意。

2022年 7月頃より、au ID との連携を解除できるようになった。 povo2.0に連携しているau IDを他のau IDに変えることはできますか?

アプリを見るとON/OFFできるようになっているように見えるが、一旦OFFにしてから再度ONにしても、また同じIDと紐づけられるだけで、他のIDと紐づけることはできない。だったらなんでこんな紛らわしいUIにしたのだろう(x_x)。
筆者が見た範囲では、公式ホームページにこれらの注意書きは見かけず、au/povo 1.0 から移行手続きの際に他の回線で使われているメールアドレスを弾く処理すら入っていなかったので、システムの不備だと思う…au ID と勝手に紐づけられてしまう上、一旦紐づけると切ることができないのは酷い(;_;)。

メールアドレスの変更

povo 2.0 ではメールアドレスをログインIDとして使うので、メールアドレスが変わるとログインできなくなってしまう。普段から使っていて変わることのない個人のメールアドレス、例えば Gmail (Android)iCloudメール (iPhone)などを登録するのが良いだろう。

例えば職場や学校などで発行されるメールアドレスを使っていると、異動・転職や卒業などでメールを見られなくなるとログインもできなくなり、一切の手続きができなくなってしまうので、お勧めしない。

メールアドレスが変わる際は、予め変更手続きを忘れないようにしよう。メールアドレスはアプリで変更できる

左上(名前の左)のアイコンをタップ → 一番上の「お客さま情報」のメールアドレスの右にあるペンアイコンをタップ

パソコン等で変更したいときは、Webブラウザで契約管理ページを開く → 右上の人の形のアイコンをタップ → メールアドレスの右側のペンのアイコンをタップ。

自宅が圏外になる場合

auでは「電波サポート24」が提供されており、自宅で「auひかり」を契約している場合に限られるが、自宅で圏外等になる人にはフェムトセルの無料貸出を行っている。2021年6月よりpovoも対象になっており、povo 2.0 でも利用できる

auを契約中に借りたフェムトセルは、povoへ移行後もそのまま使える。

また、povoを新規契約して、電波状況が思わしくない場合は、訪問調査は対象外だが、改善要望を出すことはできる。

よく行くお店などが圏外になる場合

同じく「電波サポート24」から改善要望を出すことができる。

SIMカードは、標準(mini)/micro/nano 3サイズ対応のマルチSIMが提供される

機種変更

新しい機種はどこで買ってもいいが、auの電波に対応している機種を選ぼう。povoでの動作確認が済んでいる機種から選べば安心だ。

現在SIMカード(右図)を使っていて、新しい機種でもSIMカードを使う場合は、手続き不要。SIMカードを差し替えてAPN設定をする。

ただし、モバイルルータ等を使っていて、SIMカードのサイズが変わる(nanoSIMからmicroSIM、標準SIMへと大きくなる)場合は、SIMカードの再発行手続きをしておこう。

店舗でも、通販でも。家電量販店などでも、auショップなどでも。新品でも、中古でも。ただし並行輸入品(海外版)は日本国内で使えない物が少なくないので、避けるのが無難。

SIM交換(eSIMの機種変更)

現在eSIMを使っている場合、または新しい機種でeSIMを使う場合は、手続きが必要。 手続き方法は eSIM#povo 2.0 を参照

SIM交換手数料は、eSIMは440円、SIMカードは3,850円だが、当面の間、無料になっている。

紛失・盗難

紛失・盗難の際はSIMカードの再発行手続きをする。アプリにログインできる場合は、【左上の人型アイコンをタップ > 契約管理 > SIMの再発行・交換】。当面の間、SIMカード/eSIMの再発行手数料は無料

SIMタイプ(SIMカード/eSIM)を選び、再発行理由に「盗難紛失」を選び、生年月日を入力して注意事項を確認・チェックして「次へ進む」。

再発行理由に「盗難紛失」を選ぶと自動的に回線停止になり、新しいSIMカード(またはeSIM)の開通手続きをすると再び使えるようになる。

アプリを使える場合は、新規契約時の要領でeKYCによる本人確認をすると概ね1時間で再発行される(SIMカードの場合は宅急便の輸送時間別途、本人確認が午前中に完了すれば概ね当日発送)。

アプリを使えない場合は、チャットサポートに問い合わせるよう案内されている。

長期間(180日間)トッピング未購入による利用停止

長期間(180日間)トッピング未購入による利用停止を予告するHTMLメール

長期間(180日間)にわたりトッピングの購入がなく、従量通話料とSMS送信料の合計額が660円(税込)以下の場合、事前予告の上で利用停止(その1ヶ月後に強制解約)になる。

筆者が試しに1回線寝かせて様子を見ていたところ、その利用停止を予告するHTMLメールは、回線停止の10日前に届いた。

330円のデータ使い放題(24時間)でも、390円のデータ追加1GB(7日間)でも、コンテンツ最安の220円でも、どのトッピングを購入しても良いので、停止される前に何かしら購入しておこう

周知期間の10日が充分か不十分かは人それぞれだろうが、少なくとも突然停止されることはないので、予備回線として使って(寝かせて)いる人や、「#ギガ活」で維持している人は、これを見てからトッピング購入しても間に合いそうだ。

回線停止後も強制解約まで1ヶ月ほどの猶予があるが、利用停止になるとpovoアプリも使えなくなるので、有料トッピングの購入前にチャットサポートに問い合わせる必要が生じ、面倒が増える。停止になる前に課金しておくことをお勧めする。
「#ギガ活」などの特典プロモコードは対象外。有料トッピングなら何でもいいのだが、翌月から課金開始になるトッピングもあるので、時間差で一時回線停止になってしまうことも考えられる。即時適用になるデータ系・コンテンツ系の購入が手っ取り早い。
MNP予約番号の発行後はアプリでも見られる【左上の人型アイコンをタップ > 契約管理 > お手続き状況】

解約・MNP転出

解約手続きは、アプリではなく、povo 2.0 ホームページでする。povoに登録したメールアドレス(アプリ左上の人型をタップすると確認できる)でログインし、メールで届いた認証コード(6桁の数字)を入力する。手続きはオンラインで簡単に完結する。 ⇒解約・他社へのMNP

純解約(電話番号廃止)の場合、手続きの即日または翌日に使えなくなる。解約手続き後のキャンセルはできない。

解約手続きの際にSMSで送られてくる認証コード(数字6桁)を入力する手順があるので、SMSを受信できない(端末が故障した/手放した、eSIMを消去してしまった、iPad利用中などの)場合はチャットサポートに問い合わせる必要がある。

MNP転出(他社へのりかえ)の場合は、9時30分~20時の間に手続きすると即日(概ね数分)でMNP予約番号が発行される。MNP転出手数料は0円

MNP予約番号はメールで届くとともに、MNP予約番号発行後はWebサイト(要ログイン)でも、アプリでも見られる(右図)。 【左上の人型アイコンをタップ > 契約管理 > お手続き状況】

MNP予約番号は使わなければ、有効期限(15日)が切れると自動消滅し、引き続きpovoを使える。 予約番号を取り直す必要がある場合は、「MNP予約番号の取り消し」(右図の下端付近)から一旦取り消し、再度予約番号を取得できる。

解約・MNP転出後は、トッピングは残っていても使えなくなり、返金されない。 (通話定額トッピングに限り日割り計算になる。)

また、解約後は請求情報を見られなくなるので、確定申告や経費請求などで必要な場合は、解約前に請求書をメールで発行しておこう。

各種問い合わせ(チャットサポート)

チャットサポート窓口(2022年2月現在)

問い合わせはチャットのみ公式ホームページを開くと右下に「お問い合わせはこちら(2.0専用)」アイコンがあるので、そこをクリック/タップするとチャット画面が開く(右図)。

もちろんアプリの右上の「?」アイコンをタップしてもチャットサポートへ行けるので、スマートフォンでの文字入力が得意な人はそちらからどうぞ。

povo 2.0 開始から4ヶ月経ってようやく落ち着いたのか、2022年 2月頃までにチャットサポートが再開した。筆者がeSIMの再発行(機種変更)(当時はシステム対応が間に合っておらず、有人対応だった)で問い合わせた際の対応はスムースで、30分ほどでeSIM再発行された。

その後のチャットサポートは、平常時にはスムースだが、繁忙期にはつながらなくなることがある。例えば2023年 3月下旬にはチャットサポートに全くつながらない状態になった。運営体制の問題かもしれないが、チャットサポートの限界を感じる。

急ぎの用件でなければ、メールフォームでの問い合わせ受付も引き続き利用できる(2023年3月時点)。

地獄待ちのチャットサポート。サービス開始から1週間以上経っても、混雑でつながらない状況が続いていた

初期の混乱

povo 2.0 唯一のサポート窓口であるチャットサポートで、サービス開始から混乱が続いていた。1週間経った10月初旬になっても、チャット窓口は混雑でほぼつながらない状態だった(x_x)

しばらく待っていると「しばらくお時間が経ってから再度お問い合わせください。」という自動メッセージが返ってくるが(右図)、1週間待ってもこれでは、どうしようもない。

自動応答もあるが、自動応答で解決できるような質問はFAQを見れば済む話。まだ始まったばかりの povo 2.0 を使いたい人は、ある程度知識がある人が大半だろうから、FAQなどでは解決できない人が有人対応に殺到している状況が続いているわけだ。

一般的な手続きがオンラインで完結するならまだいいのだが、povoではeSIMの機種変更すらオンラインでできず有人対応なので、詳しい人でも開通後に機種変更すらままならない。これはひどいと思う(;_;)。→2022年 4月頃に一時的に自動対応に改善されたが、「メンテナンス」を理由にまた有人対応に逆戻りした

また、povo2.0に申し込んだ覚えがない人にも「povo2.0アプリ」で問い合わせるよう案内していたなど支離滅裂。こんなのフォームや電話で対応しなきゃダメでしょ(-_-#

11月 2日に配布されたプロモコード

クレームが殺到したのか、10月 8日より臨時の「お問い合わせフォーム」が開設されたまるで楽天モバイルのようだ…

また、新規契約などの手続きも遅延していたようだが、チャットからフォームへの切り替えなどの対策が奏功したのか、混乱が収まってきたようで、10月28日に「お手続き遅延等の解消について(10月28日)」という告知が出ている。

11月 2日には、混乱のお詫びとして、契約者に10GBのプロモコードが配布された(右図)。例によってHTMLメールだが、本件プロモコードのメールに外部リンクは無い。

なお、筆者が試した範囲では、2022年2月にはチャットサポートがスムースに稼働していた。

もっとも、povoの場合はeSIM再発行などのよくある手続きまでオンライン化されておらず有人対応といった、根本的な問題があるのだが…

チャットによる問い合わせは、即応できてこそ機能するもの。すなわち、即応できないのならメール等で対応すべきもの。

チャットスタッフの対応能力は楽天とは比較にならないほど良かったけれど、auの運営は楽天並みかそれ以下と言わざるを得ない。チャットサポートの運営はワイモバイルやLINEMOの方が優れているし、eSIM(再)発行手続きなどのシステムの出来は楽天の方が優れている。

「問い合わせフォーム」は一時的にではなく、恒久的に、少なくともeSIMの再発行などを含めあらゆる手続きがオンラインシステム上でスムースにできるようになるまでは、設置しておく方がいいと思う。

また、機種変更時に必要なeSIMの再発行手続きは、楽天モバイルワイモバイルLINEMOでは専用フォームによる自動対応でほぼ即時(手続き時間を入れても数分で)完了する。楽天モバイルは書き込みまでアプリで完結する。

機種変更などで利用機会の多いeSIMの再発行くらいは、有人対応ではなく、自動対応にしてほしいものだ。(2022年 4月頃に一時的に自動対応に改善されたが、「メンテナンス」を理由にまた有人対応に逆戻りした。2022年12月16日から再び自動対応になった。)

「キュー内の順番」つまり待ち人数が、9月29日は280人台だったが、10月 6日には70台まで減った。しかし、「キュー」の減るペースは30分で25件くらい。1時間半ほど待ってようやくつながっても、ひとつのやり取りに数分ずつ待たされる。おそらくスタッフ1人で多くの問い合わせに同時並行で対応しているのだろうが、その割りにスタッフの返信は的確だったので感心した。サポートスタッフの対応能力が楽天モバイルとの最大の違いだが、地獄待ちでつながらない、機能不全のチャットサポートという意味では楽天と変わらない。これでは安かろう悪かろうになってしまう。運営が悪いせいで苦労している現場のスタッフが気の毒に思えた。

povo 1.0 からの移行

機能的な違いは povo1.0 / povo2.0比較表を参照

2021年 3月23日にKDDIが始めた povo(後に povo 1.0 に改称)のブランドを引き継いでいるものの、povo 1.0 と povo 2.0 は大きく異なる。povo 1.0 は au の1プランのような立て付けになっていたが、povo 2.0 に近いは独特なプランになっている。

希望すれば povo 1.0 から povo 2.0 への移行はできるが、移行すると戻ることはできない。また、povo 2.0 では着信転送ができないので、スマート留守電なども使えなくなる。通話が多い人のメイン回線にはお勧めできない。

povo 1.0または auからの変更手続きは、専用フォームから手続きする必要がある。

povo 1.0 から povo 2.0 へ移行する場合、povo 1.0 の料金は日割りになるpovo 1.0 に戻ることはできないし、移らない方が得になる人も多いと思うので、じっくり考えてからにしよう。

povo 1.0 から移行する場合の主な注意点

  • 着信転送サービスが使えなくなる。povoでは留守電が提供されないし、スマート留守電なども使えなくなる。
  • 24時間データ使い放題」トッピングが220円→330円に値上がりする。
  • povo 1.0 では20GB超過後も最大1Mbpsで使えたが、povo 2.0 ではデータ容量を使い果たすと128Kbpsに制限される。
  • povo 2.0 へ移行した後、povo 1.0 に戻ることはできない
  • トッピング購入などの手続きにはアプリ(AndroidiPhone)が必要。アプリは povo 1.0 用(AndroidiPhone・iPad)とは異なるので、再インストールが必要。
  • SIMカードの交換が必要。eSIMも再インストールが必要。
  • 通常、povo 1.0 の解約月の料金は満額請求されるが、povo 2.0 へ移行する場合は povo 1.0 の料金は日割りになるようなので、焦って月末に移行せずとも、都合のよい時に移行すれば良さそうだ。
  • povo 1.0 のデータ残量は povo 2.0 に引き継がれず消滅する。
  • povo 2.0 の対応端末(動作確認端末)は povo 1.0 とは異なるので、確認しておこう。
  • 支払方法は本人名義クレジットカードのみ。povo 1.0 からの移行でも現在の支払い方法を継続できず、新たに登録しなおす必要がある。
  • キャリア決済は povo 2.0 でも提供予定だが、一時的に使えなくなる。クレジットカードなどに変更手続きしておこう。⇒2022年12月20日から提供

詳細は→povo1.0 / povo2.0比較表povo1.0からpovo2.0への変更時のご注意事項

povo 1.0 から povo 2.0 に移行すべき?

povo 2.0 はデータトッピング無しでは実効64kbps程度。メールくらいなら使える。PHSのデータ通信で足りていた人なら、これでも何とかなるかも?

povo 1.0 を使っていて、povo 2.0 の方が得になる人は、あまり多くはないと思う。一旦移ると povo 1.0 には戻れないので、移行前によく考えよう。

通話とメールくらいしか使わない人 → ◎
着信転送サービスが不要であれば、povo 2.0 に移る方がお得かも。普段は0円維持、または5分定額(月額550円)を付けて使い、たまにデータ通信を使う時だけ「24時間データ使い放題」トッピング(330円)を付けるとか、#ギガ活を頑張るとか(笑)。
ガラケーから乗り換えた人や、PHSで間に合っていたような人が、ここに当てはまると思う。
毎月3GB以下で足りる人 → ○
着信転送サービスが不要であれば、povo 2.0 に移る方がお得だと思う。
ただし家族がauを使っていて家族割が効いている場合は、家族全員移らないと割高になる場合があるので、家族で使っている人は皆でUQモバイルに移る方が良いかも。
毎月5GBくらい使っている人 → ×
povo 2.0 ではデータ追加3GB 990円×2回分の出費になるので、一概に言えないが、UQモバイル(くりこしプランS+増量オプション)に移る方が得かも。
MVNOは遅いという先入観があるが、IIJmio「ギガプラン」などは快適に使える
毎月10GBくらい使っている人 → ×
IIJmioなどのMVNOに移る方が得
au・povoに残りたい理由にもよるが、家族割などであれば、povo 2.0 に移ると外れる。→povo1.0からpovo2.0への変更時のご注意事項
povo 2.0 に移っても料金差はほとんど無く、着信転送が使えなくなる、毎月アプリでトッピングを追加する手間が生じるなど、サービスが低下するので、povo 2.0 への移行はお勧めしない。
毎月20GBくらい使っている人 → △/○
povo 2.0 の「データ追加20GB(30日間)」を毎月付けるとほほ料金差がなく、povo 2.0 では「24時間データ使い放題」トッピングが値上がりしているし、購入したデータ容量を使い切ると128Kbpsに制限されるので、povo 1.0 に残る方がお得だと思う。
ただし、毎月20GBを目一杯使っているなら、povo 2.0 に移って「データ60GB追加」(均すと月々2164円で20GB使える)を買う方がお得に使うことができる。
毎月20GBでは足りない人 → ◎
povo 1.0 の20GBでは足りなくて、追加データを買っている/我慢して1Mbps制限で使っている人は、povo 2.0 に移って「データ追加150GB」(30日平均25GB相当、均すと月々2164円で25GB使える)を買う方が幸せになれるかもしれない。
テザリングで、またはパソコンやモバイルルータ等に入れてデータ通信をガンガン使いたい人 → ○
トッピング購入用のアプリを動かすスマートフォンが必要になるが、データ単価はむしろ他社のデータプランよりも安いので良いと思う。
特に、使う場所が楽天モバイル楽天回線のエリア外だったり、楽天回線が混んでいて遅い、電波が弱くて圏外になる/パートナー回線に切り替わってしまう等で使い物にならず困っている人にはおすすめ。
(楽天回線が快適に使える場所でしか使わず、月々およそ40GB以上使っている人は、楽天モバイルの方が得になる。)

よくある(?)質問

KDDI系eSIMは端末に電話番号が認識されないのが地味に不便

→詳しくはよくあるご質問を参照

1人何回線まで契約できる?
au・UQを含めて1人5回線まで
ただし、2022年12月20日から、過去1年以内に同一名義で6回線以上新規契約(MNP転入、au/UQからの移行を含む)する場合に限り、契約事務手数料3,300円→3,850円を請求される。とはいえ音声SIMは1人5回線までしか契約できないので、1年以内に5回線の新規契約(au/UQからの移行を含む)と1回線以上の解約(au/UQへの移行を含む)をしていなければこの条件に該当しないはずだから、レアケースになると思われるが。
また、1つのpovo2.0アカウント(メールアドレス)で契約できるのは1回線までなので、契約回線数分のメールアドレスが必要。
eSIMをダウンロードして使えているけれど、電話番号が認識されない
筆者の手元でもそうなるが、この状態でもVoLTE通話を含めて問題なく使える(右図のように通話アプリに自局電話番号が表示されないといった不便はあるが)。povoに限らずKDDI系eSIMの仕様のようで、再インストールしても改善されない。不便だから改善してほしいよね…
※ご契約の電話番号は、アプリホーム画面左上の人型のアイコンをタップし、プロフィールから確認できまず。端末の設定画面で電話番号が表示されていなくても不具合ではございませんので、SIMの変更や再発行は不要です。」と追記されていたが、問い合わせが多いのだろうね。
eSIMを機種変更したい
有人チャット対応(-_-;2022年4月頃12月16日から自動対応になった。ただしeKYCによる本人確認を行うため時間がかかる(混んでいなければ1時間くらい)。
物理SIMからeSIMへ、またはeSIMから物理SIMへ、変更できる?
できる手続きは有人チャット対応(-_-;
SIM交換手数料は、eSIMは440円、SIMカードは3,850円。ただし当面の間、無料になっている。
eSIMのインストールに失敗したので再発行してほしい
ダウンロードに失敗した場合は、同じQRコード(アクティベーションコード)が使えるので、再度試してみる。
インストール後に誤って削除した場合など、アクティベーションコードが無効になってしまった場合は、アプリでSIM交換(eSIMの再発行)を申請する。何らかの理由でアプリが使えない場合は有人チャットサポートに問い合わせる。手数料は当面無料。
チャットサポートはつながる?
10月上旬時点では、ほぼつながらないので、不具合等あってもeSIMの再発行などは絶望的(-_-#
その後、フォームが設置されたので、時間はかかるものの、とりあえず再発行等の手続きができるようになった。
その後改善し、現在はあまり待たされなくなっている。また、2022年4月頃よりSIM交換は原則自動対応(紛失盗難などでアプリを使えない場合を除きチャットサポート不要)になった。
新規契約したら電話番号は選べる?
選べない
新規発番の場合、電話番号はどこで確認できる?
審査を通過して開通手続き前まで進むと、アプリに表示される。
ネットワーク暗証番号は?
povo2.0には暗証番号(携帯電話ご契約時に設定する4桁の数字)はございません。
0円で維持できるの?
最後の有料トッピングの有効期限の翌日(またはSIM開通日)から180日間、有料トッピングを購入しないと、順次利用停止となる。ただし、180日間の国内通話料と国内SMS利用料など従量料金の合計額が660円を超えている場合は停止されない。いきなり停止されることはなく、SMSまたはメールアドレス宛に停止予告が届くので、停止前に有料トッピングを購入すれば引き続き使える。
ユニバーサルサービス料電話リレーサービス料は?
かかるが、当面の間、請求されない。
支払い方法は?
本人名義クレジットカードのみ。契約者が未成年の場合には家族名義でもOK。
試しに楽天銀行JCBデビットカードを登録してみたら使えた。データ系トッピングを購入するとすぐにクレジットカードに請求されていた
デビットカードは使える?
デビットカードは使えないと案内されている。
ちなみに筆者が試した範囲では、au PAY プリペイドカード(旧 au WALLET)とメルペイバーチャルカードは使えなかったが、楽天銀行JCBデビットカードPayPay銀行 VISAデビットSony Bank WALLETは使えた(無保証)。
2023年に入り、新規契約中にPaidyバーチャルカードが使える旨の案内が追加されていた。Paidyが使えるのなら、メルペイなども認めればいいのにと思うが…
いつ請求される?
データトッピングとコンテンツトッピングの料金は購入時に即時、クレジットカードに請求が行く。請求書にも掲載されるが、請求額には合算されないので、経費処理などの際は要注意。
基本料・手数料など(0円だが)と通話トッピング料金は月末締め・翌月中旬請求
ただし、契約初月の通話トッピングの料金は、翌月に請求される
未成年でも契約できる?
13歳以上なら契約できる。支払いには家族名義のクレジットカードを使う。
使用者登録(保護者名義で契約して、実際に使う子ども等を使用者として登録すること)もできるが、povo 2.0 加入後は名義変更の手続きができないので、高校生くらいの子どもが使う(もう少ししたら本人名義に書き換えたい)場合は、povoへ移行する前に本人名義に変更しておこう。
子どもに使わせる際、フィルタリングに追加料金がかかる?
あんしんフィルター for au」を無料で使える。
povo回線でないとトッピング購入できない?
Wi-Fiや他社の回線でもトッピング購入できる。他の端末にアプリを入れてもOK。
トッピング購入に使うアプリは、必ずしも契約しているスマートフォンでなくても動作するので、子どもに使わせている回線のデータトッピングを、親のスマートフォンで管理(購入)することもできる(動作を保証するものではない)。
ただし、この場合は子どもの端末でデータ残量を確認することができない。
また、1つのアプリで1回線しか利用できないので、親子でpovo2.0を使っている場合は不可となる。
請求書・領収書・通話明細は出る?
請求内容はアプリで確認できる(アプリを起動し、下の方にスクロールして「その他」の「請求情報」をタップ)。請求書は登録したメールアドレス宛に届く(紙では出ない)。領収書通話明細は出ない。
au ID は必要?
新規契約・他社からの乗り換えでは不要。au PAY クレジットカードやauでんきの特典を受けたい人は、契約後にアプリでID連携できる一度連携したau IDを他のau IDに変えることはできない⇒できるようになった。
au・povo 1.0 からの移行では au ID が必要。移行手続きの際に au ID でログインして契約情報を引き継ぐので、povoへ移行後も自動でID連携される。
au・UQから移行すると解約金などはどうなる?
auから移行専用フォームで手続きすれば、番号移行手数料や契約解除料はかからない
auから povo 2.0 へ移行する場合、auの基本料・オプション機能利用料は日割りになる
利用できる本人確認書類は?
マイナンバーカード、都道府県公安委員会発行の運転免許証、在留カードのみ。
法人契約できる?
不可
解約時の料金・手数料は?
解約金・MNP転出手数料は0円。データトッピングやコンテンツトッピングを余らせても返金されない。通話系トッピングの料金は原則満額請求だが、当面の間、日割り請求になるそうだ。

→各種手数料については povo2.0「ベースプラン」提供条件書を参照。

参考リンク

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